2021年02月12日更新
iPhone12はTouchID(指紋認証)非搭載!FaceID(顔認証)のやり方を紹介!
iPhone12では指紋認証のTouchIDが非搭載で、生体認証はFaceIDのみです。この記事では、iPhone12でのTouchIDの今後の展望と、FaceIDのやり方や、マスクをしていてもFaceIDが使えるようにする設定方法を解説します。
目次
iPhone12では搭載されなかった指紋認証のTouchIDの今後について
iPhoneの生体認証システムはiPhone5sの指紋認証のTouchIDから搭載されるようになりました。iPhone Xからは顔認証システムのFaceIDが使われるようになり、iPhone11もFaceIDが搭載されていました。
iPhone12にはTouchIDの指紋認証システムの搭載を望む声が多く上がっていましたが、iPhone12ではTouchIDは搭載されず、FaceIDのみの搭載となりました。この記事では、iPhone12でのTouchIDの今後と、TouchIDの代わりにFaceIDを使いこなすやり方について解説します。
iPhone13では搭載される?
現在、Apple社からの正式な発表はありませんが、次に発売されるiPhone13にはTouchIDが搭載される可能性が高い模様です。長期間、マスクを付けた生活を強いられる中で、FaceIDではマスクをその都度取り外さなければいけません。
マスクをしたままでも問題なくロック解除できる指紋認証のTouchIDを求める声が大きくなりつつあり、Apple社としてもその声に応えざるを得ないのではないかと言われています。
第4世代 iPad Airではすでに搭載済み!
iPhone12には搭載されなかったTouchIDが次のiPhoneで搭載されるのではないかと言われている根拠は、iPhone12とほぼ同じ時期に発売された第4世代のiPad Airに、トップボタンをタッチしての指紋認証のTouchIDが搭載されたためです。
iPhone12には搭載されませんでしたが、次のiPhoneには第4世代のiPad Airと同じようなTouchIDのシステムが搭載されるのではないかと予想されています。
iPhone12のFaceIDでの顔認証の設定方法
iPhone12でTouchIDが使えないのなら、顔認証システムのFaceIDを設定して使うしかありません。こちらでは、FaceIDのやり方について解説します。
FaceIDの設定方法
iPhone12を初期設定するときに、FaceIDの設定も行います。しかし、初期設定でのFaceIDの設定はスキップできるので、あとから設定することもできます。初期設定でFaceIDを設定しなかった場合の設定のやり方などは次の通りです。
設定アプリから設定する方法
iPhone12の「設定」アプリからFaceIDを設定する方法は次の通りです。まずは、「設定」>「FaceIDとパスコード」>「FaceID」と進みます。画面上にインカメラに自分の顔を写すように指示が出ます。その支持に従って操作すると、FaceIDを設定できます。
違う容姿の顔認証も設定する方法
1台のiPhone12に複数の容姿のFaceIDを設定したい場合には、「設定」アプリの「FaceIDとパスコード」>「もう一つの容姿を設定」と進みます。画面にFaceIDの設定が表示されるので、指示に従って顔を写して設定していきます。
FaceIDを一時的に無効にする方法
FaceIDを一時的に解除して、顔認証ではiPhone12のロックが外れないようにする方法です。iPhone12の右サイドボタンと、音量ボタン(アップとダウンはどちらでもいい)を同時に2秒ほど押します。
画面にスライダが表示されたら、右サイドのボタンをすぐに押します。すると1分後にiPhone12がロックされます。パスコードを使わないとiPhone12のロックを解除できなくなります。
FaceIDをオフにする方法
FaceIDを完全にオフにするには、「設定」アプリから「FaceIDとパスコード」を開きます。完全にFaceIDをオフにするには、「FaceIDをリセット」をタップします。すると、保存されている顔認証の情報が削除されます。
特定の項目だけ削除したい場合には、「iPhoneのロックを解除」、「Apple Pay」、「iTunes StoreとApp Store」、もしくは「Safari自動入力」のいずれかをオフにします。
マスクを付けたままでもFaceIDを利用できる!
外出する際にはマスクが欠かせない生活も長くなり、FaceIDでは不便だという声が大きくなっています。そのために、Apple社ではiPhone12のアップデートにより、Apple Watchとの併用によって、マスクを付けたままでもFaceIDを利用できるようにしました。
iPhone12をアップデートした上で、「設定」の「FaceIDとパスコード」からマスク着用でFaceIDを解除できる機能を有効にしておきます。その上で、身につけてロック解除したApple Watchが近くにあれば、マスクで隠れている部分を補う要素として認識されます。
万が一、第三者にiPhone12を解除されても、すぐにApple Watchが振動して知らせてくれます。Apple WatchからiPhone12を解除できる保険もあるので安心して利用できます。
iPhone12はTouchIDでなくFaceIDを使いこなそう
この記事では、iPhone12のTouchIDとFaceIDについて解説しました。iPhone12では残念ながらTouchIDは使えません。その代わり、FaceIDの使い勝手も徐々に良くなりつつあるので、FaceIDを使いこなすようにしましょう。