2019年10月22日更新
Amazon出品で商品を売るコツは?販売までの手順やメリットを解説!
Amazonは他のECサイトと比べると副業でも参入できるくらい売るのは簡単にできます。しかし、上手に儲けが出るように売るためにはコツがあります。この記事ではAmazon出品の手順と、メリットとデメリット、売るためのコツについてみていきましょう。
目次
- 1Amazonで売るのは意外に簡単!
- ・副業としてAmazon出品を始める人が続出中!
- ・Amazonで売ることのメリットとは?
- ・Amazonで売ることにはデメリットも
- 2Amazonで売るための基礎知識
- ・出品方法は2種類
- ・出品用アカウントの作成に必要なもの
- 3Amazonで売るための手順について
- ・出品用アカウントの作成方法
- ・商品登録の方法
- ・商品が売れた後の流れ
- 4Amazonで売るのは難しい?絶対に売るためのコツとは?
- ・売れ筋商品を見極める
- ・出品一覧の上位に表示されるようにする
- ・本格的に売るのならFBAの活用は必須
- ・高い出品者評価をもらえるようにすること
- 5Amazonで売るときの注意点
- ・レビューの操作はアカウント即はく奪
- ・ビジネスとしてやるべきことはしっかりとやる
- ・電波法関連の申請はしっかりと行う
- ・ブランド名を付けるのならブランド登録も行う
- 6Amazonは誰でも簡単に売ることができる!挑戦してみよう!
Amazonで売るのは意外に簡単!
Amazonでは、Amazon自身が出品している商品の他に、マーケットプレイスに出品している出品者が販売している商品もあります。Amazonで商品を売るのは一般の人には難しいと思う人も多いでしょうが、売るための商品さえ用意できれば実は意外に簡単にできてしまいます。
この記事では、Amazonで得ることのメリッとやデメリット、Amazonで商品を売る方法などについて詳しく見ていきましょう。
副業としてAmazon出品を始める人が続出中!
Amazonで商品を売るのは、意外に簡単なというのは、Amazon出品を副業で始める人がたくさんいることからでも分かります。なかなか、会社勤めをしていても給料が上がらない昨今、社員に副業を認める会社も増えてきました。
副業でも設けられるのがAmazon出品の良いところです。ぜひあなたもAmazonに商品を出品してくることにチャレンジしてみてください。
Amazonで売ることのメリットとは?
Amazonで売ることにはメリットがあります。こちらではAmazonで商品を売るメリットについて見ていきましょう。
出店のための初期費用が安い
Amazonで商品を売るとのメリットというのは、出店するための初期費用がとても安いというメリットがあります。例えば楽天に出店するとなると、出店料を最初に最低でも25万円ほど納める必要があります。しかし、Amazonの場合には大口出品でも月額登録料は4,900円で済みます。小口出品なら初期費用は必要ありません。
売れる商品さえ用意できれば、出店のための初期費用が圧倒的に安いという点は大きなメリットといえるでしょう。
圧倒的な集客力
Amazonは世界一のネットショッピングサイトです。日本のAmazonのサイトだけでも、月間4億から5億のアクセス数があります。黙っていてもお客の方からやってきてくれるという圧倒的な集客力は、自分でこれからお店を開拓しようと思ってもなかなかできることではいません。
副業や内職でも簡単に売れてしまう
Amazonに出品をして儲ける事は、実はシステムさえ自分でしっかりと構築してしまえば、副業や内職でも簡単にできてしまいます。Amazonで売ることを専業にして圧倒的に儲けている人もたくさんいますが、副業や内職程度で、普通のサラリーマン程度の収入を得ている人も少なくありません。
しかも、家族の名前で登録や確定申告を行えば、会社にバレずに稼ぐこともできます。副収入を得る手段として注目されています。
FBAを利用できる
ネットショップを展開するときの大きな問題には、発送作業をどうすればいいのか、ということがあります。注文の入った商品を梱包して、配送用伝票に宛先を書いて、配送業者に出す、というのは意外に手間がかかります。
しかし、AmazonではFBAというものを利用できます。FBAというのは、出品する商品をAmazonの倉庫に預けてしまい、発送だけではなく、キャンセルの時の返金や、クレーム処理までお願いすることができるというものです。
商品を仕入れてFBAに送るまでの作業は自分で行う必要がありますが、FBAにいったん預けてしまえば、あとはPC上の作業だけで売れるのを待つだけです。FBAを利用すれば、注文が入るたびに発送作業に追われる必要がないというのは、Amazon出品の大きなメリットといいます。
入金日が決まっているので経理の処理が簡単
自分でWebサイトやSNSなどで商品を売っていると、いつ顧客から入金されるのか決まっていません。発送した商品の代金が振り込まれないかもしれないというリスクもあります。しかし、Amazonであれば、2週間に1度と売れた商品の代金が入金される日が決まっています。そのために、経理上の処理が簡単になるというメリットもあります。
Amazonで売ることにはデメリットも
Amazonで売ることにはデメリットもあります。こちらではデメリットについても見ていきましょう。
商品が売れたときの1商品当たりの販売手数料が高い
Amazonで商品を売るときには初期費用や出店料はほとんど必要ありません。そのかわり、商品が売れた時の1商品当たりの販売手数料が他のサイトと比べると高くなります。これはデメリットといえるでしょう。
また、FBAを利用していると、FBAの利用料も必要になります。販売価格を決めるときには、手数料も考えながら決めなければならない点をデメリットと考える人も少なくありません。
ライバルが多すぎて価格競争がし烈
ここ数年、副業としてAmazon出品に参入する人が増えています。しかし、参入した人が出品しやすい商品というのはある意味限られています。そのために、出品しやすい商品はライバルが多すぎて価格競争が熾烈になります。この点はデメリットと考えて良いでしょう。
自分のショップのリピーターにはなってもらえない
例えば、楽天であれば、販売ページはそれぞれの色が工夫を凝らして作っているので、ショップのファンになってリピーターになると言うことも少なくありません。しかし、Amazonでは販売ページがショップごとではなくて、商品ごとに作られています。この点がデメリットになります。
出品者が多い商品の場合には、価格が安いものから売れていきます。自分のショップのリピーターにはなってもらえないというのは、Amazonのデメリットと言えるでしょう。
常に勉強し続けないといけない
Amazonでは、刻一刻と売れ筋商品が変わっていきます。また、価格も常に変動しています。そのために、どのような商品がこれから売れるのか、どのような価格設定であればユーザーが買ってくれるのかということを常に勉強続けないといけません。
Amazonで売る場合には、決まった形を作ればいいというゴールがない点は人によってはデメリットと感じることもあります。
Amazonで売るための基礎知識
Amazonで売るために必要な基礎知識を見ていきましょう。
出品方法は2種類
出品方法には、小口出品と大口出品の2種類があります。
小口出品
Amazonでは商品カテゴリごとに割合が定められた、1点の商品が売れるごとにAmazonに支払わなければいけない販売手数料があります。販売手数料の金額は小口出品でも大口出品でも変わりません。
小口出品の場合には、販売手数料のほかに商品が1点売れるごとに100円の料金がかかります。大口出品で使えるような、一括出品ツールや注文管理レポートといったツールは使うことができません。手始めにAmazon出品を初めてみようかと考えている人におすすめです。
大口出品
大口出品というのは、月に50点以上販売する人におすすめです。商品が1つ売れることに支払う販売手数料の他に、月額4,900円の利用料がかかりますが、それ以外の料金は必要ありません。一括出品ツールや、注文管理レポートが使えるほか、料金やお届け日の設定、決済方法を選べる、スポンサープロダクト広告が利用できるといった特典があります。
出品用アカウントの作成に必要なもの
Amazonで売るための出品用アカウントを作成するためには用意しなければいけないものがあります。
出品者情報
まずは出品者情報を用意しましょう。必要な情報は、登録する人の本名、住所、電話番号、ショップ名として表示される屋号です。名前と住所、電話、番号は特定商取引法に基づく表記として販売者ページに掲載されます。
もしも今自分が住んでいる住所を使いたくない場合には、住所や電話番号をAmazon出品用に用意しましょう。また、屋号も考えておきましょう。
銀行口座
売れた商品の売上金を受け取るための銀行口座を登録する必要があります。
クレジットカード
販売手数料や、FBA利用料金などを支払うためのクレジットカード情報もAmazonの出品用アカウントに登録する必要があります。
Amazonで売るための手順について
次に、Amazonで売るための手順について見ていきましょう。
出品用アカウントの作成方法
Amazonで得るためには、出品用アカウントを作成する必要があります。まずは購入者用アカウントを作成してから、出品用アカウントを登録していきます。Amazonに出品用アカウントを作成する方法は、こちらのページで詳しく解説しています。こちらのページを参考にしてみてください。
商品登録の方法
出品用アカウントを登録できたら、販売する商品を登録していきます。商品を登録する方法もこちらのページで解説しているので、こちらのページを参考にしてみてください。
商品が売れた後の流れ
商品が売れた後の手順について見ていきましょう。
自己発送の場合
FBAを利用せずに自分で自己発送する場合の手順です。自己発送の場合には、Amazonからメールで商品に注文が入った旨が通知されます。メールが届いたら、商品を用意して梱包して、メールに記載されている方法で納品書を印刷して同封します。
自己発送の場合の発送方法は自由です。宅配便や郵便など、都合の良い方向で発送しましょう。発送できたら、Amazonの発送通知ボタンをクリックする手順を忘れないように気をつけましょう。
FBA利用の場合
FBAを利用している場合の手順は必要ありません。Amazonから注文が入った旨の通知はありますが、朝から苦情処理までAmazonが必要な手順はすべてやってくれます。ただし、FBAに商品を預けるための手順は必要です。手順が間違えていると、返送されてしまうので、預けるときの手順には気を付けましょう。
Amazonで売るのは難しい?絶対に売るためのコツとは?
Amazonで出品用のアカウントを作って売るのは簡単だと思って始めたら、意外に得ることができなかったという人は少なくありません。Amazonでは、絶対に売るためのコツがあります。こちらでは、Amazonで簡単に売るためのコツについて見ていきましょう。
売れ筋商品を見極める
Amazonはいくら月間アクセス数が多いからと言って、買う人がいない商品を出品していても儲けることはできません。売れ筋商品を見極めるというのは売るためのコツとしてとても大切なポイントです。
Amazonランキングやモノレートを分析する
売れ筋商品を探すためには、Amazonランキングやモノレートを分析することが大切です。
モノレートとは、Amazonランキングや、価格の変動、出品者数などのデータを誰でも無料で閲覧できるサイトです。こちらで売れ筋商品や、売れる価格帯等をしっかりと把握することが売れるようになるコツです。
出品一覧の上位に表示されるようにする
初心者でも得ることが簡単にできる商品というのは、ライバルが多い商品です。ライバルが多い場合には、出品者一覧の上位に表示されなければなかなか売ることはできません。出品者一覧の上位に表示するためには、価格が大切です。価格が安いものから売れていくので、常に最低価格はチェックすることが売るための大切なコツです。
本格的に売るのならFBAの活用は必須
特に副業で始める場合には、発送のための時間を割くことが難しくなります。本格的にAmazonで売るつもりであれば、手数料はかかってしまってもFBAを利用することが、上手に設けるためのコツになります。
高い出品者評価をもらえるようにすること
Amazonに出品されている商品は、ピンからキリまで玉石混交です。そのために、価格競争の他に出品者の評価も最近では気にする人が増えてきました。梱包のやり方や、価格に見合った質の良い商品を販売しているかといったことが購入者から評価されます。
自分の商品を購入してもらった人から、高い出品者評価をもらえるようにすることも、継続して儲けていくための大切なコツといえます。
Amazonで売るときの注意点
Amazonで売るときには注意しなければいけない点がいろいろとあります。この記事の最後に注意点について見ていきましょう。
レビューの操作はアカウント即はく奪
Amazonでは、レビューが多い順に商品を表示する機能があるために、レビューを自作自演する人が後をたちませんでした。しかし、現在はレビューを操作していることがAmazonにバレるとアカウントは即はく奪されてしまいます。
同じアカウントの購入者用アカウントで、AmazonフォトやAmazon prime video、Kindle本などのデジタルコンテンツを利用していた場合には、そういったものもすべて使えなくなってしまうので注意しましょう。
ビジネスとしてやるべきことはしっかりとやる
副業や内職としてAmazonで売ることを始める人であっても、Amazon出品はれっきとしたビジネスです。メルカリやラクマに出品するのとは全く訳が違います。商品の梱包はしっかりと丁寧に行う、申請が必要の商品はしっかりと申請するといった、仕事として当たり前にやらなければいけないことはしっかりとやるようにしましょう。
電波法関連の申請はしっかりと行う
Wi-FiとかBluetoothを利用した製品を輸入して販売する場合には、電波法などの法律に則った申請を行う必要があります。申請せずに販売した場合には、購入した人が罪に問われてしまう可能性もあります。近年では、Amazonのチェックも厳しくなっています。
申請するべき商品の申請が行われていない場合には、よければその商品の販売停止、悪質だと判断された場合にはアカウントのはく奪といった事例も出てきています。
ブランド名を付けるのならブランド登録も行う
中国から安く輸入した商品に、独自のブランドをつけて他の出品者と差別化して販売する人もいます。しかし、ブランド名をつけて販売する場合には、アマゾンにブランド登録を行わなければいけません。
ブランド登録をおこなっていないのに、他の出品者も出勤している商品を、あたかも自分の独自ブランドのように販売している場合には、商品が販売できなくなるという事例も出てきています。登録が必要なものは、しっかりと登録するようにしましょう。
単なる転売は排除される方向
問屋から仕入れた商品ではなくて、ブックオフやメルカリなどから買ってきた商品をAmazonで販売するだけの転売は、Amazonから排除される方向に向かっています。中古品であれば、転売でも可能なので、中古本やプレミアが付くおもちゃなどのせどりが可能ですが、単なる転売で儲けようとする人は排除されていくので注意しましょう。
Amazonは誰でも簡単に売ることができる!挑戦してみよう!
この記事では、Amazonで商品を売ることのメリットやデメリット、売るための手順や、確実に得るためのコツなどについて見てきました。Amazonに出品することは簡単ですが、継続して確実に商品を売り続けて、利益を出していく事は努力しなければいけません。
しかし、やりながら学べることもたくさんあります。Amazon出品をはじめようか迷っている人は、まずは出品用アカウントを作るところからはじめてみることをお勧めします。