2024年04月02日更新
Amazonでの無在庫転売のやり方!メリット・デメリットや稼ぐコツを解説
Amazonの無在庫転売で稼ぐ方法についてレビューします。また、Amazonの無在庫転売のメリット・デメリットや稼ぐコツも解説します。Amazonの無在庫転売で稼ぐ最も大事なポイントはニッチ路線で出品して、アカウント停止のリスクを回避するという観点です。
目次
- 1Amazonでの無在庫転売とは?稼ぐことは可能?
- ・有在庫と無在庫の違い
- 2Amazonでの無在庫転売で稼ぐコツは?
- ・どんな商品が売れるか事前にリサーチすることが重要
- 3Amazonでの無在庫転売のやり方を徹底解説!
- ・商品が見つかったらAmazonに出品
- ・注文が入ったら商品を発送
- 4Amazonで無在庫転売するメリット
- ・在庫を抱えるリスクを負わずに商品を販売できる
- ・Amazonのツールを使うから販売の手間が少ない
- ・少額の資金で在宅でできる
- 5Amazonで無在庫転売するデメリット
- ・無在庫転売はAmazonの規約に抵触する!アカウント停止も
- ・利益は少額なことも
- 6Amazonでの無在庫転売で注意する点とは?
- ・取り扱う商品数を増やしすぎない
- ・仕入れたら素早く発送する
- ・商品の出荷予定日には余裕を持たせておく
- 7Amazonでの無在庫転売は慎重に!
Amazonでの無在庫転売とは?稼ぐことは可能?
Amazonで稼げる、無在庫転売というサイドビジネスを知っていますか?誰にでも始められるという意味でサイドビジネスと紹介しましたが、本業で取り組んでいる事業主ももちろんいます。それだけ取り組み方によって、利益を上げられる門戸が広いインターネットビジネスです。
今回は、そんな誰でも取り組めるAmazonの無在庫転売について、稼ぐコツ・販売方法・禁止事項・メリット・デメリットについてレビューします。
無在庫転売というビジネスはAmazonという販売ツールがあって初めて成り立つビジネススタイルです。
Amazonは営業・受注・発送管理などを一括してサポートしてくれる万能ツールなので、この万能ツールを失わないためにも、Amazonの禁止事項に触れないように気を付け、Amazonからアカウント停止という評価を下されないように慎重に業務にあたる姿勢が大切です。
有在庫と無在庫の違い
無在庫転売という販売スタイルの対義語が有在庫転売です。有在庫転売は通常の販売の仕方で、商品を仕入れてから、注文を受けて販売するという販売フローですが、それに対して無在庫転売は注文を受けてから仕入れて発送するという販売フローになります。
この販売フローの違いが何を意味するかというと、有在庫転売は元手になる商品仕入れ資金が必要であり、必ず仕入れた商品が売れるという保証はないというリスクがありますが、無在庫転売は注文が先なので売上が先に立ち、その売上の中から商品仕入れ資金を工面でき、また、商品が売れないというリスクを負わないということです。
整理すると、無在庫転売は、通常の販売スタイル(有在庫転売)が抱える仕入れ資金の資金繰りと販売不振(不良在庫)のリスクに対する苦労を抱え込む必要がないという、理想的な販売スタイルです。
Amazonでの無在庫転売で稼ぐコツは?
次に、Amazonの無在庫転売で稼ぐコツ・方法についてレビューします。
どんな商品が売れるか事前にリサーチすることが重要
初めに挙げるAmazonの無在庫転売で稼ぐコツ・方法は、商品リサーチの強化です。売れる商品・ニーズがある商品をみつけて、出品することが最も大事なポイントになります。商品の注文が発生しないことには、全てのビジネスが稼働しません。
希少価値が高いグッズやレアアイテム
ただ、売れる商品・ニーズがある商品といっても、メジャーな商品・誰でも仕入れられる商品を扱っては、ライバルセラー(販売者)に差をつけるのは難しいでしょう。販売価格に大きな差をつけることもできませんし、出品数も多いはずです。
無在庫転売として、売れる商品・ニーズがある商品をリサーチするときは、まず、希少価値が高いグッズやレアアイテムを狙いましょう。あまり販売されていないけれど意外にニーズがある商品、あまり市場に出回っていない(製造数が少ない)けれどほしい人が一定数存在する商品などを狙うのがうまい方法です。
手に入れることがむずかしい景品や商品
また、手に入れることがむずかしい景品や商品を狙うのも、無在庫転売で稼ぐには良い方法です。自分の地元でしか仕入れられない商品、特定のキャンペーンやイベントに参加しないと手に入らない景品などは、レア製品としてニーズが高まる可能性があります。
Primeで出品されていない商品
Amazonで販売されている商品には「Prime」マークがついている商品があり、「Prime」マークがついている商品は購入者から信頼されます。
「Prime」マークはAmazonのフルフィルメント商品(Amazon倉庫に在庫を持つ商品、FBAとも呼ばれる)や大口の在庫をもつ商品に対して付与されるマークで、一定の在庫数が確保され、発送もスムーズに行われるため、Amazon側も販売促進の優先順位を上げて対応してくれる商品の称号でもあります。
この「Prime」マークがついている商品は、基本的に有在庫転売できる事業者が出品している商品なので、無在庫転売で同じ商品を出品しても勝ち目はありません。こうした製品は敢えて初めから避ける方が無難です。
また逆に、「Prime」マークがついている商品や販売数が多い商品の類似品やレアバージョンなどのニッチ路線を狙って稼ぐ、「ずらし」と呼ばれる手法・方法があります。
Amazonでの無在庫転売のやり方を徹底解説!
次に、Amazonの無在庫転売の基本的なやり方・流れを解説します。
商品が見つかったらAmazonに出品
商品が見つかったらAmazonに出品しましょう。Amazonアカウントを持っていれば、すぐに出品できます。「セラーセントラル」と呼ばれる販売管理画面にログインし、事前に発送料金などの販売条件の設定を行います。
Amazonの商品出品方法
Amazonの商品出品方法は大きく分けて2つあります。「相乗り出品・新規出品」です。相乗り出品は、既にほかの販売者が出品している商品に相乗りするかたちで出品します。相乗り出品を行う場合は、あらかじめ登録されている商品に対して販売者として名乗りを挙げるだけなので、出品手続きも簡単に済みます。
もう1つの新規出品は、Amazonマーケットプレイス上では、自分の出品が初めてになる商品登録です。そのため、登録する商品情報も詳細部分まで設定しなくてはいけないので、多少の手間がかかります。しかし、出品後は出品者は自分だけなので、商品の注目度が上がれば有利な条件で販売できます。
注文が入ったら商品を発送
出品した商品の注文が入ったら、次は商品発送です。しかし、無在庫転売の場合はまず、このタイミングで商品を仕入れます。無在庫転売の特徴は、仕入れ先との連携でその後の発送業務を省くことが可能です。
商品を入手して発送
受注後の商品仕入れは、可能な限りインターネットで済ませると、時間と手間を省けるのでおすすめです。特にサイドビジネスとして取り組んでいる販売者は、実店舗まで足を運ばなくてはいけない商品はなるべく選ばない方が良いでしょう。ただ、通勤途中や近所で仕入れられるのであれば、商品仕入れの選択肢の1つとして考慮しても良いかもしれません。
発送業者は、日本郵便・ヤマト便・佐川急便などが一般的ですが、それぞれ発送物の特徴に合わせてプランが用意されてるので、自分の商品発送に一番見合った、できるだけコストがかからない発送方法を選ぶようにしましょう。
また、設定されている商品発送予定日に遅れないように発送することも大事なポイントです。ルールを守れない案件が続くと販売者としての評価が下がってしまうので気を付けましょう。
直送が可能な場合も
仕入先によっては、購入者に直送してくれる店舗・企業があるかもしれません。直送対応してくれる可能性を感じたら一度相談してみましょう。相談する際のポイントは、発送先として自分の名前もしくは屋号を入れて発送してくれるかという点です。
購入者が商品を受け取った際に、全く見たことがない、身に覚えのないところから商品が送られてきては、不信感を抱かせてしまいます。そのため、できるだけ仕入れ先から販売者への直送には、自分の名前もしくは屋号が記入された状態で、購入者の手元に届くよう配慮するべきでしょう。
好条件で、購入者に直送できるようになれば、仕入れるだけで発送業務も兼ねてしまうので、効率的な業務フローが実現します。手数料が発生しなければ、自分の発送料金もかからないので、その分利益に上乗せできます。
また、自分の発送業務を省くという意味では、配送代行業者を利用する方法があります。配送代行業者と契約した後に、仕入れ先から配送代行業者に発送してもらえば、その後の発送業務は全て配送代行業者が賄ってくれ、発送後に発送記録(追跡番号などを含む)も報告してくれるので至れり尽くせりです。
ただし手数料が発生するので、配送代行業者を利用するときは、販売利益から手数料を差し引いても割に合うかという点を良く考慮する必要があります。
Amazonで無在庫転売するメリット
次に、Amazonで無在庫転売するメリットについてまとめました。
在庫を抱えるリスクを負わずに商品を販売できる
無在庫転売の第一のメリットは、在庫を抱えずに商品を販売できるという点です。物販の大きな負担になる懸念材料の1つが、売れない在庫を抱えることです。在庫を現金化できないリスクが、素人物販にとっては最も脅威といってよいでしょう。
このリスクを回避できている時点で、無在庫転売は理想的な物販スタイルといえます。これもインターネット販売が生んだ新しい販売体系です。初めに仕入れ金が必要なく、売れない在庫を抱えるリスクがないという点を踏まえれば、これ以上にサイドビジネスに向いているビジネスはないのではないでしょうか。
Amazonのツールを使うから販売の手間が少ない
また、無在庫転売という販売スタイルを大きく支えているのが、Amazonというショッピングツールです。
実店舗のショッピングモールのごとく、様々な商品を求めて購入者がAmazonというプラットフォームに集まってきます。元々購入するつもりはなかった商品も、Amazonのサイトを眺めていてインスピレーションが湧いて購入するというケースも珍しくありません。
Amazonは購入者にとって心強いショッピングツールですが、販売者にとっても同様のレベルで心強い販売ツールです。Amazonの販売システムを利用すれば、出品から受注、発送までの流れを完全サポートしてくれるので、営業マンを雇わずとも効率的な販売効果をもたらしてくれます。
営業・受注・発送管理(FABを利用すれば発送業務までも)を全てAmazonの販売システムが賄ってくれるので、結果的に販売者の手間を極力省いてくれ、効率の良いサイドビジネスが実現します。
少額の資金で在宅でできる
前述の通り、Amazonの無在庫転売を始めるにあたって仕入れ資金が必要ないため、最小限の資金でビジネスを始められます。事前に準備するものと言えば、梱包材と事務用品くらいで十分始められます。
また、在庫がないため保管スペースも要りません。強いてあげれば、仕入れ品を発送するまでの一時置きにつかうスペースくらいです。
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Amazonで無在庫転売するデメリット
次に、Amazonで無在庫転売するデメリットについてまとめました。総じて言えば、Amazonでは無在庫転売は正式に奨励されていないので、気を付けないとアカウント停止の可能性もあるという点がデメリットになります。
無在庫転売はAmazonの規約に抵触する!アカウント停止も
Amazonは無在庫転売を奨励しているわけではありません。無在庫転売を行って、無在庫に起因するトラブルが発生した場合、Amazonが販売者に対してマイナスの評価を下すのは明白です。程度に拠りますが、規約違反でアカウント停止という措置が下される可能性も十分あります。
アカウント停止となってしまっては、Amazonでビジネスを行うこと自体、不可能になってしまいます。Amazonでビジネスを行う以上、アカウント停止の事態は避けなくてはいけません。
アカウント停止におちいらないためには、アカウントの評価を下げないことが重要になります。Amazonのルール(出荷予定日・購入者フォロー)を厳守して、アカウント停止という評価をAmazonから下されないように気を付けましょう
Amazonでの無在庫転売がルール違反なのに禁止されない理由
Amazonは無在庫転売を奨励しておらず、Amazonが無在庫転売などに対する引き締め対策を行う時期が定期的にあります。そうした時期には厳しい取り締まりが行われますが、常に厳重に取り締まっているという状況ではなく、事実上完全に禁止できていません。
完全に禁止できていない理由は、無在庫転売もある程度グレーな部分があり、どこまでを取り締まり・禁止の対象にするのかを明確に規定するのは難しいところがあります。販売者はそれぞれ、自分の販売スタイルがあり、商品によってはやむを得ない仕入れ条件もあるでしょう。また出品商品の案内に「メーカー発注品」と明記されているものも見かけます。
恐らく大口在庫を持っている販売者の一部の商品が受注後のメーカー発注品として出品しているケースであると思われますが、こうしたケースも発送予定日や購入者への連絡・フォローをルールに沿って運営していれば許されているわけなので、一辺倒に無在庫転売を切り捨てる・禁止するという処置は難しいでしょう。
そのため、Amazonで無在庫転売を取り組む姿勢として、発送予定日や購入者への連絡・フォローなどのルールをしっかり守って禁止事項に触れないように心がけ、トラブルが発生しないように、購入者・Amazonに迷惑をかけないように、まじめに無在庫転売に取り組むという点が大事になります。
仕入れ先として利用できるルートの商品販売数が枯れる可能性がある商品の出品は、アカウント保全の視点で言えばデメリットなので、できるだけ出品しないようにした方が無難です。また、Amazonの不正転売に対する引き締め強化は定期的に行われるので、そうした点も留意して、まじめに禁止事項に触れないように取り組む必要があります。
利益は少額なことも
これは無在庫転売に限らず、Amazonで個人がサイドビジネスで販売を行う際の全般的なデメリットですが、ニッチ路線で出品を進めても出品者が増えてくると、どうしても価格競争になる場合があります。価格競争が激化すると薄利で良いので受注したいという方法性に流れるので、このケースで商品が売れても利益は少額になります。
「せっかく苦労して販売したのに利益は少なかった」という、無在庫転売のデメリットも少なからず経験するでしょう。
Amazonでの無在庫転売で注意する点とは?
次に、Amazonで無在庫転売を行う上での注意点について解説します。無在庫転売を行う心構えを総括すれば、「アカウントの評価を下げない」という一言に尽きます。まじめにAmazonで販売してくれている販売者であるという印象をAmazon内外に示すために、アカウント評価の健全性を守ることに徹するべきです。
取り扱う商品数を増やしすぎない
「アカウントの評価を下げない」ということは、言葉を変えると「ミスを犯さない」という意味にもなります。そうした観点から派生して、取り扱う商品数を増やしすぎないという考え方もポイントになります。個人で取り組むビジネスは取り扱う案件数にも限界があるので、自分1人で扱えないほどの商品数を出品しないように気を付けましょう。
受注が立て込み、商品が売れたのは良いけれど結果的に発送に手が回らず、発送予定日に間に合わなかったためアカウント評価を下げてしまったというのでは、ビジネスの根幹が揺らいでしまいます。良かれと思って販売ラインアップを増やしたことがかえってビジネスにとってデメリットになる可能性があるので注意しましょう。
仕入れたら素早く発送する
仕入れたら素早く発送するというポイントも、アカウント停止というリスクを回避する上で重要です。受注したら、まず素早く、仕入れ発注をかけましょう。実店舗で仕入れる場合は、時間と手間がかかるので、実店舗を仕入れ先として利用する場合は、できるだけ生活範囲内(職場・自宅付近)の店舗を選びましょう。
せっかく商品が売れたのに、仕入れ先が遠くて出荷に手間取り、結果的にアカウントに悪影響を及ぼしたというのでは、商品が売れたことがかえってビジネスのデメリットになってしまいます。出荷予定日を厳守して出荷することで、アカウントの健全性が保たれます。
商品の出荷予定日には余裕を持たせておく
アカウントの健全性を保つために、商品の出荷予定日には余裕を持たせておくことをおすすめします。商品の出荷予定日は早めに設定する方が購入者にも好かれやすく、結果的に商品が売れやすいのは事実ですが、自分がビジネスとしてこなしきれないほどの無理のある設定は、ビジネスにとってデメリットになるので避けるべきです。
あくまで稼ぐよりも、禁止事項に触れないように配慮することでアカウントの評価を守り、アカウント停止のリスクを回避することを第一優先として考えましょう。
Amazonでの無在庫転売は慎重に!
Amazonで無在庫転売を行う際は、禁止事項に違反しないように慎重に行いましょう。無在庫転売はAmazonという販売ツールがあるおかげで成り立つビジネスモデルです。
Amazonという販売ツールは、営業・受注・発送管理という業務を一手に引き受けてくれる万能ツールです。販売ツールを活用することで、個人でも無在庫転売というサイドビジネスを行えます。
Amazonという販売ツールがなければ、無在庫転売自体行えないので、Amazonという販売ツールを失わないためにも、禁止事項に触れないように気を付けて、Amazonからカウント停止の評価を下されないように気を付けましょう。