Word（ワード）のスペースの四角を消す方法を簡単解説！Mac版でのやり方も

Wordで文書を入力している時に、空白のスペースに四角が表示されることがあります。Wordの空白スペースに表示されてしまう四角は、文書には不要なものなので消すにはどうしたらいいのか、という声が多くあがっています。

この記事では、Wordでスペースを打つと表示されてしまう四角の正体とはどのようなもので、消すにはどうしたらいいのかお伝えします。まずは、Wordのスペースの四角を消す3つの方法を解説します。

「編集記号の表示/非表示」を切り替えることで消す方法です。

Wordを開いたら、「ホーム」のタブを開きます。メニューのリボンの中に「編集記号の表示/非表示」のボタンがあります。スペースが四角で表示されている場合には、こちらがオンになっていてグレーに反転しています。クリックして反転を解除すると、スペースが四角で表示されなくなります。

「編集記号の表示/非表示」はショートカットキーでもオフにできます。スペースに四角が表示されている状態でキーボードで「Ctrl + Shift + 8」を押すとオフになり、四角が表示されなくなります。

Wordの「ファイル」タブから消す方法です。

Wordの「ファイル」タブを開き「オプション」を選択します。「表示タブ」をクリックします。「常に画面に表示する編集記号」の「スペース」からチェックを外します。「OK」をクリックすると、Wordの編集画面からスペースの四角が表示されなくなります。

Mac版のWordでスペースの四角を消すにはどうしたらいいのでしょうか。Mac版のワードには「ファイル」タブがありません。したがって、ファイルタブのオプションから操作する方法は使えません。

「編集既往の表示/非表示」を切り替える方法はMacでも利用できます。「ホーム」タブを開き、メニューリボンにある「編集記号の表示/非表示」をオフにすれば、スペースの四角が表示されなくなります。

Wordでスペースに四角を表示するようにしたい場合には、「編集記号の表示/非表示」のボタンをクリックします。すると、スペースが四角で表示されるようになります。もしくは、ショートカットキーの「Ctrl + Shift + 8」をキーボードで押しても「編集記号の表示/非表示」がオンになります。

なお、編集記号を表示に設定すると、スペースが四角で表示されるほかにも、さまざまな記号が表示されます。一見すると書式が整っているように見えても、改行が入る位置に入っていなかったり、スペースが全角だったり半角だったり統一されていないなど、不揃いの場合もあります。

編集記号を表示に設定しておくと、そのような違いが一目瞭然になるので、きれいに書式を整えられます。編集記号を表示にした時に表示される記号は次の通りです。
 

Wordでスペースを打つと表示されてしまう四角の正体とはどのようなものなのでしょうか。その正体についてお伝えします。

Wordでスペースに表示される四角の正体とは、編集記号の1種類で、Wordで文書を編集している時に、空白の位置を分かりやすく表示するためのものです。

編集記号とは、完成した文書には表示されないけれども、作業中に画面に表示させることで作業をしやすくするための記号です。スペースを表示する四角の他に、改行やタブを表示するための記号もあります

文書中のスペースが半角空白なのか、全角空白なのかを四角を表示することでわかりやすくしています。
 

Wordで表示されるスペースの四角も、文書を編集している時にスペースを確認するためだけに表示されるものです。Wordで作成した文書を紙やPDFに印刷する時にはスペースの四角は表示されません。特にWordにスペースの四角が表示されていても問題はありません。

この記事では、Wordでスペースに表示される四角を表示しないようにするための方法についてお伝えしてきました。Wordのスペースに四角が表示されてしまうと、慣れていないと変な気もします。

しかし、意図せず入れてしまったスペースの確認がしやすくなるので、よろしければ編集記号の表示も使いこなしてみましょう。