2024年04月02日更新
Amazon転売で稼ぐ方法!メリット・デメリットや儲かる商品を紹介!
Amazonは気に入った商品を買うための通販サイト、と多くのユーザーが考えています。しかしAmazonを利用して副収入を得ているユーザーもいます。Amazonで転売して稼ぎを得ているのです。今回はAmazon転売で稼ぐ方法を解説します。
目次
- 1Amazon転売が副業にはベストな理由
- ・商品の転売はAmazonが圧倒的に儲けることができる
- ・ヤフオクとフリマサイトより儲かるのか
- 2Amazon転売のやり方と具体的に稼ぐ方法
- ・商品の仕入れ先を多く確保する
- ・FBAを使って売り上げを上げる
- ・仕組化をして能率を上げる
- ・納品スタッフを時限的に雇用する
- 3Amazonで転売するメリット
- ・努力が直接収入に反映される
- ・自由な働き方が可能
- ・クレジットのマイルを貯められる
- ・FBAを利用できる
- 4Amazonで転売するデメリット
- ・仕入れと納品の作業にぼわれる
- ・新規参入が容易で価格競争が起こりやすい
- ・Amazon主導のビジネスになってしまう
- ・取り扱う商品が多くなる
- 5Amazonの転売で儲かる商品
- ・家電やDVD
- ・ゲーム
- ・化粧品
- ・食品・飲料水・ペット用品
- ・おもちゃ
- 6Amazon転売の注意点と今後の課題
- ・Amazonの規制と手数料の値上げ
- ・商品・仕入れ先リサーチのスキルを磨く
- 7Amazonの転売を副業にしてもっと稼ぎましょう!
Amazon転売が副業にはベストな理由
日本人はこれまで生涯雇用という概念を信じてきました。良い大学に行き、良い就職先を見つければそれで一生安泰、という人生の方程式を作り上げ、それを固く信じてきました。
大企業は常に安定し、年功序列制度で給料も会社でのポストもエスカレーター式に上がっていき、勤労年数に応じて給料も自動的に上がっていくことを信じていたために、親は子供に発破をかけ、塾に通わせながら有名進学校進学を後押ししてきました。ところが世界の情勢は大きく変化し、そうした「方程式」が通用しない世の中へと変わりつつあります。
永久雇用も、年功序列も、大企業安定論も、今やすべて過去の話となりつつあります。自分の身は自分で守らなければならない時代が到来したことを日に日に感じるようになりました。そんな変わりつつある時代に生きているからこそ、将来を考えて、現在多くの人が副収入を得るために副業を始めるようになりました。
とはいえ、本業との掛け持ちをしながら副収入を得るために副業するのは決して楽なことではありません。しかし多くの人がAmazonで転売しながら副収入を得るという話に興味を寄せています。なぜ多くの人はAmazonの転売ビジネスに参入しているのでしょうか。儲けることはできるのでしょうか。稼ぐ方法や商売のやり方簡単なのでしょうか。
商品の転売はAmazonが圧倒的に儲けることができる
商品の転売と聞くと、Amazon意外にも選択肢があるのでは、と考えるかもしれません。Amazonは認知度も高く、すでにたくさんの人がAmazonの転売ビジネスに参入し、自分が入り込む余地はないのではないか、と感じるかもしれません。
ではどうして、今でも商品の転売を副業にして、儲けること、稼ぐことを考えているすべての人に、Amazonの転売はおすすめなのでしょうか。これから2つの理由を解説します。
Amazon転売は再現性が高い
商品の転売を副業にして、儲けること、稼ぐことを考えている人に、Amazonがおすすめな1つ目の理由は、Amazon転売は再現性が高いからです。再現性が高いとは、つまり実現の見込みや可能性が高い、ハードルは低いと言う意味です。
事実、転売ビジネスに全くの素人であるサラリーマンや専業主婦の多くがAmazonの転売ビジネスを始めており、大きな成果を短期間で上げた人さえいます。Amazonの転売ビジネスは、商品の選択が良ければ利益率も高く、また仕入れから販売までがとてもスピーディーなので、副業をして儲けること、稼ぐことを考えているなら試す価値はあります。
軍資金ゼロでは何も始められませんが、ある程度持っているなら、Amazonの転売のやり方を学び、飛び込んでみてはいかがでしょうか。
Amazonの集客力は最も高い
商品の転売を副業にして、儲けること、稼ぐことを考えている人に、Amazonがおすすめな2つ目の理由は、Amazonの集客力が非常に高いことです。
現在日本におけるネットショッピングは通販サイトを運営する企業の上位300社だけで7.5兆円の売上高があり、Amazonは堂々の1位で1兆5,281億円です。ネットショッピングで買い物をする通販サイト1位もAmazonで、全体の47%でした。つまりネットショッピングをするユーザーのほぼ2人に1人はAmazonで買い物をしていると言うことです。
Amazonの集客力がいかに高いか、これらの数字がよく示しています。集客力が高ければ、転売ビジネスの成功率も高いと言うことです。副業をして儲けること、稼ぐことを考えているなら、Amazon転売ビジネスは大きなチャンスを与えてくれるかもしれません。
ヤフオクとフリマサイトより儲かるのか
この記事ですでに少し触れましたが、Amazonでの転売だけでなく、他にも転売ビジネスを始めるためのプラットフォームが存在します。例えばヤフーオークションやフリマサイトで転売ビジネスをしているユーザーも大勢います。副業をするなら、たくさん儲けること、稼ぐことが可能なプラットフォームでビジネスをしたいはずです。
ではAmazonと比べ、ヤフオクやフリマサイトはより儲けること、稼ぐことができる選択肢なのでしょうか。
ヤフオクより手間がかからない
まず、Amazonとヤフオクを比べてみます。どちらで転売ビジネスをする方が儲かるのでしょうか。ヤフオクで月に100万円稼いだ、と言う口コミを聞くこともありますが、すべてのヤフオクで転売ビジネスをしているユーザーが同じような荒稼ぎをしているわけではありません。
大切なのは金額という結果だけに心が奪われてリスクの高い道を行くのではなく、やり方やリスクなどを総合的に評価してベターと思える選択肢を選ぶことです。結論を言えば、Amazonでの転売ビジネスは稼ぎやすく、長く続けられます。その理由はFBAというAmazon独自の代行サービスの存在です。
このFBAについてはこの記事の後半で説明します。このFBA代行サービスゆえに、Amazonの転売ビジネスは販売以外の雑用からユーザーを解放してくれます。
フリマサイトはアカウント停止のリスクがある
次にAmazonとフリマサイトを比べてみます。どちらで転売ビジネスをする方が儲かるのでしょうか。まずフリマサイトのメリットとデメリットを考えます。フリマサイトのメリットは、出品のやり方が容易で、商品の売買がとてもスピーディーなことです。ユーザー数が多いのもメリットです。
デメリットは、大量出品や出品ツールを使用すると販売業者と判断されアカウントが停止されるリスクがあることです。さらにユーザーの年齢層が20代から30代で、売れる商品が絞りやすく、そのため価格競争に陥る場合もあります。ですから副業で稼ぐこと、儲けることを考えているなら、Amazonの転売の方が有利であると言えます。
Amazon転売のやり方と具体的に稼ぐ方法
Amazonの転売ビジネスを始める前に、まず考えるべきことは、そもそも転売で稼ぐ、儲ける方法、また商売のやり方はどのようなものなのか、と言うことです。転売とは、自分で買ったものをさらに他の人に売る行為を指します。特にAmazonの転売ビジネスは、「せどり」と呼ばれる方法で収益を上げます。
「せどり」とは、市場で販売されている商品を他の市場で販売し、差額を利益とするビジネスの方法、またはやり方です。
Amazonに転売して収益を上げる方法、またそのやり方は合法です。転売、あるいは「せどり」が合法か、違法かの線引きは以下の要素によって決まります。
- お店や業者から一度も消費者に渡っていない新品の商品を購入して売る
- 自分や家族が使用目的で購入した商品で不要となったものを売る
商品の仕入れ先を多く確保する
Amazonの転売ビジネスをしている人は「転売ヤー」と呼ばれ、「店舗せどり」または「電脳せどり」と言う方法、またはやり方で商売をしている人と定義できます。「店舗せどり」や「電脳せどり」で転売ビジネスを展開しているAmazonの転売ヤーが儲けるために実践している4つの方法があります。
これからそれら4つの方法を1つずつ紹介します。Amazonの転売を儲けることのできる仕事、稼げる副業とするための最初の方法は、商品の仕入れ先を多く確保することです。仕入れ先が滞れば、販売も滞り、ビジネスとしては成り立たなくなるからです。Amazonの転売ヤーの仕入れ先は大きく分けて3つあります。
輸入をしてAmazonに転売
Amazonの転売ヤーの仕入れ先として最初に紹介するのは、海外の輸入先です。多くのAmazonの転売ヤーは中国や韓国、タイといった日本でも馴染みのある近隣の国々を輸入先としています。また北米やヨーロッパなどから商品を輸入してAmazonで転売している転売ヤーもいます。
海外では値段が比較的安い商品が売られていますので、仕入れ先としてはグッドチョイスと言えますが、海外から商品を輸入すれば関税や国際配送料が発生しますので、注意が必要です。
国内の実店舗から仕入れる
Amazonの転売ヤーの仕入れ先として次に紹介するのは、国内の実店舗です。国内の実店舗とは、卸売店を指すのではなく、量販店などの小売店を指します。代表的な実店舗として多くのAmazonの転売ヤーが利用している仕入れ先を以下にまとめて記載します。
小売店 | 店舗名 |
量販店 | ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、エディオン、コジマ、ケーズデンキ、ジョーシン ビックカメラ、ベスト電機、ソフマップ |
ショッピングセンター | イオンモール、ゆめタウン、イトーヨーカドー、コストコ |
ディスカウントストア | ミスターマックス、ドンキホーテ、ジャパン、トライアル |
リサイクルショップ | ブックオフ、ハードオフ |
ホームセンター | 東急ハンズ、コーナン、カインズホーム、ビバホーム |
量販店は商品の値段も比較的安いですが、それに加えて在庫一掃セール、在庫処分セールなどの際にはさらに値段が下がります。ですから仕入れ先としては狙い目と言えます。
国内のフリマやネットショップで仕入れる
Amazonの転売ヤーの仕入れ先として最後に紹介するのは、フリマやネットショップです。ネットショップの「電脳せどり」として利用されているものの中には、ヤフオク、アリババ、タオバオなどがあります。フリマで利用されているものには、メルカリやラクマなどがあります。
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FBAを使って売り上げを上げる
Amazonの転売を儲けることのできる仕事、稼げる副業とするための別の方法は、FBAを使って売り上げを上げることです。Amazonは、Amazonをプラットフォームにして転売ビジネスを展開している転売ヤーが利用できる特殊なシステムを持っています。
それがFBAです。FBAはFullfilment by Amazonを略したものです。
FBAの仕組み
ではAmazonをプラットフォームにして転売ビジネスを展開している転売ヤーが利用できる、Amazonが構築したFBAとは、どんなシステムなのでしょうか。転売ビジネスに限らず、商品の売り買いをして収入を得ているすべての実店舗や通販サイトは、商品の仕入れと販売以外にも行うべき仕事があります。
それは仕入れた商品や在庫の保管と発送、また返品処理です。AmazonのFBAシステムは、こうした商品の販売以外の雑務を代行してくれます。
FBAのメリット
稼げる、儲ける副業として、Amazonをプラットフォームにした転売ビジネスを援助する、AmazonのFBAシステムにはどんなメリットがあるのでしょうか。2つのメリットがあります。1つ目のメリットは、商品の販売以外の雑務をすべて代行してくれることです。
商品や在庫管理も骨の折れる仕事ですが、商品の梱包や発送手続きは、さらに骨の折れる作業です。AmazonのFBAはそうした「ブルーカラー」の仕事をすべて代行してくれます。2つ目のメリットは、発送元がAmazonになりAmazonのロゴが付いた箱や段ボールで発送されること、なおかつ即日配送も可能なことです。
そのため商品の購入者は安心できます。FBAは無料のサービスではなく有料です。手数料は安くないですが、Amazonという「後ろ盾」ゆえに、購入をためらう人はまずいません。
仕組化をして能率を上げる
Amazonの転売を儲うけることのできる仕事、稼げる副業とするための3つ目の方法は、仕組化をして能率を上げることです。まだAmazonの転売ビジネスを始めて日が浅い転売ヤーは、収益がある程度出るまでは、Amazonの転売ビジネスに慣れることをおすすめします。
しかしある程度慣れてきて、収益も少しずつ出るようになったら、仕組化を考え、稼げる、儲かる副業としてAmazonの転売ビジネスをさらに効率化することをおすすめします。
仕組化するとは
Amazonの転売ビジネスを仕組化するとは、どういう意味でしょうか。仕組化するとは、作業の効率化を図ると言うことです。仕組化は2つの柱で構成されます。1つ目の柱は、ツールの利用です。コンピューターを積極的に活用し作業の簡素化を図ります。
2つ目の柱は、作業の外注化です。転売ビジネスをする際に必要な単純作業を外注として出し、商品の販売に注意を集中します。
仕組化が可能な作業
具体的に作業の効率化を図るためにどんな作業を仕組化できるでしょうか。1つ目の柱は「ツールの利用」でした。活用できるツールの中には、「せどりキング」というソフトウェアがあります。このソフトを使うと、自動出品や価格改定を行ってくれるので、作業の短縮化が可能です。2つ目の柱は「作業の外注化」です。
Amazonの有料サービス「出品代行サービス」を使い、出品作業や納品作業を外注します。また在庫管理と発送作業はAmazonの有料サービス「FBA」を使います。こうした作業の効率化をすれば、稼ぐ、儲ける副業として、Amazonの転売ビジネスを軌道に乗せることができます。
納品スタッフを時限的に雇用する
Amazonの転売を儲けることのできる仕事、稼げる副業とするための4つ目の方法は、納品スタッフを時限的に雇用することです。Amazonの転売ビジネスで重要なことは、純利益を増やしていくために広告などの情報を積極的に配信していくことです。
納品作業はAmazonの転売ビジネスの重要な仕事ですが、納品作業そのものが利益を生むわけではありません。ですから納品作業を「必要経費」と位置づけ、納品スタッフを雇って行ってもらい、自分は利益を上げることのみに集中します。
Amazonで転売するメリット
ここまでで、儲けることのできる仕事、稼ぐ副業をしたいならAmazonで転売する商売の方法ややり方を学ぶことがいい理由や、Amazonの転売で稼ぐため、また儲けることができる副業とするための4つの方法などを考えました。ここからは、Amazonで転売するメリットとデメリットを解説します。
儲かる副業、稼ぐ副業と言われれば聞こえはいいですが、そこには当然リスクもあるはずです。英語の格言には「The bate hides the hook」というものがあります。日本語に訳せば「うまい話にはのるな」という意味になります。
儲けることのできる仕事、稼ぐ副業など、これまで旨味のあるAmazonの転売ビジネスについて話してきましたが、本当にリスクはないのでしょうか。公平を期すため、まずメリットから紹介します。4つのメリットを紹介します。
努力が直接収入に反映される
Amazonで転売するするメリットの1つ目は、努力が直接収入に反映されることです。頑張っただけリターンを期待できるというのは、資本主義の神髄です。もちろん努力は必要です。「果報は寝て待て」という慣用句がありますが、ビジネスの世界には当てはまりません。稼ぐには売れる商品を数多く見つける必要があります。
そのためにはリサーチ力や情報収集力などを磨き上げなければなりません。最初は時間もかかり、失敗するかもしれませんが、努力が報われるのがAmazonの転売ビジネスの最大のメリットであるなら、試す価値はあるはずです。
自由な働き方が可能
Amazonで転売するメリットの2つ目は、自由な働き方が可能なことです。最初は慣れるのに時間がかかるため、自由な時間はなかなか取れないかもしれません。しかし努力して売れる商品を見つけるリサーチ力もつき、収益を上げるシステムを構築してしまえば、自分に合った働き方にシフトを段々変えて行けます。
例えば月の前半は商品の仕入れに専念し、後半は販売に力を注ぐといった働き方が可能です。また外注をうまく使い、自分は仕入れを専門に行う、という働き方も可能です。自分のやり方で仕事ができるのは確かに大きなメリットです。
クレジットのマイルを貯められる
Amazonで転売するするメリットの3つ目は、クレジットのマイルを貯められることです。商品の仕入れはクレジットカードで行うことが多いはずです。
クレジットで買い物をすればポイントが貯まっていきます。航空会社のマイレージと紐付けされたクレジットカードであれば、貯まったポイントをマイレージに変換できるので、特約航空券をマイレージで購入し国内旅行や海外旅行を楽しむことができます。魅力的なメリットと言えます。
FBAを利用できる
Amazonで転売するするメリットの4つ目は、FBAを利用できることです。有料ではありますが、AmazonのFBA代行サービスを活用すれば、儲けることができる副業を実現できます。Amazonにしかないこの有料サービスは、稼ぐ副業、儲かる副業を目指す面では大きなメリットと言えます。
Amazonで転売するデメリット
ここからは、Amazonで転売するデメリットについて考えます。デメリット、つまりAmazonの転売ビジネスの負の面を考えて始めて、Amazonの転売ビジネスの全容が分かります。
ハイリスク、ハイリターンのやり方を常とするビジネスモデルなのか、ローリスク、ハイリターンという夢のようなやり方を実践しているビジネスモデルなのか、あるいはローリスク、ローリターンの儲けるやり方ではなく、手堅いやり方のビジネスモデルを実践しているのかがはっきりと見えてきます。4つのデメリットを紹介します。
仕入れと納品の作業にぼわれる
Amazonで転売する1つ目のデメリットは、仕入れと納品の作業にぼわれてしまうことです。つまりAmazonの転売のやり方に慣れ、商売が軌道になれば、猫の手も借りたいほど忙しくなる、と言うことです。「うれしいデメリット」と言えるかもしれません。この問題は、仕入れや納品の簡単作業を外注に出すことによって解決できます。
新規参入が容易で価格競争が起こりやすい
Amazonで転売する2つ目のデメリットは、新規参入が容易であるため価格競争が起こりやすいことです。旨い話には人がたかるものです。多くの人がAmazonの転売ビジネスに参入すれば、これまで利益率の高かった商品が一転、利益率が悪い商品になるかもしれません。
誰もまだ目を付けていない利益率の高い人気商品のリサーチ力をこれまで以上に強化しなければならなくなり、それはデメリットと言えます。
Amazon主導のビジネスになってしまう
Amazonで転売する3つ目のデメリットは、Amazon主導のビジネスになってしまうことです。Amazonという土俵の上で商売をしているわけなので、Amazonのルールは絶対です。またAmazonのさじ加減1つで、すべてが変わってしまうというリスクも存在します。
たとえば、昨日までは販売が許されていた商品が、今日からはできなくなる、というリスクです。Amazonの言いなりになってしまうことは、確かにデメリットです。
取り扱う商品が多くなる
Amazonで転売する4つ目のデメリットは、取り扱う商品が多くなることです。様々な顧客のニーズに答えるためには、当然様々な商品を取り扱わなければなりません。商品や在庫管理が忙しくなるのは確かにデメリットですが、儲けるためには避けては通れないデメリットです。しかしこのデメリットはFBAや臨時雇用という形で解決できます。
Amazonの転売で儲かる商品
Amazonで転売をするノウハウや、メリット、デメリットはこれでよく分かったと思います。では具体的にAmazonの転売で売れるものとは一体どんなものなのでしょうか。これから、カテゴリー別にAmazonの転売で売れるものが何なのかを検証します。
家電やDVD
Amazonの転売で売れるものの最初のカテゴリーは家電やDVDです。家電製品は季節に大きく左右される商品です。売れるものを安く仕入れ、高値で売り抜くには、シーズンオフに商品を仕入れ、シーズン中に売ることです。夏には扇風機やクーラーなどの家電が確実に売れます。シーズンオフには値が下がるので、そのときに仕入れることができます。
冬はヒーターなどの暖房器具が売れるので、シーズンオフに仕入れることができます。DVDやCDは仕入れ値が安いので、手を出しやすい商品ですが、回転率が悪く、リスクの伴う商品です。売れるもの、売れないものの見極めが非常に難しいのがDVD、CDです。
ゲーム
Amazonの転売で売れるものの2番目のカテゴリーはゲームです。ゲームは常に子供たちに人気のある商品で、親は誕生日、クリスマス、お正月などのプレゼントとしてゲームを購入します。ゲームの中には値段が高いものもありますが、人気があるものは値段に関係なく勝っていく購入者が多いので、売れるものとしては狙い目の商品と言えます。
売れるものと売れないものの見極めは、人気アニメやテレビコマーシャル、人気番組などを見て行えます。
化粧品
Amazonの転売で売れるものの3番目のカテゴリーは化粧品です。化粧品のカテゴリーには売れるものが多くあります。健康意識の高い人が多いため、サプリメントや健康食品は、売れるものとして確実に稼げる商品です。試供品は特に売れるものとして狙い目の商品です。仕入れはタダで、確実に売れるので、利益率が高い商品です。
食品・飲料水・ペット用品
Amazonの転売で売れるものの4番目のカテゴリーは食品、飲料水、ペット用品です。食品や飲料水が売れるものとしておすすめな理由には、消耗品なのでリピート商品として購入者を見つけやすいこと、またまとめ買いができるので利益率が高いことが挙げられます。食品や飲料水には売れるものがたくさんあります。
ペット商品に関しては、犬の服やペットフードといった商品が売れるものとして多く取引されています。
おもちゃ
Amazonの転売で売れるものの5番目のカテゴリーはおもちゃです。おもちゃはゲームと同様に、子供に人気の商品で、たくさん売れるものがあります。子供を持つ親の多くが共働きで、子供へのプレゼントはネットショッピングで購入することが多く、子供が喜ぶなら値が張る物でも購入します。
Amazonの通販サイトでは人気があるおもちゃは一気に値段が高騰することもあり、それでいて需要が落ちない、売れるものの「優等生」です。売れるものを探しているなら、まずおもちゃから始めることができます。
Amazon転売の注意点と今後の課題
Amazonの転売ビジネスは、稼げる副業としておすすめではあるものの、注意点もあります。この記事ですでに紹介しましたが、Amazonの転売ビジネスのデメリットは、Amazonのやり方がそのまま転売ビジネスに影響するということです。
これにはAmazonが提供するすべてのサービスの価格を、Amazon主導でいつでも変更できるというリスクが含まれます。
Amazonの規制と手数料の値上げ
Amazonは2018年2月18日に、FBAの手数料改定を通知しました。この手数料変更がどのようにAmazon代行サービスの価格に反映されているかこれから紹介します。
在庫保管手数料
まずは在庫保管手数料です。
変更前の料金 | 8,126円(年中料金は固定) |
変更後の料金 | 7,800円(1月~9月)、9,000円(10月~12月) |
配送代行手数料
続いて配送代行手数料です。
メディア | 80円の値上げ(小型商品) |
標準サイズ | 190円の値上げ |
小型サイズ | 20円の値上げ |
大型サイズ | 100円前後の値上げ |
FBA商品ラベル貼付サービス手数料
次はFBA商品ラベル貼付サービス手数料です。
小型標準商品 | 大型商品 | |
変更前の料金 | 19円/枚 | 43円/枚 |
変更後の料金 | 20円/枚 | 50円/枚 |
納品不備受領作業手数料
最後は納品不備受領作業手数料です。
(変更前の料金)
問題の種類 | 納品不備受領作業 | 初回 | 2回目以降 |
ラベルの貼り付けの不備・間違い | ラベルの貼り付け | 30円 | 60円 |
ビニール袋での梱包が必要 | ビニール袋に商品を入れる | 55円 | 100円 |
エアキャップでの梱包が必要 | エアキャップで梱包 | 75円 | 150円 |
テープでの梱包が必要 | テープで梱包 | 65円 | 130円 |
(変更後の料金)
問題の種類 | 納品不備受領作業 | 初回 | 2回目以降 |
ラベルの貼り付けの不備・間違い | ラベルの貼り付け | 50円 | 80円 |
ビニール袋での梱包が必要 | ビニール袋に商品を入れる | 90円 | 100円 |
エアキャップでの梱包が必要 | エアキャップで梱包 | 90円 | 120円 |
テープでの梱包が必要 | テープで梱包 | 50円 | 80円 |
商品・仕入れ先リサーチのスキルを磨く
では今後Amazonの転売を副業として始めることを考えている人や、すでにAmazonで転売を始めたものの、なかなか収益を伸ばすことができず悩んでいる人は、どんなことをするべきでしょうか。Amazonに限らず、物を仕入れて販売することを商売にしている人に共通することですが、商売の基本はいかに売れそうな商品を安く仕入れて高く売るかです。
Amazonの転売に関しては、集客と発送はAmazonが担ってくれます。しかし売れる商品の見極めは、転売ヤーが行わなければなりません。つまり、商品と仕入れ先リサーチのスキルを磨くことこそが、今後生き残れるかどうかを左右すると言うことです。
Amazonの転売を副業にしてもっと稼ぎましょう!
Amazonの転売は誰でも手軽にでき、儲けることのできる副業です。Amazonのやり方に精通し、リサーチスキルを磨き、仕入れ先を確保し、売れるものをたくさん仕入れることができれば成功する、それがAmazonの転売ビジネスです。成功はすぐそこにあります。大切なのは最初の一歩を踏み出すことです。Amazonの転売を始めて、自分の夢を叶えましょう。