JavaスクリプトのスクリプトエラーがWindows10のIE11で頻発することがあります。スクリプトエラーが頻発する原因と、エラーが消えないときの対処法はどうしたらいいのか、この記事ではインターネットの設定方法等を解説します。
Windows10でIE11を使っていると、時々スクリプトエラーが発生することがあります。他のブラウザを利用していても、時折何らかのエラーが発生することはあります。
しかし、IE11のスクリプトエラーが頻発しすぎると感じている方も少なくありません。この記事では、IE11でスクリプトエラーが頻発する原因と、エラーが消えない場合の対処法について詳しく解説します。
まずIE11でスクリプトエラーと表示される原因について解説します。IE11で頻発するスクリプトエラーとは、Javaスクリプトのプログラムのエラーが発生していることを意味しています。
Javaスクリプトとは、ウェブサイトを構築するためのプログラミング言語の一つです。Javaスクリプトで記述されている部分のプログラムに、何らかのエラーが発生した場合に、IE11にスクリプトエラーと表示されます。
ブラウザが違っていても、同じサイトを閲覧した場合には、IE11でスクリプトエラーが発生するのであれば、同じエラーが発生しているはずです。
しかし、Google ChromeやFirefoxなどの他のブラウザでは、スクリプトエラーが表示されることはありません。IE11以外のブラウザでは通常、無視されることが普通です。
IE11でスクリプトエラーが消えない場合の対処法について解説します。
スクリプトエラーが発生した場合には、まずはIE11を再起動してみましょう。IE11の右上の閉じるボタンをくクリックして、いったん閉じてから、もう一度IE11を起動してみると、スクリプトエラーが解消される可能性があります。
IE11を再起動してもスクリプトエラーが消えない場合には、インターネット一時ファイルなどのキャッシュを削除してみましょう。
インターネット一時ファイルのキャッシュの削除方法は、IE11の右上の歯車マークのボタンをクリックして、「セーフティ」>「閲覧履歴の削除」と進みます。
次に開いた画面で、「インターネット一時ファイルおよびWebサイトのファイル」にチェックを入れて「削除」をクリックします。これでキャッシュが削除できます。
キャッシュを削除しても、スクリプトエラーが消えない場合には、エラーを通知しないように設定しましょう。
IE11の歯車マークから「インターネットオプション」をクリックします。
「詳細設定」のタブを開いて「スクリプトのエラーごとに通知を表示する」からチェックを外します。「OK」をクリックすると、エラーが起きても通知が表示されなくなります。
IE11のスクリプトエラーへの最終的な対処法は、使用するブラウザを変更することです。現在、IEの開発はすでに終了していて、Microsoftの標準的なブラウザは、Microsoft Edgeへ移行しています。
また、PCだけではなくスマホやタブレットへの互換性も高い、Google ChromeやFirefoxを利用する人も増えています。
現在、IE11はセキュリティアップデートは行われていますが、2025年には完全にサポートが終了することも発表されています。
仕事などでどうしてもIE11を使わなければならないという環境でなければ、IE11からスクリプトエラーが無視されて表示されないMicrosoft EdgeやGoogle Chromeなど、他のブラウザ変更することをおすすめします。
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