Amazonせどりで稼ぐ方法!仕入れの方法を初心者でも分かりやすく紹介!
Amazonせどりで稼ぐ方法をレビューします。!Amazonせどりで稼ぐための仕入れ方法を初心者でも分かりやすく紹介します。せどりと転売の意味の違いやFBAを含むAmazonビジネスの仕組みを理解して、副業で稼ぐAmazonせどりビジネスに挑戦してみましょう。
目次
- 1せどりとは
- ・せどりの意味とは
- ・せどりのイメージはせこい?
- 2Amazonせどりビジネスの仕組みと特徴
- ・少ない資金で初心者でも始められる
- ・実店舗仕入れとネット仕入れ
- ・出品には手数料がかかる
- ・選択肢にFBAもある
- 3Amazonせどりで稼ぐため用意するのは何?
- ・パソコンは必須
- ・Amazonアカウント
- ・銀行口座・クレジットカード
- ・梱包用品
- ・商品の保管部屋
- ・あれば有利な古物商の許可
- ・商品
- 4Amazonせどりのジャンル分け
- ・新品のせどり
- ・中古品のせどり
- ・人気(おすすめ)メーカーのせどり
- 5Amazonせどりの仕入れ方法
- ・実店舗で仕入れ
- ・電脳仕入れ(海外も含めて)
- 6Amazonせどりでのチャンスの仕入れ時は?
- ・年末・クリスマスのデパートがねらい目
- ・決算セールがビジネスチャンス
- ・開店セール・閉店セールがねらい目
- ・季節の変わる直前がチャンス
- 7Amazonせどりは定番アプリとツールで稼ぐ
- ・バーコードスキャナー(ビームせどりの定番)
- ・定番せどりアプリせどろいど
- 8Amazonせどりを行う際の出品準備
- ・値段をつける
- ・商品はきれいに
- 9Amazonせどりを行う際の出品方法
- ・商品出品の手順
- ・出品者アカウントの設定ページ
- ・出品の開始:入金口座の指定
- ・注文が確定商品の発送
- 10Amazon せどりのクレーム・返品への対処法
- ・クレームには誠実に対応
- ・商品の返品や返金での対応
- ・領収書請求の場合
- ・評価への対処法
- 11Amazonせどりはまだまだビジネスチャンス
せどりとは
今回は、Amazonせどりで稼ぐ方法・仕組みをレビューします。初心者目線で、言葉の意味や仕入れの方法などを順番に解説していくので、「せどりという言葉はよく聞くので興味があったけれど、手が付けられなかった」という人は必見です。
また、「せどりとは、いまいち意味が分からない」「ビジネスの仕組みが理解できない」という人にも分かりやすく説明していきます。
せどりの意味とは
まず、せどりの語源・意味から解説します。「せどり」とは、元々「供給側と需要側の間に立って利ざやを稼ぐ行為」を意味しますが、その意味が転じて「掘り出し物を見つけて、付加価値の利益を上乗せして販売する商法」を意味するようになりました。
現在では、インターネットの販売モールやフリマサイトに新品・中古品を問わず出品して利益を稼ぐ副業・サイドビジネスとして注目されるようになっています。インターネットの販売ツールを利用すれば個人でも取り組め、努力次第では大きな金額を稼ぐことも可能です。
ちなみに、「せどり」の綴りは「競取り」と書きますが、「背取り」と綴る場合もあります。これは、Amazonなどで中古本を取り扱う際に良く使われる書き方で、中古本を仕入れる際に背表紙を見て仕入れるかどうか判断するという意味から派生したと言われています。
せどりと転売はどう違う
「せどり」以外に「転売」という言葉を耳にすることがあります。この両者は意味が似通っているので、「せどりとは転売の意味なのか」「仕組みが違うのか、同じ意味なのか」という疑問を持つ人も多いでしょう。
実際に明確な意味の切り分けは難しいですが、敢えて意味を分けるとすれば、「せどり」とは商売の手法を意味し、「転売」とは販売形式・スタイルを意味する傾向が強いという印象です。公式な場では両方の意味合いを含めて「転売」という単語が使われることが多いようです。
また特に、「転売」というと商品が市場で少なくなっている状況を利用して法外な値段で販売して利益を稼ぐというマイナスイメージ・意味合いもあり、「転売屋」というと悪徳な稼業というイメージ・意味合いが強くあります。
確かに、コンサートチケットなどを転売目的で売買して、法外な値段で売りつけて利益を稼ぐという行為は存在しており、こうした行為は違法行為として取り締まられていますが、「転売」自体は違法行為ではありません。
せどりのイメージはせこい?
せどり・転売というと「せこい商売」というイメージがあるかもしれません。しかし、古物商という資格と商売があるように、中古品の中から値打ち品を品定めして転売するという商法・販売スタイルは、公的にステイタスのある、認められた商売です。
現在はインターネットを利用して、誰でも気軽に中古品販売・転売に取り組めるようになった、ビジネスの仕組みが進化したと、積極的に捉えて問題ありません。
Amazonせどりビジネスの仕組みと特徴
次に、Amazonせどりビジネスの仕組みと特徴について解説します。
少ない資金で初心者でも始められる
せどり・転売とは、少ない資金で初心者でも始められるという仕組みが特徴のビジネスであり、個人で副業・サイドビジネスを始めたい人にとってはメリットが多いビジネスです。
せどり・転売に取り組んでみて「自分に合わないビジネスの仕組み」であると感じたら、すぐに撤退しても大きな損失にはなりません。「元を取るまで頑張る」と、苦しいのを承知で続ける必要もありません。
また、せどり・転売は初心者でも始められるという理由として、売れる商品の見極めは誰でもインターネットで簡単に調べられるという仕組みになっているという点が挙げられます。せどり・転売は、経験がなくても、調べる作業をコツコツ行えば成果を上げられるビジネスです。
また、せどり・転売とは、自分が所有している不用品を出品して利益を稼ぐことから始められるビジネスなので、ビジネススタートのハードルも低いといえます。
せどり・転売は、出品した商品が売れない場合は、値段を下げて売れやすく調整できる仕組みになっているので、できるだけ在庫を残さないように自分で工夫できます。
実店舗仕入れとネット仕入れ
せどり・転売の仕入れの仕組みは、実店舗仕入れとネット仕入れがあります。実店舗仕入れとは、リサイクルショップ・古本屋・家電量販店などの店舗に実際に赴いて、品定めをして購入・仕入れを行うやり方です。それに対してネット仕入れとは、「電脳仕入れ」とも呼ばれ、インターネット上のショップやモールから商品を仕入れるやり方です。
時間に余裕がある人は、実店舗仕入れにも力を入れられますが、副業でせどりに取り組む人はネット仕入れを主流にするやり方が一般的です。セールの時期などに絞って実店舗仕入れも併用すると、効率的な仕入れを行えます。
出品には手数料がかかる
Amazonせどりビジネスでは、商品を出品する際に手数料がかかります。Amazonせどりの商品の出品方法は、大別すると2つのタイプがあり、出品方法によって出品手数料が異なります。
大口出品と小口出品:手数料の違い
Amazonせどりビジネスの商品出品の仕組みとは、大口出品と小口出品の2つの選択肢があります。
まず、小口出品とは、出品時に手数料は発生しませんが、商品が売れると1品ごとに100円の成約料(手数料)がかかる出品方法です。
それに対して、大口出品とは、月額4,900円の定額制で、商品がいくら売れても、月額料金以外の成約料(手数料)は発生しない出品方法です。
つまり、月に50商品以上の販売が見込める場合は、大口出品に切り替えた方がお得になります。
その他の手数料
また、Amazonせどりでは、商品が売れた時点で、上記の成約料・月額料金とは別に商品価格の8~15%が販売手数料として加算される仕組みになっています。
加えて、メディア商品の販売はさらに別途、カテゴリー成約料が加算される仕組みになっています。メディア商品とは「書籍・CD・DVD・VHSビデオ」を指します。以下に、メディア商品の販売で加算されるカテゴリー成約料をまとめました。
メディア商品 | カテゴリー成約料 |
---|---|
書籍 | 80円 |
CD・DVD | 140円 |
VHSビデオ | 140円 |
選択肢にFBAもある
Amazonせどりは、ビジネスのやり方として「FBA」という仕組みを利用するという選択肢もあります。
「FBA」とは、正式名称を「フルフィルメント・バイ・アマゾン」と言い、自分の商品をまとめてAmazonの倉庫に納品することで、商品が売れた際に商品発送の一切の作業を賄ってくれるシステムです。ある程度の商品数を抱えた時点で「FBA」を利用すれば、自分は仕入れ・販売管理だけ行えば良いので、大変便利な仕組みです。
「FBA」は、在庫管理・発送業務だけでなく、発送中のトラブル対応も肩代りしてくれます。また、「FBA」の商品はAmazonプライムの対象商品になるので、Amazonが発送する送料無料商品として商品ページに紹介される仕組みになっています。
送料無料商品は購入者の評価が高くなるので、結果的に売れやすくなるという相乗効果も期待できます。
FBAの手数料
FBAを利用する場合は「配送代行手数料」と「在庫保管手数料」が手数料としてかかります。自己発送の場合は梱包発送料(梱包材料費・配送料)がかかるので、FBAに登録すると梱包発送料の代わりに上記の2つのFBA手数料がかかるというイメージです。
「配送代行手数料」は、FBAの梱包材料費・梱包作業費・配送料を含めた手数料です。「在庫保管手数料」はFBAの倉庫管理に関する手数料です。
Amazonせどりで稼ぐため用意するのは何?
次に、Amazonせどりで稼ぐため用意するもの、準備することについて解説します。
パソコンは必須
Amazonせどりは、基本業務をインターネット環境を通じて行うため、パソコンの用意は必須条件になります。また、普段業務を行うスペースにはインターネット環境を設置しておきましょう。
Amazonアカウント
AmazonせどりはAmazonの公式サイト上で業務を行うため、Amazonアカウントの登録が必要ですが、ビジネス用に新規でAmazonアカウントを取得する必要はなく、既にAmazonアカウントを取得している場合は、そのAmazonアカウントを使ってAmazonせどりを始められます。
銀行口座・クレジットカード
Amazonせどりを始める際は、銀行口座・クレジットカードを登録する必要があります。銀行口座は売上金を振り込む際に利用され、クレジットカードは何らかの理由で手数料が発生したときに請求に利用される場合があります(通常は、手数料は売上金に対して相殺されます)。
梱包用品
Amazonせどりで売れた商品を自分で発送する場合は、発送用の梱包用品を用意しましょう。段ボール・封筒・エアキャップ(プチプチ)・ガムテープ・OPPテープ・カッターなどを一通り準備しましょう。
商品の保管部屋
Amazonせどりで、自分で商品在庫を管理する場合は、商品の保管部屋を確保する必要があります。取り扱う商品によりますが、大きめの商品を扱う場合は、それらを陳列する棚も必要です。商品在庫はできるだけ整然と並べておくやり方が理想です。発送間違いを回避するためにも、分かりやすく分類して保管しましょう。
あれば有利な古物商の許可
Amazonせどりで、中古品を取り扱う場合は、古物商の許可・資格をとっておくべきです。自分の持っている不要品を販売する程度であれば古物商の許可・資格をとる必要はありませんが、継続して利益を稼ぐつもりでAmazonせどりに取り組むのであれば、古物商の許可・資格を取っておきましょう。
古物商の許可・資格は警察署で管理しています。古物商の許可・資格に関する諸条件は都道府県によって異なるので一度最寄りの警察署に相談してみましょう。手続き費用として1万9000円かかります。
商品
上記の準備が整ったら、商品を仕入れましょう。商品の仕入れ方として、まずは「商品が売れる」という経験を積むことを目的として仕入れると良いでしょう。
こだわりの商品を出品しても、「いつになっても売れない」という状況であればビジネスのノウハウを学習できないので、まずはAmazonせどりに慣れることを第一目標にしましょう。
高い回転率の商品
Amazonせどりで「商品が売れる」という経験を積むには、高い回転率の商品を仕入れるのがコツです。利益は薄利でも、購入頻度が多く見込める商品を仕入れてみましょう。
候補としてまず挙げられるのは、定番の古本です。自分が持っている書籍でもう読まなくなった本を出品してみましょう。古本屋で一定の購読者層が見込める書籍を見つけたら仕入れてみるのも良いでしょう。
CD・DVDも、比較的販売回転率は高い商品ですが、書籍に比べて販売回転率高くないので、まず書籍販売で経験を積んで、次のステップでCD・DVDの仕入れに挑戦するという順番が良いでしょう。
高い利益率の商品
Amazonせどりで、書籍・CD・DVDなどの販売経験を積んだら、次は利益率が高い商品に挑戦してみましょう。利益率が高い商品は、基本的に販売回転率が低い商品になります。
少し上級向けの話題になりますが、利益率が高く、販売回転率が低い商品を出品する手法を「ロングテール」(長い尻尾の意味)と言います。薄利で販売回転率が高い商品を始めに多く出品して販売の地盤を固め、次の段階で高利益で販売回転率が低い商品を出品していくと、バランスのとれた販売を行えるという手法です。
薄利商品・高利益商品は、それぞれ販売ターゲット層が異なるので、異なった販売ターゲット層向けの商品をバランス良く出品することで、全体の販売に相乗効果が生まれ、結果的に売り上げ全体の底上げにつながることが定番の販売手法として知られています。
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Amazonせどりのジャンル分け
次に、Amazonせどりの取り組み方・スタイルを大まかにジャンル分けして紹介します。基本は、新品のせどりと中古品のせどりになります。
新品のせどり
新品のせどり・転売を行う場合は、売れる商品の判別も比較的優しく、仕入れた後もほとんど検品作業が必要ないので、取り組み安いハードルの低いせどりスタイルといえます。
ただ、新品のせどりは取り組みやすい反面、商品を吟味せずに安易に仕入れ・出品してしまいやすいリスクがあります。大事なポイントは、自分が出品したい商品ではなく、購入者がほしがっている商品を選ぶということです。後で出品した商品を見返したら自分の趣味の世界になっていた、ということがないように気を付けましょう。
中古品のせどり
少し、Amazonせどりに慣れてきたら、中古品のせどり・転売も視野に入れてみましょう。中古品のせどりは、新品のせどりに比べて利益を稼ぐチャンスが多いといえます。中古品は物によってはリーズナブルな価格で仕入れられるチャンスがあり、ある程度美品であれば高い価格設定でも売れます。また、レア商品であれば定価よりも高い価格で販売できます。
ただ、中古品のせどりは、商品仕入れにある程度の判断力が必要になります。マニアックな商品であれば、専門知識が必要になりますが、一般的な商品であっても、「良品」として売れるポイントをクリアしているか(傷の有無・梱包箱の有無など)といった商品選別の慣れが必要です。
人気(おすすめ)メーカーのせどり
上記の2つのタイプ以外に挙げるとすれば、メーカー・ブランド品のせどりがあります。最も分かりやすい例は家電製品のメーカー品です。家電製品のメーカー品にはそれぞれヒット商品があり、そうしたヒット商品はある程度の期間をおいて新型に代替わりしていきます。
新型が発表されて日が浅い商品は、1~2つ前の型版商品でも十分購入価値がある商品が多く、そうした商品を割安で出品すれば売れる確率は高くなります。販売価格・仕入れ価格・手数料を計算して、高い利益が見込めると判断できれば、出品価値ありの製品と判断して良いでしょう。
家電製品の他には、フィギュア系のキャラクター商品なども根強い人気とニーズがあるので、興味がある人は売れ筋の商品群・系統を調べてみましょう。
Amazonせどりの仕入れ方法
次に、Amazonせどりの仕入れ方法について解説します。
実店舗で仕入れ
Amazonせどりの仕入れ方法として、まず取り組みやすいのは実店舗で仕入れる方法です。時間に余裕がないと実店舗仕入れはできませんが、実店舗ではそれぞれのショップで販売品のラインナップやセールの仕方にカラーがあるので、そうした点を押えておくと、ネットショップよりも良い商品が仕入れられる可能性があります。
実店舗仕入れのメリット
実店舗仕入れで良い商品を見つけると、大量仕入れが可能な場合があります。その店舗の在庫だけでなく、系列店の他の店舗でも同じ価格で販売されている可能が高いので、他の店舗の在庫も合わせると、ネットショップでは購入できない量を仕入れられる可能性があります。
実店舗仕入れのデメリット
実店舗仕入れのデメリットは、仕入れた商品を運搬する必要があるという点です。地方で実店舗仕入れを行う場合は車が必需品になります。仕入れたショップで配送手続きを行うという方法もありますが、持ち運ばなくて済むものの、配送料金がかかるのであまり良い選択肢とは言えません。
また、複数の店舗で仕入れる場合は移動しなくてはいけないので、その分、時間と移動費(車の場合はガソリン代)が必要になります。
電脳仕入れ(海外も含めて)
副業でAmazonせどりに取り組むため、時間があまりないという人は電脳仕入れ(インターネット仕入れ)が向いています。
電脳仕入れのメリット
電脳仕入れのメリットは、まず、少ない時間で効率的に仕入れを行えるという点です。仕入れ商品のリサーチや購入をパソコン1台で済ませられるので、ノートPCであれば場所と時間を選ばず、どこでも隙間時間を利用して仕入れ作業ができます。
また、電脳仕入れは基本的に商品を配達してくれるので、仕入れた商品を持ち帰るという作業がありません。その分、配送料金はかかりますが、まとめて購入すれば配送料金も安く済ませられるので、工夫次第でうまくコストを抑えられます。
電脳仕入れのデメリット
電脳仕入れのデメリットは、ネット上で仕入れ商品をリサーチするスキルを身に着けるまでに、ある程度の時間と修練が必要になるという点です。実店舗では自分で店内を回ったり店員に聞いたりすれば、お目当ての商品は見つかりますが、ネット上では検索機能を駆使して有益な商品情報を見つけ出さなくてはいけないので、ある程度の検索スキルとコツが必要になります。
また、電脳仕入れは、ネット上の写真と商品紹介文だけで商品の状態を判断しなくてはいけないので、フリマショップで出品されている中古品は特に、実際仕入れてみたら思惑と違っていたという事態に出くわすリスクがあります。
明らかに写真や商品紹介文と異なる商品が納品された場合はクレームをつけられますが、中古品なので、ある程度許容しなくてはいけないグレーゾーンの問題が発生する可能性もあります。
海外電脳仕入れについて
また、電脳仕入れは海外から仕入れられるというメリットもあります。海外でしか手に入らない商品を取り扱う場合は、海外電脳仕入れの一択になります。海外の商品を取り扱えるようになると、利益は一気に上がることになりますが、海外仕入れは国内仕入れとは別のスキルが必要になります。
海外電脳仕入れで注目の的になっている海外仕入れ先として、中国があります。ご存知の通り、海外のショッピングモール中でも、中国のショッピングモールの商品は低価格・高品質な製品が多く出品されています。
海外電脳仕入れの中でも中国転売の場合は、海外でしか手に入らないものを取り扱うというよりも、抵コストで仕入れができるので利幅を多くとりやすいというメリットがあります。
中国転売のAmazon国内販売で、多くに利益を上げて、そのスキルを有料で紹介している人もたくさんいます。初心者せどらーにとっては海外商品のせどりはまだまだ先の目標ですが、海外商品のせどりは大きな可能性を秘めているので、将来的な目標として海外商品も視野に入れても良いのではないでしょうか。
Amazonせどりでのチャンスの仕入れ時は?
次に、Amazonせどりの仕入れチャンスのタイミングについて解説します。普段のリーサーチで売れる商品を判別するスキルを磨くのがせどり販売の基本ですが、それとは別に仕入れのタイミング・時期についても熟知しておく必要があります。
ご存知の通り、商品の販売は1年を通して様々なセールが催されます。こうしたセールは時期が決まっているので、集中して仕入れに力を入れる時期を計画的に見定められます。
年末・クリスマスのデパートがねらい目
年間を通して大きなセール時期を考えるときに、まず、挙げられるのが「年末・クリスマス」のセールです。「年末・クリスマス」の時期は全国的に「お買い物モード」に入るので、どの業界も意識して販売実績を伸ばそうと、必然的にセールも盛んに行われます。
その傾向が如実に表れるのがデパートやショッピングモールなどの総合ショッピングエリアでしょう。競合・関連ショップがひしめき合っているので、価格競争も激化します。まずは、「年末・クリスマス」の時期のセールを狙って、仕入れに使えそうな目ぼしいショップをピックアップしておきましょう。具体的に時期で言えば、11月~1月ころです。
決算セールがビジネスチャンス
また、決算セールも年間を通して定期的に催される大きなセールです。できるだけ良い実績で決算を報告するために、決算直前の時期に可能な限り抑えた低価格帯でセールが行われます。
決算セールもおおよその時期は予想がつくので、計画的に仕入れの準備ができます。決算セールはどのショップ・施設も行っているというセールではありませんが決算時期にだいたい毎年決算セールを行っているショップ・施設はあるので、ふだんからチェックするようにしましょう。
一般的に多い決算時期は3月・12月ですが、決算時期は企業によって異なります。ショップ・施設ごとに決算時期があることを留意しておきましょう。
開店セール・閉店セールがねらい目
上記以外の目立ったセールとしては、開店セール・閉店セールがあります。開店セール・閉店セールは、定期開催されるセールではないので、日々情報収集する中でセール開催ショップ・施設をチェックしていきましょう。
開店セールは固定客獲得を狙ったセールなので、回転率が高い商品が安くなっている傾向があります。閉店セールは処分品価格で販売される傾向があるので、意外なものが半値で販売されていたりという、掘り出し物が見つかる可能性があります。
季節の変わる直前がチャンス
また、セールではありませんが、単純に季節の変わり目の時期は商品の入れ替え、価格変動があるので、在庫処分や型落ち品などが割安販売される傾向があります。
こうした季節の変わり目の商品と価格の変動は、Amazon市場では実店舗ほど大きくないので、Amazon市場と実店舗の間に価格差が生まれやすく、利益を上げられる商品が見つかりやすい時期でもあります。
Amazonせどりは定番アプリとツールで稼ぐ
次に、Amazonせどりで、定番アプリとツールを使って稼ぐ方法を解説します。
バーコードスキャナー(ビームせどりの定番)
Amazonせどりのリサーチ手法の1つとして、定番アプリとツールを活用する「ビームせどり」があります。「ビームせどり」とは、専用のバーコードスキャナーをスマホにBluetoothで連動させて、アプリを使って効率的に商品のリサーチを行う手法です。
以下に定番のバーコードスキャナーを紹介します。
MS910
「MS910」は軽量・コンパクトが特徴の、Unitech社製のバーコードスキャナーです。大きさは丁度、ライターほどのサイズになるので、携帯して持ち運ぶには便利なバーコードスキャナーです。価格は1,5000円前後が相場なので、初めにバーコードスキャナーを試してみたいという人には丁度良いビギナー向けの機種と言えます。
あえて機能上の難点を挙げるとすれば、読み取りビームの照射距離がそれほど長くないので、ガラスのショーケース内に展示されてる商品のバーコードを読み取りたいときにうまくいかない場合があります。
KDC200
「KDC200」は、「MS910」に慣れたせどらーが次に持ちたい、KOAMTAC社製バーコードスキャナーです。基本機能は「MS910」とほぼ同じですが、「MS910」と比べて照射距離・読み込みスピードが高機能になっています。
価格は3,0000円前後が相場で、ガラスのショーケースやビニール梱包も透過してバーコードを読み取れるので、プロフェッショナルなせどらーには重宝する機種です。
ビームせどりはNG?
ビームせどりに関しては、店舗によってはNGになっているところもあります。明らかにせどり目的で、バーコードスキャナーでバーコードを読み取る行為自体を、店内では禁止しているショップも多いので、そういう店舗では隠れてバーコードを読み取るという行為はやめて、素直に自粛しておくのが賢明でしょう。
どうしても、リサーチしたい商品がある場合はJANコードをメモして、後でアプリに手打ち入力して確認しましょう。
定番せどりアプリせどろいど
Amazonせどりに利用できるアプリ・ツールは有料・無料を問わず多くのアプリ・ツールがリリースされていますが、初心者せどらーは、まず、無料の定番アプリ・ツールを利用して利益を稼ぐ商品をリサーチすることをおすすめします。
無料アプリといっても、使いこなせば十分利益を稼ぐことができるアプリなので、まずは無料の定番アプリ・ツールをスマホにインストールしましょう。おすすめのアプリはAndroidでは「せどろいど」、iPhoneでは「せどりすと」になります。2つのアプリは姉妹アプリです。それぞれのアプリストア、Google Play、Appストアからインストールできます。
Amazonせどりを行う際の出品準備
次に、Amazonせどりを行う際の出品準備について解説します。
値段をつける
Amazonせどりの大事な事前準備は「値付け」です。極端な言い方をすれば、値段の付け方で売れるか売れないかが決定します。Amazonせどりにおいて「値付け」は最重要課題と理解して真剣に取り組みましょう。
利益は仕入れの2割で
とはいえ、「値付け」がAmazonせどりの最重要課題だとしても、初心者にとってはどういう基準で値段を設定したら良いか迷うことがあると思います。そんな時に目安の1つになるのが「仕入れの2割を利益として設定する」というやり方です。
値段はコストも計算して
Amazonせどりの初心者は、まず、仕入れの2割を利益として上乗せし、合わせて手数料を加算して値段を想定してみましょう。その後、必要に応じて微調整します。
Amazonでは、出品商品の「値付け」の目安計算に利用できる「FBA料金シミュレーター」というツールサイトを用意しています。本来は大口出品やFBA用のツールですが、小口出品の価格設定の目安にも利用できるので活用しましょう。梱包・出荷・配送料金などを必要に応じで入力すると、手数料を加算した価格の目安を計算できます。
Amazonの最安値が目標
上記のやり方で、仮に値段を想定した後、最終的に値段設定の判断基準になるのが、「Amazon上で出品されている最安値」です。
リサーチで利益を稼ぐ商品として見つけた商品を出品する場合は、大抵既にほかの販売者が出品している商品です。そのため、自分が出品した商品を購入してもらうには、既に出品されている最安値より1円でも安く出品する必要があります。
これは安い値段の方が売れやすくなるという点だけでなく、最安値の出品は商品ページの上位に表示されるので、購入者の目に留まりやすくなるというメリットがあります。このポイントは些細な事のようですが、Amazonせどりの要なのでよく覚えておきましょう。
合わせて、定期的に出品状況を確認するようにし、自分よりも安い値段で出品されている場合は、値段調整して常に最安値をキープするようにすると販売の回転率が上がっていきます。
出品する商品が自分しか出品していない商品の場合は、とりあえず出品して様子を見ましょう。
商品はきれいに
商品の保管は、可能な限りきれいな状態を保てるように気を付けましょう。中古品の場合は、品質に影響がない程度にアルコールなどを使って汚れや指紋あとなどをふき取っておきましょう。商品の状態は、購入者の評価に直接影響するので、可能な限り気を遣っておくのが賢明です。
Amazonせどりを行う際の出品方法
次に、Amazonせどりを行う際の出品方法について解説します。
商品出品の手順
Amazonせどりを行うには、まず、既存のAmazonアカウントを出品用のアカウントとして設定します。「アカウントサービス」の画面の「その他のアカウント」の項目下の「出品サービスアカウント」のリンクをクリックします。
切り替わった画面で大口出品と小口出品を選択できます。まずは、小口出品から始めましょう。「小口出品で販売したい方はこちら」のリンクをクリックします。リンクをクリックした後、改めてAmazonアカウントでサインインを求められます。
出品者アカウントの設定ページ
Amazonアカウントでサインインすると、出品者アカウントの設定ページが表示されます。出品者としての正式名称とその出品内容について設定し、既にAmazonアカウントに登録済みのクレジットカード情報・電話番号などを確認します。
設定が完了すると、出品者アカウントの管理ページ(Amazonセラーセントラル)に切り替わるので、商品を出品しましょう。
出品の開始:入金口座の指定
商品を出品する前に、銀行の入金口座を設定しましょう。
銀行の入金口座の登録
画面右上のツールバー内にある「設定」をクリックし、表示されたメニューから「出品用アカウント情報」をクリックします。
「出品用アカウント情報」の画面に切り替わるので、「支払い情報」の項目下の「銀行口座情報」をクリックして銀行の入金口座情報を登録します。
商品を出品する
銀行の入金口座情報を登録したら、商品を出品してみましょう。まず、出品者アカウントの管理ページ(Amazonセラーセントラル)のホーム画面の左上のメニューバー内の「カタログ」をクリックし、表示されたメニューから「商品登録」を《クリックします。
「商品登録」の画面に切り替わるので、検索フォームに「JANコード・ASIN(Amazon専用の商品コード)・商品名」などを入力して「検索」をクリックします。
検索結果として該当製品が見つかると下方に表示されるので、「出品者制限が適用されます」の横のプルダウンをクリックして下方に出品ウインドウを表示し、「出品する」をクリックします。
その後は、手順に沿って新品・中古品、価格などの条件を設定すると、商品が出品されます。
注文が確定商品の発送
出品した商品の注文が確定すると、Amazonの管理センターよりメールで通知があります。受注内容は出品者アカウントの管理ページ(Amazonセラーセントラル)の「注文管理」の画面で確認できるので、納品書と出荷先の住所ラベルを印刷して、商品に添付して出荷します。
出荷後は、「注文管理」の画面の「出荷通知を送信」のボタンをクリックすれば、一連の作業は完了です。出荷通知を送信する際は、「配送業者・配送方法・追跡番号」を入力して送信します。
この後、売上金はAmazonペイメントに計上されます。Amazonペイメントの集計・入金手続きは14日周期で行われます。
Amazon せどりのクレーム・返品への対処法
最後に、Amazonせどりのクレーム・返品への対処法について解説します。
クレームには誠実に対応
購入者からクレームがあると、Amazonカスタマーセンターからメールで通知されます。購入者からのクレームや出品情報は、出品者の管理画面「セラーセントラル」のサイト画面でも確認できます。いうまでもありませんが、購入者からのクレームには誠実に対応しましょう
商品の返品や返金での対応
購入者から商品の返品や返金の相談があった場合は、柔軟に対応しましょう。自分の対応方針・ルールを明確に決めて、出品者プロフィールに明記しておき、ルールに基づいた良心的な対応を心掛けましょう(一般的には、Amazonの返品ポリシーの返品・交換のルールに準拠するとしている場合が多い様です)。
ただ、購入者の要求は様々なケースがあるので、全て鵜呑みにすることはありません。あくまでフェアな対応を行い、明らかに理不尽な要求は丁寧にお断りしましょう。
商品の返品や返金に関しては、「セラーセントラル」の注文管理画面から行えます。
また、Amazonの返品・交換の条件に関してはAmazonのヘルプページに案内があります。以下のリンクから閲覧できます。
領収書請求の場合
Amazonのショッピングに関しては、Amazonサイトの「注文履歴」の画面で、Amazon発行のweb領収書を印刷できますが、手書きの領収書を請求された場合は柔軟に対応しましょう。
評価への対処法
購入品が購入者の手元に届いた後に、購入者は出品者に対して評価を付けられます。この出品者評価は常に出品商品の欄に表示され、購入者の商品購入の重要な判断基準になるので、購入者の評価を大事にするように心がけましょう。そのためには、月並みですが、普段の丁寧な顧客対応が大事です。
また、Amazonは顧客対応については、「セラーセントラル」の「Amazon 出品者のヘルプ」ページが参考になるので、一度目を通しておきましょう。
Amazonせどりはまだまだビジネスチャンス
Amazonせどりは、以前から稼ぐ手法として取り上げられ、「副業として稼ぐには取り組みやすいビジネスで、ビジネスの仕組みも分かりやすい」と話題になっていたので、今から参入しても稼ぐチャンスはないのではないかと危惧する人もいるかもしれません。
しかし安心してください。せどりの業界に関しては飽和状態ということはなく、依然としてせどりの市場は活性化しています。それは「メルカリ」などのフリマアプリがヒットしていることからもうかがえます。むしろ、せどりビジネスに慣れてきた一般人が、中古品をネットで購入することに抵抗がなくなってきているという見方もできます。
せどりの仕組みは簡単で、だれにでも理解できる仕組みです。初めは小口出品から始めて、慣れてくればFBAを併用して大口出品で利益拡大も狙えます。FBAを利用すれば、発送作業を完全にAmazonに任せてしまえるので、効率化の意味でも便利なシステムです。
ただ、FBAは2つのFBA手数料(配送代行手数料・在庫保管手数料)がかかる有料サービスなので、ある程度稼ぐ仕組み(仕入れ先の確保など)を構築した後に導入するべきでしょう。「配送代行手数料」はFBAの梱包発送料、「在庫保管手数料」はFBAの倉庫管理手数料です。
Amazonせどりの仕入れに関しては、初心者でも稼ぐ商品をリサーチできる便利なアプリがリリースされているので、せどりのビジネススキルがなくてもアプリを使って作業をコツコツ積むことで、利益を狙っていけます。せどりは、そうしたアプリを使った努力型のビジネスという意味でも稼げるビジネスと言えます。
また、初心者せどらーにとっては、先の目標になりますが、国内仕入れで稼げるようになったら、海外電脳仕入れも視野に入れてみるのも良いでしょう。海外電脳仕入れで、今最も稼げる可能性が高いのは中国転売です。
海外のショッピングモール中でも、中国市場で出品されている商品は低価格・高品質な製品が多く、国内で売れる商品が見つかると利幅を多くとれるので一気に利益が拡大します。ただ、海外仕入れのスキルは国内仕入れのスキルとは別なので、まずは国内で稼げるようになり、その後のステップとして海外仕入れを目指すようにした方が良いでしょう。
海外商品のせどりは大きな可能性を秘めたビジネスなので、海外電脳仕入れを将来的な目標として設定するとモチベーションも上がります。