Microsoftアカウントの新規作成手順!Windows10のアカウント登録方法!
Microsoftアカウントを作成するとMicrosoftが提供している様々なサービスを活用できるようになります。ここでは、Microsoftアカウントの作成方法や作成時の注意点、さらにはサインインの方法もご紹介しています。
目次
Microsoftアカウントの作成登録時の注意点
Microsoftアカウントとは、Microsoftが提供するサービスを利用する際に使用するアカウントを指します。Microsoftアカウントを登録すると、Outlookのメール機能が使えたり、OneDriveのクラウドサービスが使えたり、Microsoft Storeで映画やアプリを探せたり、と様々な恩恵を受けられます。
MicrosoftアカウントはWindowsのパソコン購入時に登録できますが、場合によっては登録できないというトラブルが発生します。Microsoftアカウントが登録できないと、Microsoftのサービスが受けられません。ここでは、Microsoftアカウント登録時の注意点を説明します。
登録できないメールアドレスがある
Microsoftアカウントを設定する際に、メールアドレスの入力が必須です。Microsoftアカウントの設定で入力するメールアドレスは、姓名や性別といった情報を入力した後に送信される確認用メールを受け取るメールアドレスを指します。この時点ではまだOutlookのメールアドレスを入手できないため、それ以外のメールアドレスを入力しなければなりません。
確認用メールにはよく使用しているメールアドレスを入力したいところですが、残念ながら携帯(スマホ)のメールアドレスは使用できません。もし、携帯(スマホ)のメールアドレスしか持っていなかった場合は、フリーメールのアドレスを入手しましょう。フリーメールで人気なGmailがおすすめです。
設定パスワードに要件がある
Microsoftアカウントでサインインすると、様々な機能を使用できるようになります。その中には、クラウドサービスも含まれており、セキュリティが脆弱だった場合には個人情報の流出などの問題が発生する恐れがあります。
そのため、Microsoftアカウントの設定パスワードを登録する際は、セキュリティを高めるための要件を満たしたパスワードを設定しなければなりません。
要件1 使用する文字に規定がある
他サービスでパスワードを設定する際にも、文字数(〇文字以上)使用する文字の種類(英数字の使用など)が定められていますが、Microsoftアカウントの場合も同様に規定があります。
Microsoftアカウントのパスワードを設定する際は、「8文字以上」で「大文字、小文字、数字、記号のうち2種類以上を含む」文字の羅列でなければ、パスワードとして認められません。
要件2 姓は使用できない
パスワードを設定する際に、覚えやすいようにと自身に関連のある文字の羅列を入力してしまうことがあります。しかし、推察されやすいパスワードを設定すると、セキュリティは脆弱となるため誕生日などは使用できません。
同様の理由でMicrosoftアカウントでは、Microsoftアカウント登録時に入力した姓をパスワードに組み込んで使用できません。
要件3 メールアドレスと同じ文字列は使用できない
確認用メールアドレスで使用した文字列がパスワードとして使用できない理由も、推察されやすい文字列を設定するとセキュリティが脆弱になるという点によるものです。
MicrosoftアカウントをWindows10で作成する方法
Microsoftアカウント登録時の注意点を確認したら、実際にMicrosoftアカウントを作成しましょう。ここでは、Windows10に他のMicrosoftアカウントでサインしている状態で、新しくMicrosoftアカウントを作成する際の方法についてご紹介します。
Windows10でMicrosoftアカウントを作成する際にはメールアドレスが必要となりますが、新しいメールアドレスを作成してからMicrosoftアカウントを作成する方法と、既に使用しているメールアドレスでMicrosoftアカウントを作成する方法のどちらでも問題ありません。
新規メールアドレスで作成登録する
まず、トップ画面左下のWindowsボタンをクリックし、メニューを開きます。左下に並んでいる「設定」アイコンをクリックし、Windows10の設定画面を開きます。
Windows10の設定画面の左下に表示される「アカウント」アイコンをクリックします。
アカウントの設定画面が開いたら、左欄に表示されている「家族とその他のユーザー」をクリックします。すると、右ページに「家族とその他のユーザー」に関する設定画面が表示されます。右ページに中央に表示される「その他のユーザーをこのPCに追加」をクリックします。
Microsoftアカウントのサインインページが開いたら、ページ下部の「このユーザーのサインイン情報がありません」をクリックします。
Microsoftのアカウント作成画面が開いたら、ページ中央の「新しいメールアドレスを取得」をクリックします。
必要項目をすべて入力し、「次へ」をクリックします。
セキュリティを高めるために、電話番号の入力が求められます。仮に、電話番号の入力ができない場合はページ左下に表示されている「代わりに連絡用メールアドレスを追加」をクリックし、メールアドレスを入力します。入力が完了したら、「次へ」をクリックします。
最後に表示される画面のチェック項目は任意でチェックすればよいものであるため、必要に応じてチェックし、「次へ」をクリックします。これで、新規メールアドレスでMicrosoftアカウント作成が完了です。
手持ちのメールアドレスで作成登録する
手持ちのメールアドレスでMicrosoftアカウントを作成登録する場合も、アカウント設定画面にアクセスし、「その他のユーザーをこのPCに追加」をクリックします。
Microsoftアカウントのサインイン方法について問われるページが開きますが、ページ下部の「このユーザーのサインイン情報がありません」をクリックします。メールアドレスとパスワードの入力画面が表示されるため、既に使用しているメールアドレスとパスワードを入力し、「次へ」をクリックします。
最後にMicrosoftアカウント使用で利用できるサービスのチェック項目が表示されますが、必要に応じてチェックし、「次へ」をクリックします。これで、手持ちのメールアドレスでMicrosoftアカウントを作成登録する方法は完了です。
作成したMicrosoftアカウントでサインインする方法
Microsoftアカウントのアカウントが作成できたら、早速サインインしましょう。サインインにはオンラインを使用する方法とWindows10を使用する方法の2つがあります。
オンラインの場合
オンラインでサインインする場合、検索エンジンで「Microsoftアカウント」と入力し、Microsoftアカウントページへ移動します。ページ内に「Microsoftアカウントでサインイン」というボタンが表示されているため、そのボタンをクリックします。
入力ページが開くため、作成したメールアドレスとパスワードを入力します。問題なく入力できれば、サインインは完了です。
Windows10 の場合
Windows10でサインインする場合、アカウントの設定画面を開きます。
アカウント設定画面の左欄に表示されている「メール&アプリのアカウント」をクリックします。右ページに表示されるMicrosoftアカウントでのサインインに切り替える」をクリックし、表示される指示に従って操作を行います。操作が完了したら、Windows10でのサインインも完了です。
Microsoftアカウントでサインインできない場合
Microsoftアカウントでサインインすると、様々な機能を使用できます。しかし、作成したMicrosoftアカウントでサインインできないというトラブルが発生すると、Microsoftが低きゅするサービスや機能が全く使用できなくなります。ここでは、Microsoftアカウントサインインできないときの対処法をご紹介します。
パスワードが正しいときに確認すること
サインインできないときの原因として考えられるものとして、パスワードの間違いがよく挙げられます。しかし、パスワードの文字列に問題がないにもかかわらず、サインインできないこともあります。そのときにチェックすべき項目として、「メールアドレスの入力間違い」、「パスワードの大文字と小文字が間違っている」の2つが挙げられます。
パスワードをリセットする
パスワードが間違っていてサインインできない状況が続く場合、パスワードをリセットしましょう。パスワードをリセットする場合は、検索エンジンで「アカウントの回復」と検索し、アクセスします。リセットしたいMicrosoftアカウントのメールアドレスまたは電話番号、Skype名のいずれかを入力します。
表示される指示に従って操作を行うと、新しいパスワードを入力・設定する画面が表示されます。新しいパスワードを入力し終えたら、新しいパスワードを使用してMicrosoftアカウントにサインインできるようになります。
Microsoftアカウントを新規登録してみよう
Microsoftアカウントの作成・登録は必須ではありません。しかし、Microsoftのクラウドサービスなど様々なサービスを受けられるため、Microsoftアカウントは登録しておくと非常に便利です。Windows10を購入した際は、Microsoftアカウントに登録して様々なサービスを活用しましょう。