2020年10月13日更新
dwm.exeとは?停止してもいい?Windows PCが重い時の対処法を解説!
Windows PCが重いときに、dwm.exeがメモリの使用率を上げている原因の場合があります。この記事では、dwm.exeとはどのようなもので、PCが重いときには停止しても大丈夫なのか、どう対処したらいいのかを詳しくお伝えします。
目次
dwm.exeとは?
Windows PCが妙に重くなって、タスクマネージャーで原因を探ってみたら、dwm.exeがメモリのスペックを大量に消費していた、ということがあります。この記事では、PCのメモリを重くする原因になるdwm.exeとはどのようなプログラムで、PCが重いときにはどのように対処したらいいのか詳しく解説します。
「デスクトップ ウィンドウ マネージャー」のこと
まずは、dwm.exeとはどのようなプログラムなのか解説します。dwm.exeとは、デスクトップ ウィンドウ マネージャーのプログラムのことです。
デスクトップ上の画面表示を制御するプログラム
デスクトップ ウィンドウ マネージャーとは、デスクトップ上の画面表示を制御するためのプログラムです。WindowsではVistaから搭載されるようになりましたが、Windows7まではデスクトップ ウィンドウ マネージャー(dwm.exe)を使うかどうかをユーザーが選択できました。
Windows8からはデスクトップの描画は全てデスクトップ ウィンドウ マネージャーがつかさどるようになり、Windows10にも使われています。
dwm.exeが原因でPCのメモリが重い!停止しても大丈夫?
デスクトップ ウィンドウ マネージャーを動かすためのプログラムであるdwm.exeが原因で、PCが重くなってしまった場合、dwm.exeを停止しても大丈夫なのかお伝えします。
Windows10では必須のプログラムで停止できない
dwm.exeはWindows8以降のWindows PCでは必須のプログラムです。dwm.exeが動作していないと、デスクトップを描画できません。dwm.exeはデスクトップに表示されているアプリのアイコンなどを表示するために必要なプログラムなので、停止することはできません。
dwm.exeが原因でPCが重い場合の対処法
dwm.exeをWindows10では停止できません。しかし、dwm.exeが原因でPCが重い時には対処することはできます。こちらでは、dwm.exeがPCのメモリの容量を使いすぎて重くなる時の対処法についてお伝えします。
デスクトップ ウインドウ マネージャーの視覚効果を下げる
現在のデスクトップ ウィンドウ マネージャーでは、さまざまなアニメーション効果や透過効果などの視覚効果を取り入れています。視覚効果を多くすれば多くするほど、dwm.exeの動作が大きくなり、メモリを大量に消費するようになります。
dwm.exeが原因でPCが重い場合には、必要ない視覚効果を外して、dwm.exeの負担を減らすことで、PCの状態を改善できます。Windows10で視覚効果を変更する時には、Windows10の設定で変更します。
dwm.exeが原因でPCが重い場合には、必要ない視覚効果を外して、dwm.exeの負担を減らすことで、PCの状態を改善できます。Windows10で視覚効果を変更する時には、Windows10の設定で変更します。
Windows10の「設定」を開いたら、「設定」の検索窓に「パフォーマンス」と入力して検索します。次に表示された画面で「Windowsのデザインとパフォーマンスの調整」を選択します。するとPCの変更の許可を求められるので許可します。
パフォーマンスオプションが開くので、「視覚効果」のタブを開きます。「パフォーマンスを優先する」にチェックを入れて「OK」を押します。これで、視覚効果を下げてdwm.exeへの負担を減らせます。
dwm.exeが原因でPCが重くても慌てずに対処しよう!
この記事ではdwm.exeが原因でPCが対処法についてお伝えしてきました。視覚効果を下げてしまうと、デスクトップの見た目がしょぼくなるという声も聞かれます。しかし、PCでの作業に影響するようであれば思い切って変更してしまった方がいいでしょう。dwm.exeが原因でPCが重くても慌てずに対処しましょう。