Google HomeとIFTTTを連携してできることまとめ!連携方法や使い方を解説!
Google HomeではあらかじめGoogleが設定したコマンド以外に、IFTTTと連携させることで拡張機能を増やしてできることを増やすことができます。この記事ではGoogle HomeをIFTTTと連携させてメモを覚えてもらうなどの使い方など解説します。
目次
- 1Google HomeをIFTTTと連携するとできることが広がる!
- ・Google Homeについて
- ・IFTTTについて
- ・連携させることでGoogle Homeの拡張機能が増える!
- 2Google HomeをIFTTTと連携させる方法
- ・IFTTTのアカウントを作る
- ・Google Homeで使えるアプレットを探して追加する
- 3Google HomeとIFTTTを連携させる使い方
- ・トリガーを設定する
- ・作成したコマンドをGoogle Homeに伝える
- 4Google HomeとIFTTTを連携させてできること・できないこと
- ・現在レシピ(命令)を作成したら日本でできること
- ・日本ではできないこと
- 5Google HomeをIFTTTと連携させてもっと便利に使おう!
Google HomeをIFTTTと連携するとできることが広がる!
Google Homeがとても便利で使いやすいと話題になっていますが、Google HomeをIFTTTと連携させることで、拡張機能が広がりますます便利になります。
この記事ではGoogle HomeとIFTTTを連携させるというのはどういうことなのか、Google HomeとIFTTTを連携させてレシピ(命令コマンド)の作り方はどうしたらいいのか、ということについてお伝えします。
Google Homeについて
Google HomeというのはGoogleから発売されているスマートスピーカーです。命令コマンドを音声で伝えることで、ラジオや音楽の再生や連携させたスマート家電の操作などができるようになります。
IFTTTについて
IFTTTとはあまり聞いたことがない人もいるでしょう。IFTTTは「IF This Then That」の略で「イフト」と読みます。「IF This Then That」とは「もし、これをしたら、あれをする」という意味です。IFTTTとは本来は連携させることができないアプリやデバイスなどのプラットフォームを連携させることができるツールです。
IFTTTを起動する条件である「トリガー」と、トリガーによって引き起こされる「アクション」の組み合わせのレシピを作成することで、様々なアプリやデバイスを連携させることができます。
連携させることでGoogle Homeの拡張機能が増える!
IFTTTとGoogle Homeを連携させて、Google HomeでアクションをするためのレシピをIFTTTで作成することで、Google Homeの拡張機能が増やすことができます。
例えばGoogle HomeにはTwitterなどに投稿するコマンドは本来設定されていませんが、IFTTTでGoogle HomeからTwitterに投稿するレシピを作成することで投稿できるようになります。この他にも様々な拡張機能を増やすことができるので、IFTTTを使ってGoogle Homeで使える機能を増やしていきましょう。
Google HomeをIFTTTと連携させる方法
Google HomeとIFTTTを連携させる方法についてみていきましょう。IFTTTはPCでもスマホアプリでも利用できます。PCの場合にはこちらのリンクからIFTTTのページへ入りましょう。
スマホの場合にはiPhoneとAndroidでそれぞれアプリストアからIFTTTのアプリをダウンロードしましょう。
IFTTTのアカウントを作る
まずはIFTTTのアカウントを作りましょう。IFTTTのアカウントはEメールかGoogleアカウント連携、Facebook連携で作成できます。アカウントに利用しやすい方法でアカウントを作成しましょう。
Google Homeで使えるアプレットを探して追加する
IFTTTのトップページの検索アイコンから「Google Home」と検索して、Google Homeで使えるアプレットを探します。
Googleアカウントでログイン
今回はTwitterに投稿するレシピを作成するのでTwitterに投稿できるアプレットを探します。すると「Use Google Assistant to post a tweet」というのがあるのでこちらを使います。
このアプレットをクリックして「Connect」を押します。するとTwitterアカウントとIFTTTアカウントの連携の確認ページになります。「連携アプリ認証」をクリックします。
これでGoogle HomeからIFTTTを経由してTwitterに投稿できるようになりました。
Google HomeとIFTTTを連携させる使い方
Google HomeとIFTTTを連携させてTwitterに投稿できるようにする方法を見ていきましょう。
トリガーを設定する
Google HomeからTwitterに投稿できるようにトリガーを設定してレシピを作成します。
「What do you want to say?」にトリガーとなる言葉を設定します。今回は「Twitterに投稿して」と設定します。「What do you want the Assistant to say in response?」でGoogle Homeからの返事を設定します。今回は「Twitterに投稿します」と設定します。「Save」で保存します。
作成したコマンドをGoogle Homeに伝える
作成したレシピにしたがってGoogle Homeにコマンドを伝えます。この場合には「OK,Google、Twitterに投稿して。(投稿したい内容)」と伝えると、投稿したい内容で話した言葉を投稿してくれます。
Google Home miniでも使える
Google HomeではなくGoogle Home miniを使っている人もいますが、Google Home miniでも同じように利用できます。Google Home miniを使っている人も同じようにレシピを作成してみましょう。
Google HomeとIFTTTを連携させてできること・できないこと
Google HomeとIFTTTを連携させて拡張機能を広げる使い方では、Google Homeに覚えてもらうなどのできることとできないことがあります。Google HomeとIFTTTを連携させてできることとできないことの、拡張機能の内容についてみていきましょう。
現在レシピ(命令)を作成したら日本でできること
現在レシピを作成したら日本でできることには次のことがあります。
連携しているメモアプリに覚えてもらう
Google HomeをIFTTTを介してEvernoteなどのメモアプリに連携させることができます。メモアプリに音声でメモを覚えてもらうこともできます。ちょっと忘れそうなことがあったら、音声で伝えるだけで覚えてもらえるのは本当に便利です。ぜひメモアプリに覚えてもらう使い方も利用してみましょう。
Gmail送信
Google HomeをIFTTTと連携させる使い方では、Gmailを送信する使い方もできます。Google HomeでできるGmailの操作は、特定のメールアドレスにメールを送信するほか、覚えておきたいことを自分宛てにメール送信することもできます。また、下書きを音声操作で作ることもできます。
Twitterへ投稿
連携させて拡張機能を広げる方法で解説したように、TwitterへGoogle Homeから投稿するという使い方もできます。
LINEの送信
LINEからはLINEクローバーというLINE専用のスマートスピーカーが発売されていますが、Google HomeからもLINEを送信できるように設定できます。メールよりもLINEを使う方が多い、という人には音声操作だけでLINEを送れるようになるのは、便利な使い方ができます。
スマート家電の操作
Google HomeとIFTTTを連携させることでできることにはスマート家電を操作できるようになる、という使い方があります。Google Homeに対応しているスマート家電もありますが、対応していないスマート家電もあります。
Google Homeに対応していないスマート家電でもIFTTTと連携していれば、拡張機能としてIFTTTを経由して利用できるようになります。
日本ではできないこと
IFTTTと連携させることで様々な可能性が広がるGoogle Homeですが、残念ながら日本では現在利用できない重要な機能もあります。
SMS・電話の発信など電話番号を使う事
アメリカではすでにGoogle Homeが対応していますが、現在、まだ日本では電話番号を使った機能はIFTTTを経由してもGoogle Homeから操作することはできません。電話を発信する、電話を受信する、電話番号で送るSMSを送る、受信したSMSを読み上げる、といった機能は現在は利用できません。今後の対応に期待しましょう。
Google HomeをIFTTTと連携させてもっと便利に使おう!
この記事ではGoogle HomeとIFTTTを連携させる方法についてみてきました。IFTTTには様々なアプレットが用意されているので、メモを覚えてもらったり、SNSに投稿してもらうといった使い方の他に様々な機能を拡張させることができます。
まずは簡単なことからレシピを作ってみて、慣れてきたらどんなことができるのかいろいろな事にチャレンジしてみましょう。もっともっとGoogle Homeの可能性が広がるはずです。