RunDLL「指定されたモジュールが見つかりません」エラーの対処法を解説！

Windows10を利用していると、よくわからないエラーに遭遇することがあります。ユーザーを悩ませるエラーの一つに、「指定されたモジュールが見つかりません」というRunDLLのエラーです。

このエラーはWindows10を起動したときに起こります。このエラーが起きたとしても、特にPCの起動や動作、アプリの利用に支障をきたすわけではありません。しかし、PCを起動するたびに起こるということで、どう対処したらいいのか悩んでいる方もいます。

この記事では、「指定されたモジュールが見つかりません」のエラーが起きる原因と対処法を解説します。

「指定されたモジュールが見つかりません」のエラーが起きる原因は、Windows10のスタートアップに指定しているアプリやプログラムが見つからないためです。Windows10では、起動時にバックアップで起動するアプリをスタートアップアプリとして指定できます。

しかし、そのアプリをアンインストールしてしまっても、タスクスケジューラのスタートアップアプリの一覧からは削除されません。

タスクスケジューラではアプリを起動しようとしても、そのアプリが見つからない場合に、「指定されたモジュールが見つかりません」のエラーになってしまうのです。

「指定されたモジュールが見つかりません」のエラーが起きてしまった場合には、特に操作などはしなくても、PCの仕様に支障はありません。しかし、PCを起動するたびにこのエラーが出てしまうのは面倒くさいので、エラーが表示されないように対処しましょう。「指定されたモジュールが見つかりません」のエラーへの対処法は次の通りです。

このエラーが起きる原因は、スタートアップに指定されているアプリがWindows10上に存在しないことです。エラーが起きないようにするためには、スタートアップから該当するアプリを削除してあげればいいということで、スタートアップから削除する方法を解説します。

Windows10の「スタート」から「Windows管理ツール」を開いてい「タスクスケジューラ」をクリックします。デバイスの変更の許可が求められるので許可を出します。すると、タスクスケジューラが起動します。

左ペインの「タスクスケジューラライブラリ」をクリックします。すると、タスクスケジューラで設定されているアプリやタスクが一覧で表示されます。

その中から該当するタスクを探して「右クリック」します。表示されたメニューから「削除」をクリックして、タスクスケジューラからそのタスクを削除します。すると、「指定されたモジュールが見つかりません」のエラーが解消できます。

この記事では、Windows10を起動するときに「指定されたモジュールが見つかりません」というRunDLLエラーが表示される原因と対処法について解説しました。必要ないアプリはPCからアンインストールしたほうがいいのは言うまでもありません。

しかし、タスクスケジューラ―でスタートアップに設定してあった場合には、なかなかタスクスケジューラから削除するところまでは気が付きません。この記事でご紹介した方法でタスクスケジューラから削除すれば、簡単にこのエラーは解消できます。

PCを起動するたびにこのエラーが出てしまって、なんとなくモヤモヤした気分でPCを使っている方は、ぜひこの対処法でタスクスケジューラから削除してみましょう。