2019年10月14日更新
GoogleChromeでFlashPlayerを有効/無効設定する方法!更新や注意点は?
Chrome上でFlashPlayerの有効化、無効化する設定方法と注意点を紹介します。FlashPlayerの有効化と無効化を動画サイトによって使い分ければ、ウイルス感染を防ぐことが可能です。紹介した方法を利用し、安全なChromeライフを過ごしましょう。
目次
- 1GoogleChromeでFlashPlayerを有効・無効に設定する理由は?
- ・FlashPlayerとは
- ・FlashPlayerの設定は結構手間取る
- 2GoogleChromeでFlashPlayerを有効にした時の注意点
- ・FlashPlayerコンテンツがブロックされるのはセキュリティ対策
- ・設定を変更するとセキュリティが解除され再生可能になる
- 3GoogleChromeでFlashPlayerを有効に設定
- ・FlashPlayerで有効の設定方法
- ・ChromeでFlashPlayerが有効になっているか確認する
- ・FlashPlayerで無効の設定方法
- 4GoogleChromeでFlashPlayerを更新
- ・「バージョンが古い」とエラー表示
- ・最新版に更新
- 5FlashPlayerを有効・無効にするとどうなる
- ・GoogleChromeの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
GoogleChromeでFlashPlayerを有効・無効に設定する理由は?
Google Chromeを利用しているユーザーにとって、一度は見たことのあるFlashPlayerですが、皆さんはFlashPlayerがどういう機能や目的でGoogle Chromeブラウザにインストールされているかご存知でしょうか?
本記事冒頭では、GoogleChromeでFlashPlayerを有効、無効に設定する方法を解説する前に、FlashPlayerとはどういった意味を持つ機能なのか、またGoogleChromeでFlashPlayerを有効・無効に設定する理由などをご紹介していきます。
FlashPlayerとは
FlashPlayerは正式にはAdobe FlashPlayerと呼ばれ、Google Chromeブラウザ以外のブラウザにも対応しています。このAdobe FlashPlayerはブラウザ上で動画や音楽を再生させるための機能で、Adobe FlashPlayerは他のプレイヤーと比べてサイズ容量が小さく、Google Chromeに最適なFlashPlayerとされています。
本記事中盤で詳しく解説しますが、Adobe FlashPlayerは2020年までにサービスを終了すると公表されています。またセキュリティ面が貧弱という側面を持っており、複数の動画サイトでも徐々にAdobe FlashPlayer離れの動きが徐々に出てきているのです。
そういった背景からGoogle Chromeの初期設定では、Adobe FlashPlayerは無効になっており、自分でAdobe FlashPlayerを有効にしなければならないのです。
FlashPlayerの設定は結構手間取る
FlashPlayerプレイヤーの設定には手数が多く、手間取るユーザーが少なくありません。本記事ではまだFlashPlayerを利用している動画サイトにアクセスしても、動画や音声が正常に再生できるようにFlashPlayerを有効にする方法、及び危険なサイトからマルウェアなどの悪質ウイルスに感染しないようにFlashPlayerを無効化にする方法をご紹介していきます。
GoogleChromeでFlashPlayerを有効にした時の注意点
本章ではGoogleChromeでFlashPlayerを有効にした時の注意点をご紹介していきます。Google ChromeでFlashPlayerを有効にした場合のメリットとデメリット両面をしっかりと理解した上で、FlashPlayerを利用することが重要です。まずはFlashPlayerを有効にすることの注意点を理解してください。
FlashPlayerコンテンツがブロックされるのはセキュリティ対策
本記事冒頭でも紹介しましたが、FlashPlayerはセキュリティ面が弱く、マルウェアなどのウイルス感染の可能性があるので注意して下さい。
Adobe側で常にセキュリティ対策が施されているので、Google Chromeから大手の動画共有サイトを視聴する上では大きな問題は発生していませんが、海外の著作権を無視したような動画サイトの場合、セキュリティ対策が間に合わないことが多く、ウイルス感染の可能性は大いにあるのです。
そういったセキュリティ面での対策から、Google Chromeブラウザの初期設定では、Adobe FlashPlayerは無効化されている状態になります。その状態で動画や音楽を再生する際にAdobe FlashPlayerが必要なコンテンツを再生すると【コンテンツがブロックされました】と表示され、動画や音楽が再生されません。
設定を変更するとセキュリティが解除され再生可能になる
Google Chromeで動画や音楽の再生にAdobe FlashPlayerが必要な場合は、Adobe FlashPlayerの設定を変更することで再生が可能となります。
2020年のFlashPlayerの無効化まではまだ期間があるので、引き続きFlashPlayerの出番は多いのが実状です。次の章から紹介するGoogle ChromeでFlashPlayerを有効化、無効化する設定方法を覚えておくことをおすすめします。
GoogleChromeでFlashPlayerを有効に設定
本章ではGoogle Chrome上でFlashPlayerを有効にする設定方法、及び無効にする設定方法をご紹介します。FlashPlayerの有効化、無効化両方の設定方法を覚えておかなければ、危険なサイトにアクセスした時にウイルス感染の危険があるので十分に注意してください。
また有効化、無効化の設定方法をマスターしておくことで、利用する動画サイトによってFlashPlayerの有効化と無効化を切り替えることができ、セキュリティ対策に繋がります。
FlashPlayerで有効の設定方法
まずはGoogle ChromeでFlashPlayerを有効に設定する方法からご紹介していきます。最初に下記のAdobe公式ホームページにアクセスして、Adobe FlashPlayerをダウンロードしてください。
すでにGoogle ChromeにAdobe FlashPlayerがインストールされている方は、次の章【ChromeでFlashPlayerが有効になっているか確認する】にスキップして問題ありません。
上記リンクのAdobe公式ホームページにアクセスしたら、画面右側に表示されている利用規約を読み【今すぐインストール】をクリックして下さい。
インストーラーのダウンロードが開始します。
インストーラーのダウンロードが完了したら、Google Chromeブラウザの下部にインストーラーファイルが表示されます。インストーラーを起動し、指示に従ってインストールを完了させて下さい。
Adobe FlashPlayerプレイヤーのインストールが完了したら、Google Chromeブラウザを再起動してください。再起動が完了すると自動でAdobe FlashPlayerが起動している状態となります。
ChromeでFlashPlayerが有効になっているか確認する
Google ChromeにFlashPlayerを追加したら、実際にFlashPlayerが有効になっているか確認して下さい。Google ChromeブラウザでFlashPlayerが有効になっているか確認する方法は、Google Chrome右上の【︙】アイコンをクリックして【設定】を選択して下さい。
Google Chromeブラウザの設定画面が表示されます。画面を下にスクロールして【詳細設定】をクリックします。
【詳細設定】をクリックすると詳細設定メニューが展開されます。メニュー一覧の【コンテンツの設定】を選択して下さい。
コンテンツの設定画面が表示されたら、メニュー一覧の中から【Flash】をクリックします。
【Flash】の設定画面が表示されます。【最初に確認する(推奨)】と表示されている、右側部分のスイッチが青くなっていれば、Adobe FlashPlayerが有効になっているということになります。
Adobe FlashPlayerが有効になっているかの確認方法と手順の解説は以上になります。
FlashPlayerで無効の設定方法
Google ChromeブラウザでAdobe FlashPlayerを無効にしたい場合は、前章で紹介した方法で【Flash】の設定ページにアクセスし、スイッチをオフにしてください。ウイルス感染の危険に注意しなければならない動画サイトではスイッチをオフにして再生ができないようにするのも有効です。
GoogleChromeでFlashPlayerを更新
本記事最後の本章では、Google ChromeでFlashPlayerを更新する方法をご紹介します。一度Google ChromeにFlashPlayerをインストールしてしまえば、FlashPlayer自動更新されるので、手動でFlashPlayerを更新する必要はないのですが、エラーが表示されることもあるので、手動で更新する方法を覚えておくと便利です。
「バージョンが古い」とエラー表示
YouTubeなどの動画サイトを視聴している際、急遽【バージョンが古い】と表示され、エラーが発生することがあります。この場合はFlashPlayerを最新のバージョンに手動で更新する必要があるのです。
最新版に更新
FlashPlayerを最新版に更新する方法ですが、Google Chromeを起動してURLバーに下記のURLアドレスをコピー&ペーストして下さい。
chrome://components/ |
コンポーネントの設定画面が表示されます。表示されるメニュー一覧の中から【Adobe Flash Player】を検索し【アップデートを確認】をクリックして下さい。
FlashPlayerを有効・無効にするとどうなる
本記事ではGoogle Chrome上でFlashPlayerの有効化、無効化する設定方法をご紹介しました。本記事内でも述べたように、有効化と無効化を動画サイトによって使い分けることで、パソコンのウイルス感染を防ぐことが可能になります。本記事で紹介した方法を利用して、安全なGoogle Chromeライフを過ごして下さい。