2019年05月17日更新
LINEウイルスに感染!unicodeのせいでLINEが動かない時の対処法!
LINEウイルスに感染してしまった時の対処法と感染を防ぐ予防法を紹介します。LINEウイルスとはどのようなもので、普通のウイルスと何が違うのかなど、動作が重くなったり動かなくなった時の対処法を知る事でウイルスに感染してしまった時に適切な対応が取れます。
目次
- 1LINEウイルスの正体はunicode
- ・動作を低下させるunicode
- ・unicodeはウイルス感染ではない?
- ・unicodeはウイルスと違いコピペだけで送れてしまう
- 2LINEウイルス(unicode)のせいで重い時の対処法
- ・スマホを再起動させる
- ・LINEのアプリをインストールしなおす
- ・パソコンからLINEを開く
- 3LINEウイルスでunicodeを開発・収集する人たちは?
- ・unicodeを収集する人や開発する人
- ・集団や組織でウイルス攻撃を
- 4LINEウイルスの攻撃被害にあったら
- ・警察に相談・通報
- ・相手がしつこい時
- ・相手がしつこくない時
- ・動かない時
- 5LINEウイルスには気を付けよう
- ・LINEの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
LINEウイルスの正体はunicode
LINEは手軽にユーザー間でのメッセージのやりとりが楽しめるソーシャルネットワーキングサービスで、その手軽さや便利さゆえに数多くのユーザー数を誇っています。
昨今、このLINEで送られてきたトークメッセージによって急に使っている途中でLINEの動作が重くなったり、LINEが動かなくなったりするという症状を引き起こすウイルスに感染するといった事が起きています。
動作を低下させるunicode
LINEの動作が重くなったり、LINEが動かなくなったりする現象はunicodeと呼ばれる文字コードが原因です。unicodeとは簡単に言うとコンピュータが認識する文字コードです。
普段、何気無く使っているコンピュータは日本語の「あ」や「い」といった文字をそのままでは理解出来ません。その為、コンピュータに「あ」や「い」といった文字を理解させる為には「あ」や「い」それぞれに対応するunicode(文字コード)に変換させて理解をさせます。
コンピュータは入力されたunicodeを読み取って「あ」や「い」といった文字を画面に出力します。このunicodeの中には読み取るのにかなりの時間を要するものや、読み取るとバグを起こしてしまうものもあります。これらのLINEウイルス(unicode)によってLINEの動作が重くなったり、LINEが開かなくなったりする現象が起きます。
unicodeはウイルス感染ではない?
基本的にこのようなウイルスと呼ばれる不正プログラムはセキュリティアプリなどアンチウイルスのセキュリティソフトをスマホやパソコンにインストールしておく事でウイルスからの感染を防ぐことが出来ます。
しかしunicodeは単にコンピュータが文字を認識するただの文字コードなのでunicode自体はウイルスではありません。なのでアンチウイルスのセキュリティでは感染を防ぐ事は出来ません。unicode自体はウイルスでないものの読み取るのにかなりの時間を要するLINEウイルス(unicode)が送信されると、動作が重くなりウイルスに感染したかのような症状が出ます。
unicodeはウイルスと違いコピペだけで送れてしまう
LINEの動作を遅くしてしまったり、バグを起こしてしまうLINEウイルス(unicode)は基本的にただの文字列です。なので入り組んだ構造のウイルスとは違い、誰でも簡単にコピペだけで送信出来てしまいます。この誰でも簡単に送信が出来る手軽さこそがLINEウイルス(unicode)の一番厄介なところと言えます。
LINEウイルス(unicode)のせいで重い時の対処法
LINEウイルス(unicode)に感染して急にLINEが動かなくなったり、動作が重くなってしまった時の対処法としてはいくつかあります。もしLINEウイルス(unicode)に感染してしまった時に的確に対処できるように感染してしまった時の対処法をご紹介します。
スマホを再起動させる
まず最初にスマホ電源を落とし、再度立ち上げて再起動させるという対処法があります。unicodeは厳密にはウイルスでは無いのでウイルス対策のセキュリティでは感染を止める事はできません。
LINEウイルス(unicode)をコンピュータやスマホが読み取る事に時間がかかる事が原因なので単純にスマホの電源を落とす事でスマホがLINEウイルス(unicode)を読み取るのを止めれば、それだけで十分に感染の有効な対処法になります。
LINEのアプリをインストールしなおす
もう一つ、LINEウイルス(unicode)を読み取るのを止めるという対処法にLINEのアプリを再インストールするというのがあります。こちらも上記と同じ対処法で一度LINEアプリをアンインストールした後、再度LINEのアプリをインストールするとLINEウイルス(unicode)を読み取らなくなるので感染を阻止できます。
手順としては、まずホーム画面上の”LINEのアプリ”を長押しします。次に左上に出てくる”×”を押します。これでアンインストールが完了しました。その後に再度インストールを行います。
パソコンからLINEを開く
LINEはモバイルでのアプリだけではなく、パソコンからも使うことが出来ます。モバイルからでは読み取るのに時間がかかるLINEウイルス(unicode)もパソコンでは問題なく読み取ることが出来ます。パソコンでLINEを開いて対象のLINEウイルス(unicode)をトークから削除する事で動作が軽くなり元通りになります。
LINEウイルスでunicodeを開発・収集する人たちは?
LINEのユーザー数はかなり多く様々な年代の人が使っています。中にはLINEウイルス(unicode)に知識がない人も多く、簡単に送信できる上にメッセージを受信して開くだけで感染する事からLINEウイルス(unicode)はかなり有効に相手にウイルスで攻撃できる手段とされています。
そのような事からLINEウイルス(unicode)は一部の人からは興味の対象であり、LINEウイルスを開発したり、収集したりする人もいます。
unicodeを収集する人や開発する人
LINEウイルス(unicode)を開発、収集する人の中にはそれを使って攻撃を加えてくる人もいます。嫌がらせでLINEウイルス(unicode)を使って個人を攻撃したり、LINEグループを狙って荒らし行為をしたり、ウイルスを送ると脅してくるなど様々です。
ウイルスを開発する人の中にはiPhoneへの攻撃に特化したLINEウイルス(unicode)やAndroidに特化したものまで開発しており、数多くの種類のLINEウイルス(unicode)が存在しています。
集団や組織でウイルス攻撃を
LINEウイルス(unicode)で攻撃する人は個人だけでなく集団や組織である場合も多いです。LINEのユーザー数がかなり多く、比較的簡単に相手を攻撃できる事からその数は増えてきています。LINEウイルス(unicode)を使って相手に攻撃する事は電子計算機損壊等業務妨害に抵触します。違反者には5年以下の懲役または100万円以下の罰金刑が科せられます。
LINEウイルスの攻撃被害にあったら
LINEウイルス(unicode)に感染したらまずはLINEの運営に通報します。LINEの運営側に通報すると迷惑行為として調査してくれて相手のアカウントを場合によっては凍結させてくれるなどの対応をしてくれます。以下で通報する手順を説明します。まずトーク画面の”右上の矢印”をクリックします。
次に”設定”をクリックして一番下の”通報”を押します。これで通報が完了しました。通報が増える事で運営側が対策の強化をしてくれることもあるので、LINEウイルスを送ってくる人を見つけた際は必ず通報をしておくべきです。
警察に相談・通報
LINEウイルス(unicode)で攻撃する事は前述した通り法律に抵触します。なのでもし、LINEウイルスによる被害にあったら警察に相談したり、通報する事も出来ます。警察に相談すると悪質なものはしかるべき処置を取ってくれます。
相手がしつこい時
相手がしつこい時はLINEのアカウントを新しく作り直すという対処法があります。アカウントを新しいものにすれば、相手からは見つけられなくなるので何度もLINEウイルス(unicode)を送られる心配もありません。
相手がしつこくない時
LINEの機能にあるブロックという機能を使えば相手からのメッセージはこちらに表示されません。相手をブロックしてトーク履歴を削除すればトークメッセージも読み取らなくなるのでLINEウイルス(unicode)が送られてウイルスに感染する心配も無くなります。
動かない時
LINEが動かなくなってしまった時は、まずスマホの再起動をします。再起動しても動作が解消されず動かない場合はLINEのアプリを一度アンインストールして再度アプリをインストールし直します。その際にLINEのアカウントを新しいものに変えれば解消されます。
LINEウイルスには気を付けよう
LINEはユーザー数も多くかなり利便性の高いツールと言えます。その一方でLINEウイルスはその手軽さかと性質からかなり厄介なものと言える上に、誰でも簡単に感染してしまう危険性があります。
正しい知識を身につけて感染しないように対策する事や、もし万が一感染してしまった時の対処法を覚えておく事でいざという時に正しい対応が取れるようになります。便利なツールであるがゆえに反面、危険性も孕んでいるという事を踏まえて安全にLINEを使いましょう。