2019年09月12日更新
WindowsでOutlookを初期化・削除!完全にアンインストールする方法や注意点を解説!
Outlookを利用していると、様々な不具合に出会うことがあります。アンインストールでも改善しないときはアカウント樹法を初期化すると改善することがあります。この記事では、不具合解消に役立つOutlook の初期化手順を解説します。
目次
Outlookをアンインストールしても初期化されない
Outlookは、Microsoft Officeの中に含まれていることもあり、WindowsPCでは多く利用されているメールソフトです。しかしながら、ほかのメールソフトを利用する方も多数います。また、Outlookからほかのメールソフトに乗り換えることもあります。このような時には、Outlookをアンインストールしたいと思うことがあります。
しかしながら、通常の手順のOutlookのアンインストールではWindowsに設定が残っているため、アンインストールと合わせて設定を初期化する必要があります。この記事では、Outlookのアンインストールと設定のによる完全アンインストールの方法を解説します。
完全に初期化するにはプロファイルを削除する
Outlookを完全アンインストールするには、Windows上でプロファイルを初期化する必要があります。プロファイルを初期化することによってアカウントを削除することができます。言い換えると、プロファイル設定の初期化を行わない場合、Outlookをアンインストールしてもアカウント情報は削除されず、完全にアンインストールとはならないこととなります。
Outlookを完全に初期化する手順
Outlookは、初期化を行わずにアンインストールの後に再インストールを行っても、アカウント設定などが残ったままとなります。そのため、初期状態に戻すためにはプロファイルを削除して完全にアンインストールする必要があります。ここでは、プロファイルを削除し、アカウント設定を完全に削除する手順と方法を解説します。
プロファイルを削除する
ここでは、Outlookのプロファイルを初期化する方法を説明します。手順としては、まず、Outlookを起動して、ファイルタブをクリックして、設定画面を開きます。
次の手順は、アカウントの設定ボタンをクリックします。そして、表示されたメニューの中のプロファイルの管理(下記画像の赤囲み部分)をクリックします。すると、メールの設定ウィンドウが開きます。
メール設定ウィンドウが開いたら次の手順です。ここでは、プロファイルの表示ボタン(下記画像の赤囲み部分)をクリックします。すると、メールウィンドウが開きます。
メールウィンドウが開いてからの手順は次のようになります。まず、Outlook(下記画像の赤囲み部分)を選択します。次に、削除ボタンをクリックします。これで、WindowsからOutlooknoアカウント情報が削除されます。この時、ほかのアカウントが設定されている場合は、誤って削除しないように注意しましょう。
新しいプロファイルの設定画面が表示される
Outlookを再起動すると、下記画像(Microsoft公式ページより)のウィンドウが表示されます。この画面でメールアドレスを入力して、アカウント設定を行ってください。
Outlookを部分的にアンインストール・初期化する方法
Outlookのプロファイルは、部分的に削除することができます。しかしながら、再設定などを行うにあたっては、Windowsから完全に削除することがおすすめです。ここでは、バージョンごとの手順を説明します。
Office2010
Office2010の場合の削除方法は、まず、コントロールパネルを開き、ユーザーアカウントをクリックします。次に、表示されているMailという項目をクリックして、メール設定ウィンドウを開きます。
メール設定画面が開いたら、プロファイルの表示ボタンをクリックし、下記画像のメール画面を開きます。次に、この画面の追加ボタンをクリックします。すると、新しいプロファイル画面が表示されるので、ここで、プロファイル名を入力してOKをクリックし、新しいプロファイルを作成します。
新しいプロファイル画面でOKをクリックすると、Outlookのアカウント追加画面が表示されますが、この画面はキャンセルボタンをクリックして閉じます。すると、アカウントなしで新しいプロファイルを作成するかの確認画面が表示されます。この画面ではOKをクリックします。
そして、メール画面に戻ったら、追加したプロファイルを選択します。そして、常に使用するプロファイル(下記画像の赤囲み部分)を選択し、OKボタン(下記画像の青囲み部分)をクリックします。あとは、Outlookを起動すると、古いプロファイルが自動的に削除されます。
Office2013
Office2013の場合も、2010と同じように、プロファイルを削除してOutlookを初期状態に戻すことができます。手順としては、まず、Windowsのコントロールパネルから、2010と同様の手順でプロファイルを作成することで初期化を行うことができます。
Outlook2013の場合は、Outlookからアカウントを作り直すこともできます。手順は、まずファイルタブをクリックし、情報をクリックします。次に、アカウント設定をクリックし、作成しなおすアカウントを選択し変更または削除をクリックします。そして、新規をクリックして新しいアカウントを作成します。
Office2016
Officeの状態の初期化は、Office2016でも行うことができます。他のバージョンと同様に、使用しているアカウントを削除し、新しいアカウントを作成する手順で初期化を行うことができます。
Outlookを初期化する手順は、まず、Outlook2016を起動しファイルタブをクリックします。次に、アカウント情報画面でアカウント設定をクリックします。アカウント設定画面で再設定したいアカウントを指定し削除ボタンをクリックします。削除が完了したら新規ボタンをクリックし、アカウントの再設定を行います。
Outlookの起動画面が開くので、メールアドレスとパスワードを入力し、接続をクリックします。あとは、アカウント設定画面を確認して完了です。
Office2019
Office2019も、ほかのバージョンと同じように初期化が可能です。ちなみに、2019が最新バージョンで、Office365 Soloを利用してる場合は、バージョンを確認するとOutlook365となっています。そして最新版のOutlook2016を初期化する手順は、アカウントの削除かプロファイルを新しいものに変更する方法の2通りがあります。
まず、アカウントを削除する手順は、最初に本人確認が行われます。SMS、電話、登録しているメールアドレスのいづれかで本人確認を行ってから、アカウント削除に進みます。ここでアカウントへのサインインが求められるので、サインインします。次に、確認事項を読んでチェックボックスにチェックを付けます。
チェックを付けたのち、理由を選択してくださいのドロップダウンからアカウントを削除する理由を選択します。楚々て、アカウントの使用停止を選択して、削除作業は完了です。その後、本人確認を兼ねた必要な情報が残っていないかについての確認が行われます。
Outlookを初期化する際に注意したいこと
Outlookを初期化するにあたって注意したいことがあります。特に、マイクロソフトアカウントとして登録しているアカウントを初期化する際には注意が必要です。不用意に初期カウルと、Windowsにサインインできなることもあるので注意しましょう。
アカウントに関連するサービスの情報も削除される
マイクロソフトアカウントは、Windowsにサインインするだけではなく、様々なMicrosoft製品のサービスを利用する際に使用するもので、そのサービスと関連付けられています。そのため、マイクロソフトアカウントで使用しているメールアドレスを初期化する際には注意が必要です。不用意に初期化すると、サービスを利用できなくなることもあります。
ちなみに、マイクロソフトアカウントで利用できるサービスにはOndriveやSkypeも含まれているので、不用意にアカウントを初期化すると、保存していたデータが失われたりするため、注意しましょう。
オフラインデータも削除される
マイクロソフトアカウントを削除すると、Ondriveと同期して保存していたオフラインのファイルなども消えてしまいます。念のためバックアップを取ることをお勧めします。その際には、Ondriveと同期していないフォルダにバックアップを取るよう注意しましょう。
Outlookの初期化の手順を覚えておこう
Outlookの初期化を覚えておくと、大変役に立ちます。Outlookでのメールの送受信がうまくいかないときなど、初期化することによって改善することがあるためです。windowsパソコンを快適に使うためには、是非、Outlookの初期化の手順を覚えておきましょう。