Wordでお便りを作成するときには、点線で切り取り線を引く場合があります。この記事では、Wordで点線の切り取り線を入れる方法と、ハサミのマークを挿入する方法について詳しく解説します。また、Excelでお便りを作る時の切り取り線の入れ方もお伝えします。
Wordでは様々な文章を作成しますが、印刷して配布する文書を作成することもよくあります。印刷して配布する文書の中には、申込書付きの文章を作成することもよくあります。
最近では企業での業務は多くのオペレーションはネットでの対応に変化していて、紙の申込書付きの文書を配布する機会は少なくなりました。しかし、子供のPTAや子供会、クラブ活動、町内会のお便りなどは、まだまだ紙のお便りで申込書を配布することも少なくありません。
少しPCでの作業に少しでも覚えのある方は、そのような時にお便りの作成をお願いされることもあるでしょう。その時に困ってしまう方が多いのが、切り取り線をどのように引くのか、ということです。
申込書付きのお便りは、上部に案内が書かれていて、切り取り線の下の方に申込書が付いてることはほとんどです。しかし、Wordで文章の入力作業などしか行ったことがない方にとっては、この切り取り線を引く作業がかなり難しいことがあります。
切り取り線を引く方法は、やり方は覚えてしまえば簡単です。この記事では、WordやExcelで申込書付きのお便りを作成する時に、切り取り線をどのように引いたらいいのかお伝えします。
また、切り取り線の中に「切り取り」の文字やハサミのマークが入っていることもあります。Wordでお便りを作成すれば文字やハサミのマークも簡単に入れられます。文字やハサミのマークの入れ方も詳しくお伝えします。
それではWordでお便りを作る時に、切り取り線やハサミのマークを入れる方法について詳しく見ていきましょう。Wordの操作に慣れていない方は、難しく感じるかもしれませんが、一つずつ手順を踏んでいけば大丈夫です。
なお、筆者はWordではなくWordと互換性のあるWPS Writerを使っています。説明はWPS Writerで行いますが、おおよその手順はWordと変わりません。
それではまずは横書きでお便りを作る時の切り取り線の引き方をお伝えします。
切り取り線の点線は罫線で引きます。切り取り線を入れたい行にカーソルを置いたら、上のメニューバーから罫線のマークの横の「▼」をクリックします。「罫線と網掛けの設定」をクリックします。
「スタイル」で罫線の種類を選べます。切り取り線には点線を使いたいので、点線からどれか一つを選び「OK」をクリックします。
再び、メニューバーの罫線のマークの横の「▼」をクリックして、「下罫線」をクリックします。すると、文書上のカーソルを置いた行に下罫線を引けます。
次に、「切り取り」の文字とハサミマークを入れるためのテキストボックスを挿入します。文書のメニューから「挿入」をクリックして、「テキストボックス」を押して「横書き」を選びます。
マウスカーソルが十字の形になるので、引いた点線の真ん中の文字を挿入する位置にテキストボックスを作成します。
テキストボックスの中に「切り取り」の文字とハサミマークを挿入します。
「ハサミマーク」は「はさみ」と入力して変換すると、ハサミの形のマークが出てきます。
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