2019年07月31日更新
iPadの充電器はiPhoneの充電が可能!純正ACアダプタで充電速度も上がる!
iPadとiPhoneを比べるとそれぞれ付属している充電器の形が全然違います。でも両方使っているといちいち充電器を使い分けるというのはとても面倒な作業です。そこで、iPadの充電器がiPhoneに問題なく使えるのかご紹介していきます。
目次
iPadの純正の充電器はiPhoneに使っても大丈夫?
最近Adnroidのユーザーが増えたとはいえ、日本人のiphone人気はまだまだ根強いです。iPhone人気の理由としては、感覚的に使えるという点があります。新しいシリーズになってもやっぱりiPhoneの本質は変わることがなく、それがiPadにも言えることなので、iPhoneとiPadをセットで使うユーザーさんも多いのです。
ただ自然に使っているiPhoneでも、本当はこれで正しいのかと疑問に思うこともあります。ここでは「iPadの充電器でiPhoneを充電しても問題はないの」という疑問に対して解説していきます。
iPadのACアダプタの電圧(ボルト)・電流(アンペア)は?
iPadとiPhoneの充電するときコンセントに挿すACアダプタの大きな違いはアダプタの電圧(ボルト)と電流(アンペア)が異なるということがあります。iPadにはiPhoneよりも大きなバッテリーが内蔵されているためです。
iPadに付属するACアダプタは電圧が5ボルトで電流が2アンペアで、対するiPhoneはというと電圧が5ボルトで電流が1アンペアのACアダプタが純正の部品として付属しています。
iPhoneの充電にiPadのACアダプタは使える!
iPadに付属している純正ACアダプタの方がiPhoneのものよりも電力が大きいので、iPhoneの充電に使用することは可能です。Appleのサポート情報を確認する「iPadの電源アダプタを使ってiPhoneを充電できる」といった内容はしっかりと紹介されています。
さらにApple 12W USB電源アダプタ販売ページの説明にも「Lightningコネクタを持つiPhoneを充電できます」といった内容が紹介されています。
iPadの充電器を使ってしまうことで、必要以上に熱くなったり、バッテリーの劣化が早くなるのではないかといった心配になりますが、公式に公開されている情報ですので、安心して使うことができます。
iPadの充電器はiPhoneの充電におすすめ?
iPadの充電器でiphoneを充電するのは通常のiPhoneの充電器を使うよりもおすすめできることがあります。
iPadとiPhoneの充電器の違い
iPadとiPhoneの充電器の違いは形ももちろん違いますが、一番大きな違いは電力のパワーです。先ほど2つの電流と電圧の違いについてご紹介しましたが、それをもとにそれぞれのACアダプタの電力を計算するとiPadに付属のACアダプタは10ワット供給できますが、iPhoneのAC付属アダプタは5ワットとiPadのアダプタの約半分の電力しかありません。
iPadのACアダプタはiPhoneのものよりも約2倍のパワーがあるので、充電速度も当然iPadのものを使った方が早く充電できます。しかし、パワーが2倍だからといって充電速度が2倍早くなるわけではありません。
早く充電したいと思ってわざわざiPad付属と同じ純正の充電器を購入する必要はありませんが、充電速度は多少でも早くなりますので、2個目のアダプタを追加で購入するときはおすすめです。
iPadの充電器は世代によって違う!
iPadの付属の充電器について調べヘルプページを確認すると、世代によってパワーが異なることが書かれています。
第1~3世代のiPad
iPad第1〜3世代には10ワットのACアダプタが付属しています。充電器の電力はACアダプタの側面に記載されています。
第4世代のiPad
一方iPad 第4世代には12ワットのACアダプタが付属されています。第4世代の方がパワーが大きいので多少早く充電できます。
iPadの充電器を使ってiPhoneを充電しよう!
iPadの充電器でも問題なくiphoneの充電ができることをご紹介しました。しかもパワーが大きいのでいつもより早く充電することが可能です。iPadとiPhoneの両方を持っている人も多いので、このことを知っていれば、iPhoneの充電器の調子が悪くて、iPadの充電器しかないときなどいろいろな場面で便利に利用することができます。