LINEで「停止しました」「繰り返し停止」と表示の原因と対処法！

Xperiaシリーズなどを含むAndroidのユーザーの中で、「LINEが停止しました」や「LINEが繰り返し停止しています」などといったようなエラーメッセージが表示され、「LINEアプリ」が正常に作動しないという不具合が度々報告されています。

このようなエラーメッセージが表示される不具合が起きる原因とその解決策を調べてみました。

このようなエラーメッセージは、基本的にそのアプリを使用しているときには発生しません。主に発生するのは、以下の場合です。
 

• ホームボタンをタップし、ホーム画面に移動する時
• タスクボタンをタップし、マルチタスク画面を開く時
• 他のアプリを開いている時

LINEが繰り返し停止、強制終了してしまうことには、いくつかの原因が考えられます。その原因と対処法を紹介します。

1つの原因としてスマートクリーナーアプリの使用が挙げられます。スマートクリーナーアプリとは、Android端末内の環境を快適にするためのアプリです。上手く活用すれば非常に便利なアプリですが、このアプリが原因で「LINE」などの他のアプリが正常に作動しない場合があります。

スマートクリーナーアプリを使用していなくても「LINE が停止しました」、「LINEが繰り返し停止しています」といったエラーメッセージが出ることがあります。そういった場合の原因として、「外部ストレージアプリの書き込み」が考えられます。

Xperiaシリーズを含めAndroidには、「内部ストレージ」と「外部ストレージ」の2つの保存領域が存在します。「内部ストレージ」はAndroid本体に存在しますが、容量には限りがあり、容量が足りなくなることがあります。そこで、Androidの外部に記憶するSDカードなどの「外部ストレージ」を使用することが非常に有効です。

「外部ストレージ」に保存することで、「内部ストレージ」の容量に空きを作ることができるので非常に便利です。しかし、アプリによってはその「外部ストレージ」に保存することによって不具合が生じるというケースがあります。LINEを「外部ストレージ」に保存していたら、繰り返し停止、強制終了する原因になっている可能性があります。

ここまでは、LINEが繰り返し停止、強制終了する原因を見てきましたが、実際に、Androidをお使いの方に向けて、「LINEが停止しました」、「LINEが繰り返し停止しています」というエラーメッセージが出た時の対処法を紹介していきます。

Androidには「電池の最適化」という機能が搭載されています。しかし、この機能が原因でアプリが正常に作動しない場合があります。そこで、LINEが繰り返し停止、強制終了する時の対処法として電池の最適化をオフにする方法があるので手順を説明していきます。

まずは、ホーム画面からAndroidの”設定（歯車のマーク）”をタップし、開きます。メニューの一覧から”バッテリー”をタップします。

次に、「バッテリー」画面の右上にある、”縦に3つ並んだドット”をタップし、”電池の最適化”を選択します。

最後に、画面の「最適化しないアプリ」一覧から、”LINE”を見つけ、左側にある”チェックボックス”にチェックします。

これで、「電池の最適化」をオフしたことになります。

Xperiaを含むAndroidを使用している時、画面を開いていなくても、背後で動作しているプロセスがあります。これが「バックグラウンドプロセス」です。バックグラウンドで作動しているアプリがあると、スマートフォンのパフォーマンスは落ち、他のアプリの不具合へと繋がります。

一度にたくさんのアプリを作動させていると不具合が起こりやすくなってしまうので、ほとんど使用しないアプリはアンインストールし、使用しないアプリは極力開かないことを心掛けておきましょう。

原因の欄でも書きましたが、外部ストレージに保存することでアプリが正常に作動しない場合があります。それを防ぐためにUSBデバッグ・外部ストレージへのアプリの書き込みをオフにするには、「開発者向けオプション」から設定する必要があります。

その方法として、まずは、”設定（歯車のマーク）”から”開発者向けオプション”を選択します。

お使いの機種によっては”開発者向けオプション”が表示されていない場合があります。その時は、その下の”端末情報”をタップし、一番下にある”ビルド番号”を7回ほどタップすると”開発者向けオプション”メニューが表示されます。

次に、”USBデバッグ”欄をオフにすると完了です。これでUSBデバッグ・外部ストレージへのアプリの書き込みをオフにすることができます。

「LINEが停止しました」、「LINEが繰り返し停止しています」というエラーメッセージが表示される原因は「LINEアプリ」のバージョンにある場合があります。古いバージョンだとアプリが正常に作動しない可能性があるので常に最新のバージョンにアップデートするようにしましょう。

最新バージョンへのアップデートは”Playストア”アプリの”マイアプリ＆ゲーム”からすることができます。ウイルス対策にもなるので常に最新バージョンが出ていないかチェックするようにしましょう。

Androidの端末内にアプリが多くインストールされていると、容量を圧迫し、「LINE」などのアプリが繰り返し停止、強制終了するなど正常に作動しない不具合が起きやすくなります。不要なアプリはアンインストールし、データはこまめに削除するようにしましょう。

アプリをアンインストールする方法は、”Playストア”アプリの”マイアプリ＆ゲーム”からすることができます。また、ホーム画面やアプリ一覧から、アンインストールしたいアプリを長押しし、”×マーク”もしくは、”削除”をタップすることでもできます。

「LINEが停止しました」などのエラーメッセージが表示されたときの対処法して「LINEアプリ」自体を強制終了させる方法があります。その手順を説明していきます。

まず、”設定（歯車のマーク）”から”アプリ”をタップします。

次に、アプリ一覧から”LINE”を探し、タップします。

最後に”強制終了”をタップします。これでLINEの強制終了の完了です。

上記のことを試しても「LINEが停止しました」、「LINEが繰り返し停止しています」とエラーメッセージが表示される場合は、Android自体を再起動する対処法があります。一度、端末を再起動することで、バックグラウンドで動いていたアプリもリセットされ、Androidのパフォーマンスが向上することが期待できます。

ここではAndroidの「Xperiaシリーズ」ユーザー向けの対処法を紹介します。まずは、「Xperiaシリーズ」に搭載されている機能のスマートクリーナーをオフにする方法です。

「Xperiaシリーズ」では、スマートクリーナーという機能が標準搭載されています。機能は、Xperia本体の動作を軽くしたり、バッテリーの持ちを改善したりするために、アプリの使用頻度によって「使用されていないアプリのキャッシュを自動的に削除する」ことです。

一見、非常に便利な機能に思えますが、この機能の影響で、LINE を含め、TwitterやInstagramなどのSNSアプリが停止・強制終了するケースが多く見受けられます。

便利な面もありますが、未然にアプリの不具合を防ぐために、オフにすることをおすすめします。

スマートクリーナーをオフにする方法は以下の通りです。

1. ”設定（歯車のマーク）”をタップし、”ストレージとメモリー”を選択
2. 画面右上にある”縦に3つ並んだドット”をタップ
3. ”高度な設定”をタップ
4. ”LINEアプリ”を選択し、”キャッシュを保持”にし、スマートクリーナーの対象外にする

「LINE」が停止、強制終了してしまうことには、様々な原因がありますが、アプリ自体に原因がある可能性もあります。上記の対処法でも解決しない、あるいはアプリをインストールしなおしても改善しない場合は、LINE社に問い合わせをしてください。