2023年10月25日更新
スクロールロックの3つの解除方法!Scroll Lockキーがない時の手順も紹介!
エクセルを使用しているときにスクロールロックがONの場合、スクロールロックを解除するにはパソコンキーボードで「Scroll Lockキー」を探せばいいのですが、「Scroll Lockキー」がない場合のスクロールロック解除方法を確認しておきましょう。
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あなたは今、こんなことを考えていませんか?
Excelで使うスクロールロック。便利な機能ではあるものの、知らぬ間にスクロールロックがかかってしまった場合、解除方法を知らないと、非常に邪魔な設定になってしまいます。
この記事では、スクロールロックの解除方法を、キーボードにScroll Lockキーがある場合とない場合に分けて解説していきます。
さらに、Excelでスクロールロックの設定状況を確認する方法も解説していきます。スクロールロックの扱い方をマスターして、Excelの作業効率をUPさせましょう。
【3選】スクロールロックの解除方法を解説
スクロールロックを解除する方法は、キーボードにScroll Lockキーがある場合と、ない場合で異なります。それぞれスクロールロックの解除方法を解説していきます。
Scroll Lockキーがある場合
Scroll Lockキーがある場合、スクロールロックの解除は非常に簡単です。
キーボードにあるScroll Lockキーを押すだけでスクロールロックが解除されます。Scroll Lockキーを押してもスクロールロックが解除されない場合は、ファンクションキー(Fnキー)とScroll Lockキーを同時に押すことでスクロールロックが解除されます。
キーボードによっては、Scroll Lockキーが「Scr Lock」や「Scr Lk」のように短縮して表記されていることがあります。「Scroll Lockキーが見当たらない」という方は見落としていないか、もう一度確認してみましょう。
Scroll Lockキーがない場合
Scroll Lockキーがない場合、スクロールロックの解除方法は以下の2通りです。
Scroll Lockキーがない場合のスクロールロック解除方法
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スクリーンキーボードから解除する
Scroll Lockキーがない場合のスクロールロック解除方法1つ目は「スクリーンキーボードから解除する」方法です。
キーボードにScroll Lockキーがない場合、スクリーン上にキーボード(スクリーンキーボード)を表示させ、スクロールロックを解除することができます。
スクリーンキーボードを表示させる方法は以下の通りです。
はじめに、スタートボタンをクリックし、「Windows簡単操作」内にある「スクリーンボード」をクリックします。
パソコンの機種によっては、「アクセサリ」の中にスクリーンキーボードがあります。「Windows簡単操作」内にスクリーンキーボードが見当たらない場合は、「アクセサリ」を確認してみましょう。
スクリーンキーボードが表示されたら、「Scroll Lockキー」をクリックしてエクセルのスクロールロックを解除しましょう。
上記の手順で、スクリーンキーボードを表示し、スクロールロックを解除することができます。
ショートカットキーで解除する
Scroll Lockキーがない場合のスクロールロック解除方法2つ目は「ショートカットキーで解除する」方法です。
最近では、スクロールロックの機能を使わない人が増えたことから、ノートPCなどのキーボードでは、「Scroll Lock」キーを搭載しないキーボードも増えています。
「Scroll Lock」キーを搭載しない代わりに、スクロールロックのショートカットキーが割り振られており、ショートカットキーを利用することでスクロールロックの設定が行えるようになっています。
パソコンの機種によって、スクロールロックが割り振られているショートカットキーは異なります。以下のショートカットキーを確認し、スクロールロックの設定ができるか確認してみましょう。
Lenovo機種の場合、「Fnキー」+「Cキー」または「Fnキー」+「Kキー」でスクロールロックの設定ができます。
DELL機種の場合、「Fnキー」+「Sキー」でスクロールロックの設定ができます。
Dynabook機種の場合、「Fnキー」+「F12キー」でスクロールロックの設定ができます。
上記のショートカットキーを利用することで、スクロールロックを解除できます。ただし、機種によってはショートカットキーの割り振りが異なる場合があります。取扱説明書を確認し、ショートカットキーの割り振りを確認しましょう。
ここまで、スクロールロックの解除方法を解説しました。次の章では、Excelでスクロールロックの設定状況を確認する方法を解説していきます。
スクロールロックの設定状況をステータスバーで確認する方法
通常、Excelでスクロールロックがオンになっている場合、以下のようにステータスバーに"ScrollLock" と表示されます。
しかし、スクロールロックをオンにしても、"ScrollLock" が Excel のステータスバーに表示されない場合があります。ステータスバーに表示されない場合、ステータスバーが Scroll Lock の状態を非表示にするようにカスタマイズされている可能性があります。
スクロールロックの設定状況をステータスバーに表示 するために、以下の方法を試してみましょう。
まず、Excelのステータスバーを右クリックします。表示された項目の ”ScrollLock”をクリックし、チェックボックスを「オン」にしましょう。チェックをオンにすることで、ステータスバーにスクロールロックの設定状況が表示されるようになります。
上記の設定を行い、ステータスバーでスクロールロックの設定状況を確認できるようにしておくことで、作業効率をUPさせることができます。ぜひ試してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。最後に、記事のまとめを解説していきます。
スクロールロックを解除する方法は、Scroll Lockキーがある場合・ない場合を合わせて3種類あることを解説しました。
Scroll Lockキーがある場合はScroll Lockキーを押すだけでスクリーンロックが解除されました。Scroll Lockキーがない場合は、以下2つの方法でスクリーンロックを解除できました。
Scroll Lockキーがない場合のスクロールロック解除方法
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最後に、Excelのステータスバーでスクロールロックの設定状況を確認する方法を解説しました。スクロールロックの扱い方をマスターして、Excelの作業効率をUPさせましょう。
以上が記事のまとめです。この記事が少しでも参考になったら、幸いです。