MacやWindowsは同じパソコンですが、使用方法がそれぞれ異なる部分も多くあります。複数のパソコンを持っている場合MacとWindows間でファイルを共有する機会もあるでしょう。この記事では、MacとWindows間でのファイル共有について説明しています。
パソコンと一括りに言ってもMacとWindowsでは、使い方や設定などの異なる部分が多くあります。仕事の関係などで両方のパソコンを利用する状況もあることでしょう。そのようなときに、互いのパソコンからファイル共有ができると作業がスムーズに行えます。この記事では、MacとWindows間でファイルを共有する方法を説明していきます。
ファイル共有したいMacとWindowsのパソコン2台が同じ自宅や会社などの同一ネットワーク(LAN)上にある場合、MacとWindowsをそれぞれネットワークに接続してファイル共有をする方法があります。同一ネットワーク上であるという条件はありますが、この方法が最もコストのかからない手軽な方法です。
同一ネットワークに接続して共有する他に、オンラインストレージサービスのDropboxやGoogle driveを利用してファイルを共有する方法があります。この方法なら、同一ネットワークに接続する必要がないので据え置きしているMac・Windowsパソコン以外にも、遠く離れた場所にあるパソコンやモバイル端末との共有が可能です。
Dropboxを使ってファイルを共有する場合、ファイル共有するすべての端末が同じネットワーク上にある必要がありません。またこの方法ならスマホからでもファイルを確認することが出来るというのが、Dropboxを利用したファイル共有の特徴です。
次はMacのパソコン内にあるファイルをWindowsパソコンと共有する方法についてです。Mac側でファイル共有するために行う設定、Windows側で行う設定を紹介していくので参考にしてください。
お使いのMacにWindowsのパソコンからユーザーが接続できるようにするには、ファイル共有を「入」にして、SMB共有を有効にする必要があります。Macで共有を設定するには、まず「アップルメニュー」から「システム環境設定」を選択し、「共有」をクリックします。
次に左カラムに表示される「ファイル共有」を選択すると「ファイル共有:入」になります。次に共有フォルダの「+」をクリックすると共有フォルダの選択画面が表示されるので、「共有したいフォルダ」を選択し「追加」をクリックします。
WindowsからMacへの接続を可能にするためには、さきほど説明した共有画面に表示されている「オプション」をクリックします。するとファイル共有に関する画面が表示されるので、表示されているアカウントにチェックを入れてください。
Windowsとのファイル共有をするさい、ユーザーアカウントのWindows共有を有効にするためにはアカウントのパスワードを入力する必要があります。ファイル共有を行いたいアカウントにチェックを入れると「”アカウント名”のSMBを使ったファイル共有を有効にするためには、このアカウントのパスワードを入力してください」という「認証ウィンドウ」が表示されます。
ここにアカウントの「パスワード」を入力し「OK」をクリックしたら、「完了」を押して設定は終わりです。
ここでは、Windows内にあるファイルをMacパソコンと接続して共有したい場合の手順を紹介していきます。Windowsパソコン側での設定方法、Macパソコン側での設定方法を説明しているので参考にしながら進めてみてください。
WindowsのフォルダーをMacに共有するためには、「共有したいフォルダー」を右クリックして「プロパティ」を選択します。すると以下のような画面が表示されるので、「共有」をクリックします。
次にファイルの共有設定画面に入るので、共有フォルダーへのアクセスを許可したいユーザーを追加していきます。
自宅や職場のセキュリティポリシーに応じて、共有フォルダーへアクセスを許可するユーザーを追加してください。共有フォルダーにアクセスするユーザーを選択したら、「共有」をクリックし、完了です。
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