2021年02月15日更新
IIJmioはiPhone12の動作確認済み!設定方法や機種変更の手順を解説!
2020年に登場した新型iPhoneのiPhone12は5Gに対応していない格安SIMのIIJmioでも利用できるのでしょうか。この記事では、IIJmioのSIMでiPhone12の動作確認がされているかどうか、IIJmioの設定方法などを解説します。
目次
- 1iPhone12をIIJmioのSIMで使えるの?
- ・IIJmioではSIMフリー版iPhone12の動作確認済み!
- ・IIJmioではiPhone12を販売していないので自分で用意すること!
- 2iPhone12にIIJmioを設定する方法
- ・iPhone12を用意する
- ・IIJmioのSIMを用意する
- ・iPhone12の初期設定を行う
- ・IIJmioのプロファイルを設定してAPN設定を行う
- 3iPhone12でIIJmioのSIMを利用する場合の注意点
- ・機種変更の場合はSIMサイズに注意
- ・5G通信は利用できない
- ・デュアルSIMで利用する場合も5G通信が利用できない
- 4iPhone12を格安SIMのIIJmioで利用してみよう!
iPhone12をIIJmioのSIMで使えるの?
2020年10月に最新版のiPhoneであるiPhone12シリーズが登場しました。Appleが独自開発した最先端のシステムチップを搭載しており、カメラ性能もiPhone11から進化しているということで、iPhone12の購入を検討している方も少なくありません。
iPhone12の購入を検討中の方には、格安SIMを利用している方もいます。この記事では、格安SIMの中のIIJmioで使えるのかどうかなどをお伝えします。
IIJmioではSIMフリー版iPhone12の動作確認済み!
iPhone12には、ドコモ、au、ソフトバンクの3大携帯キャリアのSIMロックがかかっているものと、SIMロックがかかっていないSIMフリー版が販売されています。
IIJmioでは、SIMフリー版のiPhone12での動作確認を行っています。SIMフリー版であれば、IIJmioのSIMでも使えることを確認済みです。
nano SIMだけでなくIIJmioのeSIMも動作確認ずみ!
また、iPhone12ではカード上のSIMを使わないeSIMも利用できます。IIJmioからもeSIMが発行されています。IIJmioのeSIMもiPhone12で動作することが確認されています。nano SIMだけではなく、eSIMでも問題なくIIJmioで利用できます。
IIJmioではiPhone12を販売していないので自分で用意すること!
ただし、IIJmioではiPhone12を販売していません。2021年2月現在のところ、iPhone12を販売しているのは、Appleストアとドコモ、au、ソフトバンクのみです。また、家電量販店でも販売しているところがあります。
Appleストアと家電量販店ではSIMフリー版が販売されています。ドコモ、au、ソフトバンクではSIMロックが掛かっているので、格安SIMで利用する場合にはSIMロック解除が必要です。
しかし、現在までに、大手キャリアで購入したiPhone12をSIMロック解除しての動作確認はIIJmioでは行われていません。また、IIJmioはドコモ回線とau回線を利用できます。ドコモのSIMロックがかかったiPhone12をドコモ回線で、auのSIMロックがかかったiPhone12をau回線でそれぞれ使えるかどうかも、まだ確認されていません。
購入場所には注意しましょう。
iPhone12にIIJmioを設定する方法
iPhone12にIIJmioのSIMを設定する方法を具体的に手順通りにお伝えします。
iPhone12を用意する
まずはiPhone12を用意します。大手キャリアで販売している端末の動作確認はIIJmioではまだ行われていません。IIJmioのSIMを利用するつもりなら、Appleストアか家電量販店でSIMフリー版のiPhone12を購入することをおすすめします。
IIJmioのSIMを用意する
iPhone12を購入したら、IIJmioのSIMを用意します。新規契約の場合と、MNP転入での乗り換えの場合、もともとIIJmioのSIMを利用していての機種変更の場合のそれぞれについて解説します。
新規契約の場合
まずは新規でIIJmioに契約する場合の申込方法について解説します。IIJmioに新規で申し込む場合には、こちらのIIJmioの公式ホームページから「ご購入 お申し込み」をクリックします。
次のページは、申し込み前の確認ページです。用意するものなどが記載されています。新規申し込みの場合には、クレジットカードと免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類、キャリアメール以外のメールアドレスが必要です。用意できたら「次へ」をクリックします。
次のページで、料金プランと通信容量の上限、公衆Wi-Fiのオプションを付けるかどうかを選択します。また、発行するSIMの枚数も選択します。必要事項を入力したら「次へ」をクリックします。
SIMの利用者について入力します。契約者以外の方がSIMを利用する場合には、利用者の名前と性別を入力します。端末も同時購入するか聞かれます。今回はiPhone12を別に用意しているので「SIMだけを購入する」をクリックします。
他社で購入した端末も保証してもらえる「つながる端末保証」を申し込むか選択します。ドコモ回線かau回線かを選択します。音声通話SIMかSMS+データ通信のみか、SIMの種類を選択します。
携帯電話番号を引き継ぐか聞かれます。新規契約の場合には「新しい電話番号を取得」を選択します。「次へ」をクリックすると、ここまでの入力事項の確認ページが開きます。間違いなければ「オプションを選ぶ」をクリックします。
「みまもりパック」などのオプションを選択できます。必要に応じて選択します。「重要説明事項」と「個人情報取り扱いに関する事項」をよく読んで「同意する」にチェックを入れます。
「mioIDはお持ちですか」と聞かれます。持っているかどうか選択します。持っている場合には次のページでIDを入力します。持っていない場合には新規登録します。新規登録の場合には、メールアドレス認証が必要です。メールアドレスを入力して「メールを送信」をクリックします。
すると、登録したメールアドレスに認証用メールが届きます。メールに認証用コードが記載されているので、IIJmioの申し込みページに入力します。ログインパスワードを設定して、住所や電話番号などの個人情報を入力します。本人確認書類をアップロードすれば、IIJmioへの申し込みが完了します。
入力した内容や、本人確認書類に問題がなければ、数日後にIIJmioからSIMカードが送られてきます。SIMカードが届いたら、iPhone12の初期設定に進みます。
MNPで他社から乗り換える場合
MNP転入で他社から乗り換える方法をお伝えします。MNP転入でIIJmioへ乗り換える場合には、現在使っている通信会社へMNP転出を申し出て、MNP予約番号を入手します。通信会社によって、予約番号の申し込みがWebからであったり、電話からであったり違います。お使いの通信会社のホームページなどで確認して手続きをしましょう。
MNP予約番号を入手したら、番号の入手から8日以内にIIJmioへ申し込みをします。MNP予約番号の有効期限は15日間ですが、IIJmioに申し込むときには有効期限切れまでに7日以上あることが条件です。8日以内に申し込まないと期限切れになってしまいます。
IIJmioへの申込方法は、新規申込みの手順とほぼ同じです。違う点は、携帯電話番号を引き継ぐか聞かれたときに、「番号を引き継ぐ」を選択して、MNP予約番号を入力する点です。その他の流れは全く同じです。
IIJmioへの申し込みが完了したら、数日以内にIIJmioからSIMカードが送られてきます。SIMカードが届いたら、iPhone12の初期設定に進みます。
機種変更の場合はnano SIMなら差し替えて使える
すでにIIJmioを利用していて、機種変更でiPhone12を使いたい場合には、現在のスマホで使っているSIMのサイズを確認してみましょう。iPhone12のSIMサイズはnano SIMです。現在使っているSIMサイズがnano SIMであれば、特にSIMの発行手続きはいりません。現在使っているSIMをそのままiPhone12に挿し換えるだけで使えます。
SIMサイズが違う場合には、SIMの交換が必要です。IIJmioのマイページからSIMカードの交換の手続きを行いましょう。
なお、IIJmioでは既存の料金プランでのeSIMへの交換はできません。機種変更でのSIMサイズの交換の場合には、nano SIMしか選択できないので注意しましょう。
iPhone12の初期設定を行う
IIJmioのSIMとiPhone12の本体を用意できたら、いよいよiPhone12の初期設定を行っていきます。iPhone12の初期設定にはWi-Fi環境が必要です。Wi-Fi環境が自宅などにない場合には、フリーWi-Fiを使える場所へ移動しましょう。
Wi-Fi環境が用意できたら、まずはnano SIMをiPhone12に差し込みます。iPhone12に同梱されているマニュアルにSIMピンが貼り付けてあります。SIMピンでSIMトレイを引き出して挿入しましょう。
nano SIMを入れたらiPhone12の右サイドボタンを長押しして電源を入れます。電源が入ったら、iPhone12のチュートリアルに従って初期設定を進めていきます。
古いiPhoneからiPhone12へデータ移行する方法は、こちらの記事で解説しています。ぜひ参考にして下さい。
IIJmioのプロファイルを設定してAPN設定を行う
iPhone12本体の初期設定ができて、Wi-Fiに接続できても、まだIIJmioの電話やモバイルデータ通信は利用できません。IIJmioのSIMを利用した通信をできるようにするためには、IIJmioのプロファイルをインストールして、APN設定を行う必要があります。
IIJmioのプロファイルのインストールとAPN設定はIIJmioの専用アプリで行います。上記のリンクから、Wi-Fiに接続しているiPhone12にIIJmioの専用アプリをダウンロードして、アプリの支持に従ってAPN設定を行いましょう。
iPhone12でIIJmioのSIMを利用する場合の注意点
この記事の最後に、iPhone12をIIJmioの回線で利用する場合の注意点をお伝えします。
機種変更の場合はSIMサイズに注意
機種変更の手順でもお伝えしましたが、機種変更の場合にはSIMサイズに注意しましょう。SIMサイズが違うと、iPhone12にIIJmioを設定できません。
5G通信は利用できない
iPhone12では超高速通信の5G通信が利用できることが話題になっています。しかし、現在のところ、IIJmioの回線は5G通信に対応していません。回線は5G通信も行っているドコモとauから提供されていますが、IIJmioには5G通信は提供されていません。IIJmioを利用するのなら、iPhone12でも4G通信のみとなります。
5Gを利用したい場合には、IIJmioではなくドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルのいずれかの回線を利用する必要があります。いずれIIJmioも5Gへ対応すると思われますが、いつになるのかは未定です。
デュアルSIMで利用する場合も5G通信が利用できない
iPhone12はnano SIMとeSIMのデュアルSIMで、2つの通信会社の回線を入れることができます。ドコモの5G回線をメイン回線として、IIJmioをサブ回線として利用する方もいるでしょう。
デュアルSIMで両方のSIMをオンにしてある場合、5G対応回線でも4G通信になってしまいます。一方の回線で5G通信を使いたい場合には、「設定」アプリの「モバイル通信」でIIJmioの回線をオフにします。そうすると、5G通信を利用できるようになります。
iPhone12を格安SIMのIIJmioで利用してみよう!
この記事では、格安SIMのIIJmioでiPhone12を利用する方法を解説しました。毎月かかる通信料金が安くなることが魅力の格安SIMです。iPhone12はとても高額なので、通信料金だけでも節約したいという方もいるでしょう。ぜひ、iPhone12をIIJmioで利用することも検討してみましょう。