かんたんラクマパックとは?日本郵便とヤマト運輸の送り方・送料の違いを解説!
今回は、ラクマで売れた商品をラクマパックで発送するということについて特集します。かんたんラクマパックを利用して日本郵便での送り方、ヤマト運輸での送り方、そしてそれぞれの配送の種類の説明と送料の違いも併せて解説していきます。
目次
かんたんラクマパックとは?送料は通常料金よりお得?
ラクマで商品を出品している方は、かんたんラクマパックという言葉を聞くことが多くあります。今回はかんたんラクマパックについて解説していきます。かんたんラクマパックは、ラクマ用に用意された配送方法になります。通常の配送よりも場合によっては、ラクマでお得に商品を発送することができるなどメリットが多くあります。
かんたんラクマパックを取り扱う運送会社
ラクマで出品した商品が売れた際にかんたんラクマパックを使って発送する場合は、かんたんラクマパックに対応している運送会社でなければなりません。現時点で、かんたんラクマパックを取り扱っている会社には、日本郵便、そしてヤマト運輸が知られています。いずれかの運送会社に商品を持ち込むことで発送することが可能です。
かんたんラクマパックの日本郵便での送り方
日本郵便と、ヤマト運輸でかんたんラクマパックを利用して商品を発送することができるということが分かりました。かんたんラクマパックがどのようなものかを簡単に理解できましたら、早速かんたんラクマパックを使った商品の送り方の説明に入ります。まず紹介するのが日本郵便でかんたんラクマパックを利用した送り方になります。
配送の種類とサイズ別料金
日本郵便でかんたんラクマパックを利用する際には、いくつかの配送方法を選択することが可能です。発送する商品のサイズなどに応じて適切な配送方法を利用してください。以下の部分で、それぞれの配送方法の違いやサイズ別料金を記載しますので、もし今からラクマで売れた商品を発送したいというユーザーの方は、是非参考にしてください。
ゆうパケット
日本郵便でかんたんラクマパックを利用する際に選ぶことが可能な配送方法の1つとして「ゆうパケット」という送り方があります。ゆうパケットはどのような送り方かというと、ある条件を満たしたものであれば利用できるというものです。具体的に言うと、3辺が合計で60cm以内で、重さが1キロ以内であること、そして厚みが3cm以内であることです。
どれか1つでも条件を満たしていないと、別の配送方法を利用することになります。また、日本郵便でのゆうパケットを使った場合、上記の条件を全て満たしている商品は、税込み179円で発送することができます。通常のゆうパケットよりもお得に使える場合が殆どです。大量に商品を送る場合などは、節約につながりますので便利です。
ゆうパック
日本郵便えかんたんラクマパックを利用した場合に選べるもう1つの送り方が、「ゆうパック」になります。ゆうパックを利用するには最大で170cmまでのサイズであれば利用することができます。ゆうパックでは、サイズによって料金も異なります。800円~1500円までの範囲の配送料金で送ることが可能です。ただし重さは25キロ以内となります。
発送の種類
日本郵便でかんたんラクマパックを利用する場合は「ゆうパケット」か「ゆうパック」を選んで発送することになります。商品の重さ、サイズなどから判断して一番お得な発送方法を選んでください。送料も、かんたんラクマパックを利用した方がお得ですので、積極的に使っていきましょう。ここからは、送り方をシチュエーション別に紹介します。
郵便局
日本郵便でラクマパックを利用したい場合は、まず自宅の近くに郵便局があれば持っていきましょう。郵便局に行った際に窓口で「かんたんラクマパックを利用したい」という旨を局員の方に告げるだけで、発送の手続きができるようになっています。送料を支払ってしまえばあとは、商品が購入者の自宅に届くのを待つのみとなります。
コンビニ(ローソン)
実は、郵便局が自宅の近くにない場合でも商品を発送できる場合があります。その際の送り方というのがコンビニです。日本郵便でかんたんラクマパックを利用する際には、ローソンに行きましょう。ローソンの店舗で送料を支払い、商品の発送手配をすると、郵便局が集荷にきますので実質同じサービスを利用していることになります。
補償サービス
また、かんたんラクマパックを利用した場合には、送品の補償サービスもありますので安心して荷物を配送してもらうことが可能です。「ラクマあんしん補償」と呼ばれる補償サービスでは、ゆうパケットを利用した場合、最大で10万円まで、ゆうパックを利用した場合は最大で30万円までの補償を受けられます。非常に嬉しいサービスです。
日本郵便のかんたんラクマパックで手続きする流れ
日本郵便でかんたんラクマパックを利用する際は、郵便局の他にコンビニのローソンでも発送することが可能だということが分かりました。もし自宅の近くにコンビニがあれば非常に便利です。コンビニであっても同じ送料で発送できますので安心して活用してください。ここからは、日本郵便で発送するまでの際の簡単な流れを解説していきます。
出品時
まずはラクマで商品を出品する際の流れとなります。かんたんラクマパックを利用する場合には、配送方法の部分を「かんたんラクマパック(日本郵便)」として選択してから出品する必要があります。これが最初にするべきことになります。選択した上でラクマに出品しましょう。商品が売れるまでそのまま待機します。
売却後
配送方法を「かんたんラクマパック(日本郵便)」に設定している商品がラクマで売却されましたら、いよいよ商品発送の作業になります。ラクマのアプリ上で、ゆうパケットかゆうパックを選択してください。商品サイズによって異なります。そして発送する場所を決めます。コンビニであれば、「ローソン」を選択してください。
発送手続き
ラクマのアプリで、送り方を決めましたら、実際に発送を行いましょう。郵便局に選択した場合はそのまま局に持参し、手続きしてください。コンビニに選択した場合は、ローソンに荷物を持っていき、Loppiの端末でQRコードをスキャンさせてチケットを発券しましょう。それをレジまで持っていき、料金を支払い荷物を預ければ完了です。
発送通知
郵便局、もしくはコンビニに荷物を預けましたら、ラクマのアプリで発送通知を送信してください。ラクマの商品ページを閲覧すると「商品の発送を通知する」という部分がありますのでタップしてください。「商品の発送は終わっていますか?」のダイアログで「発送した」を選択します。これで発送通知が送信されますので終了です。
かんたんラクマパックのヤマト運輸での送り方
日本郵便でかんたんラクマパックを利用する際の発送方法、料金について解説してきました。郵便局でなくてもコンビニから簡単に発送できるのは嬉しいシステムです。ここからは、ヤマト運輸のかんたんラクマパックを利用してラクマで売れた商品を発送する方法について解説していきます。名称が若干異なりますので覚えておいてください。
配送の種類とサイズ別料金
郵便局でなく、ヤマト運輸を使ってかんたんラクマパックを利用する場合でも配送方法が複数存在しています。まずはヤマト運輸のかんたんラクマパックにはどのような配送方法があるのかということをチェックしておきましょう。
ネコポス
ヤマト運輸のかんたんラクマパックで利用できる配送方法の1つ目は、「ネコポス」という送り方になります。ネコポスでは、A4サイズで、厚さ2.5mm以内で重さ1キロ以内の商品であれば税込み200円で発送することが可能なサービスです。小型サイズ用の配送方法となります。
宅急便コンパクト
ヤマト運輸でかんたんラクマパックを利用する際に使える2つ目の送り方が「宅急便コンパクト」になります。宅急便コンパクトでは、専用のボックスを購入してそれに商品を入れて発送することになります。税込み65円でボックスを購入して発送することで全国一律、料金が税込み540円となります。ネコポスに収まらない際に利用してください。
宅急便
そしてそして、ヤマト運輸にはもう1つの発送方法があります。それが「宅急便」です。これもかんたんラクマパックのサービス内に含まれています。こちらはサイズや、重さによって料金が変化します。こちらも800円から1500円までの範囲で推移しています。先ほど紹介した配送サービスに当てはまらない商品の場合に活用します。
発送の種類
ヤマト運輸には、配送方法として「ネコポス」、「宅急便コンパクト」そして「宅急便」が選べることが分かりました。商品の形状や状態に合わせて適切な配送パッケージを選択して、送料をお得にしていきましょう。ここからはヤマト運輸を利用して商品を発送する場合の方法について可能なものを紹介します。近い場所から効率よく送りましょう。
ヤマト営業所
まずはヤマト運輸の営業所です。こちらに直接荷物を持参して所定の手続きを行い、送料を支払うことで簡単に発送することが可能です。ただし、専用のボックスを購入する場合はその前にボックス数の料金を支払って、それに商品を納めるという作業が必要になります。時間には余裕をもって荷物の発送手続きを行いましょう。
コンビニ(ファミリーマート)
郵便局のゆうパケットなどと同じように、ヤマト運輸を利用した場合でもコンビニから商品の発送手続きをすることも可能です。自宅の近くにヤマト運輸の営業所がない場合はお近くのコンビニに荷物を持参して送料を支払ってください。ヤマト運輸の場合はローソンではなく、ファミリーマートとなります。利用の際には間違えないように注意してください。
補償サービス
また、郵便局のゆうパケットなどの配送のように補償サービスがしっかりと付いていますので、ヤマト運輸を利用して商品を発送する場合でも安心して送ることが可能です。ネコポスと宅急便コンパクトは、10万円までの保証で、宅急便では、30万円までの補償となっています。それぞれでトラブルがあった場合は料金が補償されます。
ヤマト運輸のかんたんラクマパックで手続きする流れ
ヤマト運輸の配送方法と、発送の方法について紹介しました。ゆうパケットとは違う形であってもコンビニから手続きを行うことができますので、選択の余地が広がります。一番使いやすいサービスを利用して商品を送るようにしてください。理解ができましたら、ヤマト運輸のかんたんラクマパックを使う流れについて説明します。
出品時
まずはラクマでの商品出品時です。ヤマト運輸を利用する場合であっても商品を出品する段階でヤマト運輸を使った発送を選択しておく必要があります。アプリの配送方法選択画面で、「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」を選択して出品してください。その後は商品が売れるまで待ちましょう。
売却後
ラクマで商品が売れましたら、早速発送の手続きに入りましょう。アプリ上で郵便局のゆうパケットのように配送方法を選択していきます。「ネコポス」「宅急便コンパクト」そして「宅急便」を指定し、最後にどこで発送するかを決めてください。コンビニで発送する場合は、ファミリーマートを必ず選択するようにしてください。
発送手続き
配送方法と発送場所をそれぞれ選択しましたら、荷物を作成しヤマト運輸に持ち込みましょう。コンビニを選択した場合はファミリーマートに行き、FamiポートでQRコードをかざして出てきたチケットを元に料金を支払いましょう。それをそのままカウンターに持っていき手続きを進めてください。最後に荷物を預けて発送の作業は完了となります。
発送通知
ヤマト運輸の営業所またはファミリーマートで商品の発送が完了しましたら必ずラクマで発送通知を送ることを忘れずに行ってください。こちらは先ほど説明したやり方と同じです。アプリの商品ページから「商品の発送は終わっていますか?」のダイアログで「発送した」を選択します。
かんたんラクマパックを利用するならどちらがおすすめ?
ここまでは郵便でかんたんラクマパックと、ヤマト運輸のかんたんラクマパックについて料金や配送方法について解説してきました。どちらにもそれぞれメリットがありますので、利用の際には一番自分にとって使いやすい方法を利用するのも1つの手です。こちらでは、かんたんラクマパックを利用する際のおすすめについて紹介します。
小さいものを送る場合
ラクマで小さな商品を発送する場合は、郵便局のゆうパケットがおすすめです。条件を満たしたサイズ、重さであれば送料が全国一律で税込み179円となりますので他の配送サービスに比べて安いというメリットがあります。ただし、最終的な計量は、郵便局で行われますのでコンビニで出す際は気を付ける必要があります。
大きいものを送る場合
ラクマで大きな商品を発送する場合は、ヤマト運輸のかんたんラクマパックの宅急便がおすすめです。こちらも様々な条件をクリアする必要がありますが、最大で3辺160cmまでのサイズに対応していますので、多くの種類の荷物が送れます。サイズ別に重さの制限も設定されていますので、確認しながら手続きしてください。
かんたんラクマパックを利用しよう!
ラクマの配送サービス「かんたんラクマパック」について今回は解説してきました。かんたんラクマパックでは日本郵便、ヤマト運輸から好きな方の配送パッケージを選択することが可能です。送料など発送する荷物に合わせてお得に使うことができます。商品の補償サービスも付いていますので安心して発送できます。ラクマを使った場合は是非利用しましょう。