Windows10のディスク使用率が100%になって重い時の原因と対処法を解説!

Windows10が重い時にタスクマネージャーを調べたら、原因がHDDのディスク使用率が100%になっている、ということがあります。Windows10のディスク使用率100%の時の対処法についてこの記事では詳しく解説します。

目次

  1. 1Windows10が重い!ディスク使用率100%の症状とは?
  2. タスクマネージャーでディスク使用率を確認
  3. 2Windows10がディスク使用率100%になる原因とは?
  4. ピアツーピア ネットワークの原因
  5. ディスクにアクセスし続けている何らかのプログラムが原因
  6. Windows Updateが未完了
  7. HDDの不具合
  8. ウイルス感染などの恐れも
  9. 3Windows10のディスク使用率が100%の時の対処法1:ネットワークの改善
  10. ピアネットワークを無効に
  11. SuperFetchを無効に
  12. 4Windows10のディスク使用率が100%の時の対処法2:PCの内部を改善
  13. OneDriveを停止
  14. 仮想メモリの設定を見直す
  15. 5Windows10のディスク使用率が100%の時の対処法3:アップデートで対処
  16. 最新版にアップデート
  17. 6Windows10のディスク使用率が100%の時の対処法4:その他の改善方法
  18. クラウドを停止してみる
  19. セキュリティソフトをチェック
  20. HDDのチェックをしてみる
  21. 7Windows10のディスク使用率100%を改善しよう!

Windows10が重い!ディスク使用率100%の症状とは?

Windows10のPCを使っていたら、特に心当たりは一切ないのに、なぜかPCの動きが突然重い状態になることがあります。PCが重い状態になったときに、タスクマネージャーを確認してみたら、ディスク使用率が100%になっている、ということもあります。

確かに、大容量のファイルをダウンロードしたり、アップロードしたり、PCのスペックを超えるようなアプリを立ち上げたりすると、Windows10のディスク使用率が100%になってもおかしくはないでしょう。しかし、そのような心当たりがないのにディスク100%になる原因というのはどうしてなのでしょうか

タスクマネージャーでディスク使用率を確認

原因がわからずにPCが重い状態になってしまったときには、まずはタスクマネージャーを開いてディスク使用率を確認してみましょう。タスクマネージャーの開き方は、まずはWindows10の画面の左下にある「スタートボタン」を右クリックします。

するとWindows10のシステムを管理するためのアプリが表示されます。その中に「タスクマネージャー」があるのでクリックしましょう。

Windows10のタスクマネージャーで現在開いているアプリの一覧が表示されたら「詳細」をクリックします。するとタスクマネージャーにこちらの画面が表示されます。「ディスク」を確認して、100%になっていないかどうか確認してみましょう。

Windows10ではプログラムやファイルの内容は全てHDDやSDDのディスクに書き込まれています。ディスク使用率が100%になってしまうということは、常に何らかのプログラムがディスクにアクセスをし続けているということを意味しています。

何らかのプログラムがディスクにアクセスし続けていて、ディスク使用率100%になってしまっている、ということはほかのWindows10のプログラムがディスクにアクセスできなくなる、ということを意味します。先にアクセスしているプログラムの処理が終了するまで、次のプログラムが開始できません。

原因がわからずにディスク使用率100%になってしまう場合には、最悪の場合、マウスしか動かすことができずに、アプリを立ち上げて仕事をしたり、ゲームをしたりすることが一切できなくなってしまいうこともあります

Windows10がディスク使用率100%になる原因とは?

Windows10のタスクマネージャーでディスク使用率が100%になってしまう原因というのはいくつか考えられるものがあります。特に主な原因には次のものがあります。

ピアツーピア ネットワークの原因

Windows10のタスクマネージャーでディスク使用率100%になってしまう原因で考えられるものには、Windowsのピアツーピア ネットワークがあります。ピアツーピア ネットワークというのは、共有ネットワーク上でワークグループを組んだ時に、複数のPC間でファイルやフォルダを共有するための通信方式です。

Windows10がワークグループのピアツーピア ネットワークへのアクセスを試み続けることが、ディスク使用率100%の原因となってしまうことがあります。

ディスクにアクセスし続けている何らかのプログラムが原因

PC上には様々なプログラムが動いていますが、バックグラウンドで続けているプログラムの中には、自動的に頻繁にディスクにアクセスするものがあります。

OneDriveやGoogleドライブ、DropBoxなどのクラウドサービスを利用していて、自動的に同期してバックアップするように設定してあると、頻繁にディスクにアクセスして、アップロードやダウンロードするべきファイルがないかどうかを確認しています。

また、こまめにキャッシュをプログラムも頻繁にディスクにアクセスし続けるプログラムです。バックグラウンドで動いているプログラムで、ディスク使用率を挙げているものがないかどうか確かめてみるのも大切です。

Windows Updateが未完了

Windows Updateを行ったのに、失敗したり、途中でやめてしまったりして、完了していないことが、Windows10のタスクマネージャーでディスク使用率100%の原因になることがあります。Windows Updateが未完了だった場合、Windows10のシステムはWindows Updateが完了するまで、ネットワーク上のWindows Updateのサーバーにアクセスし続けます。

ネットワークにWindows Updateの問い合わせをし続けることがWindows10のディスク使用率100%の原因となってしまいます。

HDDの不具合

Windows10のタスクマネージャーでディスク使用率が100%となる原因にはHDDそのものに不具合が生じていることも考えられます。Windows10で利用するアプリのプログラムもファイルの内容も、すべて書き込まれているのはHDDかSSDの上になります。

特にHDDを使っているPCの場合には、HDDのディスクがその都度回るために、傷がついたなどの不具合が起こると何らかの支障をきたすことがあります。

Windows10を起動するところまではできるものの、そこから先はHDDの不具合が原因で、HDDにプログラムがアクセスできない状態になってしまうために、ディスク使用率が100%と同じ状態になってしまいます。

ウイルス感染などの恐れも

Windows10のPCがウイルスに感染したことが原因で、HDDの動作がおかしくなり、ディスク使用率100%の状態になってしまうこともあります。また、ウイルス感染は起きていなくても、Windows10のPCが重い原因に、セキュリティソフトであることもあります

常にPCのネットワークからやってくる情報や、HDDの内部を監視し続けなくてはいけないのがセキュリティソフトの役目ですが、プログラムが複雑であればあるほど、動きは重いものになっていきます。セキュリティレベルが同じであれば、動作が重いものではなく、軽いセキュリティソフトにしてみるのもWindows10が重い状態を改善する対処法です。

Windows10のディスク使用率が100%の時の対処法1:ネットワークの改善

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K.C
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