ネットラジオ配信の個人でのやり方!おすすめアプリや機材を紹介!
ネットラジオは個人でも配信することができます。しかしやり方がわからないという方も多いようです。この記事では、ネットラジオの配信をはじめてみたい方のために、おすすめのアプリや必要な機材、ラジオ配信をスムーズにはじめるためのコツなどを詳しく解説します。
目次
個人でもネットラジオの配信ができるおすすめアプリ
在宅する時間が増えるにつれて、ライブ配信などの配信に注目が集まっています。ライブ配信を見て楽しむだけではなく、自分の番組の配信に挑戦する方も増えてきました。とはいえ、動画配信は顔出し必須なのでハードルが高いという方もいます。
配信に興味はあるけれども顔出ししたくないという方におすすめなのがラジオ配信です。声だけで配信できるラジオ配信は、ネットからなら個人でも簡単にできます。個人でもネットラジオの配信ができるおすすめアプリをご紹介します。
ラジオ専門アプリのおすすめ
まずは、音声のみのラジオ配信専門のアプリをご紹介します。
RadioTalk
ラジオ配信が初めての方におすすめなのが、Radiotalkです。1回あたりの配信は最大12分までで、スマホアプリからの一発取りしかできません。編集機能などはついていないので、10分程度のトークから始めたいのなら、こちらのアプリがおすすめです。配信した番組はポッドキャストなどに配信可能です。
standFM
stand.fmもスマホアプリから収録して配信できるラジオ配信アプリです。リスナーからの質問を受け付けるレターという機能が搭載されているので、リスナーとの交流も図りやすいのが特徴です。また、JASRACに著作権料を支払っているので、配信者が自分で人気の楽曲を歌ってみたの配信も可能です。オリジナルの配信はできません。
Spoon
ラジオ配信での収益化を考えているのなら、SPOONがおすすめです。ライブ配信と収録した番組の配信どちらも可能です。全世界で利用されているアプリで、世界中で2,600万ダウンロードを記録している人気アプリです。日本にも多くのユーザーがいます。
音声のみの配信も可能なライブ配信・動画配信アプリ
ライブ配信アプリの中には、動画だけでなく音声のみでの配信にも対応しているアプリもあります。ラジオ配信専門アプリよりも収益化しやすいアプリもあるので、副業として始めるのなら、こちらも検討してみましょう。
ふわっち
ふわっちは事務所に所属しなくても、誰でも簡単にスマホ一つで配信をはじめられるライブ配信アプリです。音声のみのラジオ配信も選べます。配信後にはアーカイブとして保存されて、公開設定にすることも可能です。
Pococha
比較的稼ぎやすいライブ配信アプリとして人気なのがPocochaです。Pocochaにも、音声のみのラジオ配信機能があります。ライブ配信アプリの稼ぎ方といえば、通常は投げ銭ですが、Pocochaは配信時間やリスナーの数などの要素でも稼げます。ラジオの生配信で稼ぎたい方におすすめです。
ツイキャス
生配信で双方向のコミュニケーションがとりやすいと言うことで人気のアプリがツイキャスです。ツイキャスにも音声のみのラジオ配信機能が付いています。収益化までのハードルが比較的低く、リスナーとの交流もしやすいのが人気です。
YouTube
YouTubeは言わずと知れた動画配信プラットフォームですが、映像は1枚の画像だけ表示して音声だけを配信しているラジオ風配信をしている配信者もたくさんいます。利用者が多いことを考えると、他のアプリと併用して収録した番組をアップするものありでしょう。
個人がネットラジオの配信をはじめるやり方
個人がネットラジオの配信を始めるためには、どのような準備や手順を踏めばいいのか、ネットラジオ配信のやり方について解説します。具体的な配信の方法は、利用するアプリによって大きく異なりますが、どのアプリを利用しても必要になるものなどについてみていきましょう。
外部の音が入りにくい空間を用意する
ラジオ配信の番組の中には、外出をしてロケをしながら配信をしたり番組作りをしたりするものもあります。しかし、最初からロケ番組をラジオ配信で作るのはハードルが高いので、まずは室内でのトークから始めるという方がほとんどでしょう。
室内でのトーク番組を製作するのであれば、まずは外部の音が入りにくい空間を用意しましょう。リスナーは聞き取りにくい番組はすぐに聴くのをやめてしまいます。自宅で録音する場合には、できるだけ外の電車や車の音が入りにくい部屋を使いましょう。
自宅が線路脇にあるなどで、どうしても騒音を避けられないようであれば、レンタルスタジオや貸し会議室などを借りて配信するのもおすすめです。
簡単な台本があると進行がスムーズに!
ネットラジオの配信を始める前には、簡単なものでいいので、トークテーマと進行の方向性をまとめた台本を用意しておきましょう。ラジオのトーク番組はフリートークが基本です。トークテーマを設定していない、完全なフリートークの番組も確かにありますが、初心者にはかなりハードルが高い番組作りになるでしょう。
トークテーマが決まっていれば、フリートークでもトークの幅が大きくぶれずに進行できます。また、途中でトークが続かなくなってしまった場合に、大まかなものでも台本があることで進行役が新しい話題を振りやすくなります。
予め番組の方向性を簡単にまとめておくといいでしょう。
機材は必要に応じて!
ネットラジオの配信を始める時には、どのような機材を用意すればいいのか気になる方も少なくないようです。今は、スマホやPCの内蔵マイクだけですぐに配信を始められるアプリもあります。
YouTubeのように、簡単な編集機能も提供してくれているプラットホームのあります。ネットラジオの配信に利用するアプリやプラットフォームによっては、特に機材やソフトを用意する必要ありません。
とはいえ、必要ならばどのようなものを用意すればいいのか解説します。
マイクは出演者ごとに用意してそれぞれ録音する
スマホから配信できるラジオアプリやライブ配信アプリの場合には、スマホ内蔵のマイクだけで配信可能なものもあります。そうはいっても、安いものではコンデンサー付きのマイクを使った方が音質が良くなるのは確かです。
マイクを利用する時には、出演者ごとに用意してそれぞれの音声を録音して後から編集することをおすすめします。複数の出演者の声を1つの録音にまとめてしまうと、声の大きさにばらつきが出てしまい、リスナーにとってとても聞きにくい番組になってしまうことがあります。
複数のマイクを使ってそれぞれ録音して、後からそれぞれの録音を合わせることで音量のバランスなどを調整して、より聞きやすい番組作りができます。
3,000円程度からそこそこの品質のマイクが手に入ります。
AndroidスマホでもPCでも使えるタイプのマイクです。
iPhoneで使うときには,iPhone専用のマイクが必要です。
必要に応じて音声編集ソフトで編集も!
ライブ配信アプリなら、その時に生で話した内容がそのまま流れるので特に編集などは必要はありません。しかし、BGMを付けたり、複数の人のトークを合わせたりするのは、PCの音声編集ソフトを使います。必要に応じて音声編集ソフトも用意しましょう。
音声編集ソフトには有料のものもフリーソフトの色々なものが出ています。特におすすめしたいのは、フリーソフトとして配布されているAudacityです。Audacityを使えば、複数人の音声の音量の調整などのバランス調整やBGMをつけるといった基本的な編集はもちろんのこと、不要なノイズのカットなどもできます。
より聞きやすい番組を作り上げるのには欠かせないソフトなので、ぜひ上記のリンクボタンからダウンロードページへ入り、PCへダウンロードしておきましょう。
なお、Audacityの具体的な使い方はこちらの記事で解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
ネットラジオ配信をスムーズに始めるためのコツ
ネットラジオ配信興味はあっても、スマホはマイクの前でひたすら話し続けなければならないラジオ配信は、実は動画の配信よりもハードルが高いものかもしれません。それは、動画であれば周囲の変化などを映像で見せることができますが、ラジオ配信の場合には全て音声だけで埋めなければならないためです。
トークに詰まった時の間を埋めたり、常に新しいテーマを作ったりするのが大変だと言う声もあります。顔出しをしなくてもいい反面、続けるのが難しいとも言われるネットラジオ配信をスムーズに始めて続けていくためのコツについて解説します。
最初は2人で始めるとやりやすい
1人で喋り続ける自信がない場合には、最初は2人で始めるといいでしょう。2人なら、普段の会話のような感じでトークを進めることができて、トークに詰まった時の間も埋めやすくなります。もう一人、進行役を設定して、トークの切れ目に質問を投げかけてもらったり、話題を転換してもらったりするのもおすすめです。
あまり人数が多すぎるのはおすすめしない
ラジオ配信でトークを配信するのであれば、2人から3人程度までにしておきましょう。5人以上になると、トークがごちゃごちゃとし始めて、誰が何を話しているのか、リスナーからは分かりにくくなってしまいます。
人数が多くなればなるほど、トークが被ってしまうこともあり、編集も大変な作業になります。ラジオ配信のときには、あまり人数を増やさない用にした方が良いでしょう。
テーマは定番にできるものも用意するといい
ネットラジオの配信を始める前には、予めチャンネルの方向性を決めてから始めることと思います。趣味のことについて、日々の愚痴について、音楽について等、それぞれのチャンネルのテーマの方向性があるでしょう。
チャンネルのテーマの方向性が決まったら、毎回のトークのテーマにも、定番にして使い回せるものを作ると良いでしょう。
リスナーからの質問に答える回とか、リクエストに応える回、といった定番企画を定期的に入れることで、その都度、テーマを考える手間を減らしながら、リピーターになってくれたリスナーが楽しみにしてくれる企画を作りやすくなります。
BGMを入れると間が埋まりやすい
テレビやラジオでは4秒以上映像が止まったり、無音時間が生じてしまうと放送事故になってしまいます。テレビやラジオをよく見たり聞いたりしていると、常に映像や音声が切れ目なく編集されて、生放送でも場面展開がうまくなされていることがわかります。
しかし、トークや放送の素人が始めるネットラジオ配信では、思わぬ無音時間が生じてしまう可能性も捨てきれません。そんなときには、BGMを入れると、声の無音状態を音楽が埋めてくれるので、放送事故状態を回避できます。
2人や3人で配信する時には、他の人のカバーも期待できますが、1人で配信する時にはトークに詰まったら挽回が難しくなります。ライブ配信でもBGMを付けられるアプリもあります。BGMを活用して、間を作らないようにしましょう。
著作権フリーの音楽はどこで見つけるといい?
BGMを入れるのが良いとは言っても、むやみやたらと人気楽曲を使うと、著作権侵害になってしまいます。著作権侵害にならないようにするためには、著作権フリーの音楽を見つけることが大切です。著作権フリーの音楽を見つけられるサイトはこちらの記事で解説しています。よろしければご覧ください。
ネットでのラジオ配信をはじめてみよう!
この記事では、個人でもネットラジオ配信をはじめられるアプリのご紹介と、ラジオ配信を始めるときのコツについて解説してきました。機材もマイクやフリーソフトなど、簡単なものをそろえるだけでラジオ配信ができます。アプリによっては、収益化も可能なので、ぜひ顔出しをしない副業としても考えてみると良いでしょう。