2021年01月22日更新
ETD Control Centerとは何?削除(アンインストール)する方法を解説!
Windows10にいつの間にかETD Control Center(ETDCtrl.exe)がインストールされているということで気にしている方がいるようです。この記事では、ETD Control Centerとはどういったものなのか詳しく解説します。
目次
ETD Control Cente(ETDCtrl.exe)とは?
Windows10には様々なシステムプログラムが搭載されています。プログラムファイルの名前を見ても、どのような働きをしているのかよく分からないものも少なくありません。
そのようなプログラムファイルの中で、多くのWindows10ユーザーが気付いたらいつのまにかインストールされていたと不安の声を上げているETD Control Centerについてこの記事では解説します。ETD Control Centerとはどのようなプログラムで、不要だと感じる場合には削除してもいいのが解説します。
タッチパッドを管理するためのプログラム
ETD Control Centerとは、キーボードに搭載されているタッチパッドを管理するためのプログラムです。ノートパソコンのほとんどと、デスクトップ用のキーボードの一部にはキーボード上でマウス操作するためのタッチパッドが搭載されています。ETD Control Centerとは、そのタッチパッドをWindowsで利用するためのプログラムです。
ETDコントロールセンターのウイルスの可能性は?
ETD Control Centerはあまり見慣れないために、ウイルスではないかと心配している方もいるようです。Cドライブ直下の「Program Files」の中にETD Control Centerがあれば、ウイルスの心配はありません。
しかし、その他の場所にある場合には、本来のETD Control Centerに似せたウイルスやトロイの木馬の可能性が有ります。心配であれば、信頼のおけるウイルス対策ソフトでスキャンしてみるといいでしょう。
ETD Control Centerは削除しても大丈夫?
ETD Control Centerのエラーに関する通知が頻繁に表示されることがあり、必要なければETD Control Centerを削除したいという声もあります。ETD Control Centerはアンインストールして削除しても大丈夫なのか解説します。
アンインストールするとタッチパッドの動作に影響する可能性が
ETD Control Centerはキーボードのタッチパッドを司るプログラムなので、アンインストールして削除してしまうと、タッチパッドの操作に影響する可能性があります。タッチパッドを頻繁に使う方は削除しないほうがいいでしょう。
不要なら削除や停止もOK
タッチパッドが搭載されているキーボードを使っていても、タッチパッドを使っていない方もいるでしょう。また、キーボードにマウス代わりに使うタッチパッドが搭載されていないのにETD Control Centerがインストールされているという場合もあります。
タッチパッドを使わない場合には、ETD Control Centerは削除してアンインストールしても大丈夫です。
ETD Control Centerのアンインストール・停止方法
ETD Control Centerを削除する方法と、削除せずに無効化して停止する方法について解説します。
アンインストール方法
ETD Control CenterのアンインストールはWindows10の「設定」の「アプリ」からではなく、コントロールパネルで実行します。
Windows10の「スタート」から「Windowsシステムツール」>「コントロールパネル」と開いて、「プログラム」>「プログラムのアンインストール」を開きます。表示されたプログラムの一覧から「ETDCtrl.exe」を見つけます。右クリックからアンインストールします。
スタートアップを無効化して停止する方法
ETD Control Centerを完全にアンインストールしてしまうのが不安な場合には、スタートアップで起動しないように無効化して停止する方法も選択できます。タスクバーを右クリックして「タスクマネージャー」を開きます。
「スタートアップ」のタブを開いて、「ETD Control Center」を見つけます。右クリックして「無効化」をクリックすると、次回のPCの起動時から起動しなくなり停止できます。
ETD Control Centerは不要なら削除か停止しよう!
この記事では、ETD Control Centerとはどのようなプログラムなのか解説してきました。キーボードのタッチパッドを利用する方には必要なプログラムですが、そうでなければ不要です。必要なければ削除か停止してしまった方がいいでしょう。