GoogleChromeのプラグイン設定ページが廃止!Flash Playerの設定は?

Googleを利用している方はChromeのブラウザでChrome Pluginsを呼び出すことによって表示させることが良くありましたが、現在はChrome Pluginsにアクセスできません。今回はそんな時の原因と、どうしたらいいのか対処法をご紹介します。

GoogleChromeのプラグイン設定ページが廃止!Flash Playerの設定は?のイメージ

目次

  1. 1Chrome Pluginsとは
  2. GoogleChromeのプラグイン設定ページ
  3. 2Chrome Pluginsにアクセスできない原因と対策法
  4. 「chrome://plugins」は廃止されて開けない
  5. Flash PlayerはChrome Pluginsじゃないページでも設定可能
  6. プラグイン設定は「chrome://settings/content」と入力
  7. 2020年でFlash Playerは終了予定
  8. 3GoogleChromeのChrome PluginsじゃないFlash Player設定方法
  9. Flash Playerは「chrome://settings/content/flash」から設定
  10. 「最初に確認する(推奨)」状態にする
  11. 4設定が反映されない時の対処法
  12. 個々のサイトで強制的に変更する
  13. Flash Playerの更新
  14. 5Chrome Pluginsじゃなくても設定可能!
  15. GoogleChromeの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!

Chrome Pluginsとは

まずは、Chrome Pluginsとはいったい何なのかをご紹介していきます。Google Chromeをメインのブラウザとして使用している場合は、ご存知の方は多いです。Flashを頻繁に利用している際にはかかせない画面であったことは間違いありません。

たくさんのChromeのロゴ

GoogleChromeのプラグイン設定ページ

Chrome Pluginsは、Google Chrome上でFlashを使用する際のプラグイン設定が可能なページでした。Chromeを使う中で、好きな時にFlashをオンにできたり、オフにできたりと切り替えを簡単にすることができるページとなっていました。また、ChromeのFlashだけではなく、後からインストールしたプラグインも切り替えが可能になっていました。

Googleのロゴとルーペ

Chrome Pluginsにアクセスできない原因と対策法

Google Chromeを使用している方で、Chrome Pluginsにアクセスできない今、待てば使えるようになるのか、など悩んでいる方も多いはずです。ここでは、Chrome Pluginsにアクセスできない原因は何なのかと、対処法についてご説明していきますので、お困りの方は是非こちらをチェックした上でプラグインの切り替えを行ってください。

「chrome://plugins」は廃止されて開けない

Flashを再生した時が多いですが、ご自身がChromeに追加したプラグインを確認し管理するために「chrome://plugins」をURL欄に打ち込んで呼び出す方法が通常となっていました。現時点で、同じように「chrome://plugins」と打ち込むと、「このサイトにアクセスできません」と表示が出てしまい、肝心なプラグイン設定に進むことができません。

chrome://pluginsアクセスのスクリーンショット

サイトの接続にトラブルがあるのかと疑ってしまいがちになりますが、実はそうではなく、Google側でChromeの「chrome://plugins」を廃止したことが原因となっています。この場合、いつものやり方でプラグイン設定ページが表示されないので、困ってしまうことが多いです。

Do Not Enterの看板

しかし、廃止された「chrome://plugins」のせいでChromeに追加したプラグインが見られなくなったわけではありません。どういうことなのか、次で説明していきます。

Flash PlayerはChrome Pluginsじゃないページでも設定可能

実は、プラグイン設定の場所が変わっただけなのです。「chrome://plugins」と入力する仕組みは無くなりましたので、このコマンドは忘れて構いません。Flash Playerをはじめとしたプラグインにアクセスする方法は、別のページから可能です。少し違ったコマンドを入力することで表示させることができますので新しいコマンドを覚えてしまいましょう。

commandキーの画像

プラグイン設定は「chrome://settings/content」と入力

それでは新しいコマンドになります。Google Chrome上のURL欄に「chrome://settings/content」と入力してください。以前は「chrome://plugins」でしたので、少し長めになります。慣れるまではメモをしてコピペすることをお勧めします。

chrome設定のスクリーンショット

「chrome://settings/content」は、設定画面にアクセスできるので、この中にプラグイン設定まで格納されるような仕組みになっています。プラグインだけではなく、Chrome全体の設定ができてしまいますので、便利といえば便利な仕組みになりました。ここでFlash Playerについて注意しておかなければならない点があります。

2020年でFlash Playerは終了予定

Flash Playerのサービスを提供してきたAdobeによると2020年で、Flash Playerのサービス提供を終了するということです。かつてはFlashなしでは難しいページなどが多く存在していましたが、最新のテクノロジーではFlashの活躍がなくても不自由ないほどのWeb環境になりました。

ENDの看板

アクセスするサイトによってもいまだにFlashに依存してしまっている箇所がありますので完全に使わなくても大丈夫とは言い切れませんが、2020年までには、Flash依存のページが圧倒的に無くなることは間違いありません。この点に注意したうえでFlash Playerを使ってください。

GoogleChromeのChrome PluginsじゃないFlash Player設定方法

従来のChrome Pluginsが廃止され、一度、設定画面にアクセスしてプラグイン一覧の管理画面を設定することが新しい手順になりました。Flash Playerを管理する画面まで一気にアクセスしてすぐに設定したい場合の方法もありますのでご紹介します。

Adobeのロゴ

Flash Playerは「chrome://settings/content/flash」から設定

Flash Playerの管理画面に一気にアクセスする場合、ChromeのURL入力欄に、「chrome://settings/content/flash」と入力してください。少し長いですが、こちらも慣れるまではどこかにメモをしてコピペする作業で行うと便利です。エンターキーを押すとすぐにFlashの切り替え設定にジャンプできることがわかります。

ChromeのFlash設定のスクリーンショット

「最初に確認する(推奨)」状態にする

Flash Playerの切り替えは、「最初に確認する(推奨)」をオンにしてください。右側のスイッチをクリックすることで簡単に切り替えができます。では、この「最初に確認」とはどのような意味になるのかをご説明します。例えばChromeでネットサーフィンを行っている際、Flashが必要なページに遭遇したとします。

この場合に、ポップアップ画面が出てきます。そのサイト上でFlashを再生するか、しないかを選択できる表示になりますので、サイトにアクセスするたびにFlashをオンかオフにするという流れになります。再生する前は、「再生ボタン」が表示された状態ですので、勝手に流れることはありません。

再生ボタンのイメージ画像

Flash機能を特に見る必要はない場合は無駄な表示が無くなりますので、便利です。セキュリティ的な面で見ると、心配な方は、サイト毎にFlashの有効か無効かを選択できる状態にしておいた方が良いです。

設定が反映されない時の対処法

上記のように、「chrome://settings/content/flash」からFlashの設定を有効にしたにもかかわらず、サイトにアクセスしてもFlash Playerが思うように動かない場合があります。Flash表示のポップアップも現れない場合など設定が反映されない時は、こちらで紹介する手順を試してみてください。

Macbook待機画面の画像

個々のサイトで強制的に変更する

ChromeでFlashを使いたいページにアクセスして、ご自身で変更する方法です。サイトのURLが表示されている欄の「http://」の左側の頭にロックされた鍵のマークが表示されています。まずはこちらをクリックしてください。クリックすると、メニュー一覧が表示されます。「この接続は保護されています」という表示があります。

chromeサイト設定のスクリーンショット

このメニュー一覧から、「サイトの設定」をクリックしてください。するとそのサイトの全体の設定ができる画面へと移行します。この中から「Flash」の部分を見つけ、右側の「確認(デフォルト)」をクリックして「許可」に切り替えましょう。許可に切り替えることで、そのサイトでのFlashは、自動的に再生できる状態になります。

Chromeサイト設定のスクリーンショット2

Flash Playerの更新

もう1つの対処法として挙げられるのが、Flash Player自体の更新です。最新のバージョンにすることで、気持ちよくFlashを見ることができる可能性が高まります。更新の手順ですが、まずChromeのURL欄に「chrome://components」と入力し、エンターキーを押します。

コンポーネント設定のスクリーンショット

コンポーネント一覧の中からAdobe Flash Playerを見つけ、「アップデートを確認」をクリックすることで更新ができます。以上で更新作業か完了です。Adobe Flash Playerが見つからない場合は、直接サイトからダウンロードすることで、Chromeでも使えるようになります。

Adobe Flash Player インストール (すべてのバージョン)

Chrome Pluginsじゃなくても設定可能!

「chrome://plugins」のコマンドでアクセスできるChrome Pluginsが廃止された以上、前のような手順ではなくなってしまいましたが、新たなコマンド「chrome://settings/content/flash」を入力することによってFlashの切り替えを行うことができるようになりました。

Macとノート、コーヒーの画像

新しいコマンドを是非覚えて好きな時に、素早く切り替えができるようにしていきましょう。

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この記事のライター
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