Googleマップの自転車ルートの使い方!検索が使えず時間計算できない?
日本のGoogleマップでは自転車のルート検索が使えないため、徒歩ルート検索を提案しています。徒歩ルート検索が提示する所要時間を、自転車移動した場合の所要時間算出法も紹介します。本記事の所方法を利用して、快適なGoogleマップでのサイクリングを楽しもう。
目次
Googleマップの自転車ルートとは?
みなさんはGoogleマップの自転車ルート機能をご存知でしょうか?東京や大阪にお住まいのユーザーの方であれば、車ではなく電車や自転車での移動をする方も多く、自転車に乗りながらナビをしてくれる機能があると非常に便利です。
Googleマップはご存知の通りストリートビューや航空写真、経路案内と移動時間を表示してくれる便利な機能です。スマートフォン専用のGoogleマップアプリもあり、さらに使いやすくユーザーにマップ機能を提供してくれています。
Googleマップには自動車、自転車、徒歩、公共の交通機関の経路検索や所要時間表示機能が搭載されていますが、本記事ではその中でも自転車経路検索機能(ナビ)の使い方をご紹介します。
Googleマップの自転車ルート検索は日本で使えない
まず結論から述べますが、Googleマップの自転車ルートは日本国内では使えないので注意して下さい。海外に住んでいるユーザーの中には、海外でGoogleマップの自転車機能が利用できていたのに、日本国内からGoogleマップにアクセスすると、自転車経路検索が表示されずに驚いた方もいます。
この自転車ルート検索機能が日本で使えない理由は次章で詳しく解説しています。また本記事で中盤では、自転車経路検索が使えない代わりに、他の機能で代替えする方法もご紹介しています。海外で利用できるGoogleマップの自転車ルート検索機能を使う場合は、下記のリンクかGoogleマップにアクセスして下さい。
GoogleマップにアクセスしたらGoogleマップスクリーン上、画面左の"三"アイコンをクリックします。
表示されるメニュー一覧から"自転車"をクリックして下さい。
"自転車"項目をクリックすると"自転車専用道""自転車専用レーン有り”など自転車で走行することが可能な道路に色がつけられます。目的地と現在地を入力、または地図上でピンをドロップすることで、自転車での最適経路の案内が開始、及び所要時間が表示されます。
スマートフォン専用Googleマップの場合は、Googleマップアプリを起動して画面左上の"三”アイコンをタップして下さい。
Googleマップにルート検索画面が表示されるので、"自転車"アイコンをタップしてください。Googleマップに目的地と現在地を入力、または地図上でピンをドロップすることで、自転車での最適経路の案内が開始、及び所要時間が表示されます。
それでは何故Googleマップの自転車ルート機能が日本で利用できないのでしょうか?その利用を詳しくご紹介していきます。
日本で使えない理由
日本でGoogleマップの自転車ルート機能が利用できない理由は、日本国内に道路上に自転車専用の”自転車レーン”が存在しないからなのです。海外の先進国では、CO2規制の取り組みが盛んなため、自転車専用レーンを設置して、自転車での通勤、通学を促している国が多数あります。
そのような先進国には、道路上に自転車専用レーンがあり、自転車しか走行できないように、法整備がされています。
自転車専用レーンを設置することでスマートフォンのGoogleマップの地図機能を利用しながら走行できる場所もあります。そういった自転車レーンを設置している国や地域でのみGoogleマップの自転車経路検索機能が利用することができるのです。
日本でGoogleマップの自転車経路検索ナビが使えなくても、Googleマップの代替え機能を利用することで、自転車の経路検索や所要時間計算ができます。次章では、日本で利用できないGoogleマップの自転車経路機能の、代替え機能をご紹介します。
Googleマップの自転車ルート検索の代替え機能は?
本章ではGoogleマップの自転車ルート検索の代替え機能をご紹介します。Googleマップ以外の外部アプリを利用する必要はありませんので、本章の代替え機能の使い方を活用し、Googleマップ自転車ルート検索を実際に試してみてください。
Googleマップの自転車移動ナビの代わりに徒歩経路機能を利用する
Googleマップの自転車経路ナビの代替え機能は、Googleマップの徒歩経路機能を利用して下さい。Googleマップの徒歩経路機能は自転車移動ナビと同様の機能なので、問題なく経路検索ナビが利用できます。本章ではGoogleマップの徒歩経路機能の利用方法をご紹介します。
Googleマップの徒歩経路ナビ機能の使い方
Googleマップの徒歩経路ナビ機能の使い方ですが、まずは下記のリンクからGoogleマップにアクセスして下さい。
Googleマップにアクセスしたら画面左の"ルート検索"アイコンをクリックします。
Googleマップ上にルート検索画面が表示されます。"徒歩移動"アイコンを選択して"出発地”を入力または"地図上で行き先をクリック”します。また"目的地"も入力して下さい
Googleマップの徒歩移動ルート検索の手順は以上です。続いてGoogleマップで表示される徒歩移動の所要時間から、自転車の移動所要時間の算出方法をご紹介します。
検索した経路(ルート)の所要時間の計算は徒歩移動時間
Googleマップ徒歩移動検索機能で移動経路を検索すると、所要時間は徒歩移動時間で表示されます。実際の自転車移動の所要時間としては使えないのですが、本記事ではGoogleマップの自転車移動の所要時間と、徒歩移動の所要時間の違いを測定してみました。
約片道8.1kmの平坦な道のりの経路が表示されました。徒歩移動で所要時間は1時間44分です。続いて自転車での経路を、徒歩での経路と同じに設定してみます。
自転車での移動所要時間は32分と表示されています。これは渋滞のない時間帯での計算です。自転車の平均速度は15km/h、マウンテンバイクなどのバイクですと20km/hです。この結果から、徒歩の所要時間の1/3程度の時間で自転車の所要時間を計算することができます。
あくまでも目安ですので、正確な所要時間は計算できませんが、日本で自転車のルート計測と所要時間を算出する場合は、徒歩の所要時間の1/3程度と覚えておいてください。本記事ではわかりやすいように、Googleマップのパソコン版画面でのご紹介となりましたが、スマートフォン専用のGoogleマップアプリでも操作方法は一緒です。
Googleマップを使って自転車走行は要注意
本記事最後の本章では、Googleマップを使った自転車走行の注意点をご紹介します。本章ではGoogleマップを使って自転車移動する際の、交通違反に関する重要な項目を記載していあります、必ず最後まで読んで下さい。
Googleマップ自転車走行の注意点を確認しよう
自転車走行中のスマートフォン操作は犯罪です。過去にもスマートフォンを操作しながら自転車を運転して、人身事故から尊い命が失われる死亡事故も発生しています。交通違反や違反行為は絶対しないようにしてください。次の章からは、自転車走行の際の交通法違反に関して詳しくご紹介していきます。
【Googleマップ自転車走行の注意点1】走行中のスマホ操作は絶対しない!
自転車走行中にスマートフォンの操作は絶対にしないでください。自転車は一般自動車と同じ交通法が適用されるので、走行中にスマートフォンは使えません。
特に見知らぬ地や土地勘のない街を自転車走行している最中は、常にスマートフォンのGoogleマップを見ながら移動したくなりますが、非常に危険ですので絶対にやめてください。またスマートフォンを自転車走行中に操作すると、スマートフォンの落下、破損にもつながります。
自転車用のスマートフォンホルダーが市販されているので、スマートフォンホルダーにスマートフォンを装着し、Googleマップを確認、操作する場合は、必ず安全な場所に停止してから操作して下さい。
【Googleマップ自転車走行の注意点2】両耳にイヤホン装着は絶対しない!
Googleマップには音声ナビ機能も搭載されています。イヤホンをしながら移動することで、音声ナビの指示通りに経路を進むことが可能です。ですが前述した通り、自転車は一般自動車と同じ交通法が適用されるので、自転車走行中にはイヤホンは使えません。両耳にイヤホンをしていると交通違反になりますので十分に注意して下さい。
各都道府県の条例によっては、方耳イヤホンでも交通違反になる場合があるので十分に注意して下さい。詳しくは各都道府県の警察機関に確認する必要があります。
Googleマップを使って自転車走行する際は安全第一に!
本記事では日本のGoogleマップでは自転車のルート検索ができないため、代替えの機能として徒歩ルート検索を提案しました。また徒歩ルート検索が提示する所要時間を、自転車で移動した場合の所要時間の算出方法もご紹介しました。本記事の所要時間算出方法を利用して、快適なGoogleマップでのサイクリングを楽しんでください。
また本記事最後にご紹介した交通違反などの違反行為は絶対にしないでください。スマートフォンホルダーを自転車に装着して、歩道ではなく車道を走行し、自転車を運転しながらスマートフォンを操作しないでください。