「この操作を実行するアクセス許可が必要です」Windows10での対処法を解説！

Windows10で、特定のファイルやフォルダを開こうとすると、「この操作を実行するアクセス許可が必要です」とエラーが出て開けないことがあります。この記事では、「この操作を実行するアクセス許可が必要です」になる原因と、対処法について詳しくお伝えします。まずは「この操作を実行するアクセス許可が必要です」の原因について解説します。

「この操作を実行するアクセス許可が必要です」が出る原因として考えられる原因の1つ目は、ファイルやフォルダへのアクセス権がないことが考えられます。

ネットワークで共有しているファイルやフォルダの場合には、人によってアクセス権が付与されていないファイルやフォルダもあります。アクセス権が必要であれば、そのファイルやフォルダの管理者にお願いしましょう。

Windows10で個人的に管理しているファイルやフォルダへのアクセスが、突然「この操作を実行するアクセス許可が必要です」でできなくなってしまった場合には、バグが考えられます。PCを再起動して直るか確認してみましょう。

Windows10の「system32」のフォルダの中の、重要なシステムファイルを変更しようとすると、「この操作を実行するアクセス許可が必要です」になることがあります。

基本的に、このメッセージが出るシステムファイルは、ユーザーレベルでは変更してはいけないファイルです。本当に変更してもいいのか、万が一不具合が生じた場合の対処法は考えているのか、よく検討した上でアクセスしましょう。

「この操作を実行するアクセス許可が必要です」が出て、PCの再起動でも改善しない場合には、ファイルやフォルダのアクセス権を変更する必要があります。アクセス権を変更する方法について解説します。

ファイルやフォルダのアクセス権を変更するためには、まずは「この操作を実行するアクセス許可が必要です」になるファイルやフォルダを右クリックして「プロパティ」をクリックします。「セキュリティ」のタブを開いて、「詳細設定」をクリックします。

「所有者」が他のユーザーの名前になっている場合には、「所有者」の右側の「変更」をクリックします。

「ユーザーまたはグループの選択」の「詳細設定」をクリックします。

すると、そのPCを利用しているユーザーが検索結果に表示されます。ユーザーを選択したら「OK」をクリックします。戻った画面も「OK」を押します。

次に戻った画面で「サブコンテナーとオブジェクトの所有者を置き換える」にチェックを入れて「OK」を押します。これでそのファイルへのアクセス権の変更ができました。