Amazonの出品方法!商品の登録から発送方法までの流れや販売手数料について解説!
Amazonに出品できるのは企業だけではありません。マーケットプレイスなら個人でも出店が可能です。この記事ではAmazonに出品する流れや方法を、出品用のアカウントを登録するところから実際に出品の手続きをする方法についてわかりやすく解説します。
目次
- 1Amazonへの出品方法は簡単!個人でも売ることができる!
- ・Amazonへの出店方法は2種類
- ・Amazonへ出品するために必要なもの
- 2Amazonの出品登録する方法
- ・Amazonの購入者用アカウントが必要
- ・個人で出品者用アカウントを作成する方法
- 3Amazonへ商品を出品する方法
- ・すでに販売ページがある商品から登録しよう!
- 4Amazonへ出品した商品が売れた後の流れ
- ・自己発送の場合の発送のやり方
- ・FBAを利用する場合の発送のやり方
- 5個人の出品はマーケットプレイスとメルカリのどちらがお得?
- ・手数料の違いについて
- ・発送方法
- ・匿名性について
- 6Amazonのマーケットプレイスへの出品方法は意外に簡単!
Amazonへの出品方法は簡単!個人でも売ることができる!
Amazonのマーケットプレイスへの出品というと、本格的にネット通販を手掛けている業者だけが行っているもの、というイメージがありますが、実は意外に簡単にできます。ここ最近は副業を行う人が増えているので、副業として本格的にAmazon出店を行っている人もいますが、実は個人でも出店して売ることができるのです。
この記事では個人でもできるAmazonのマーケットプレイスへ出店する方法を、出品用アカウントや商品の登録方法や、出品して販売後に発送する流れなどについて詳しく解説します。
Amazonへの出店方法は2種類
Amazonへ出品するためには、出品用のアカウントを作成する必要があります。Amazonの出品用アカウントには次の2種類があります。個人であっても本格的に副業としてネット通販を手掛けるのか、家の不用品を売りたいだけなのか、によって適切な出店方法が変わってきます。どちらを利用するべきなのか、最初にしっかりと考えましょう。
小口出品
Amazonで登録できる出品用アカウントの1つは小口出品というアカウントの種類です。小口出品は商品が1つ売れるたびに支払う販売手数料の他に100円の手数料をAmazonに支払います。
出品できる商品の種類や、Amazonで利用できる出品用の機能は大口出品に比べると限定されてしまいます。しかし、出店のハードルは大口出品と比べるとかなり低いので、家の不用品を売りたいのであれば小口出品で十分です。
大口出品
Amazonの出品用アカウントには大口出品というものもあります。大口出品というのは、まさに1つの商品の在庫を大量に用意して販売するためのアカウントで、本格的にネットショップを手掛けたい人のためのアカウントです。
注文が成約した場合にかかる販売手数料の他に、月額4,900円の月額登録料が必要になります。ただし、小口出品と違い100円の販売手数料は必要ないので、1か月に50個以上の商品を販売する場合には大口出品の方がお得になります。
出品可能な商品カテゴリーも小口出品よりも広く、データ分析レポートも充実しています。本格的な仕事としてAmazon出品に取り組みたい人におすすめのアカウントです。
Amazonへ出品するために必要なもの
Amazonに出品する際には、銀行口座とクレジットカードが必要になります。また携帯電話番号も必要です。銀行口座は売上金を受け取るために、クレジットカードは手数料をAmazonに支払うために必要です。携帯電話番号は本人確認などに必要です。
銀行口座、クレジットカード、携帯電話があればだれでも簡単にAmazonのマーケットプレイスには出品できます。個人でも出品できるので、ぜひAmazon出品に挑戦してみましょう。
Amazonの出品登録する方法
Amazonのマーケットプレイスに出店して、商品を出品するためにはまずは出品用のアカウントを登録する必要があります。まずは出品用のアカウントを登録する方法を見ていきましょう。
Amazonの購入者用アカウントが必要
Amazonに出品用のアカウントを作るためには、まずは通常の購入用のアカウントを作る必要があります。もしもAmazonアカウントを持っていないのなら、アカウントを作成するためのメールアドレスを用意して購入者用のアカウントを作成しましょう。
ビジネス用のアカウントを作ってもOK
家の不用品を小口出品で販売する場合には、いつも使っている購入用のアカウントでもいいでしょうが、本格的に副業としてAmazon出品に取り組むのであれば、ビジネス用のアカウントを別に作成してもいいでしょう。
Amazonのアカウントは購入用のアカウントであれば複数作成しても大丈夫です。ただし、出品用のアカウントは1人につき1アカウントしか持てないので注意しましょう。複数のアカウントを作成するときには、いつも使っているアカウントとは別のメールアドレスを用意して、いつものアカウントからログアウトしてから新規アカウントを作成します。
個人で出品者用アカウントを作成する方法
個人でAmazonに出品用のアカウントを作成する方法を説明します。まずはこちらのページに入って出品用のアカウントを作成する手続きを行いましょう。
「さっそく始める」をクリックして、出品用アカウントの登録をしていきます。
Amazonアカウントにログインするので、ログインパスワードを入力します。出品用アカウントにログインしたら、出品者情報を登録していきます。自分の名前や住所、店舗名などを入力していきます。実際にマーケットプレイスに表示される名前は出品者名ですが、名前や住所は出品者情報の特定商法取引法に基づく表記に表示されます。
どうしても表示されたくないからといって、架空の住所や名前、電話番号を入力してはいけません。どうしても自宅の住所が無理な場合には、事務所を用意するなどの対応が必要です。
住所や名前などを入力できたら、次に支払い情報を入力します。販売手数料をAmazonに支払うクレジットカードと、売上金をAmazonから受け取るための銀行口座を登録します。
店舗名はあとから変更可能
出店している代表者の名前や住所を変更するのは大変ですが、商品一覧などに表示される店舗名はあとから簡単に変更できます。今すぐに決めなくても大丈夫なので、最初は適当に付けておいて、後から変更しても大丈夫です。
ただし本格的に出店し始めたら、ビジネスとして展開するのなら購入してもらう人に店舗名を覚えても羅いたいものです。出品を始める前にはちゃんとした店舗名を考えましょう。
Amazonへ商品を出品する方法
Amazonに出品用のアカウントを登録できたら、次は実際に売る商品を登録していきましょう。商品登録をする流れは次のような流れになります。
すでに販売ページがある商品から登録しよう!
登録できる商品は、すでに誰かが先に販売を開始していて販売ページが作られている商品と、まだ誰も販売していない販売ページがない商品があります。
Amazonではまだ誰も販売していない商品を売るときには、販売ページを作るところから始めなくてはいけません。しかし、すでに販売ページがある商品なら販売ページの作成なしで、商品の出品登録をするだけで販売ができます。
オリジナル商品の販売を考えている人でも、Amazonでの出店とはどのようなものなのか手ごたえをつかむために、すでに販売ページがある商品から販売を始めてみることをおすすめします。本やCD、DVDなどのメディア商品は比較的販売しやすいので、手始めに家にある古本などの商品を登録してみましょう。
商品の検索から登録する方法
すでに販売ページがある商品であれば、その商品を購入ページから検索して出品することができます。出品用のAmazonアカウントにログインして、通常の検索方法で商品を検索します。すると商品ページの下の方に「この商品をお持ちですか?マーケットプレイスに出品する」というボタンがあるので、そちらをクリックします。
すると商品のコンディションの説明、在庫数、販売価格、配送方法などを登録します。必要な情報を入力して登録ボタンをクリックすれば商品の出品は完了です。出品の流れは意外に簡単です。中古を出品する場合には商品のコンディションは正確に書きましょう。
本であれば「表紙に傷や折れがあります。」「書き込みが多少あります」といった情報は正確に書かないと、後からクレームや低評価の原因となります。
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Amazonへ出品した商品が売れた後の流れ
Amazonのマーケットプレイスへ出品した商品が売れたら発送して購入者に商品を届けなくてはいけません。Amazonのマーケットプレイスで発送する方法には、自分で発送する自己発送とAmazonのFBAを利用する方法があります。自己発送の方法と、FBAを利用する方法のそれぞれの発送のやり方や流れについてみていきましょう。
自己発送の場合の発送のやり方
自己発送の場合の発送のやり方や流れは次の通りです。まずは最初の流れでは注文確定メールが届きます。そのメールが届いたら、セラーセントラルにログインして「注文管理」に入り、未発送の商品の一覧を表示します。
発送するべき商品の納品書がその一覧から印刷できるので印刷します。印刷した納品書の上の欄には発送先の住所が書かれているので、宛先用のラベルとして利用します。納品書の下の欄は切り取って商品に同封して梱包します。
梱包のやり方は商品によって違います。商品が壊れたりすることなく、購入者の方の手元に届くように梱包のやり方には細心の注意を払いましょう。梱包した商品は、宅配瓶や郵便局などから発送します。
FBAを利用する場合の発送のやり方
購入された商品を発送するやり方にはAmazonのFBAを利用するやり方もあります。こちらではFBAを利用する発送のやり方と、発送の流れについてみていきましょう。
FBAとは?
FBAというのは「フルフィルメント バイ Amazon」の略です。あらかじめAmazonの倉庫に自分が出品している商品を預けておいて、Amazonに保管から注文処理、配送、返品などの対応を全てお任せする方法がFBAです。
FBAを利用すると、商品にプライムマークがつくので、購入者には信頼性が高いと認識されるようになります。FBA倉庫の利用料金などがかかりますが、いったん商品を納入してしまえば、注文が入るたびに発送作業を行わなくて済むようになります。
FBAを利用するようになったら、商品選定や仕入れ、FBAへの納品だけをすればよくなるので、作業効率がグッと楽になります。
FBAからの発送の流れ
FBAから発送するための流れでは、FBAに商品を納入するまでの流れが大切になります。FBAを利用して販売する場合には、商品を登録したら「在庫」の「在庫管理」から「在庫商品を納品/補充する」をクリックします。
納品プランの作成で、発送元の住所などを入力してメーカー梱包か個別の梱包かを選びます。メーカー梱包とはメーカーが問屋などに販売するときのロット単位での納品で、個別梱包はそれ以外の納品です。
メーカー梱包であれば商品ラベルの貼り付けをAmazonのFBA倉庫にお任せできますが、個別梱包の場合には、商品ラベルの貼り付けの流れも自分で行わなくてはいけません。
FBAへの納品プランが作成できると、商品ラベルが印刷できるPDFをダウンロードできます。ラベルの貼り付けのやり方は、商品ラベルは商品にあらかじめついているバーコードを隠すように、1つ1つの商品にバーコードの上から貼り付けます。
商品ラベルを貼り付けて、段ボール箱に梱包できたら、次は発送ラベルを印刷して貼り付けます。配送業者を選択して、荷物の個口を入力すれば配送ラベルのPDFがダウンロードできるので、印刷して貼り付けます。
FBAに納入するときの流れでは、商品の中身がわからない包装のやり方では受け付けてもらえません。透明なビニール袋などに入れてから、その上から商品ラベルを張るやり方をしましょう。
個人の出品はマーケットプレイスとメルカリのどちらがお得?
ここまでAmazonに出品する方法についてみてきました。副業でビジネスとしてAmazon出品を始めるのであれば、個人でもAmazonに出品するという流れはいい流れでしょう。しかし、最近ではメルカリやラクマなどのフリマアプリも利用できます。
フリマアプリが出現する前ならAmazonのマーケットプレイスで不用品の処分をするのが当たり前でしたが、現在ではどちらがいいのか検証してみましょう。
手数料の違いについて
手数料の違いについてみていきましょう。Amazonの小口出品では100円の販売手数料の他に、商品代金の8%から15%の成約手数料がかかります。成約手数料は商品カテゴリーによって変わってきます。
一方でフリマアプリは、メルカリなら商品代金の10%、ラクマなら3.5%が必要です。フリマアプリで匿名発送を利用する場合には、配送料も売り上げ金から差し引かれます。
発送方法
発送方法では、Amazonでは匿名配送を選ぶことができません。自宅を事務所として利用している場合に自己発送をしたら、購入者にこちらの住所がわかってしまいます。しかし、メルカリやラクマなら匿名配送を利用できます。
また、メルカリやラクマならコンビニなどから簡単な手続きをするだけで発送できますが、Amazonの自己発送はすべて自分で発送手続きをしなくてはいけない点が面倒くさい点です。
匿名性について
個人で出品する場合に、一番大きな違いは商品を売るのにあたって匿名性があるかどうか、という点です。何かと物騒な出来事が多い昨今、Amazonの販売者情報のページには出品者の本名と事務所の住所が記載されます。自宅を事務所にしている場合には自宅の住所がネット上にさらされることになります。
自己発送の場合には、発送者として自分の名前と住所を渡すことになります。このことが原因で何かが起こる可能性は少ないものの、何かが起こる可能性も否定はできません。
一方でメルカリやラクマなら完全に匿名性を持って取引を行うことができます。メルカリやラクマには自分の名前や住所を渡さなくてはいけませんが、匿名配送を選べば取引する相手に自分の個人情報を渡す必要はありません。個人で不用品を売る場合には、メルカリやラクマの方が安心できるのは間違いありません。
Amazonのマーケットプレイスへの出品方法は意外に簡単!
この記事ではAmazonのマーケットプレイスへ出店するときの登録方法や、商品を売る方法などについてみてきました。商品を売るというと、ちょっと大変なことにも感じますが、Amazonで売るのは意外に簡単なことです。
ただし、Amazonで売ると住所や名前が出てしまうというデメリットもあります。副業のビジネスとして発展させていくつもりならいいでしょうが、個人が不用品を売る場としてふさわしいのかどうかはわかりません。この辺はフリマアプリと天秤にかけてどちらで売るのがいいかよく検討してみましょう。