2020年12月04日更新
「MSVCP120.dllがないためプログラムを開始できません」Windowsでエラー表示された時の対処法!
「MSVCP120.dllがないためプログラムを開始できません」というエラーでアプリのインストールや実行ができないことがあります。この記事では、MSVCP120.dllとはどのようなもので、ないというエラーが出た場合のダウンロード方法などについて解説します。
目次
そもそもMSVCP120.dllとは?
Windows10に新しいアプリをインストールしたり、実行したりしようとすると、「MSVCP120.dllがないためプログラムを開始できません」というエラーが表示されて、インストールや実行ができないことがあります。
この記事では、プログラムの実行に欠かせないMSVCP120.dllとはどのようなもので、ないというエラーが表示された場合にはどのように対処したらいいのか解説します。まずはMSVCP120.dllとはどういったものなのか見ていきましょう。
Microsoft Visual C++ 2013のこと
MSVCP120.dllとは、Microsoft Visual C++ 2013を実行するためのファイルです。Microsoft Visual C++とは、Microsoftが開発したC、C++、C++/CLIを使った開発を行うための開発環境です。Windowsの標準開発環境であり、Windows10を動かすうえでは欠かせないものと言ってもいいでしょう。
実は、Microsoft Visual C++にはバージョンがたくさんあり、PCによってはMicrosoft Visual C++ 2013が入っていないことがあります。自分が使っているWindows10に、どのバージョンのMicrosoft Visual C++が入っているか確認するには、Windows10の「設定」の「アプリ」>「アプリと機能」から確認できます。
上記の画像は筆者のPCで確認したMicrosoft Visual C++です。赤い枠で囲ってあるのがすべてMicrosoft Visual C++です。2005から2017までインストールされていることがわかります。
「MSVCP120.dllがないためプログラムを開始できません」のエラーが起きるのは、この中に2013のバージョンが入っていない場合に起こります。
「MSVCP120.dllがない」のエラーへの対処法
「MSVCP120.dllがないためプログラムを開始できません」のエラーが表示された場合の対処法を解説します。
Microsoft Visual C++ 2013をWindows10にダウンロードしてインストール
「MSVCP120.dllがないためプログラムを開始できません」のエラーが表示された場合には、Microsoft Visual C++ 2013をダウンロードしてWindows10にインストールすれば大丈夫です。
上記のリンク先が、Microsoft Visual C++ 2013をダウンロードできるページです。こちらのページにアクセスしたら、「言語を選択」で「日本語」を選択して「ダウンロード」をクリックします。
次のページで、ダウンロードするファイルを選択します。使っているPCが64bitであれば「vcredist_x64.exe」、32bitであれば「vcredist_x86.exe」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。
するとインストール用のファイルがPCにダウンロードできます。ダウンロードしたファイルをダブルクリックします。ライセンス条項に同意のチェックを入れたら「インストール」をクリックします。デバイスの変更の許可を求められるので許可をすると、MSVCP120.dllのインストールが始まります。
すると、Windows10の「設定」からMicrosoft Visual C++ 2013がインストールできたことが確認できます。
MSVCP120.dllのエラーへの対処法は簡単!
この記事では、MSVCP120.dllがないというエラーが表示された場合の原因と対処法についてお伝えしました。MSVCP120.dllがないというエラーが表示された場合にMicrosoft Visual C++ 2013をインストールするのは比較的簡単にできます。ぜひこの記事の内容を参考にして解決してください。