ラクマの配送料一覧!最安の発送方法やかんたんラクマパックの送り方を解説!

楽天グループのフリマアプリ・ラクマを使えば、業界トップクラスの低手数料で商品を取引することが出来ます。多彩な配送方法にも対応しており、送料を安く抑えられる魅力もあります。ラクマの各発送方法の送料やかんたんラクマパックの送り方などをまとめました。

ラクマの配送料一覧!最安の発送方法やかんたんラクマパックの送り方を解説!のイメージ

目次

  1. 1ラクマの配送方法と送料一覧【おおよそ10種もある】
  2. 送料は品物のサイズや発送オプションでさまざま
  3. 2ラクマの送料を一番安くする配送方法
  4. 送料の基準は大きさがA4サイズと厚さが3cm
  5. A4サイズ厚さ3cm以内なら:かんたんラクマパック(ゆうパケット)
  6. A4サイズ厚さ3cm超えたら:レターパックプラス
  7. A4サイズを超えたら:かんたんラクマパック
  8. 3送料が安い【かんたんラクマパック】の送り方
  9. かんたんラクマパック(日本郵便)
  10. かんたんラクマパック(ヤマト運輸)
  11. 4かんたんラクマパック以外でも各種割引サービスがある送り方
  12. 日本郵便【持込割引】【ゆうパックスマホ割】など
  13. ヤマト運輸【クロネコメンバーズ割引】など
  14. 5送料を安くする以外に発送オプションで選ぶのも良し!
  15. 破損に対して補償付きや匿名配送や追跡サービス付きなど
  16. 6かんたんラクマパックのコンビニ発送の注意点は
  17. 7ラクマの配送方法と送料を調べてみよう

ラクマの配送方法と送料一覧【おおよそ10種もある】

ラクマの配送方法・送料一覧

ラクマでは会員登録費・維持費・出品手数料等が無料ですが、出品者には以下のような手数料・経費がかかります。
 

  1. 3.5%の販売手数料(1万円の商品が売れた時、売上から自動的に350円差し引かれる)
  2. 売上合計額が10,000円未満の時に振込申請すると、210円の振込手数料がかかる(1万円以上なら無料)
  3. 送料(売上から自動天引き可能)

販売手数料と振込手数料は固定されている手数料なのでどうしようもありませんが、送料に関しては出品者の工夫次第で安く抑えることも可能です。

例えば、出品時に配送料の負担を「着払い (購入者が負担)」に設定し、送料着払いの送り方で商品を発送すれば、送料を購入者に負担してもらうことができます。しかしこの方法では取引成立率が落ちてしまうため、「出来るだけ安くて適切な配送方法」を出品者自身が決定しなければなりません

ラクマで商品が売れた際に選択できる送り方一覧と各々の送料について詳しく見ていきましょう。

送料は品物のサイズや発送オプションでさまざま

ラクマは10種類以上の配送方法に対応していますが、どれも日本郵便かヤマト運輸が提供している配送サービスです。以下の一覧表を見れば一目瞭然なように、配送方法によって対応しているサイズや送り方、オプションの有無などが大きく異なります。

ラクマで購入された商品の大きさや重量に合わせて、以下の一覧表の中から最もリーズナブルな送料の配送方法を見極める必要があります。

日本郵便が対応している配送方法一覧
 

配送方法 サイズ・料金 特徴
普通郵便(定型郵便物)
  • 最小:14cm×9cm、最大:23.5cm×12cmおよび厚さ1cm以内
  • 25g以内:82円
  • 25~50g以内:92円
  • 安くて軽い商品向けの配送方法
  • 封筒や紙袋等に入れて郵便局またはポストから発送
  • 集荷不可、補償なし、追跡不可
普通郵便(定型外・規格内)
  • 最小:14cm×9cm、最大:長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内
  • 50g以内:120円
  • 50~100g以内:140円
  • 100~150g以内:205円
  • 150~250g以内:250円
  • 250~500g以内:380円
  • 500g~1kg以内:570円
普通郵便(定型外・規格外)
  • 最小:長さ14㎝×直径3㎝の円筒形または14㎝×9㎝のもの、最大:長さ・幅・高さの合計が90㎝以内(最長辺60㎝以内)
  • 50g以内:200円
  • 50~100g以内:220円
  • 100~150g以内:290円
  • 150~250g以内:340円
  • 250~500g以内:500円
  • 500g~1kg以内:700円
  • 1~2kg以内:1,020円
  • 2~4kg以内:1,330円
スマートレター
  • 25㎝×17㎝以内、厚さ2㎝以内、重さ1kg以内
  • 180円
  • 書籍やDVD等の商品向けの配送方法
  • 郵便局やコンビニ(ローソン・ミニストップ・セイコーマート等)で購入した専用封筒に入れて販売店から発送
  • 集荷不可、補償なし、追跡不可
ゆうメール
  • 長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内、重さ1kg以内
  • 150g以内:180円
  • 150~250g以内:215円
  • 250~500g以内:300円
  • 500g~1kg以内:350円
  • 書籍やDVD等の商品向けの配送方法
  • 封筒や紙袋等に入れて郵便局またはポストから発送
  • 集荷不可、補償なし、追跡不可
クリックポスト
  • 34cm×25cm以内、厚さ3cm以内、重さ1kg以内
  • 185円
  • 書籍やDVD等の商品向けの配送方法
  • 日本郵便のWebサイト上で必要事項を入力し、自宅でラベルを印刷
  • Yahoo!ウォレットまたはAmazon Payで運賃の支払手続きを行う
  • 封筒や紙袋等に入れて郵便局またはポストから発送
  • 集荷不可、補償なし、追跡は可能
ゆうパケット
  • 3辺合計60cm以内(長辺34cm以内)、厚さ3㎝以内、重さ1kg以内
  • 厚さ1cm以内:250円
  • 厚さ1~2cm以内:300円
  • 厚さ2~3cm以内:350円
  • 書籍やDVD等の商品向けの配送方法
  • 郵便局でゆうパケット専用のあて名ラベルを貰い、封筒や紙袋等に入れて郵便局またはポストから発送
  • 集荷不可、補償なし、追跡は可能
レターパックライト
  • 34cm×24.8cm以内、厚さ3cm以内、重さ4kg以内
  • 360円
  • 書籍や衣類等の商品向けの配送方法
  • 郵便局やコンビニ(ローソン・ミニストップ・セイコーマート等)で購入した専用封筒に入れて販売店から発送
  • 集荷不可、補償なし、追跡は可能
レターパックプラス
  • 34cm×24.8cm以内、厚さ制限なし、重さ4kg以内
  • 510円
  • 書籍や衣類等の商品向けの配送方法
  • 郵便局やコンビニ(ローソン・ミニストップ・セイコーマート等)で購入した専用封筒に入れて販売店から発送
  • 集荷可能、補償なし、追跡可能
ゆうパック
  • 3辺の長さの合計が170㎝以内、重さ25kg以内
  • 送料は箱のサイズと発送地~到着地までの距離に応じて変動(基本料金は800~3,100円
  • 小型~中型の商品向けの配送方法
  • 郵便局やコンビニ(ローソン・ミニストップ・セイコーマート等)から発送
  • 集荷可能、補償あり、追跡も可能
かんたんラクマパック(日本郵便)・ゆうパケット
  • 3辺合計60cm以内(長辺34cm以内)、厚さ3㎝以内、重さ1kg以内
  • 179円
  • すべての販売価格で利用可能
  • 送料は全国一律
  • 配送トラブル発生時には商品代金等を補償
  • QRコードを用いた匿名配送で発送するため集荷は不可
かんたんラクマパック(日本郵便)・ゆうパック
  • 3辺の長さの合計が170㎝以内、重さ25kg以内
  • 60サイズ:800円
  • 80サイズ:900円
  • 100サイズ:1,150円
  • 120サイズ:1,350円
  • 140~170サイズ:1,500円
  • 販売価格が1,555円以上の時のみ利用可能

ヤマト運輸が対応している配送方法一覧
 

配送方法 サイズ・料金 特徴
宅急便コンパクト
  • 専用薄型BOX:34cm×24.8cm以内、重さ制限なし
  • 専用BOX:20cm×25cm以内、厚さ5㎝以内、重さ制限なし
  • 送料は発送地~到着地までの距離に応じて変動(基本料金は594~1,188円
  • 専用資材65円
  • 60サイズよりも小さい商品向けの配送方法
  • ヤマト営業所やコンビニ(セブンイレブン・ファミリーマート・デイリーヤマザキ等)で購入した専用封筒に入れて販売店から発送
  • 集荷可能、補償あり、追跡も可能
ヤマト宅急便
  • 3辺の長さの合計が160㎝以内、重さ25kg以内
  • 送料は箱のサイズと発送地~到着地までの距離に応じて変動(基本料金は907~4,730円
  • 小型~中型の商品向けの配送方法
  • ヤマト営業所やコンビニ(セブンイレブン・ファミリーマート・デイリーヤマザキ等)から発送
  • 集荷可能、補償あり、追跡も可能
ヤマト便
  • 3辺の長さの合計が200㎝以内、重さ30kg以内
  • 送料は箱の重量と発送地~到着地までの距離に応じて変動(送り状1枚あたり2,000~20,000円前後
  • 運送保険加入料:補償金額1万円につき10円(最低50円)
  • 大型の商品向けの配送方法
  • ヤマト営業所から発送
  • 集荷可能、補償あり、追跡も可能
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)・ネコポス
  • A4サイズ(31.2cm以内×22.8cm)以内、ただし23cm×11.5cm 以内を除く、厚さ2.5㎝以内、重さ1kg以内
  • 200円
  • ヤマト営業所またはファミリーマートから発送
  • すべての販売価格で利用可能
  • 送料は全国一律
  • 配送トラブル発生時には商品代金等を補償
  • QRコードを用いて発送するため集荷は不可
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)・宅急便コンパクト
  • 専用薄型BOX:34cm×24.8cm以内、重さ制限なし
  • 専用BOX:20cm×25cm以内、厚さ5㎝以内、重さ制限なし
  • 530円+専用資材65円
  • 販売価格が550円以上の時のみ利用可能
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)・宅急便
  • 3辺の長さの合計が160㎝以内、重さ25kg以内
  • 60サイズ(2kgまで):800円
  • 80サイズ(5kgまで):900円
  • 100サイズ(10kgまで):1,150円
  • 120サイズ(15kgまで):1,350円
  • 140サイズ(20kgまで):1,500円
  • 160サイズ(25kgまで):1,500円
  • 販売価格が1,555円以上の時のみ利用可能

一覧表の中で特に注目すべきは、「かんたんラクマパック」という配送方法の存在です。

かんたんラクマパックはラクマ独自の配送サービスで、ラクマが送料の一部を負担することにより、特別料金で日本郵便・ヤマト運輸のサービスを利用できるシステムが構築されています。

つまり、出品者は配送方法で一覧の中から「かんたんラクマパック」を選択するだけで、以下のようなメリットを得られます。
 

  • 通常価格より安くなった全国一律の送料で発送できる
  • QRコードで送り状を印字できるため、面倒な宛名書きが不要になる
  • 荷物の追跡調査が可能になる
  • 配送時にトラブルが発生した際、ラクマが商品代金を補償
  • 送料が売上金から自動的に差し引かれるため、発送時に現金不要

ただし、かんたんラクマパックを利用する際は、くれぐれも選択を間違えないように気を付けなければなりません。

例えば「かんたんラクマパック(日本郵便)」は「ゆうパケット」と「ゆうパック」の2種類の配送方法に対応していますが、間違って一覧の中から通常の「ゆうパケット」や「ゆうパック」を選択すると、全国一律の特別送料が適用されません。また、送料も自動天引きではなく発送する際に直接支払わなければならず、手間が増えてしまいます。

同じ配送サービスでも、「かんたんラクマパック」を選択したか否かによって利便性に大きな差が生じます。配送方法の設定には細心の注意を払いましょう。

ラクマの送料を一番安くする配送方法

フリマ初心者の方はラクマの配送方法の一覧表を見ても、実際に自分がどの送り方を選べば送料を安く抑えられるのか見当がつかないでしょう。

ここでは、ラクマの商品の「サイズ」に注目して送料を安く抑える方法を解説していきます。

送料の基準は大きさがA4サイズと厚さが3cm

ラクマの商品の送料を正確に把握するためには、封筒や段ボール、緩衝材等を用意して、実際に軽く梱包してみることが大切です。この時、以下の3点を確認しましょう。
 

  • 文房具屋などで販売されているA4サイズ(34cm×25cm)の封筒に商品を封入できるか
  • 封入した際の封筒の厚さが3cm以内に収まるか
  • 全体の重さが1kg以内に収まっているか

この3点は、ラクマの配送方法の一覧の中から最安送料の送り方を実行できるかどうかを決める重要な指標となります。重さを量るスケールや定規などを使って、出来るだけ正確にチェックしてください。

A4サイズ厚さ3cm以内なら:かんたんラクマパック(ゆうパケット)

もしも、A4サイズ・厚さ3cm以内・重さ1kg以内のすべての条件を満たしているのであれば、「かんたんラクマパック(日本郵便)」の「ゆうパケット」がおすすめです。送料は全国一律の179円で、匿名配送・ラクマあんしん補償・追跡サービスといったオプションも充実しており、安くて安全な配送を実現することが出来ます。

チケットや写真などの紙類であれば、82円切手を貼った封筒に入れて普通郵便(定型郵便物)で発送すると最も安く発送できます。ただしこの送り方は送料こそ安いですが、補償が無い上に追跡調査も出来ず、配送トラブルが発生した時に面倒なことになるリスクがあります。

安さと安心を両立できる「かんたんラクマパック(日本郵便)」の「ゆうパケット」の方が良いでしょう。

A4サイズ厚さ3cm超えたら:レターパックプラス

レターパックプラスの外観

もしも厚さが3cmを超えてしまった場合、重さが4kg以内なら日本郵便の「レターパックプラス」がおすすめです。送料は全国一律の510円。補償はありませんが、集荷や追跡調査のオプションに対応しています。

補償付きの送り方を希望する場合、厚さが5cm以内であれば、「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」の「宅急便コンパクト」が最適です。530円+専用資材代65円の全国一律送料で、ラクマあんしん補償・追跡サービスオプションが付いてきます。

なお、「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」の「宅急便コンパクト」は、販売価格が550円以上の商品でなければ選択できません。最初から「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」の「宅急便コンパクト」を利用するつもりなら、販売価格を550円以上に設定しておきましょう。

A4サイズを超えたら:かんたんラクマパック

商品がA4サイズの封筒に入りきらない場合は、「かんたんラクマパック(日本郵便)」の「ゆうパック」または「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」の「宅急便」がおすすめです。どちらも送料は全国一律で、最安800円から段ボール梱包の商品を発送できます。

どちらも送料は同じですが、重さが25kg以内であれば170サイズ(縦・横・高さの3辺の長さの合計が170㎝以内)までの段ボールを発送できる「かんたんラクマパック(日本郵便)」の「ゆうパック」の方が大きい商品の配送に向いています

なお、どちらの配送方法も、販売価格が1,555円以上の商品でなければ選択できません。最初から販売価格を1,555円以上に設定しておきましょう。

送料が安い【かんたんラクマパック】の送り方

かんたんラクマパックは、電化製品やアクセサリーなど様々な商品の発送に対応できる魅力的な送り方です。安くて補償が付いているだけでなく、QRコードを使って発送するため出品者が宛名書きをする必要がないという利便性もあります。

初心者でも簡単に商品を配送できるかんたんラクマパックの発送手順ををご紹介しましょう。

かんたんラクマパック(日本郵便)

かんたんラクマパック(日本郵便)の発送方法

  1. 出品時に「配送料の負担」で「送料込み(あなたが負担)」を選択
  2. 「配送方法」で「かんたんラクマパック(日本郵便)」を選択
  3. 出品情報を入力して出品手続きを完了する
  4. 購入者の支払いが完了すると、送り状の発行に必要なQRコードを作成する画面が表示される
  5. 「発送方法を選択してください」を選択して、「ゆうパケット」または「ゆうパック」の中から利用する配送方法を選ぶ
  6. 「発送場所を選択してください」を選択して、郵便局またはコンビニを選択
  7. QRコードが表示されたらその画像をスマホに表示して、選択した店舗で発送手続きを行う(送料は売上金から天引きされるので支払い不要)

郵便局から発送する場合は、「ゆうプリタッチ」または窓口でQRコードを提示して送り状を発行し、商品と一緒に提出してください。

ローソンから発送する場合は、Loppiにて「Loppi専用コードをお持ちの方」からQRコードを読ませてレシートを発行し、商品と一緒にレジに提出してください。

ラクマの匿名配送は、かんたんラクマパック(日本郵便)のみのサービスです。お互いの個人情報を公開することなく170サイズまでの商品を安全に取引できるので、ぜひ送り方をマスターしておきましょう。

かんたんラクマパック(ヤマト運輸)

かんたんラクマパック(ヤマト運輸)の発送方法

  1. 出品時に「配送料の負担」で「送料込み(あなたが負担)」を選択
  2. 「配送方法」で「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」を選択
  3. 出品情報を入力して出品手続きを完了する
  4. 購入者の支払いが完了すると、送り状の発行に必要なQRコードを作成する画面が表示される
  5. 「発送方法を選択してください」を選択して、「ネコポス」・「宅急便コンパクト」「宅急便」の中から利用する配送方法を選ぶ
  6. 「発送場所を選択してください」を選択して、ヤマト営業所またはコンビニを選択
  7. QRコードが表示されたらその画像をスマホに表示して、選択した店舗で発送手続きを行う(送料は売上金から天引きされるので支払い不要)

ヤマト営業所から発送する場合は、ネコピットにて「提携フリマサイト、提携企業サイト」をタッチして「2次元コードをお持ちの方」を選択し、QRコードを読ませてください。必要事項を確認して送り状を印刷したら、商品と一緒に窓口に提出しましょう。

ファミリーマートから発送する場合は、Famiポートの「配送サービス」をタッチして「ラクマ」が表示されているボタンをタッチし、QRコードを読ませてください。申込券を発行したら、商品と一緒にレジに提出しましょう。

残念ながら、かんたんラクマパック(ヤマト運輸)では匿名配送は出来ません。しかし、近所にヤマト営業所やファミリーマートがある方は、安くて簡単に160サイズまでの商品を発送できます。ヤマト運輸を利用する機会の多い方は、かんたんラクマパック(ヤマト運輸)をぜひご活用ください。

かんたんラクマパック以外でも各種割引サービスがある送り方

「かんたんラクマパックがあるなら、何故ラクマの配送方法一覧の中に通常のゆうパックや宅急便も入っているのか」と不思議に思う方もいることでしょう。

確かに、かんたんラクマパックは全国一律の特別送料で発送できる便利な配送方法です。しかし、かんたんラクマパックには、日本郵便・ヤマト運輸の一般割引サービスが適用されないというデメリットもあります

もしも貴方が日本郵便・ヤマト運輸に会員登録しているのなら、通常配送サービスに適用される特典とかんたんラクマパックに適用される特典のどちらがお得なのか、しっかり比較して送り方を決めた方が良いでしょう。

日本郵便【持込割引】【ゆうパックスマホ割】など

日本郵便のゆうパックには、以下のような割引特典が用意されています。
 

  • 持込割引:郵便局やコンビニに商品を持参すると1個につき120円割引
  • 同一あて先割引:1年以内に同一の宛先にゆうパックを発送したことがある場合、その宛先が記載されているゆうパックラベルの控えを添えると1個につき60円割引
  • 複数口割引:同一の宛先に同時に2個以上のゆうパックを発送すると1個につき60円割引(同一あて先割引と複数口割引は併用不可)
  • ゆうパックスマホ割:ゆうパックスマホ割アプリを利用してゆうパックを発送すると1個につき180円割引
  • 郵便局受取割引:発送時に郵便局を受取場所に指定すると100円割引
  • 継続利用割引:1年間に10個以上の発送があった場合、各種割引後の運賃から10%の割引

‎「ゆうパックスマホ割」をApp Storeで
ゆうパックスマホ割 - Google Play のアプリ

ヤマト運輸【クロネコメンバーズ割引】など

ヤマト運輸には、以下のような割引特典が用意されています。
 

  • 持込割:営業所やコンビニに商品を持参すると1個につき100円割引(クロネコメンバーズに登録している方がネコピットで印字した送り状を使用して商品を持ち込むと1個につき150円割引)
  • 複数口減額制度:同一の宛先に同時に2個以上の商品を発送すると1個につき100円割引
  • デジタル割引:ネコピットで印字した送り状を使用すると1個につき50円割引
  • 宅急便センター受け取りサービス:発送時にヤマト営業所を受取場所に指定すると1個につき54円割引
  • クロネコメンバー割:クロネコメンバーズ電子マネーカードに5,000円以上チャージして送料を支払うと10%割引(5万円以上チャージすると15%割引)

クロネコメンバーズ

送料を安くする以外に発送オプションで選ぶのも良し!

ラクマで商品を発送する時に、「出来るだけ安く発送したい」と思うのは当然の願望です。しかし、安さだけを重視して送り方を選ぶと、商品の配達状況を知りたい時や配送トラブルが発生してしまった時に大変困ったことになります。

ラクマの配送方法一覧の中から、便利な発送オプションが付いている送り方をチェックしてみましょう。

破損に対して補償付きや匿名配送や追跡サービス付きなど

ラクマは個人間取引の場を設けるためのフリマアプリであり、商品の配送が無事に完了しなければ取引も成立しません。不特定多数の人間と取引を行う上で、最低限以下の3つのオプションは付けておくべきでしょう。
 

  • 補償:割れ物や精密機器が破損した際に備えて
  • 追跡:商品が確実に相手の所に届いたか確認
  • 匿名:素性の分からない相手に個人情報を教えない

ラクマの配送方法一覧の中からこれらのオプションに対応しているものを選ぶと、以下の配送方法が選択肢に上がります。
 
オプション 配送方法
補償あり
  • ゆうパック
  • 宅急便コンパクト
  • ヤマト宅急便
  • ヤマト便
  • かんたんラクマパック(日本郵便)
  • かんたんラクマパック(ヤマト運輸)
追跡可能
  • ゆうパケット
  • レターパック
  • クリックポスト
  • ゆうパック
  • 宅急便コンパクト
  • ヤマト宅急便
  • ヤマト便
  • かんたんラクマパック(日本郵便)
  • かんたんラクマパック(ヤマト運輸)
匿名配送
  • かんたんラクマパック(日本郵便)

全てのオプションに対応しているのは、かんたんラクマパック(日本郵便)だけです。取引の安全性・確実性を重視して送り方を選ぶなら、かんたんラクマパック(日本郵便)が一番おすすめの配送方法と言えるでしょう。

ただし、かんたんラクマパック(日本郵便)は集荷に非対応です。お近くの郵便局またはローソンに自分で商品を持ち込んで発送手続きを行ってください。

かんたんラクマパックのコンビニ発送の注意点は

かんたんラクマパックはコンビニからでも発送可能ですが、コンビニ発送を行う際には気を付けなければならないことがあります。

一つは、各コンビニによって発送対応できる荷物の種類が異なることです。すべてのコンビニがかんたんラクマパックの発送を受け付けてくれるわけではありません。大手コンビニ3社を比較すると、対応状況は以下のようになります。
 

  • セブンイレブン:×(ヤマト宅急便は対応可能)
  • ファミリーマート:かんたんラクマパック(ヤマト運輸)に対応(ヤマト宅急便にも対応)
  • ローソン:かんたんラクマパック(日本郵便)に対応(レターパックやゆうパックにも対応)

そしてもう一つは、コンビニでの荷受時にサイズ計測は原則として行われないということです。集荷後の営業所にてサイズ計測が行われて送料が確定するため、万一サイズや重量がオーバーしている場合は後で返送されてしまう恐れがあります。

発送手続きをやり直さなければならなくなり、商品の到着遅延が購入者からの印象を悪くすることは確実です。必ず事前にサイズや重量をしっかり計測しておきましょう。

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ラクマの配送方法と送料を調べてみよう

今回は、楽天グループのフリマアプリ・ラクマの配送料一覧や商品を安く発送するコツなどをご紹介いたしました。最後に本記事の要点をまとめると、以下の5点が挙げられます。
 

  • ラクマは10種類以上の配送方法に対応しており、A4サイズ・厚さ3cm、重さ1kgを超えるか超えないかで最安配送方法が変わってくる
  • 日本郵便・ヤマト運輸と提携した「かんたんラクマパック」なら、全国一律の特別送料かつQRコードを使って宛名書き不要で発送できる
  • ただし、通常配送サービスにも様々な割引特典があるので、かんたんラクマパックを利用すべきか通常の配送サービスを利用すべきか、しっかり比較検討した方が良い
  • 発送オプションの充実度を重視するなら、かんたんラクマパック(日本郵便)が最もおすすめ
  • かんたんラクマパックをコンビニから発送する際は、そのコンビニがかんたんラクマパックの受付に対応しているか、商品が規格サイズや重量をオーバーしていないか、事前に確認することが大切

ラクマの送料を少しでも安く抑えるためには、商品のサイズや重量に応じて適切な配送方法を選ぶ必要があります。ぜひ本記事を参考にして、自分に合った配送方法を見つけてみてください。

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この記事のライター
シンタロー
おすすめアプリやWebサービスの使い方など、IT関連の気になるテーマを分かりやすく解説いたします。