Gmailのファイル添付したメールの送り方!ファイル添付メールの検索方法は?
本記事ではGmailの便利な添付ファイル機能についてご紹介しました。本記事で紹介したGmailの添付ファイルを便利に利用できる方法を活用することで、作業効率は圧倒的に高まります。本記事を参考にGmailの添付ファイルを使いこなしてみて下さい。
目次
Gmailで添付ファイルを送るには?
Gmailは無料で利用できるGoogleが提供するフリーメールサービスです。Googleの無料プランには15GBの保存容量が付与され、画像データや書類データなど幅広いファイルの種類がメール添付可能です。Webフリーサービスという特徴を利用して、クラウドストレージサービスのように、データを管理する目的で利用することもできます。
またGmailアカウントを作成すれば、Google DriveやGoogle Photo、YouTubeなどのGoogleが提供するサービスを一元管理することが可能です。Gmailアカウントを利用してみたいという方は下記のリンクからGmailの新規登録が可能ですので、この機会にGmailを利用してみてください。
本記事冒頭の本章ではGmailで添付ファイルを送る方法、及び手順をご紹介します。
ファイルを選択する
Gmailには2つの方法でファイルをメールに添付することができます。2つの添付ファイルの送り方をご紹介します。
1つ目の添付ファイルの送り方は、Gmailの新規メッセージ画面の添付ファイルアイコンをタップして添付ファイルを選択する方法です。
Gmailの画面上に新規メッセージ画面が表示されます。”新規メッセージ”画面の下側メニュー一覧から"添付ファイル”アイコンをクリックして下さい。
パソコン画面にフォルダが表示されます。添付したいファイルを選択して下さい。
添付ファイルの選択が完了すると”新規メッセージ”画面、本文下部分に添付ファイルが表示されます。これでメールへのファイル添付は完了です。
添付ファイルの右側に表示されている”☓"アイコンをクリックすると、添付ファイルをメールから削除することができます。
また2つ目の添付ファイルの送り方として紹介するのが、添付したいファイルをドラッグ&ドロップでメールに添付する送り方です。
Gmailの新規メッセージ上に、添付したいファイルをドラッグ&ドロップすることでファイルを添付することも可能です。
Gmailの添付ファイルの送り方の手順解説は以上となります。送り方自体は非常に簡単ですので、本章の送り方の手順を参考に実際にメールにファイルを添付してみてください。
最大25MBの添付ファイルを送信
Gmailの添付ファイルの最大サイズは25MBまでです。それ以上のサイズのデータファイルの添付はできないので十分に注意してください。Gmailで25MB以上のデータを添付したメールの送り方は本記事後半でも紹介しますが、Gmail以外のサービスを利用することで可能です。詳しくは"Gmailにファイルを添付できない場合の送り方"の章を参照して下さい。
情報保護モードで添付ファイルを送信
Gmailには"情報保護モード”と呼ばれる機能が搭載されています。"情報保護モード"とは、添付したファイルやメールコンテンツの情報が漏洩しないように保護してくれる機能です。気密性の高いファイルを添付する際に活用してください。
Gmailの"情報保護モード”を有効にする方法はGmailの新規作成画面、下側のメニュー一覧の一番右側のアイコンをクリックして下さい。(詳しくは上記の画像の赤枠で囲われている部分を参照してください。)
Gmailにファイルを添付できない場合
前章ではGmailにファイルを添付する方法をご紹介しました。実際にGmailにファイルを添付すると、Gmailにファイルが添付できないという問題が発生します。本章ではGmailにファイルを添付できない場合の原因と対処方法をご紹介します。
添付ファイルを利用できない可能性がある
Gmailにファイルを添付できない場合は、添付したデータファイルが破損している可能性があります。破損している恐れのあるデータファイルは送信することができません。
データファイルが破損しているかどうか確認する方法は、パソコンでデータファイルを開くことで確認することができます。パソコン上でデータファイルを開いて"このファイルは破損しています”などの警告メッセージが表示されます。データ修復ファイルなどを利用して、ファイルを修復した後、Gmailに再度ファイルを添付してみてください。
セキュリティ上の理由によりブロックされた
Gmailのサービスにはセキュリティ機能が搭載されています。".exe"ファイルなどデータファイルはGmailのセキュリティ機能上、添付することができないので注意して下さい。どうしても".exe"ファイルを添付する必要がある場合は、本記事後半の"Gmailにファイルを添付できない場合の送り方"で対処方法をご紹介していますので参照してください。
サイズ制限や添付できないファイルの種類
本記事冒頭でも述べたように、Gmailの添付可能なファイルサイズは最大で25MBです。それ以上のデータサイズのファイルはGmailでは送信することはできません。
またGmailには添付することができないファイルが".exe"以外にもあります。下記のリストはGmailに添付することができないファイルの種類となります。
.ade. | adp | .apk | .bat | .chm | .cmd |
.com | .cpl | .dll | .dmg | .exe | .hta |
.ins | .isp | .jar | .js | .jse | .lib |
.lnk | .mde | .msc | .msi | .msp | .mst |
.nsh | .pif | .scr | .sct | .shb | .sys |
.vb | .vbe | .vbs | .vxd | .wsc | .wsf |
.wsh | .cab |
上記リストのファイルは実行ファイルと呼ばれるもので、ウイルスファイルにも利用される拡張子であることからGmailでは添付できないファイルとなります。
Gmailにファイルを添付できない場合の送り方
前章ではGmailに添付できないファイルや、データサイズについてご紹介しました。本章では、どうしてもこれらの添付できないファイルをGmailで送付したい場合の対処方法をご紹介していきます。
添付ファイルが25MBを超える場合
GmailでHD動画などの25MBを超えるファイルを送信する場合、または複数のファイルサイズを送る場合、ファイルの合計サイズが25MBを超えることが多々あります。この場合はGmail以外の方法を選択することで、25MB以上のデータファイルを送信することが可能です。
メールではなくGoogleドライブ
25MB以上のデータファイルを送信する場合は、Gmailに搭載されている"Googleドライブ”を利用することでファイル共有することが可能です。GoogleドライブはGoogleが提供する、クラウドストレージサービスで、大容量のデータファイルや複数のデータファイルを共有することに長けています。
Googleドライブ利用してファイル添付をする場合は、Googleドライブにファイルを保管しておく必要があります。下記のリンクからGoogleドライブにアクセスし、Gmailで利用しているアカウントを使ってログインして下さい。
Googleドライブにログインしたら、Googleドライブ画面左側に表示されている”新規”をクリックして、データファイル、またはフォルダをGoogleドライブにアップロードしてください。
"新規”をクリックするとメニュー画面が展開されます。”ファイルのアップロード”または"フォルダのアップロード”をクリックし、アップロードしたファイルやフォルダを選択します。
Googleドライブファイルのアップロードが完了したらメール新規作成画面で”Googleドライブ"アイコンをクリックして下さい。
先程Googleドライブにアップロードした25MB以上のファイル、またはフォルダを選択すれば、送信先の相手とファイル共有することが可能です。もちろん相手ユーザーはGoogleドライブで添付したファイルのダウンロードが可能です。
拡張子が原因の場合もGoogleドライブを利用すれば共有可能
前章でも述べた通り、Googleではメール添付できないファイル拡張子が存在します。そういう場合は、前章で紹介したGoogleドライブを利用してください。Googleドライブを利用することで"exe"ファイルなどGoogleで添付できない拡張子も共有することが可能です。
Gmailで添付ファイルを検索する方法
本記事最後の本章では、Gmailの受信トレイから添付ファイルを検索する便利な方法をご紹介していきます。Gmailを仕事で利用しているユーザーの方は、膨大なメールも頭を悩ましていることが多々あります。本章で紹介する検索方法を覚えておけば、仕事の効率を上げることが可能なので、覚えておくことをおすすめします。
検索演算子を使う
Gmailで添付ファイルを検索する場合や、その他検索する場合は便利な検索演算子コードを利用してください。本章では下記の演算コードをご紹介します。
「has:attachment」 | 「filename:」 |
「label:」 | 「subject:」「to:」「from:」 |
「after:」「 before:」 | 「older_than:」 |
「is:unread」 |
上記の検索演算子コードをGmailの検索欄に入力することで、対応しているメールのみを表示してくれるのです。上記それぞれの検索演算子コードの使い方を、詳しく画像と共に解説していきます。
「has:attachment」
"has:attachment"を検索バーに入力することで、ファイルが添付されているメールを検索することが可能です。メールのラベル分けと併用することで、簡単に検索したい添付ファイルを探し出すことが可能です。
「filename:」
"filename:"の後に添付ファイルの名前を検索バーに入力することで、添付ファイルの名前でメールを検索することが可能です。こちらも先程の"has:attachment"同様、メールのラベル分けと併用することで、簡単に検索したいファイルを受信トレイから探し出すことが可能です。
「label:」
"filename:"の後にラベルの名前を検索バーに入力することで、ラベル名でメールを検索することが可能です。ラベル機能とはGmailに搭載されているメールの振り分け機能です。ラベル機能を更に詳しく知りたい方は、下記のリンクを参照にしてください。
「subject:」「to:」「from:」
"subject:"はメールの件名を検索してくれる演算コードです。"subject:"の後に検索したい件名のキーワードを入力してください。
"to:"はメールの宛先からメールを検索してくれる演算コードです。"to:"の後に検索したい送信者のアドレスや名前を入力してください。
"from:"はメールの受信したメールのキーワードや名前から検索してくれる演算コードです。"from:"の後に検索したい受信者のアドレスや名前を入力してください。
「after:」「 before:」
"after:"は演算コードのあとに日付を入力することで、入力した日付以降に受信したメールを検索してくれます。上記の画像のように日付を入力します。
"before:"は演算コードのあとに日付を入力することで、入力した日付以前に受信したメールを検索してくれます。
「older_than:」
”older_than:”は演算コードの後ろに日数や年数を入れることで、指定した日数よりも以前に送受信したメールを検索してくれます。
2日前以前のメールを検索したい場合 | older_than:2d(2dayの略) |
2ヶ月前以前のメールを検索したい場合 | older_than:2m(2monthsの略) |
2年前以前のメールを検索したい場合 | older_than:2y(2yearsの略) |
「is:unread」
”is:unread”の演算コードは未読メールのみを検索してくれます。未読メールを確認する際に活用すると便利です。
Gmailの添付ファイルを使いこなそう!
本記事ではGmailの便利な添付ファイル機能についてご紹介しました。本記事で紹介したGmailの添付ファイルを便利に利用できる方法を活用することで、作業効率は圧倒的に高まります。本記事を参考にGmailの添付ファイルを使いこなしてみて下さい。