2019年06月29日更新
Windows7/8.1のサポート終了後の延長期限は?Window10へ無料移行方法も解説!
Windows7と8.1のサポート期限の終了が迫っていますが、サポート期間を延長することもできるというのは本当なのでしょうか。この記事ではWindows7のサポート期限についての詳細と、Windows10への移行方法についてお伝えします。

目次
- 1Windows7と8.1のサポート期限はいつまで?
- ・Windows7のサポート期限について
- ・Windows8.1のサポート期限について
- ・Windows7と8.1のサポート期間延長とは?
- ・サポート終了後のパソコンの機能とは?
- 2サポート期限終了したWindows7を使い続けるデメリットとは?
- ・Windowsアップデートがされなくなる
- ・使える周辺機器やソフトがなくなる
- 3サポート期間終了のWindows7からWindows10にアップグレードしよう!
- ・アップグレードのメリットとは?
- 4サポート期間終了のWindows7からWindows10にアップグレードする方法とは?
- ・無償移行期間はすでに終了
- ・アップグレード方法にはいくつか方法が!
- ・Windows7から10への移行での注意点とは?
- 5買い替えで不要になったPCのおすすめ活用法とは?
- 6Windows7のサポート期間終了に備えて準備を始めよう!
Windows7と8.1のサポート期限はいつまで?
Windows7のサポート期間があとわずかで終了するということで、まだWindows10に乗り換えていない人がどのように対策を取ればいいのか問題になっています。Windows10がリリースされてすでに5年近く経ちましたが、現在使われているWindowsのOSの3割以上がいまだにWindows7です。
この記事では気になるWindows7と、現在もサポート対象となっているWindows8.1のサポート期間について詳しく見ていきましょう。
Windows7のサポート期限について
まずはWindows7のサポート期間についてみていきましょう。
サポート期間にはMicrosoftが定めるメインストリームサポート期間と延長サポート期間があります。メインストリームサポートというのは、Windowsを発売してからセキュリティ更新プログラムや仕様変更など、OSの保守点検のサポートをMicrosoftが担う期間で、通常はOSの発売から5年間がメインストリームサポートの期間となります。
メインストリームサポートの期間が終了したら、仕様変更などのサポートは終了しますがセキュリティ更新プログラムはさらに5年間提供されます。それが延長サポート期間になります。Windows7のメインストリームサポート期間と延長サポート期間は次のようになります。
メインストリームサポート
Windows7は2009年に発売されました。そこから最低5年間のメインストリームサポート期間ということで、2015年1月までメインストリームサポートが行われていました。現在はメインストリームのサポートは終了して延長サポートの期間に入っています。
延長サポート
Windows7の延長サポートの期間は2020年1月14日までです。2020年1月15日移行はセキュリティ更新プログラムが提供されなくなります。
Windows8.1のサポート期限について
Windows7の後継であったにも関わらず、あまり評判が良くなかったWindows8.1ですが、現在でも4%ほどのOSのシェア率があります。100台のPCがあれば4台はWindows8.1を使っているわけです。Windows8.1のサポート期間はいつまでなのでしょうか。
メインストリームサポート
Windows8.1が提供されたのは2013年11月でした。メインストリームのサポートは2018年1月に終了しています。すでにWindows8.1も延長サポートに入っているのです。
延長サポート
一番気になるのがWindows8.1の延長サポートの期間です。Windows8.1の延長サポートの期限は2023年1月10日になっています。Windows7と違ってまだまだ余裕はあると思っている人もいるようですが、気を抜いているとあっという間に、Windows8.1も延長サポートの終了期限が来てしまいます。対策は早めにとっておきましょう。
Windows7と8.1のサポート期間延長とは?
2019年現在も3割以上のOSがWindows7であり、2020年までにすべてのOSがWindows10に変更されない可能性もあるということで、2023年まで有料でWindows7の「Windows 7 延長セキュリティ更新プログラム(ESU)」を法人に向けて提供することにしました。有料のWindows 7のESUとはどんなものなのでしょうか。
期間延長でサポートされる内容
Windows7のESUで受けられるサポートの対象となるPCは、Windows7の企業ライセンスを持っているユーザーに限られます。端末1台ずつの契約となり、2023年のESU終了時までWindows7を対象としたセキュリティ更新プログラムが提供されます。
費用について
Windows7を持っている人が気になるのが、ESUの費用です。延長プログラムは有料のアドオンとして提供されますが、現在公表されている価格は次の通りです。
・1年目(2020年1月から2021年1月)25ドル(2800円程度)
・2年目(2021年1月から2022年1月)50ドル(5600円程度)
・3年目(2022年1月から2023年1月)100ドル(11200円程度)
端末1台だけと考えるとそれほど負担になる金額ではありませんが、企業で大量のPCを抱えている場合には、費用負担も大きくなります。端末の台数が多い場合の割引などもあるかどうかは現時点でははっきりしません。
ESUへお金を掛けるべきか、Windows10へのアップグレードを考えるべきか、あと残り1年を切った現在考えるべき時に来ているといえるでしょう。
サポート終了後のパソコンの機能とは?
Windows Updateによるサポートが終了した後のパソコンの機能というのはどうなるのでしょうか。Microsoftからのセキュリティ更新プログラムが提供されなくなるだけで、ネットサーフィンをしたり、メールや文章作成したり、プログラムを作成したりといったパソコンとしての機能が失われるわけではありません。
2014年にサポートの提供が完全に終了したWindows XPを2019年になっても使い続けている人も実はいます。セキュリティ面での不安はあったとしても、ウイルス感染などの被害がなければ、そのまま使い続けることはできます。
しかし、サポートが終了したOSはセキュリティ面での強化が行われなくなり、トラブルがあってもサポートも受けられなくなります。やがて使えなくなり、そのパソコンやパソコンに残したデータは使うことができなくなります。早めの対処を考えたほうがいいでしょう。

サポート期限終了したWindows7を使い続けるデメリットとは?
現在でもWindows XPを使い続けている人がいるように、サポート期限が終了したWindows7を使い続ける人は必ず一定数いるでしょう。しかし、サポート期限が終了したWindows7やWindows8.1を使い続けることには大きなデメリットがあります。
Windowsアップデートがされなくなる
Windows7のサポート期限が終了すると、Windows7を対象としたWindows Updateが行われなくなります。Windows Updateが行われないということは、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなる、ということでそのパソコンが大きなリスクにさらされてしまうことになります。
セキュリティ機能が低下する
Windows Updateによるセキュリティ更新プログラムの提供がなくなると、パソコン全体のセキュリティ機能が低下します。他人のパソコンに入り込もうとするハッカーたちの技術は日々進化しています。新しく発見された技術に対する更新プログラムが提供されなくなることで、外部からの侵入を防ぐためのファイヤーウォール等が脆弱になってしまいます。
個人情報漏洩リスク
パソコンが外部からの攻撃に弱くなると、パソコンに入力した履歴などをもとに個人情報が漏洩するリスクがあります。住所や電話番号といった個人情報だけではなく、クレジットカード情報や銀行口座情報などが抜き取られることで、金銭的な被害に遭う可能性も出てきます。
ウイルス侵入リスク
セキュリティ更新プログラムが提供されなくなると、ウイルスが侵入するリスクも高くなります。パソコンを遠隔操作したり、迷惑メールを配信するようなウイルスからパソコンを防御することができなくなります。
使える周辺機器やソフトがなくなる
Windows Updateによるサポートが終了すると、そのOSに対応した周辺機器やソフトも販売終了します。Windows7のサポートが終了したら、Windows7で使える周辺機器やソフトがなくなってしまうのです。
Windows Updateでセキュリティ更新プログラムが配信されなくなっても、セキュリティソフトがあれば大丈夫だと思っている人もいるかもしれません。実はセキュリティソフトというのは、OSのアップデートと連動してセキュリティ効果を発揮するように作られています。
そのために、Microsoftからのサポートが終了したらセキュリティソフトの更新も終了します。結果としてサポート終了後はそのパソコンは全く防御されないパソコンとなるのです。
サポート期間終了のWindows7からWindows10にアップグレードしよう!
サポート期間が終了するWindows7のセキュリティ対策を強化するためには、Windows10にアップデートするのがもっと簡単な方法です。まだアップグレードしていない人は早めにWindows10にアップグレードしましょう。
アップグレードのメリットとは?
Windows7をWindows10にアップグレードするメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
セキュリティが強化される
最も大きなメリットとしては、セキュリティが強化される、という点があります。Windows7でもサポート終了まではセキュリティ更新されていますが、Windows10ではセキュリティ面での対策がより強化されています。
Windows7よりも脆弱性が少なくなった上に、新しいセキュリティシステムを導入しているので、より強固なセキュリティ環境をPCに実装することが可能になります。
新しい機能が利用できる
Windows7からWindows10にアップグレードすることで得られるメリットには、様々な機能が追加されている、という点も見逃せません。特に、パソコンで多くの作業をする人にとっては、仮想デスクトップの機能はとても便利なものです。
仮想デスクトップというのは、1つの画面に複数のデスクトップ画面を作り出すことができる機能です。モニターを複数用意しなくても、同じような効果を出せるのはPCで仕事をしている人にとってはうれしい機能です。
サポート期間終了のWindows7からWindows10にアップグレードする方法とは?
サポート期間が終了するWindows7からWindows10にアップグレードする方法とはどんな方法があるのでしょうか。
無償移行期間はすでに終了
Windows Updateを経由した無償移行期間はすでに終了しています。有料でのアップデートが現在ではメインの方法になっています。
無料でアップデートする裏技もある!
無償アップデートは終了しているはずですが、実は無償でアップデートする方法もまだあります。詳しいことはこちらの記事にありますので、こちらをご覧下さい。
アップグレード方法にはいくつか方法が!
有料でWindows7をWindows10にアップグレードする方法はいくつかあります。その方法をご紹介します。
パソコン丸ごと買い替え
Windows7でもメーカーの保証対象外になってしまっている古いパソコンの場合は、スペックが十分でもWindows10にアップグレードできない場合があります。その場合にはWindows10が入っているパソコンに丸ごと買い替えてしまうしかありません。
オンラインコード版を購入
Windows7のパソコンをWindows10にアップグレードするためには、オンラインコードバンを購入するという方法があります。プロダクトキーを購入して、MicrosoftのホームページからWindows10へのアップグレード用のファイルをダウンロードしてインストールします。
プロダクトキーを購入すればすぐにアップグレードできるので、すぐにアップグレードしたい人におすすめです。
パッケージ版を購入
Windows7からWindows10にアップグレードする方法には、パッケージ版を購入するという方法もあります。パッケージ版ではインストール用のメディアの他に説明書なども入っています。パソコンに何かトラブルがあった場合には、メディアを使ってすぐに再インストールができる、という安心感はオンライン版にはない安心感です。
DSP版を購入
DSP版を購入するという方法もあります。DPS版というのはパソコンのパーツなどに、Windows10のインストールメディアが同梱されているものです。
パソコンの上級者がパソコンをカスタマイズする予定があるのなら、パーツと同梱されているDSP版を購入すると、オンラインコード版やパッケージ版を購入するよりも若干ですが安く購入することができます。
Windows7から10への移行での注意点とは?
Windows7からWindows10へ移行する上で、注意しなくてはいけない点があります。
パソコンが対応しているか
Windows10をインストールするためには、パソコンのシステムのスペックがWindows10に対応しているものでなくてはいけません。こちらの図を良く見て、Windows7のパソコンが対応しているかどうか確認してみましょう。
ソフトウエアが対応しているか
セキュリティソフトなどそのまま使い続ける場合には、ソフトウエアがWindows10に対応しているかどうかも確認する必要があります。Windows10に対応していないソフトウエアは、アップグレードしておかないとWindows10で利用することができません。
バックアップ方法は?
Windows7をWindows10にアップグレードする方法には、パソコンの中のデータはそのまま残したままアップグレードする方法と、パソコンの中身をすべて消去して一新してしまうクリーンインストールがあります。
アップグレードする場合でも、何らかのトラブルが起きてデータがすべて消えてしまう事例があるので、アップグレード前には消したくないデータはバックアップを取る必要があります。バックアップは外付けHDDかクラウドなどパソコンの外部に取っておきましょう。パソコンの内部へのバックアップだと、データがきえてしまうかもしれません。
時間がかかるので移行計画を立てる
Windows7からWindows10へのアップグレードには時間がかかります。最短でも2時間ほど、長い場合には5時間から6時間ほど、Microsoftからのアナウンスだと最大で24時間かかるとのことです。アップグレードの計画をしっかりと立てて、仕事などに影響しないようにしましょう。
買い替えで不要になったPCのおすすめ活用法とは?
Windows10にアップグレードすることができなくて、サポート期限を迎えてしまうPCをそのまま捨ててしまうのはもったいない、そんなあなたにおすすめしたい活用法があります。それはパソコンのOSをLinuxにしてしまう、という方法です。
Linuxは開発者がそれぞれ独自進化させて、様々なOSがありますが、専門知識がなくても使いやすいものに「Ubuntu」があります。2GB以上のUSBメモリかDVD-Rがあれば、簡単にインストールメディアを作れます。
こちらのページにアクセスして、日本語 Remix イメージをダウンロードしてインストールしてみましょう。新しいPCとして使えなくなったPCが生まれ変わります。
Windows7のサポート期間終了に備えて準備を始めよう!
この記事ではWindows7のサポート期限終了で起こることや、できる対策についてお伝えしてきました。まだまだ時間があるとのんびりと構えていると、あっという間にサポート期限終了の日を迎えてしまいます。パソコンを安全に使うためにはMicrosoftからのサポートは重要です。今からどうするのか考えて、早めに対策を取るようにしましょう。
