iPadからリモートデスクトップでWindowsPCに接続して遠隔操作する方法を解説!

リモートデスクトップを知っていますか?MacやWindowsパソコンをその他のデバイスで遠隔操作できるリモートデスクトップ機能は、iPadでも利用できます。本記事ではiPadを使ってWindowsパソコンを遠隔操作する方法をご紹介していきます。

目次

  1. 1iPadのリモートデスクトップとは?
  2. Windows PCにアクセスしてiPadで遠隔操作ができる
  3. 2Windows PCでリモート接続を許可する設定方法
  4. 3Windows PCのスリープモードを解除しておくと便利
  5. 4iPadのリモートデスクトップアプリを利用してWindows PCを遠隔操作する方法
  6. iPad 無料アプリ「Microsoft リモート デスクトップ」をインストール
  7. リモートデスクトップ接続・設定方法
  8. 5iPadアプリ「Microsoft リモート デスクトップ」を使ってWindows PCを遠隔操作してみよう!

iPadのリモートデスクトップとは?

本記事冒頭の本章ではiPadを使った「リモートデスクトップ」について詳しく解説していきます。Macパソコンにはミラーリング機能が搭載されていて、Appleデバイスを遠隔操作することが可能です。

同じ様にiPadからWindowsなど異なるOSデバイスを遠隔操作することを「リモートデスクトップ」といいます。

Windows PCにアクセスしてiPadで遠隔操作ができる

「リモートデスクトップ」でiPadとWindows PCを接続すれば、Windows PCのアプリやデータをiPadから遠隔操作できるので、Windows PCをわざわざ外部に持ち出す必要がありません。自宅にいながらiPadを使って、遠く離れたWindows PCのファイルやアプリを起動して編集することができます。

「働き方改革」が推進されている日本ですが、iPadのリモートデスクトップ機能をうまく活用すれば、上記のような使い方もできる上にWindows PCを持ち出す必要がなくなるので、ノートパソコンの破損やデータの漏洩を防ぐというメリットもあります。

iPadからWindows PCを遠隔操作するためには、iPadにリモートデスクトップ機能を搭載するアプリをインストールする必要がありますが、Windows PC側での設定も重要になります。次の章では、WindowsパソコンでiPadリモート接続を許可するための設定方法を紹介します。

Windows PCでリモート接続を許可する設定方法

iPadでリモートデスクトップアプリをインストールする前に、Windowsパソコンでリモート接続を許可する設定方法を紹介します。事前にリモート接続設定をしておかなければ、WindowsパソコンをiPadで遠隔操作することができないので注意してください。本記事ではWindows 10を使ってリモート接続設定方法を紹介します。

Windows 10のパソコンを起動して「エクスプローラー」を起動してください。「PC」フォルダを右クリックし、表示されるメニュー一覧から「プロパティ」を選択してください。

Windowsの「システム」画面がウインドウに表示されます。ウインドウ左側のメニュー一覧から「リモートの設定」を選択してください。

「システムのプロパティ」というウインドウが表示されます。上部のタブメニュー一覧から「リモート」を選択して「このコンピューターへのリモート接続を許可する」の項目にチェックを入れてください。チェックを入れたら「適用」をクリックしてから「OK」を押してください。

これでiPadからWindowsのリモート接続が可能になりました。次の章ではリモートデスクトップを接続する前に設定しておく必要がある、「スリープモード」の解除方法を紹介します。

Windows PCのスリープモードを解除しておくと便利

Windowsパソコンを遠隔操作する時は、Windowsパソコンの電源が入っている必要があります。また、「スリープモード」になっている状態では、WindowsパソコンをiPadでリモートデスクトップで接続することができないので、事前にWindowsパソコンのスリープモードを解除しておくことをおすすめします。

「スリープモード」の解除方法は、「Windowsのスタート」アイコンをクリックして「歯車アイコン(設定)」アイコンを選択してください。「設定」メニュー一覧が表示されたら、「システム」を選択してください。

「システム」画面が表示されたら、ウインドウ左側のメニュー一覧から「電源とスリープ」項目を選択してください。ウインドウに「スリープモード」の項目が表示されるので、「スリープモード」を「なし」に設定してください。

以上でWindowsのスリープモード解除が完了です。これでWindowsとiPadをリモートデスクトップで接続する準備が完了しました。次の章では、iPadで利用できるリモートデスクトップアプリの紹介と使い方を解説していきます。

iPadのリモートデスクトップアプリを利用してWindows PCを遠隔操作する方法

本記事最後の本章では、iPadとWindowsパソコンをリモートデスクトップで遠隔操作できるアプリの紹介と、その使い方を紹介していきます。iPad専用アプリには、様々なリモートデスクトップ対応のアプリがありますが、有料iPadアプリが多いのが実状です。

本記事では、無料で利用できるiPadのリモートデスクトップアプリを紹介するので、実際にiPadからリモートデスクトップ機能を利用してみて、気に入ったら有料のiPadリモートデスクトップアプリを利用してみると良いでしょう。

iPad 無料アプリ「Microsoft リモート デスクトップ」をインストール

出典: https://itunes.apple.com/jp/app/microsoft-%E3%83%AA%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%88-%E3%83%87%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97/id714464092?mt=8

iPad用‎「Microsoft リモート デスクトップ」をApp Storeで「iPad・iPhone対応」

出典: https://itunes.apple.com/jp/app/microsoft-%E3%83%AA%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%88-%E3%83%87%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97/id714464092#?platform=ipad

「Microsoft リモート デスクトップ」は無料で利用できるiPad・iPhone専用の遠隔操作アプリです。対応しているWindows PCのエディションは下記のリストを参考にしてください。

  • Windows Professional エディション
  • Windows Server エディション

Microsoftリモートデスクトップアプリの主な機能と特徴
1.「リモートデスクトップ・ゲートウェイ」を経由
するのでリモート・リソースに簡単にアクセスできる。
2.Windowsのジェスチャ対応、 RemoteFXにも対応しているため、
様々なマルチタッチ操作が可能。
3.WindowsPCに保存されているデータファイルや
アプリケーションへ安全な接続ができる。
4.「接続センター」を活用すれば、
複数のパソコンデバイスとリモート接続・管理が可能。
5.音楽ファイルや・動画ファイルなどの起動・視聴も
シームレスにストリーミング再生できる。
6.プレゼンテーションに利用できる、
外部のモニターやプロジェクターにもiPadから接続できる。

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この記事のライター
KFJ
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