LINEモバイルの解約違約金を避けるには?最低利用期間や手数料についても解説!

LINEモバイルを解約するときには、違約金がかかるのかどうか気になっている方がたくさんいます。この記事では、LINEモバイルを完全解約やMNP転出するときの違約金や最低利用期間、解約にあたっての注意点などについて詳しく解説します。

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目次

  1. 1LINEモバイルの解約方法には2種類ある!
  2. 他社へのMNP転出
  3. 完全な解約
  4. 2LINEモバイルには解約金や違約金があるの?
  5. 契約プランによって最低利用期間があり事務手数料や違約金が発生する可能性が
  6. 3LINEモバイルを解約する手順
  7. MNP転出の場合
  8. 完全解約の場合
  9. SIMカードは必ず返却すること
  10. 4LINEモバイルを解約するときの注意点
  11. 月途中の解約でも1ヶ月分請求される
  12. 完全解約のキャンセルはできない
  13. 一度解約したSIMカードの再利用はできない
  14. 短期間での解約はキャンペーンの対象外になる可能性が高い
  15. 解約後の請求は2ヶ月先まで来る
  16. MNP転出の場合には予約番号の有効期限に注意を!
  17. 5LINEモバイルは簡単に解約できる!

LINEモバイルの解約方法には2種類ある!

現在、日本国内でスマホを契約できる携帯電話会社は、大手3大キャリアに加えて、100社以上もの格安SIMの会社があります。様々なスマホの選択肢が増える中で、現在の契約を解約して、他社に乗り換える方も増えてきました。

スマホの契約解除や他社へMNP転出したいと考えたときに気になるのが解約違約金がどのくらいかかるのかです。この記事では、LINEモバイルのユーザーに向けて、LINEモバイルを解約する方法や、解約違約金について等詳しく解説します。

まずは、LINEモバイルを解約する2つの方法について解説します。LINEモバイルの解約には、MNP転出と完全解約の2通りの解約方法から選択できます

他社へのMNP転出

まずは、LINEモバイルから他社へのMNP転出する解約方法について解説します。MNP転出とは、現在使っている携帯電話番号を変更することなく、LINEモバイルを解約して、他社の回線へ乗り換える方法です

大手キャリアからMNP転出をすると、キャリアメールのメールアドレスが使えなくなると言った不便もあります。しかし、LINEモバイルの場合には、LINEモバイルから用意されているキャリアメールはないので、電話番号は変えずに携帯電話会社だけを乗り換えることができます。

ただし、LINEフリーやSNSフリーと言ったLINEモバイル独自のオプションはMNP転出後は解約となるので利用できなくなります。

完全な解約

LINEモバイルの完全解約とは、LINEモバイルで契約して利用している携帯電話番号を完全に解約してしまう解約方法です。携帯電話番号をそのまま使い続けられるMNP転出と違い、完全解約の場合には、LINEモバイルで使っていた携帯電話番号そのものを解約してしまいます

解約された携帯電話番号は、3ヶ月から半年ほどの期間をおいたあとで、新規契約する人に割り当てられることが一般的です。携帯電話番号そのものを使わなくなったときや、番号を変更したいときにおすすめの方法です。

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LINEモバイルには解約金や違約金があるの?

LINEモバイルを解約したいと考えたときに、違約金がかかるのか、どのくらいの違約金が必要なのか気になる方も多いことでしょう。大手キャリアの場合には、解約可能期間以外での解約には完全解約であっても、MNP転出であっても、1万円近い違約金が課されることもあります。LINEモバイルでは、解約違約金はどのような状況下なのかみていきましょう。

契約プランによって最低利用期間があり事務手数料や違約金が発生する可能性が

現在、LINEモバイルでは解約違約金が必要になるとしても、大手キャリアほどの金額にはなりません。LINEモバイルの場合には、契約しているプランによって違約金や事務手数料が変わってきます。LINEモバイルを解約した場合の違約金の詳細について契約プランごとに解説します。

ベーシックプランの音声通話SIMの場合

LINEモバイルでは、現在新規契約できるのはベーシックプランの音声通話SIMと、データSIMのみです。音声通話SIMとデータSIMそれぞれで、月々使えるデータ通信量を500MBから12MBまで選択できます。

ベーシックプランの音声通話SIMを解約する場合には、料金プランや契約している回線の種類に関わらず、解約事務手数料として違約金が1,000円かかります。最低利用期間も特に定められていません。契約して1か月目での解約でも、3年目の解約でも、違約金が1,000円、事務手数料としてかかります。

データSIMを利用している場合

音声通話が付いていないデータSIMを契約している場合には、SMSがついているタイプも付いていないタイプも、どちらも違約金はかかりません。最低利用期間も設定されていないので、契約後にいつ解約しても、違約金なしで解約できます。

旧料金プランを利用している場合

LINEモバイルを解約すると違約金が必要?

LINEモバイルでは、LINEを利用するためのデータ通信量をカウントしないLINEフリーや、LINEの他にFacebookやTwitterなどのSNSのデータ通信量をカウントしないSNSフリー、SNSにInstagramを加えてさらにSpotifyやLINE MUSICなどの音楽ストリーミングサービスのデータ通信量をカウントしないSNS音楽データフリープランのオプションがあります。

現在は、SNSや音楽アプリのデータ通信量をカウントしないプランは、ベーシックプランにオプションとして追加できます。しかし、2020年1月まではLINEモバイルの従来の料金プランとして設定されていました。

現在では旧料金プランの新規契約はできませんが、旧料金プランで契約した方の契約は続いています。旧料金プランで契約した方がLINEモバイルを解約するする場合には、1年間の最低利用期間と違約金が設定されています。

旧料金プランで契約した方は、契約してから1年間は解約すると違約金が1,000円発生します。1年以上利用している場合には、違約金はかかりません

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LINEモバイルを解約する手順

LINEモバイルを解約するためにはどのような手続きを行えば良いのか、その手順について、MNP転出の場合と完全解約の場合それぞれ解説します。

MNP転出の場合

MNP転出で他社に乗り換える場合の解約手続きの方法は次の通りです。MNP転出する場合には、まずはLINEモバイルのマイページから予約番号を取得します。LINEアプリからLINEモバイルの公式アカウントのトーク画面の入り、「マイページ」をタップします。

LINEモバイルへのログインIDを選択してマイページへ入ります。「データ残量」に入って、「解約・MNP転出」をタップします。「MNP転出予約番号の発行」の「発行する」をタップします。

すると、MNP転出の申し込みページが開くので、必要事項を入力します。入力後に「次へ」をタップすると「注意事項」のページが開きます。内容をよく確認したら「申し込む」をタップします。そうすれば数日後にMNP予約番号が発行されます。

MNP予約番号が発行されたら、新しく契約する携帯電話会社へMNP転出での新規契約の手続きを行います。新しい携帯電話会社からSIMカードが発行されて、そのSIMカードを使えるようにしたら、LINEモバイルが解約されて、MNP転出が完了します。

完全解約の場合

完全解約の場合の手続きの手順は次の通りです。LINEのLINEモバイルの公式アカウントのトーク画面に入り、「マイページ」をタップします。「ログインID」を選択するとマイページへ入れます。「データ残量」から「解約・MNP転出」に入り「解約」をタップします。

すると、解約の申込みページが開くので必要事項を入力します。入力できたら、「確認する」をタップして、入力内容と注意事項を確認します。完全解約してしまっても大丈夫であれば「申し込む」をタップします。そうすれば、LINEモバイルの解約の申込みが完了します。その月の月末にLINEモバイルとの完全解約が成立します。

SIMカードは必ず返却すること

MNP転出でも完全解約でも、LINEモバイルの解約が完全に完了したら、必ずSIMカードを返却しましょう。返却が必要なSIMカードとは、携帯電話の契約状況を記録して、契約者が携帯電話の回線を利用して、電話回線やモバイルインターネットに接続するための小さなカードです。

解約が完了したら返却するために、スマホを購入すると付いてくるSIMピンを使って、SIMカードトレーを開けてスマホから取り出します。

SIMカードの所有権は携帯電話会社にあり、解約後は返却しなくてはいけません。LINEモバイルで契約していたものであれば、SIMカードの所有権はLINEモバイルになります。解約後はLINEモバイルへの返却が必要です。

LINEモバイルを返却したときに、SIMカードの返却先住所が伝えられます。小さなビニール袋などにSIMカードを入れた上で封筒に入れて、その返却先住所へ郵送します。

もしも返却しないと、LINEモバイルから返却を求められることがあります。それでも返却に応じないと、損害賠償金を請求されることもあります。解約したら、できるだけ早く郵送で返却してしまいましょう。

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LINEモバイルを解約するときの注意点

LINEモバイルを解約するときには、注意しなくては行けない点がいくつかあります。解約時に頭においておいた方がいい注意点についてこの記事の最後にお伝えします。

月途中の解約でも1ヶ月分請求される

大手キャリアを解約する場合には、月の途中での解約であれば、日割り計算や10日ごとの精算などに応じてくれる場合もあります。しかし、LINEモバイルは1か月ごとの契約となっているので、日割りや10日ごとの精算はできません

5月中に解約するとして、解約の成立が5月3日でも、5月31日でも、5月分の利用料金はまるまる1ヶ月分請求されます。MNP転出の場合には、新しく契約する携帯電話会社の開通日がLINEモバイルの解約日になります。次の月の最初にかかってしまうと、新しい回線の他にLINEモバイルの利用料金も支払わなくてはいけません。

解約日とMNP転出する先の申込日には気をつけましょう。

完全解約のキャンセルはできない

MNP転出であれば、予約番号を発行しても有効期限内に新しい携帯電話会社に申し込みをしなければ、予約番号は自動的にキャンセルできます。そのまま、LINEモバイルを使い続けていても何も問題はありません。

しかし、完全解約の場合には、一度解約の手続きを取ってしまうと、解約をキャンセルすることはできません。解約手続きを行った月の最後の日で回線は解約されてしまい、今まで使っていた携帯電話番号は利用できなくなります。

完全解約の手続き後にMNP転出の手続きに切り替えることもできません。完全解約するときには、本当に解約してしまっても良いのかどうか、よく考えた上で手続きを行いましょう。

一度解約したSIMカードの再利用はできない

LINEモバイルからMNP転出した後で、またLINEモバイルを利用したいと思っても、いったん解約したSIMカードは再利用できないので注意しましょう

MNP転出したあとで、再びLINEモバイルに戻る場合には、再度LINEモバイルへのMNP天衆の手続きをして、新しくSIMカードを発行してもらう必要があります。一度解約したSIMカードは利用できないので、速やかにLINEモバイルへ返却しましょう。

短期間での解約はキャンペーンの対象外になる可能性が高い

LINEモバイルを始めとする多くの携帯電話会社では、大手キャリアも格安SIMも頻繁にお得なキャンペーンを展開しています。中には、キャンペーン目当てで頻繁にMNP転出を繰り返す方もいます。

しかし、短期間で解約して乗り換える場合には、キャンペーンの適用対象外となる可能性があります。キャンペーンを利用する場合には、キャンペーンが適用される最低利用期間が決まっていることがあります。キャンペーンへの参加条件をしっかりと把握した上で参加しましょう

解約後の請求は2ヶ月先まで来る

LINEモバイルを解約したのに、利用料金の請求が続くという方がいます。LINEモバイルでは、利用料金は翌月請求の翌々月支払いになります。5月に解約した場合には、6月請求の支払いは7月になります。解約のタイミングと料金の請求や支払のタイミングがずれる点にはよく注意しましょう

MNP転出の場合には予約番号の有効期限に注意を!

LINEモバイルからMNP転出する場合には、MNP転出予約番号の有効期限に注意しましょう。有効期限は発行日から15日間です。MNP転入を受ける携帯電話会社の中には、MNP番号の有効期限の残り日数の条件があることがあります

MNP番号自体の有効期限と、MNP転入する先の携帯電話会社の予約番号の残り日数の条件に注意して乗り換えて続きを行いましょう。

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LINEモバイルは簡単に解約できる!

LINEモバイルを解約すると違約金が必要?

この記事では、LINEモバイルを解約するときの違約金についてと、解約手続きの流れなどについて詳しく解説しました。LINEモバイルは解約違約金が必要になっても1,000円と、1万円近い違約金が必要な大手キャリアと比べると解約しやすくなっています。

いろいろな会社を試して使い勝手の良い携帯電話会社を見つけるのもいいでしょう。LINEモバイルを解約してしまうのは残念ですが、自分に合ったプランを他社で見つけたら解約するのもありです。

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この記事のライター
K.C
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