Macのデスクトップ切り替え方法!ショートカットで簡単に切り替える方法を解説
Macのデスクトップ上で複数のアプリを開いて作業していると、切り替えが大変で作業が捗らない事があります。そんな時はデスクトップを複数開いて簡単に切り替える方法があります。今回の記事ではMacのデスクトップを切り替えできるショートカットの使い方を説明します。
目次
Macのデスクトップを切り替える4つの方法
Macを使っているユーザーの中には、複数のウインドウを簡単に切り替えられる方法があれば便利だと考えている方もいるでしょう。Macには、複数デスクトップを切り替える次の4つ方法が利用できます。
- トラックパッドでデスクトップを切り替える方法
- Mission Controlからデスクトップを切り替える方法
- ショートカットでデスクトップを切り替える方法
- ホットコーナーでデスクトップを切り替える方法
この記事では、Macで複数デスクトップを切り替えるこれらの4つの方法について詳しく解説します。
トラックパットでデスクトップを切り替える方法
Macでデスクトップの画面を何個も開いて作業する場合、MacBookなどではトラックパッドで指でスワイプして操作します。キーボードのすぐ下側にトラックパッドがありますから、トラックパッドでデスクトップを切り替える方法を覚えればスムーズに操作できます。
トラックパッドでデスクトップを切り替える手順は次のとおりです。
- トラックパッドに3本か4本の指を置く
- すべての指を外側へ広げる
画面の切り替えが大変
しかし、iMacやMac miniなどでは、キーボードの脇にマウスやトラックパッドがあります。MacBookなどに比べると、どうしても肘から先の腕を動かします。デスクトップ型のMacでキーボード中心の作業をしていると、この動作がどうしてもストレスを感じます。
そんな時に便利なMacの標準機能が『Mission Control』と『ショートカット』です。この二つの機能を使えばMacのキーボードの操作だけで簡単に『複数のデスクトップ画面の切り替え』ができて、Macでの作業効率が大幅に上がります。
Mission Controlからデスクトップを切り替える方法
Mac OSに標準搭載の『Mission Control』とは、Macのデスクトップの操作スペース・現在開いているウインドウ・フルスクリーンで開いているアプリ・Split Viewなどを画面全体に表示できる機能です。キーボードのショートカット・トラックパッド・マウスの操作で作業画面の切り替えが直感的に行えます。ここからその使い方を説明します。
全体を確認できる
Macの『Mission Control』は次の操作で開く事ができます。
- キーボードの『F3』キーを押す
- 『control』キーを押しながら上矢印キーを押す
- トラックパッドを3本指(4本指)で上にスワイプする
- 『Launchpad』か『Dock』から『Mission Control』を選択する
これで今開いているアプリが画面に表示されます。ここから任意のアプリを選んで、画面上部に表示されている『仮想デスクトップ』に移動させる事もできます。
仮想デスクトップへ移動する
『Mission Control』を開くと、画面上部に『仮想デスクトップ』の画面一覧が表示されて、ここから直接、別の仮想デスクトップ画面に切り替えて移る事ができます。また、開いているアプリをドラッグ&ドロップで任意の『仮想デスクトップ』に移動する事もできます。
操作スペースを追加する
Macの『仮想デスクトップ』は『操作スペース』と呼ばれ、複数追加する事ができます。追加する方法は、『Mission Control』を開いて画面上部に表示された『仮想デスクトップ』の右端の『+』をタップします。
すると『操作スペース』が追加されて並んで表示されます。『操作スペース』を増やして作業やプロジェクトを別々にしておけば切り替えがスムーズです。
Mission Controlの設定方法
Mac OSの『Mission Control』の設定の確認は、まずMacの『システム環境設定』を開きます。
次に各項目の一覧の中から『Mission Control』を選択します。
『Mission Control』を開くと各機能の設定が可能です。この画面ではMacのキーボードのショートカットが設定・変更できます。キーボードのショートカットで『Mission Control』を開くには『control』と『上矢印キー』を同時に押します。
Macの『マウス』の操作で『Mission Control』を開くには、『システム環境設定』から『マウス』を選択します。『その他のジェスチャ』で『Mission Control』を選択して『2本指でタップ』に『チェックマーク』を入れる事で設定しましょう。
またMacではトラックパッドでの操作の設定も行えます。『システム環境設定』を開いて『トラックパッド』を選択し、『その他のジェスチャ』の各項目の中の『Mission Control』を選択します。ここで『Mission Control』を使う際の操作方法を選択する事ができます。
デフォルトでは『3本指で上にスワイプ』に設定されていますが、『4本指で上にスワイプ』に切り替える事ができます。
ショートカットキーでデスクトップを切り替える方法
Macではショートカットキーを使っても簡単にデスクトップを切り替えることができます。Macの初期設定では『F11』のキーを押すとデスクトップの切り替えができるように設定されています。
ショートカットキーは自分で設定できる
初期設定のショートカットキー以外にも自分で使いやすいキーがあれば自分で設定できます。デスクトップ切り替えのショートカットキーの設定方法は次のとおりです。
まず『システム環境設定』を開いて『キーボード』の項目を選択します。
設定項目の中の『ショートカット』を選択します。左側の項目から『Mission Control』を選択すると、右側に『ショートカット』の設定項目が出てきます。
- 左の操作スペースに移動 『control』+『←矢印キー』
- 右の操作スペースに移動 『control』+『→矢印キー』
- デスクトップ1へ切り替え 『control』+『1キー』
- デスクトップ2へ切り替え 『control』+『2キー』
Mission Controlもショートカットキーに設定可能
ここでは『Mission Control』をキーボードのショートカットで開く使い方を説明します。『control』を押しながら『上矢印キー』を押しますが、この操作を『別のキーに割り当ててワンタッチで開く』事ができます。
『システム環境設定』から『Mission Control』を開きます。画面下の『キーボードとマウスのショートカット』から『Mission Control』を選択します。ここで『shift』キーや『command』キーを割り当てれば、ワンタッチで『Mission Control』を開く事ができます。
ホットコーナーでデスクトップを切り替える方法
ここでは『ホットコーナー』でデスクトップを切り替える方法を説明します。Macの『ホットコーナー』とは、画面の四隅のいずれかにマウスポインターを置くと画面表示が自動で切り替わる機能です。ホットコーナーでデスクトップを切り替えるためには、最初に設定しておく必要があります。ホットコーナーを使う方法の設定方法は次のとおりです。
- リンゴのマークをクリックする
- 『システム環境設定』を開く
- 『デスクトップとスクリーンセーバー』をクリック
- 『スクリーンセーバー』をクリック
- 『Mission Control』をクリック
- 画面左下の『ホットコーナー』をクリック
- 左上の空白バーをクリック
- 表示されるメニューから『デスクトップ』を選択
Macのデスクトップを簡単に切り替えてみよう
今回はMacでデスクトップ画面を切り替える使い方を説明しました。ショートカットやトラックパッドでの切り替え操作を覚えれば、デスクトップ・ノートどちらでも作業効率が上がります。皆さんもぜひ設定して活用しましょう。