2021年01月30日更新
LINEモバイルのテザリングのやり方!料金や対応端末も解説!
テザリングとは、スマホをWi-Fiルーターとして利用することです。LINEモバイルでもテザリングができるのでしょうか。この記事では、LINEモバイルでテザリングする方法や、対応している端末、テザリングの設定方法などについて詳しく解説します。
目次
- 1LINEモバイルでもOK?テザリングとは?
- ・スマホをモバイルルーターとして利用すること
- ・テザリングとポケットWi-Fiはどちらが良いの?
- ・テザリングの3つの接続方法について
- ・通常のテザリングの利用料金はどのくらいかかる?
- 2LINEモバイルでもテザリングできる?
- ・ラインモバイルは手続きなしでテザリング可能!
- 3LINEモバイルでのテザリングの設定方法
- ・iPhoneでの設定方法
- ・Androidでの設定方法
- 4LINEモバイルでテザリングを利用するときに注意するべきこと
- ・月間データ通信量に注意を!
- ・バッテリーの減りが激しくなる
- 5LINEモバイルでテザリングがうまく行かないときには?
- ・テザリング対応機種か確認を!
- ・テザリングの設定がしっかりとできているか確認を!
- ・スマホがスリープ状態になっていないか確認を!
- 6LINEモバイルでもテザリングしてみよう!
LINEモバイルでもOK?テザリングとは?
LINEモバイルのスマホでもテザリングができるのかどうか気になっている方が増えているようです。この記事では、テザリングとはどのような機能で、LINEモバイルではどのような設定方法で利用するのか詳しく解説します。
スマホをモバイルルーターとして利用すること
テザリングとは、スマホをWi-Fiルーターとして利用して、タブレットやノートPCをスマホ経由でインターネット回線へ接続することです。Wi-Fiが利用できない環境でSIMカードが入らないタブレットやノートPCを利用する場合には、以前はポケットWi-Fiを持ち歩かなくてはいけませんでした。
しかし、スマホでテザリング機能が普及したことで、現在ではスマホの他にポケットWi-Fiを契約しなくても、スマホ経由での接続が可能になりました。
テザリングとポケットWi-Fiはどちらが良いの?
Wi-Fiが利用できない環境で、ポケットWi-Fiとテザリングのどちらを利用したほうが良いのか、悩む方もいるようです。契約しているデータ容量が同じで、同じモバイルインターネット回線を利用したとしたら、タブレットやノートPCの通信速度はスマホのテザリングよりもポケットWi-Fiのほうが速くなります。
しかし、ポケットWi-Fiを利用するためには、スマホの他に契約する必要があり、スマホの他に別途月額利用料金を支払う必要があります。頻繁に外出先でタブレットやノートPCを利用するのであれば、ポケットWi-Fiがおすすめですが、それほど利用しないという場合にはスマホのテザリングで十分でしょう。
テザリングの3つの接続方法について
スマホのテザリングを利用するためには、スマホをタブレットやノートPCと接続しなければいけません。スマホをタブレットやノートPCと接続する方法には次の3つの方法があります。
Wi-Fiテザリング
テザリングの1つ目の接続方法はWi-Fiテザリングです。スマホからWi-Fiの電波を発して接続します。通常のWi-Fi接続と同じように、スマホ側で設定したWi-Fiのパスワードを接続先の端末に入力すると利用できます。
通信速度もそこそこ速くて、USBケーブルも必要ないので、最も使い勝手の良いテザリング方法です。しかし、複数のデバイスを接続できてしまうことから、パスワードの流出に気をつけないと、他の人にタダ乗りされる危険性があります。
Bluetoothテザリング
スマホのテザリングでは、Bluetooth接続も利用できます。スマホとタブレットやノートPCをBluetoothで接続します。1台のデバイスしか接続できないので、タダ乗りされる危険性はなく安心して利用できます。
ただし、通信速度はWi-Fi接続の10分の1ほどになってしまいます。テキストの送受信には問題ありませんが、画像や動画の多いWebの視聴などの利用は難しいでしょう。
USBテザリング
スマホと接続先の端末をUSBケーブルで接続するUSB接続も利用可能です。通信速度はWi-Fi接続よりも速く、1台しか接続できないのでセキュリティ面での心配もありません。ただし、USBケーブルをいつも持ち歩かなくてはいけないのが面倒くさいと感じる方がいるようです。
通常のテザリングの利用料金はどのくらいかかる?
LINEモバイルのテザリングに詳細に入る前に、テザリングに通常は料金がかかるのかもみておきましょう。LINEモバイルへの乗り換えを検討中の方が多い、3大キャリアでのテザリングの利用料金は次の通りです。
ドコモの利用料金
ドコモはテザリングを利用するための料金や手続きは必要ありません。スマホの設定からテザリングを設定すれば、どのような料金プランで契約している方もすぐに利用できます。
auの利用料金
auでは、データMAXプランなど、一部の料金プランではテザリングの月額利用料金が無料になります。しかし、料金プランによっては、月額税込み550円のテザリングの利用料金が必要になります。また、テザリングの利用料金が無料になるプランも有料になるプランも、テザリングの利用申込みが必要です。
ソフトバンクの利用料金
ソフトバンクも利用料金のプランによってテザリングの利用料金が有料になる場合と無料になる場合があります。有料になる場合には、月額税込み550円の利用料金が必要です。また、有料、無料に関わらず、テザリングを利用する場合には申込みが必要です。
LINEモバイルでもテザリングできる?
テザリングとはどういったものなのか理解が深まったところで、LINEモバイルでもテザリングできるかどうか解説します。
ラインモバイルは手続きなしでテザリング可能!
LINEモバイルでもテザリングができます。LINEモバイルなどの格安SIMでは、auやソフトバンクのように特に申し込み手続きは必要なく、テザリング接続の設定を行うだけでテザリングが利用できます。
端末がテザリング対応機種か確認を!
ただし、お使いの端末がLINEモバイルのテザリング対応端末かどうかを確認する必要があります。LINEモバイルで購入する端末はSIMロックフリーの端末なので、LINEモバイルだけではなく、どこの携帯電話会社のSIMカードを入れても、テザリング対応回線であればテザリングできます。
しかし、気をつけなれば行けないのは大手キャリアからの乗り換える場合です。大手キャリアからの乗り換えの場合、以前のキャリアと同じ回線を契約すればLINEモバイルを利用するのにSIMロック解除は基本的に必要ありません。
しかし、テザリングを利用する場合には同じ回線を選択しても、SIMロック解除しなければテザリングできないことがあります。また、端末によってはLINEモバイルをはじめとする格安SIMのテザリングに対応していないこともあります。
LINEモバイルでテザリングに対応している端末かどうかは、上記のLINEモバイルの対応端末一覧で確認できます。LINEモバイルへの乗り換えを検討中の方は、こちらでテザリングについても確認しましょう。
LINEモバイルでのテザリングの利用料金は?
LINEモバイルでテザリングを利用する場合には、テザリングの利用料金は必要ありません。通常のLINEモバイルのスマホの利用料金の中で利用できます。ただし、データ通信量はテザリングで他の端末を接続した分だけ消費します。
高速データ通信量を使い切ってしまい、低速通信では耐えられない場合には、データ通信量の追加購入が必要になります。
ラインモバイルのデータフリーはテザリングでの接続先でも有効!
LINEモバイルといえば、データフリープランが特徴です。通常料金ならLINEを利用するためのデータ通信量が通信量の消費にカウントされません。
SNSデータフリーのオプションを付ければ更にFacebookとTwitterを利用するためのデータ通信量が、SNSミュージックデータフリーのオプションにすれば、Instagramと4つの音楽ストリーミングサービスを利用するためのデータ通信量がカウントされなくなります。
データフリーオプションは、テザリングの接続先の端末でも有効です。LINEモバイルのスマホからテザリング接続したタブレットやノートPCを接続すれば、LINEのデータ通信量はカウントされません。
オプションを追加すれば、その他のSNSや音楽ストリーミングサービスもデータ通信量フリーで利用できます。
LINEモバイルでのテザリングの設定方法
iPhoneとAndroidでLINEモバイルのテザリングを利用できるように設定する方法について解説します。
iPhoneでの設定方法
LINEモバイルで利用しているiPhoneでテザリングを利用するためには、「設定」アプリを開きます。「モバイル通信」から「インターネット共有」をタップして開きます。
iPhoneでは「インターネット共有」がテザリングの設定になります。「他の人の接続を許可」をオンにするとテザリングができるようになります。
Wi-Fiテザリングの場合には、端末名を確認して接続先の端末にパスワードを入力します。Bluetoothテザリングの場合には、接続先の端末とペアリングすると接続できます。USBテザリングの場合には、Lightningケーブルで接続すればテザリングできます。
Androidでの設定方法
Androidスマホでのテザリングの設定方法は次の通りです。Androidの場合には機種によって設定方法が違う事があるので、お使いのスマホでも確認して下さい。
「設定」アプリを開いたら、まずは「モバイルデータ通信」をオンにします。次に、「無線とネットワーク」から「テザリングとポータブルアクセスポイント」に入ります。
Wi-Fiテザリングの場合には「ポータブルWi-Fiアクセスポイント」をタップして、「アクセスポイントを設定」からネットワーク名とWi-Fiのパスワードを確認して、接続先の端末に入力します。
Bluetoothテザリングの場合には、接続先の端末とペアリングをすると接続できます。USBテザリングの場合には、USBケーブルで接続するとテザリングできます。
LINEモバイルでテザリングを利用するときに注意するべきこと
LINEモバイルでテザリングを利用するときには、注意しなくてはいけない点があります。こちらでは、テザリングの注意点についてお伝えします。
月間データ通信量に注意を!
LINEモバイルでテザリングを利用する場合には、高速データ通信が使えるデータ通信量に気をつけましょう。LINEモバイルにはデータ使い放題のプランはありません。最大でも契約できるギガ量は月間12GBまでです。
ノートPCやタブレットで動画視聴や動画のアップロードをテザリングで頻繁に行うと、LINEモバイルの料金プランで契約できるデータ通信量では足りなくなる可能性があります。
もしもLINEモバイルの料金プランでは対応しきれないほどのデータ通信量を利用するようであれば、他社のポケットWi-Fiのデータ使い放題プランも検討しましょう。
バッテリーの減りが激しくなる
LINEモバイルに限らず、通常のモバイルデータ通信の受信の他に、Wi-Fiルーターとしての機能も同時に働かせなくてはいけません。テザリングをするとスマホのバッテリー消費が激しくなります。
Wi-FiテザリングやBluetoothテザリングでは、モバイルバッテリーを用意するなど、バッテリー切れに備えた対策を行いましょう。USBテザリングであれば、ケーブルで接続しているPCをやタブレットから充電できますが、PCやタブレットのバッテリーを消費します。PCやタブレットを充電できるように対策しておきましょう。
LINEモバイルでテザリングがうまく行かないときには?
この記事の最後に、LINEモバイルでテザリングがうまく行かないときにはどうしたらいいのか、対応方法についてお伝えします。
テザリング対応機種か確認を!
お使いの端末がLINEモバイルのテザリング対応端末かどうかを確認しましょう。端末自体にテザリングの機能がついていても、LINEモバイルのSIMカードでのテザリングに対応しているとは限りません。LINEモバイルの対応機種のページでテザリング対応機種かどうかをもう一度確認してみましょう。
テザリングの設定がしっかりとできているか確認を!
スマホ側もノートPCやタブレットの方でも、テザリングの設定ができているか確認してみましょう。スマホ側では設定アプリからテザリング設定を行います。接続先の端末側では、スマホ側で選択した接続方法で接続できるように設定を行いましょう。
スマホがスリープ状態になっていないか確認を!
テザリングは、スマホがスリープ状態になってしまうと切れてしまいます。スマホのスリープ状態は、画面ロックでかかります。画面ロックをかけている場合には、画面ロックをオフにするか、画面ロックがかかるまでの時間を長くしましょう。もしくは、テザリング接続をしているときには、スマホが画面ロックされないようにこまめに確認しましょう。
LINEモバイルでもテザリングしてみよう!
この記事では、LINEモバイルでテザリングをする方法について解説しました。SIMカードを使えないノートPCやタブレットを、外出先でインターネット接続したいときには、テザリングはとても便利です。
LINEモバイルにはデータ通信量が使い放題できないという点に注意すれば、必要なときにいつでもどこでもインターネット接続を利用できるテザリングはとても便利です。ぜひ活用してみましょう。