Windows10のデスクトップアイコンが消えた原因と対処法!表示されない理由を解説!

自分では何も操作もしていないはずなのに、Windows10のデスクトップからアイコンが消えてしまうことがあります。消えたアイコンも全部であったり、一部であったりしますので、今日はWindows10のデスクトップアイコンが消えた原因とその対処法を解説します。

Windows10のデスクトップアイコンが消えた原因と対処法!表示されない理由を解説!のイメージ

目次

  1. 1Windows10のデスクトップアイコンが消えた原因は?
  2. デスクトップアイコンが非表示設定になっている
  3. 【デスクトップアイコンの設定】の表示設定がオフになっている
  4. 隠しファイル設定が有効でアイコンが表示されない
  5. 自動メンテナンスで一部削除された
  6. 2Windows10のデスクトップアイコンが全て消えた場合の対処法
  7. デスクトップアイコンの非表示設定を変える
  8. デスクトップアイコンの設定変更手順
  9. デスクトップで右クリックして確認
  10. 3Windows10のごみ箱などのデスクトップアイコンが消えたら?
  11. 【デスクトップアイコンの設定】の表示設定を変更する
  12. ごみ箱やPCのアイコンを表示する手順
  13. 個人用設定画面から変更する
  14. 4Windows10の一部のデスクトップアイコンが消えた場合の対処法
  15. 全ての隠しファイルを表示できるようにして確認
  16. 隠しファイルを表示させる手順
  17. 隠しファイルのうち対象ファイルのみ無効にする
  18. 5Windows10のデスクトップからショートカットアイコンが消えたら?
  19. 自動メンテナンスを停止する
  20. 4つ以上のショートカットアイコン破損で自動的に削除される
  21. 自動メンテナンスを停止させる手順
  22. 6Windows10のデスクトップアイコンが消えたときの対処法を活用してみよう!

Windows10のデスクトップアイコンが消えた原因は?

特別何か操作をした覚えもないのに、いつも通りパソコンを開いたらWindows10のデスクトップアイコンが消えてしまっていたということがあります。「パソコンが壊れてしまったのでは?」と焦るかもしれませんが、原因のほとんどはパソコンの故障ではなく、デスクトップアイコンの表示に関する設定や、Windows10の自動メンテナンスなどによるものです。

また、デスクトップアイコンのすべてが消える場合や、ごみ箱などの標準デスクトップアイコンのみ消える場合、また、一部のショートカットアイコンのみが消えたりする場合と、表示されないアイコンの状態によって考えられる原因や対処法は違ってきます。まずは表示されないデスクトップアイコン別に原因をお話ししていきます。

デスクトップアイコンが非表示設定になっている

Windows10のデスクトップアイコンは簡単なマウス操作で表示・非表示の設定切り替えが可能です。デスクトップアイコン全てが消えた場合は、デスクトップ上で何か操作をしているうちに、うっかりデスクトップアイコンを非表示の設定にしてしまった可能性があります。

【デスクトップアイコンの設定】の表示設定がオフになっている

全てのデスクトップアイコンが表示されないのではなく、一部のアイコン、ごみ箱やコントロールパネルなど標準デスクトップアイコンが消えた場合は、Windows10の「パーソナル設定(個人設定)」という項目にある、「デスクトップアイコンの設定」の表示設定がオフになってしまっていることが原因です。

ある日から急にWindows10のデスクトップアイコンが消えたのなら、表示設定をオフに操作してしまったか、Windows10を更新した際に勝手に設定がオフになってしまったか、どちらかが原因と考えられます。

隠しファイル設定が有効でアイコンが表示されない

隠しファイルとは、名前の通りWindows10の画面上に見えない(表示されない)ように設定されているファイルのことです。これはWindows10のデスクトップアイコンに限らず、エクスプローラー上でも隠しファイル設定がされているものは表示されないようになっています。

Windows10の初期設定では特定の一部ファイルが表示されない隠しファイルとして設定されていますが、表示されているアイコン(ファイル)を自分で隠しファイルとして設定することが可能なため、今まで表示されていたアイコンが急に消えた場合、そのファイルに対して何かの操作の拍子に自分で画面上に表示されない隠しファイル設定を行ってしまった可能性があります。

自動メンテナンスで一部削除された

自動メンテナンスとは、これまで手動で行っていたWindows Updateやソフトウェア・ プログラム更新、セキュリティスキャン、システム診断等のメンテナンスを、特定の時間になるとWindows10が自動で行ってくれる機能です。

これにより手動の手間をかけずにWindows10のメンテナンスが行えるため便利な機能ではありますが、自動メンテナンス中にWindows10が破損やリンク切れだと判断したショートカットアイコンが4つ以上ある場合、自動的に削除されてしまいます。

もし、デスクトップアイコン全てが消えたわけではなく、ごみ箱など標準デスクトップアイコンではない一部のデスクトップのショートカットアイコンが消えた場合、ソフトやファイルが自動メンテナンスで削除されたことが原因と考えられます。

Windows10のデスクトップアイコンが全て消えた場合の対処法

Windows10のデスクトップアイコンが消えた原因が分かったところで、続いては消えたアイコンを表示させる対処法に移ります。まずは、全てのデスクトップアイコンが消えた場合の対処法から説明していきます。

デスクトップアイコンの非表示設定を変える

デスクトップアイコンの表示・非表示画面

前項「Windows10のデスクトップアイコンが消えた原因は?/デスクトップアイコンが非表示設定になっている」でお話しした通り、全てのデスクトップアイコンが消えた場合は、これまで表示するよう設定されていたものが、デスクトップアイコン非表示設定に変わってしまっていることが原因です。これには非表示から表示に設定を変更することで対処できます。

デスクトップアイコンの設定変更手順

デスクトップアイコンの設定変更手順

まず、Windows10のデスクトップ上で右クリックし、メニューを表示します。続いて「表示」>「デスクトップアイコンの表示」を表示させます。この「デスクトップアイコンの表示」の先頭に「✔」がついていない場合は、非表示設定になってしまっている、ということです。クリックすると「✔」が入りそのままメニュー画面が閉じます。デスクトップに消えたアイコンが表示されるようになっていれば完了です。

デスクトップで右クリックして確認

デスクトップで右クリックして確認

「デスクトップアイコンの表示」をクリックするとそのままメニュー画面が閉じてしまいますが、デスクトップにこれまで通りにアイコンが表示されるようになっていれば手順は完了したことになります。間違いなく「✔」が入っているか確認したい場合は、再度Windows10のデスクトップ上で右クリックし、「表示」>「デスクトップアイコンの表示」を確認します。

アイコンが全て消えてしまっていた時にはついていなかった「✔」が「デスクトップアイコンの表示」についていればこれで確認は終了です。デスクトップアイコン全てが消えた場合の変更手順はとても簡単です。その分、つい何かの拍子に設定を変更してしまった可能性がありますので、表示設定に戻す手順を知っておけば慌てることなく消えたアイコンを表示させることができます。

Windows10のごみ箱などのデスクトップアイコンが消えたら?

デスクトップ標準アイコン

Windows10 のデスクトップアイコン全てが消えたのではなく、ごみ箱など標準のデスクトップアイコンが消えた場合は、前項「Windows10のデスクトップアイコンが全て消えた場合の対処法」とは対処法が違ってきます。

【デスクトップアイコンの設定】の表示設定を変更する

Windows10では、ごみ箱以外にも、コンピューター(PC)、ユーザーのファイル、ネットワークやコントロールパネルなどが標準デスクトップアイコンとして表示設定されています。これらのアイコンがデスクトップから消えた場合、表示設定が何か他のソフトをインストールしたり操作のはずみで表示がオフになったことが原因です。

対処法としては、全てのデスクトップアイコンが消えた場合と同様に、オフになってしまっている表示設定を変更するだけですが、変更の手順は同じではありません。

ごみ箱やPCのアイコンを表示する手順

ごみ箱やPCのアイコンを表示する手順1

ごみ箱やPCのアイコンは自分でインストールしたソフトやファイルのショートカットとは違い、「Windowsの設定」から表示設定を変更します。実際のごみ箱やPCのアイコンを表示させるには、「スタート」>「設定」で「Windowsの設定」を開きます。

個人用設定画面から変更する

ごみ箱やPCのアイコンを表示する手順

「個人用設定」>「テーマ」>「デスクトップアイコンの設定」の順にクリックしていくと、別ウインドウで「デスクトップアイコンの設定」が開きます。このウインドウでデスクトップに表示/非表示の選択ができるアイコンはごみ箱を含めて5つです。ごみ箱のデスクトップアイコンが消えた状態では、□に✔が入っていない状態ですので、✔をつけて「OK」をクリックすれば完了です。

この標準デスクトップアイコンが消えた場合の対処法は、消えたアイコンを再表示させるだけでなく、ごみ箱は表示させたいけれど、ネットワークは非表示にしたい、など標準デスクトップアイコンの一部を自分で表示・非表示設定できるので便利です。

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Windows10の一部のデスクトップアイコンが消えた場合の対処法

一部のデスクトップアイコンが消えた画面

Windows10のデスクトップアイコンのごみ箱などの標準デスクトップアイコンではない一部のアイコンが消えた場合、それら消えた一部のファイルやフォルダが画面に表示されない「隠しファイル」の属性になってしまったために非表示となり、結果、デスクトップからアイコンが消えた可能性があります。この項ではその通常表示されない「隠しファイル」を表示させるための対処法です。

全ての隠しファイルを表示できるようにして確認

全ての隠しファイルを表示する手順1

消えたデスクトップアイコンが隠しファイルのままでは、ユーザーには見えません。そこでまず本来表示させていたい一部のアイコンだけではなく、全ての隠しファイルを表示させます。「エクスプローラー」を開き、「表示」タブをクリックし、メニューに表示される「隠しファイル」項目を見つけましょう。

全ての隠しファイルを表示する手順2

「隠しファイル」に✔を入れると、表示されない隠しファイルが半透明で表示されます。これで普段は表示されない「隠しファイル」を目で確認できる状態になりました。

隠しファイルの表示

これは前項「Windows10のデスクトップアイコンが消えた原因は?/隠しファイル設定が有効でアイコンが表示されない」でもお話ししたように、デスクトップアイコンに限らず、Windows10のフォルダ内にある隠しファイルでも同じように半透明で表示されるようになります。

基本的に隠しファイルはシステム上重要なファイルで勝手に手を加えるとWindows10のOSに支障をきたすためにユーザーがいじれないように隠してあるものです。ですのでむやみに隠しファイルを表示させて手を加えるのは控えましょう。

隠しファイルを表示させる手順

全ての隠しファイルを表示する手順3

隠しファイル設定になってしまっているデスクトップアイコンの隠しファイル設定を解除させる手順に移ります。デスクトップアイコンを1回クリックして選択肢てから右クリックしてメニューを表示させ、「プロパティ」をクリックします。

全ての隠しファイルを表示する手順4

「全般」タブの一番下にある「属性」の「隠しファイル」の✔を外して、「OK」をクリックします。これで隠しファイル設定が解除されました。

隠しファイルのうち対象ファイルのみ無効にする

全ての隠しファイルを表示する手順5

隠しファイル設定が解除されたので、これまで通りデスクトップにアイコンが表示されていれば手順は完了です。最後にエクスプローラーの「表示」タブにある「隠しファイル」の✔を外しましょう。先ほど説明した通り、システム上重要なファイルが隠しファイルになっていますので、表示させておくとうっかりいじってしまう可能性があるからです。

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Windows10のデスクトップからショートカットアイコンが消えたら?

ショートカットアイコンのイメージ

最後に、デスクトップに置いておいた特定のショートカットアイコンが消えてしまった場合の対処法を解説します。

自動メンテナンスを停止する

「Windows10のデスクトップアイコンが消えた原因は?」でもお話ししたように、Windoows10には自動メンテナンスという機能があります。手動でメンテナンスを行う必要がないので便利である反面、Windows Updateやソフトウェア・ プログラム更新、セキュリティスキャン、システム診断等を見ていないうちに行うため、自分の希望とは違うメンテナンスを行われてしまうことがあります。

あまり頻繁に特定のショートカットアイコンが消されてしまう場合は、Windows10の自動メンテナンスを停止させることが対処法となります。

4つ以上のショートカットアイコン破損で自動的に削除される

破損ファイルのイメージ

自動メンテナンスの機能には、4つ以上破損したデスクトップのショートカットアイコンを検出した場合、Windows10が自動でそれらショートカットアイコンを削除する、という機能が含まれています。また、一時的であってもリンクの切れてしまっているショートカットアイコンもWindows10は破損と判断するため、削除対象になってしまいます。

フォルダの整理を行って、デスクトップのショートカットアイコンのリンクが切れているだけでも、Windows10は破損と判断してしいまうわけです。一部のショートカットアイコンとはいえ、知らないうちに削除されてしまうのはかえって作業が煩雑になりますので、これを防ぐためには、Windows10の自動メンテナンスを停止させたほうがよいでしょう。

自動メンテナンスを停止させる手順

自動メンテナンスを停止させる手順1

まずコントロールパネルを開き、「システムとセキュリティ」をクリックします。システムとセキュリティ一覧の中にある「セキュリティとメンテナンス」を選択します。

自動メンテナンスを停止させる手順2

「セキュリティ」と「メンテナンス」の項目が並んでいるうち、「メンテナンス」の右側にある∨をクリックして詳細を展開させます。「自動メンテナンス」項目の中にある、「メンテナンス設定の変更」をクリックして詳細を開きます。詳細の一番下にある、「スケジュールされたメンテナンスによるコンピュータのスリープ解除を許可する」の✔を外し、「OK」をクリックします。これでWindows10の自動メンテナンスは解除されました。

Windows10のデスクトップアイコンが消えたときの対処法を活用してみよう!

パソコンを起動させて、Windows10のデスクトップアイコンが消えてしまっても、慌てる必要はありません。どのデスクトップアイコンが表示されていないのか消えてしまったアイコンを確認し、落ち着いてそれぞれの原因にそった対処法を行いましょう。

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この記事のライター
nabeturbo3
機械音痴でカタカナ単語の苦手な自分に理解できる解説を心がけています。