LINEのエラーで「正常に処理できませんでした」とメッセージ!対処法は?
人気SNSアプリ「LINE」ですが、ふだん利用していて「正常に処理できませんでした」というエラーが表示されることがよくあります。今回は、パターンごとの症状とそれに合わせた対処法などをご紹介していきます。LINEのエラーを素早く解消させて快適に利用しましょう。
目次
- 1LINEで「正常に処理できませんでした」と表示される原因とは?
- 2エラーメッセージが表示される3つのパターン
- ・普段通り使っているときに表示されるとき
- ・アカウントの引き継ぎがうまくできてないとき
- ・そもそもスマホが故障している
- 3「正常に処理できませんでした」が表示された時の対処法
- ・スマホを再起動させる
- ・LINEを再起動させる
- ・LINEのバージョンを最新版にする
- 4【引き継ぎ時】「正常に処理できませんでした」が表示された時の対処法
- ・古いスマホでアカウント引き継ぎ設定をしていない
- ・ログイン情報が間違っていないか確認
- ・問題報告フォームにお問い合わせする
- ・電話番号でログインしてみる
- 5その他LINEでのエラーとは?
- ・LINEでメッセージを送信できない
- ・写真や動画を送信できない
- ・新着のメッセージが確認できない
- ・LINE提供のゲームができない
- ・LINEへのアクセスができない
- 6エラーを解決してLINEを快適に使う
- ・LINEの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
LINEで「正常に処理できませんでした」と表示される原因とは?
人気SNSアプリのLINEですが、ふだん使っていて、また機種変更でLINEの引き継ぎをしていて「正常に処理できませんでした」とエラーが表示されて困ったことはないでしょうか。このエラーはLINEでも比較的多いエラーで、多くの人が報告しています。
今や日常生活に欠かせない通信手段となったLINEですが、この「正常に処理できませんでした」と表示されるエラーの原因とはどんなものがあるのでしょうか。今回は、さまざまな症状に合わせて、その原因と対処法などをご紹介していきます。
エラーメッセージが表示される3つのパターン
では、「正常に処理できませんでした」とエラーが起こるのはは具体的にどんな時があるのでしょうか。ケース別に見ていくと、このエラーメッセージが表示されるのは3つのパターンがあるようです。
普段通り使っているときに表示されるとき
まずは、普段通りにLINEを使っているときに表示されるときです。
- LINEのトークでメッセージや画像/動画を送るとき
- LINEで無料通話をするとき
- LINEでスタンプや着せ替えをダウンロードするとき
- 新しい友だちをLINEに追加するとき など
LINEのヘルプセンターや公式ブログでも具体的な情報が公開されていないため、原因を絞るのは難しいのですが、多くはLINEアプリや端末にキャッシュ(一時データ)がたまっている時、一時的なエラー、通信環境が悪い時、また端末のOSやLINEアプリのバージョンが古い時に起こると言われています。
このように、LINE公式ブログで「正常に処理できませんでした」と検索しても「該当する記事はありませんでした。」と表示されてしまいます。「正常に処理できない」原因も、ユーザー毎に細かく分かれるため、また一時的なエラーが原因のことも多いため、具体的な情報が公開されていないのです。
LINEのヘルプセンターでも、次にご紹介するLINEの引き継ぎの時の案内しか検索されません。
アカウントの引き継ぎがうまくできてないとき
次に挙げられるのは、LINEのアカウントの引き継ぎがうまくできていないときです。
スマホを機種変更するときに【LINEアカウントの引き継ぎ】が必要なのですが、機種変更したあとに新しいスマホでLINEにログインができないときや、「正常に処理できませんでした。しばらく経ってからもう一度お試しください。」とエラーメッセージが表示されてしまう場合です。
このエラーはよく起こるパターンなので、LINEのヘルプセンターにも情報が載っています。事前に注意点が分かっていればいいのですが、実際LINEのヘルプを見るのはエラーが起こってから開く方が多いでしょう。その場合は手遅れになることもあるため、この機会に注意点やポイントを覚えておきましょう。
具体的には、後ほど【引き継ぎ時】の対処法の章でご紹介します。
そもそもスマホが故障している
最後に挙げられるのが、そもそもスマホが故障しているときです。長年おなじスマホを使っていて、上の2パターンの対処法を試しても症状が改善されないときは、スマホが故障している可能性がかなり高いのです。
ふだんスマホではLINEしか使わないという場合は、なかなか判断が難しいかもしれません。ただ、そんなときは他のアプリで試してみたり、携帯会社によっては「スマホ診断」などのスマホの状態を診断できる標準アプリやサイトがあったりするので試してみるといいでしょう。
また、診断アプリが分からないときや、診断アプリも動かないときは、近くに携帯ショップがあれば、携帯ショップで故障していないか無料診断してもらうのもオススメです。
こちらはNTTドコモの「スマホ診断」アプリですが、Android専用のアプリになります。iPhoneを利用されている場合は、Appleサポートなどを利用するといいでしょう。
iPhoneの場合は、携帯会社のサポートではなくApple社のサポートを受けるかたちになります。App Storeでアプリをダウンロードするか、お近くのAppleストアでご相談してみましょう。
auの場合は、「トラブル診断」を無料で提供しています。こちらもAndroid専用のサービスです。下記リンクから確認できます。
ただし、スマホが故障してしまったときは修理や買い替えをするのですが、その場合LINEのアカウント引継ぎができないことが多く、これまで使っていたLINEのアカウントの情報がすべて削除されてしまいます。つまり、スマホが故障してLINEも全く使えなくなってしまった場合はすでに手遅れなのです。
そのため、何かあったときのために、LINEアカウントの設定や定期的にバックアップをしておくことを強くオススメします。具体的には後ほどご紹介します。
「正常に処理できませんでした」が表示された時の対処法
それでは、実際にLINEで「正常に処理できませんでした」が表示された時の対処法はどんなものがあるのでしょうか。まずは、普段通りにLINEを使っているときに「正常に処理できませんでした」とエラーメッセージが表示された場合の対処法をご紹介します。大きく分けて3つの対処法があります。
スマホを再起動させる
最初にご紹介する対処法は、スマホを再起動させる方法で、まず最初に試していただきたい方法です。
スマホも小さなパソコンのようなものなので、電源を落とさずに使い続けていると、スマホにアプリなどのデータがたまり続けて負荷になり、さまざまなエラーを起こすことが多いのです。そんな一時的なエラーをリセットする方法がスマホの再起動です。
これまでスマホの電源を落としたことがない、また再起動の方法が分からない方は参考にしてください。Android端末とiPhone端末で再起動の方法も違うので順にご紹介します。再起動するときの注意点もあるので、ぜひ確認してみましょう。
まず、Androidの場合は、スマホの”電源ボタン”を上のようなメニューが出てくるまで長押しします。機種によってメニュー画面のデザインは多少違いますが、このように3つほどメニューが出てくればOKです。
あとは”再起動”を押して実行すれば、自動的にスマホの電源が落ちて数秒後に端末が再び起動します。無事にスマホが立ち上がってホーム画面が開いたら、またLINEを開いて使ってみましょう。
iPhoneの場合は、機種によって多少操作の違いがあります。
iPhoneX以降の場合は、”電源ボタン”と”音量ボタン”を同時に長押しして上の”スライダ”を表示させます。スライダを右に動かして電源が切れたあと、”電源ボタン”をAppleロゴが表示されるまで長押しして、再び起動させます。
iPhone8以前の場合は、”電源ボタン”を長押しして”スライダ”を表示させ、スライダを右に動かして電源を切ります。次に、”電源ボタン”をAppleロゴが表示されるまで長押しして、再び起動させます。
注意点として、Android端末を再起動した後に、端末の”ロック画面”が表示され”パターン”や”PINコード”などの入力画面が表示される場合があります。これらはスマホのセキュリティのために、通常は自分で設定するのですが、設定したものを入れないと画面ロックの解除ができません。
もしこの解除パターンやPINなどを忘れてしまった場合は、端末自体をリセット(端末初期化)しなければならず、その場合はLINEなどを含むスマホのデータが全て削除されてしまうので、再起動の前に確認しましょう。
このような画面が”ロック画面”です。最近は、指紋認証や顔認証など「生体認証」ができる端末も多いですが、端末を再起動した時は生体認証ではなく、事前に設定したパターンやPIN(4桁の数字)などの入力が求められます。事前に自分で設定しているものを入力すれば解除できますが、忘れてしまうとやっかいです。
自分のスマホでロック画面の設定をしているかどうかは、端末の”電源ボタン”を押して画面が暗くなったら再度電源ボタンを押すと上のようなロック画面が出てくるので分かります。このような画面が出ずにホーム画面が開けば、そのまま端末を再起動します。
ロック画面の設定内容は、端末の”設定”から確認ができます。端末の”設定”は、スマホ画面を指で上からスワイプして、右上に出てくる歯車マークを押して開きます。
このように設定を開いたら、”ロック画面とセキュリティ”または”セキュリティ”→”画面ロックの種類/設定”と進むと設定内容が確認できます。上の例だと、青字の「パターン、インテリジェントスキャン(顔認証など)、指紋認証」で設定されています。この場合、再起動後に求められるのは”パターン”になります。
画面ロックを解除したい場合は、そこを押して次の画面で”なし/解除”を押して現在設定している内容を入れ、解除できればOKです。
具体的な設定内容を確認したい場合は、設定されている項目(この場合は”パターン”)を押し、現在設定しているものを入れて正しければ画面が進みます。確認だけならば、そのまま画面を閉じればOKです。変更したければ、次の画面で好きなものに変更します。
万が一、現在設定しているものがどうしても分からない場合は、端末初期化をしなければなりません。その場合は、LINEのデータなど端末内のデータや設定がすべて削除されてしまうので、事前にLINEの引き継ぎ設定やスマホのアカウント設定をGoogleドライブなどに預けてから、端末初期化をする必要があります。LINEの引き継ぎ設定は次の章で詳しくご紹介します。
iPhoneの場合も、再起動後にこのような”パスコード”の入力を求められます。ふだんロック解除にTouch IDやFace IDを設定している場合でも、再起動後は事前に設定したパスコードが必要です。
iPhoneでも、パスコードを忘れて開けない場合や、事前の設定によってはパスコードを10回以上間違えると端末が初期化され、LINEを含むiPhone内のすべてのデータが失われてしまいます。そのため、もしパスコードが分からない場合は、再起動前にLINEの引き継ぎ設定と、端末の”設定”からパスコードの確認の実施、またiPhoneのバックアップを取っておきましょう。
iPhoneのパスコード確認(変更)はこのような流れになります。端末の”設定”から”Touch ID(またはFace ID)とパスコード”を開きます。次に”パスコードをオフにする”か”パスコードを変更”を押して、現在設定しているパスコードを入力し、オフにするか変更すればOKです。
LINEの引き継ぎ設定は、後ほど詳しくご紹介します。iPhoneのバックアップも端末の”設定”からでき、詳しくは下記のリンクから確認できます。何かあった時のためにバックアップは必要になるので、定期的にバックアップをとっておくことをオススメします。
LINEを再起動させる
次にご紹介する対処法は、LINEを再起動させる方法になります。端末と同様に、LINEアプリも開きっぱなしだと、一時的なエラーを起こすことが多いため、LINEを使わない時はLINEアプリを終了させることをオススメします。アプリの終了のやり方についても、AndroidとiPhoneで分けてご紹介します。
こちらはAndroidの例ですが、iPhoneでも同様に、LINEアプリを使った後、このように”ホーム画面”に切り替えたままにしていないでしょうか。実は、この操作ではLINEアプリは終了できていないのです。
ホーム画面に戻るだけでは、LINEアプリはバックグラウンド(裏側)で開いたままなのです。この方法は、すぐにアプリを再開できるメリットがあるのですが、これを繰り返しているとアプリや端末の動作が遅くなったり固まったりすることが多いのです。
では、LINEアプリを再起動させる方法を具体的にご紹介しましょう。
このように、Androidの場合、ホームボタンの右/左横にある”タスクボタン”を押すと、裏側で開いているすべてのアプリが重なって表示(タスク画面)されます。LINEアプリだけを終了する場合は、LINEアプリ右上の”×(またはマイナスマーク)”で閉じるか、右へ”スワイプ”すると終了できます。
また、最上部か最下部にある”全て閉じる”を押すと、開いているすべてのアプリを終了できます。端末の動作を安定させるためにも、使わないアプリは終了させることをオススメします。
このように、LINEアプリを終了させてから再びLINEアプリを起動させれば、LINEアプリの再起動ができます。
次にiPhoneの場合ですが、iPhone8以前の場合は端末下部の”ホームボタン”を2回素早く押してタスク画面を出します。終了したいアプリを上に”スワイプ”すると終了できます。上の例はLINEではありませんが、どのアプリも同じ方法で終了できます。
iPhoneX以降の場合は、画面下から上に”スワイプ”するとタスク画面が開きます。iOS10以前であれば、終了したいアプリを上に”スワイプ”して終了します。iOS11以降であれば終了したいアプリを長押ししてアプリ左上の”マイナスボタン”を押すか、上に”スワイプ”して終了できます。
iPhoneの場合は、アプリを一括で終了させるボタンがないため、全てのアプリを終了させたい場合はひとつずつ終了させます。LINEアプリを終了させたら、またホーム画面からLINEアプリを開き再起動ができます。
LINEのバージョンを最新版にする
最後にご紹介する対処法は、LINEのバージョンを最新版にする方法です。LINEアプリは、これまで何度も新しい機能やサービスを追加しています。それらの機能やパフォーマンス・セキュリティの向上のため、また不具合の解消のために、LINEアプリの【更新情報】が公開されます。
古いバージョンのままLINEを使い続けていると、LINEが使えなくなったり、LINEの不具合などエラーが治らなかったりします。また、追加された新しい機能も使えません。そのため、できるだけ最新版のバージョンにLINEアプリを更新して使いましょう。
では早速、LINEアプリのバージョンを更新する方法をご紹介します。Goole Playストア(Android)やApp Store(iPhone)から更新する方法と、LINEアプリの”設定”から更新する方法があります。また、LINEアプリのバージョンを上げる場合の注意点もあるので、最後までご覧ください。
Androidの場合は、まずホーム画面などから”Google Playストア”アプリを開き、”検索バー”で「LINE」を検索するか”LINEアプリアイコン”を選びます。「開く」になっていたら、すでにLINEは最新版なので、更新不要です。「更新」となっていたら、アップデートができます。
”更新”を押すと”更新情報のダウンロード”が始まり、続いて”インストール”が始まります。ここで「キャンセル」を押してしまうと更新できません。数秒後にインストールが終わると「更新」が”開く”に切り替わり、LINEアプリ更新の完了です。
iPhoneの場合は、まずホーム画面の”App Store”アプリを開きLINEアプリの横が”アップデート”となっていたら更新情報があるので、”アップデート”を押します。”アップデート”を押すと、円グラフのようなマークが現れ、更新が終わると”開く”に切り替わります。
”開く”になっていたら、LINEアプリは最新版なので更新不要です。
また、LINEアプリからもバージョンの更新もできます。まず、LINEアプリの”設定”を開きます。
Android版LINEの場合は、”友だち画面”右上の歯車から、iPhone版LINEの場合は”友だち画面”左上の歯車から(古いバージョンならば”その他・・・”画面の右上歯車から)、”設定”を開きます。次に、画面を下にスクロールして”LINEについて”を選びます。
次の画面で、”現在のバージョン”と”最新のバージョン”が表示されておりバージョンが違ったら、”最新のバージョン”横の”アップデート”を押すか、”最新のバージョン”から”アップデート”を押すと、LINEアプリの更新画面に飛ぶので”更新”すればOKです。
LINEアプリを更新する時の注意点として、場合によって端末の”OS(別名”ソフトウェア”/端末の「脳みそ」にあたるもの)”のバージョンも上げる必要があるのです。こちらはLINEヘルプセンターで紹介されている「推奨環境」ですが、LINEのバージョンには、それぞれ推奨される端末のOSのバージョンがあるのです。
端末のOSのバージョンが合わずに、LINEアプリだけ更新したら使えなかったという報告もあります。そのため、端末のOS(ソフトウェア)更新をしたことがない場合は、まず端末のOSをアップデートしてから、LINEアプリを更新することをオススメします。
ちなみに、端末のOSアップデートをすると、端末の仕様変更(見た目やアイコンなどの位置が変わったりする)があることもあるので、アップデート情報を確認してから行いましょう。また、念のため、LINEの引き継ぎ設定と、端末のデータやアカウントをバックアップしましょう。
Androidの場合は、端末の”設定”から”ソフトウェア更新/アップデート”を開きます。OSが最新であれば「現在のソフトウェアは最新です」と表示されます。もし更新があれば”アップデート”を実行すると、自動で端末の電源が切れてアップデートが始まります。内容により数分~1時間近くかかります。
※ソフトウェア更新中は端末が使えないため、できるだけフル充電で、寝る時などに行うことをオススメします。Androidの場合、ソフトウェア更新は古いバージョンからひとつずつしかできないので、一度も更新したことがない場合は、最新版にするためには何度もアップデートする必要があります。
iPhoneの場合も、端末の”設定”から確認ができます。”設定”→”一般”→”情報”から”バージョン”で現在のOSのバージョンが確認できます。もし、OSをアップデートする場合は、”設定”→”一般”の”ソフトウェア・アップデート”から実行します。
iPhoneの場合は、iPhone5S以降の端末であれば、現在の最新バージョンのiOS12にアップデートできます。下記のリンクからAppleの案内どおりに進めてアップデートすると良いでしょう。Appleの案内にもあるとおり、まずは端末のバックアップから行うようにしましょう。
このときに、LINEの引き継ぎ設定も行っておきましょう。詳しくは次章でご紹介します。
【引き継ぎ時】「正常に処理できませんでした」が表示された時の対処法
多いのが、端末を機種変更したり、ソフトウェア・アップデートしたりするために、LINEの「アカウント引き継ぎ」がうまくいかず「正常に処理できませんでした」と表示されるケースです。それでは、LINEのアカウント【引き継ぎ時】にこのエラーメッセージが表示された時の対処法をご紹介します。
端末の機種変更の時や、iPhoneの復元など端末の初期化後に復元する時は、事前のアカウント設定や注意するポイントがあるので、この機会に覚えておきましょう。
新しいスマホのLINEを開いたら、必ず”ログイン”を選びましょう。もしここで「新規登録」してしまうと、これまで使っていたLINEの情報やデータはすべて削除されてしまうので注意です。
ログインを押したら”メールアドレス”と”パスワード”の入力を求められるので、古いスマホのLINEで登録していたメールアドレスとパスワードを入力します。または、古いスマホのLINEでFacebook連携をしていたら、”Facebookでログイン”からログインします。
ここで、メールアドレス・パスワードやFaebookログインをしようとしてエラーメッセージが出たら、2番目の項「ログイン情報が間違っていないか確認」を確認してみましょう。
メールアドレスとパスワード、またFacebookでログインした後、そのまま”確認”で進み問題がなければ引き継ぎ完了です。もしここで「正常に処理できませんでした」とメッセージが出たら、次項「古いスマホでアカウント引き継ぎ設定をしていない」を確認ください。
ポイントとして、アカウントのメールアドレス・パスワードの設定と引き継ぎ設定だけでは、トーク履歴は引き継ぎできません。もし、トーク履歴も引き継ぎたい場合は、事前に古いスマホでLINEのトーク履歴のバックアップが必要です。詳しくは、下記のLINEヘルプセンターの案内を参考にしてください。
古いスマホでアカウント引き継ぎ設定をしていない
古いスマホでアカウント引き継ぎ設定をしていない場合、ログインで進んだあとに「アカウントの引き継ぎを続けるためには?」というメッセージが表示されます。この場合の対処法は、古いスマホが使える場合と、LINEで登録していた電話番号で(新しいスマホで)SMSを受け取れる場合があります。
古いスマホがまだ使える場合の対処法ですが、まず古いスマホでLINEを開きます。友だち画面右上か左上の歯車から”設定”を開き、”アカウント引き継ぎ”を開くと、上のような画面になります。
この画面で”アカウントを引き継ぐ”横の白い”丸(○)”を押して、上のようにONに(緑になります)します。すると36時間のカウントダウンが始まり、36時間以内に新しいスマホのLINEに戻り”続行”を押すと、引き継ぎができます。
次に、LINEで登録していた電話番号で認証番号をSMSで受け取れる場合の対処法ですが、この場合は古いスマホと新しいスマホで同じ電話番号を使っている場合のみ有効です。
その場合、新しいスマホのLINEで「引き継ぎを続けるためには?」と表示されている画面下部の”引き継ぎ認証番号を受け取る”を押します。すぐに4桁の”認証番号のSMS”がスマホに届くので、次の画面にその認証番号を入れて”次へ”と進めば引き継ぎができます。
ちなみに、iPhoneを消去(端末初期化)後に復元したときは、このように「本人認証」が求められるので、”本人認証をする”を押し、次の画面でLINEに登録していたメールアドレス・パスワードを入れると「引き継ぎを続けるには?」が表示されます。
あとは同様に、古いiPhoneで”引き継ぎ設定”をONにして新しいiPhoneで”続行”するか、”引き継ぎ認証番号を送る”からSMSで認証番号を受け取り認証すれば、復元ができます。
ログイン情報が間違っていないか確認
新しいスマホのLINEで、メールアドレスやパスワードで、またFacebookでログインしようとして、「正常に処理できませんでした」とメッセージが表示されたら、ログイン情報が間違っていないか確認しましょう。
古いスマホが使える場合は、まず古いスマホのLINEを開き、”設定”から”アカウント”を開くと”メールアドレス”と”パスワード”が表示されるので、両方とも「登録完了」になっているか確認します。「未登録」の場合はそれぞれ登録しますが、ポイントはメールアドレスを新旧両方のスマホで使えるものにすることです。
「登録完了」の場合は、メールアドレスは開くと確認できます。必要に応じて”メールアドレスを変更”します。パスワードは開いても確認できないので、忘れていたら”パスワードを変更”から変更します。LINEに登録したメールアドレスとパスワードは新しいスマホで必要なので、忘れないようにしましょう。
また、Faebookでログインしたい場合は、”Facebook連携”をします。どちらかの登録が完了したら、新しいスマホのLINEでログインしなおします。
古いスマホが使えない場合は、メールアドレスとパスワードの入力画面で”パスワードを忘れた場合”を開き、LINEに登録したメールアドレスを入力し”確認”を押します。もし、メールアドレスが合っていれば、入力したメールアドレスに下図のようなメールが届きます。
メールアドレスが間違っているか、メールアドレスが未登録の場合はメールは届きません。その場合は、次の「問題報告フォームにお問合せする」を試してください。
また、メールアドレスが合っていても、”フィルタリング設定(迷惑メール設定)”をしている場合は、迷惑メールに入っている可能性が高いので、フィルタを外すか、「line.me」を許可してメールを再送信します。
メールアドレスが合っている場合、このように「ログインパスワード再設定手続きのご案内」というメールが届きます。メール内のURLから”パスワードの再設定”をしてから、LINEに戻り再設定した”パスワード”を入力し、”確認”を押して進みます。
最後にこのように確認メッセージが出るので”OK”を押し、”電話番号認証”→SMSによる”番号認証”→”年齢確認認証”(スキップも可能)と進み、問題なければLINEの引き継ぎができます。
もし、電話番号認証で「不正な電話番号」また「無効な電話番号」とエラーメッセージが出たら、一定回数以上試してしまったため、LINE側でロックをかけています。その場合は、1~2日ほど時間を空けて再度試しましょう。
また、SMSで認証番号が届かない場合は、”認証番号を再送”で再度SMSを受け取るか、”通話による認証”を押し、掛かってくる電話の”自動音声”で認証番号を確認します。それでも認証番号が届かない場合は、LINEに電話番号登録が無いか、すでにLINEの登録が削除されている可能性があります。その場合は、LINEを新規登録するしかありません。
問題報告フォームにお問い合わせする
ここまでご紹介してきた対処法を試しても、なおエラーメッセージが出る場合は、LINEの問題報告フォームにお問い合せをする対処法をオススメします。
何度試しても登録内容が分からない場合や、古いスマホが故障などで動かせず確認などができない場合など、どうしようもない時はLINEに確認をとる最後の手段です。
LINEが開ける場合は、LINEの”設定”→”ヘルプ”→下部カテゴリから”新規登録・引き継ぎ”→”引き継ぎ”から、LINEの引き継ぎに関するヘルプが見れます。
または、スマホやパソコンのブラウザで「LINE問合せフォーム」など検索すると”問題報告フォーム”が出てくるので、そこから問い合わせると2営業日ほどでLINEからメールで回答がきます。下図の「お問い合わせフォーム(https://contact.line.me/ja/)」はスクリーンショットなど画像も添付できるのでオススメです。
このような問い合わせフォームが開くので、”問題発生機種”は使っている機種を、”サービス内容”は「LINE」を、”カテゴリ”は「アカウント・登録情報」を選ぶと、”詳細”で「引き継ぎ時にエラーが発生する」が出てきます。
LINEからの回答はメール回答になるため、受信できるメールアドレスを入力、登録情報(メールアドレス・電話番号)を入力し、”1)発生しているエラーメッセージ”で該当するメッセージを選択、”2)引き継ぎを希望するアカウントについて”登録している情報を出来るだけ詳しく入力し、”3)発生日時”を入れ、画像があれば添付し”送信”すればOKです。
スマホでも同じフォームがあるので、先ほどと同様に問い合わせします。問い合わせのポイントは、できるだけ詳しい登録情報を記載し、どうしたいのか希望内容も明確に伝えましょう。2営業日ほどでLINEから回答が来るので、その回答を待って最終的に対処します。
下記に問い合せフォームのリンクを貼るので、何かあった時のためによろしければ「ブックマーク」してください。
また、こちらのLINE公式アカウント「LINEかんたんヘルプ」は、トーク画面で”LINEの引き継ぎ手順”の確認や、”引き継ぎができるかチェック”できるのでオススメです。この機会に友だち追加してみてください。機種変更や端末初期化などをする前に、事前に簡単に確認ができるので、ぜひチェックしてみましょう。
また、万一LINEアカウントの引き継ぎに失敗したときに、ここから申請すると、購入したスタンプや着せ替えなどの権利や、課金アイテムの購入履歴やコイン残高、LINEストアから購入したクレジット残高は新しいアカウントに移行してもらえるので、ストアなどを利用している方は、ぜひ利用しましょう。
電話番号でログインしてみる
最後にご紹介する対処法は、電話番号でログインしてみる方法です。ただし、この方法が有効なのは、同じ端末で誤ってLINEをアンインストールしてしまった場合や、端末初期化などで同じ端末でLINEを復元する場合でメールアドレスとパスワードの登録がない時のみです。
機種変更など、違う端末で引き継ぎする時はLINEのセキュリティ上、メールアドレスとパスワードか、Facebookでのログインが必要になります。あくまで「同じ端末」で復元する時に試しましょう。
LINEにメールアドレスとパスワードを登録しないまま、Androidの端末初期化やiPhoneの消去後に端末を復元した後、LINEを復元する時にこの方法が使えます。
LINEをインストール後、”ログイン”→”メールアドレス未登録の場合”→”番号認証”と進みます。次の画面上部に”電話番号”を入れて”次へ”で進みます。あとはSMS認証、年齢確認をクリアできればLINEのアカウント復元ができます。
もし、メールアドレスとパスワードの登録がある場合は、”次へ”を押した後にメールアドレスとパスワードを求められます。もし登録したメールアドレスやパスワードがどうしても分からない場合は、先ほどの「お問い合わせフォーム」からLINEに問い合わせましょう。
その他LINEでのエラーとは?
ここまではLINEで「正常に処理できませんでした」とエラーメッセージが表示される場合をご紹介してきました。では、その他のLINEでのエラーとはどんなものがあるのでしょうか。その他のよく起こるLINEのエラーをご紹介していきます。
LINEでメッセージを送信できない
まず多いのが、LINEでメッセージを送信できないというエラーです。やはり一部の人たちに発生しているエラーのようです。Twitterで検索してみると、どうやら4つほどパターンがあるようです。
- 相手からのメッセージは受信できるのにこちらから送れない(エラーメッセージ表示)
- 相手からのメッセージは見れるのにこちらから送っても「既読」がつかない
- メッセージを送っても「通信障害」で送れない
- LINEアプリをアップデートしてからメッセージが送れない
人によって端末の状況もLINEアプリのバージョンも違うので、正確な原因の特定は難しいですが、端末のOSアップデートやLINEアプリのアップデートをしていない場合は、次のような原因と対処法が想定できます。
- 端末が一時的なエラーを起こしている場合:端末の再起動をしてみる
- LINEアプリの不具合:LINEを含めたすべてのアプリを終了してみる
- LINEアプリが古い:LINEアプリをアップデートしてみる
- 端末のOSが古い:端末のOSをアップデートする
- エラーメッセージや未送信マークは出ず「既読」がつかない場合は相手にブロックされている:他に連絡する手段があれば電話やメールなどで相手に直接確認してみる
また、LINEのアプリをアップデートしてからエラーが起きた場合は、機種や端末のOSとLINEアプリの間で不具合を起こしている可能性もあります。その場合、iPhoneであれば、端末の”設定”→”ストレージ”→”LINE”を開き、”Appを取り除く”をしてから再度LINEをインストールしなおすと解消されることがあります。
この場合、”Appを削除する”を選んでしまうと、LINEアプリのアカウント情報やトーク履歴などすべてのデータが削除されてしまうので、必ず”Appを取り除く”方を実行します。Androidはこの方法がないため、次のLINEアプリの更新(不具合の改善)を待ってアップデートできるまで待ちましょう。
「サーバーへ接続できません」など通信エラーのメッセージが出た場合は、スマホの通信状況を確認しましょう。もしWi-Fiに接続したら送信できて、外に出かけてモバイル通信のときに送れない場合は、スマホのモバイル通信が上限に達していて「通信制限」がかかっている可能性があります。
その場合は、モバイル通信料を追加で購入するか、Wi-Fiに接続するとエラーが解消されることも多いのです。Wi-Fiであれば、定額契約で通信データ量は使い放題なので、Wi-Fi環境がある場所ではWi-Fiで利用しましょう。
写真や動画を送信できない
次に多いのが、LINEで写真や動画を送信できないというエラーです。この場合は、メッセージより写真や動画はデータ容量が大きいので、いくつか原因が考えられます。
- トーク内の写真や動画の容量が大きい:トーク内の不要な履歴を削除してから送ってみる
- 送る写真や動画が多すぎて一気に送れない:モバイル通信ではなくWi-Fiで送ってみる
- まとめて写真や動画を送ろうとしている(アルバムなど):数回に分けて送ってみる
トーク内の写真や動画など履歴の量が大きくなっている場合は、LINE内の不要なトーク履歴を削除するとLINE内のデータが軽くなり送れることがあります。トーク内の履歴の削除は、不要な写真や動画を長押ししてメニューの”削除”を選び、ひとつずつかまとめて選択して下部の”削除”を実行すればできます。
また、とくに写真や動画は容量が大きいので、モバイル通信で送るよりも、より高速通信ができるWi-Fiで送信すると送れることも多いのです。また、モバイル通信データ量を節約するためにも、Wi-Fi環境で送ることをオススメします。
Wi-Fi環境がない時で、複数の写真や動画を一度に送ろうとしている場合は、モバイル通信だと通信速度が遅くなかなか送れないことが多いのです。そのようなときは、複数回にわけてこまめに送ってみましょう。
新着のメッセージが確認できない
また、新着のメッセージが確認できないエラーも報告されています。こちらは、LINEの「メッセージが届きました」という「通知」は届くのに、LINEが開かないか、開いても確認できないというエラーです。この場合は、次のようなケースが考えられます。
- 新着メッセージはないのに「通知」だけくる”バグ”が発生:LINE側の不具合の可能性
- 通知が届いてもLINEが開かない不具合:端末が一時的なエラーを起こしている可能性があるので、端末を再起動してみる
- 通信障害でメッセージが確認できない:端末の通信状態に問題がなければLINE側の不具合
もし、端末で再起動などの対処法を試してもこのエラーが解消されてない場合は、LINE側で不具合を起こしている可能性があります。そんな時は、Google PlayストアやApp StoreでLINEのページの”詳細”を確認すると、不具合の情報が出ていることがあります。
または、同ページの”レビュー”を見てみると、LINEユーザーの評価コメントがあり、そこでバグや不具合の報告がされていることもあります。その場合は、LINEアプリの更新を待ちましょう。もし、まだ不具合の情報がなければ、先ほどのLINEの「お問い合わせフォーム」からLINEに問題を報告しましょう。
LINE提供のゲームができない
時々報告されるのが、LINE提供のゲームができないというエラーです。この場合も、端末やLINEアプリの状況でケースが分かれてきます。
- LINEアプリを更新してできなくなった:LINEアプリの更新が原因の場合、iPhoneなら端末からLINEの”Appを取り除く”を実行してみるか、AndroidならLINEの更新を待つ
- LINEアプリをずっと更新していない場合:LINEアプリをアップデートしてみる
- 端末のOSを更新していない:端末のOSアップデートを(さらにLINEの更新も)する
- LINEのキャッシュがたまっている:端末の設定>ストレージからLINEアプリのキャッシュを削除する
LINEアプリの更新や端末の通信状態に原因がない場合は、LINEアプリに「キャッシュ」がたまっているのが原因と考えられます。キャッシュとは、次に同じ画面を開きやすくするためにアプリなどに蓄積される「一時的なデータ」のことを言い、それが原因でLINEを重くして動かなくなることがあります。
このキャッシュは削除してもLINEのデータは消えずに残ります。Androidの場合は、端末の”設定”→”アプリ一覧”→”LINEアプリ”を開き、”キャッシュの消去/削除”を押せばOKです。iPhoneの場合は、”LINEアプリの設定”→”トーク”→”データの削除”→”キャッシュデータ”のみにチェック→”選択したデータを削除”で実行します。
また、LINEのヘルプセンターにて、「LINEや関連アプリの一部ページが正常に表示できません」という情報があったので、リンクを貼っておきます。こちらは、関連アプリなどを表示させるために必要なシステムアプリのアップデートが必要、という内容です。
こちらも、アップデートの前に「詳細」や「レビュー」で評価を見てから実施することをオススメします。
LINEへのアクセスができない
他にも、LINEへのアクセスができないというエラーも報告されています。こちらは、LINEを使っていて「他のアプリでも同様にアクセスができない場合と、LINEのみアクセスできない場合とで原因・対処法が分かれてきます。
- 他のアプリもアクセスできない:端末の通信状況が悪いためWi-Fi接続を試してみる
- 端末のモバイル通信が上限に達している:端末に「通信制限」がかかっているため、モバイル通信を追加購入するか、Wi-Fi接続する
- LINEアプリのみアクセスができない:LINEアプリを更新後になったら端末から”Appを取り除く”か次のLINEアップデートを待つ
- LINEアプリは更新せずLINEのみアクセスできない:LINEアプリのアップデートをする
こちらも、一見通信エラーに見えますが、LINEだけに発生している場合と、LINE以外のアプリなどでも同じエラーが表示される場合とで対処法は違ってきます。ただ、基本的に「インターネットの接続を確認してください」と表示される場合は、通信状況を確認しましょう。
端末の通信状況は問題がなく、LINEのアプリも最新版であれば、一度「お問い合わせフォーム」からLINEに問題報告しましょう。
エラーを解決してLINEを快適に使う
ここまでLINEのさまざまなエラーの内容や対処法をご紹介してきました。LINEアは、今や単なる情報通信だけでなく、ゲームやショッピングなど、多岐にわたる機能やサービスを提供しています。そのため、エラーの原因も細分化されてしまっています。
そこで、大きく分けて3つにパターンが分かれることが分かりました。普段使っているとき、LINEの引き継ぎをしたときで対処法が分かれ、それらを試しても直らない場合は、スマホ自体が壊れている時ということが言えます。
これからは、色々な症状が起こっても、ぜひ今回の対処法を参考にして、エラーを解決してLINEを快適に使いましょう。