2019年10月28日更新
画像編集ソフトPaint.NETの使い方!簡単便利な加工機能や評判をについて解説!
画像編集ソフトPaint.NETの使い方!簡単便利な加工機能や評判をについて解説します。画像編集ソフトPaint.NETの使い方は簡単で、クオリティの高い画像を編集できます。記事を参考に画像編集ソフトPaint.NETの使い方を知っていただけたら幸いです。
目次
- 1画像編集ソフトPaint.NETとは
- ・Paint.NETは無料の画像編集ソフト
- ・簡単な加工はPaint.NETで事足りる
- 2Paint.NETの準備方法
- ・Paint.NETをダウンロードする
- ・Paint.NETの用語をマスターする
- ・ソフトのツールバーを確認する
- ・保存の仕方を確認する
- 3Paint.NETの各種ツール
- ・魔法の杖の使い方
- ・ズームの使い方
- ・パンの使い方
- ・ペイント缶・ペイントブラシの使い方
- ・鉛筆・消しゴムの使い方
- ・複製スタンプの使い方
- ・テキストの使い方
- ・図形・曲線・直線の使い方
- 4Paint.NETの編集機能
- ・リサイズのやり方
- ・トリミングのやり方
- ・レイヤーのかけ方
- 5Paint.NETの画像加工機能を紹介
- ・範囲を指定した画像加工
- ・明るさを調整した画像加工
- ・効果を施した画像加工
- 6Paint.NETの口コミや評判を紹介
- ・Paint.NETのメリット
- ・Paint.NETのデメリット
- 7Paint.NETの使い方をマスターして画像を編集しよう
画像編集ソフトPaint.NETとは
画像編集ソフトのPaint.NETとは、画像を編集できるフリーソフトです。Paint.NETは、フリーソフトですが、予想以上にさまざまな機能を使うことができる便利ソフトです。他のPhotoshopなどの有料ソフトと比べると、Paint.NETは劣り、有料ソフトは全ての機能が整っており、綺麗な加工ができます。しかし、画像のリサイズやトリミングなど、簡単な加工であればPaint.NETで十分です。
Paint.NETは無料の画像編集ソフト
Paint.NETは、Windows10に対応しているペイントソフトです。Paint.NETは、マイクロソフトのストアに登録されているペイントソフトで、無料でクオリティの高い画像の編集ができることで有名です。さらに、少しの加工なら、このPaint.NETで十分編集ができるので、おすすめです。Paint.NETのダウンロード、インストールも時間がかからず、すぐに利用ができます。
Paint.NETには、魔法の杖やトリミング、サイズの変更などの多くの編集ツールがあります。
簡単な加工はPaint.NETで事足りる
インターフェイスは、昔のフォトショップと似たようなフレームワークで使いやすいです。アイコンやツールのパレット、レイヤーや、履歴ウィンドウが備わっており、Paint.NETは使いやすいソフトです。搭載されている機能は、以上の通り多く、無料の画像編集ソフトウェアとして利用している人も多いです。
Paint.NETの準備方法
Paint.NETのインストール(ダウンロード)方法は簡単で、PCにダウンロードしなければなりません。Paint.NETをダウンロードできるパソコンは多くあります。Paint.NETは、Windowsパソコンでしかダウンロードすることはできないので、Macユーザーの方はダウンロード、インストールの際に注意が必要です。Windowsの中でも、ダウンロードできる対応OSは、Windows7、Windows8(8.1)、Windows10です。
現在は、Windows XPやVistaはPaint.NETを使う上で、必要なフレームワークが利用できないという問題があります。そのため、NET Framework 4.5が必要となります。Windows XPやVistaでは、Paint.NETが利用できないです。Macのパソコンでは、OSが対応していないため利用することはできません。
Paint.NETをダウンロードする
Paint.NETをダウンロードする方法は簡単です。Paint.NETの公式ページを開き、ダウンロードを選択します。これは、Windowsのストアアプリになるため、有料アプリケーションとなります。無料版のアプリケーションで、十分な機能が備わっているので、無料版をダウンロード、インストールがおすすめです。次に、Zipファイルのダウンロードが開始されます。
Zipファイルをデスクトップやダウンロードフォルダなどの自分のわかりやすい場所に格納して保存します。保存が完了したらZipファイルの解凍を行います。Windowsのバージョンによって解凍方法は異なるので、注意が必要です。ダウンロード、インストールしたフォルダーを開いて、展開のタブをクリックします。次に、すベて展開をクリックして、展開先のフォルダを選択して、展開をクリックします。
フォルダの展開が完了したら、Paint.NETをダブルクリックして、インストールを実施します。インストールが完了すると、ダウンロード画面が開くので、ダウンロードが完了するのを待ちます。ダウンロードが完了すると、インストーラが表示されます。エクスプレスを選択して、次へをクリックします。使用許諾契約書が表示されるので、同意しますを選択し、次へをクリックします。
Paint.NETのインストールが開始され、インストールが終了した画面が表示されたら完了をクリックして終了です。これでPaint.NETが起動します。
Paint.NETの用語をマスターする
Paint.NETのインストールが完了できたら、次はPaint.NETの使い方です。まずは、Paint.NETを使用する上で、必須の用語について説明します。
これらは、画像編集やイラスト描画ソフトで一般的に使用されている用語です。用語には、レイヤー、ピクセル・ドット、硬度・アンチエイリアス・ぼかし、RGBと諧調、HSV、解析度があります。レイヤーは、画像編集やイラスト描画ソフトを使用する機能です。
絵を描く場合は、たくさんの透明な紙に絵を書きます。それぞれの部分にイラストを描いていくことになります。透明な紙に当たるものがレイヤーです。
時には、数十枚や数百枚のレイヤーを使用し、1枚の絵を仕上げることもあります。新規作成時に、表示される基本レイヤーの背景は白色ですが、追加するレイヤーは透明です。ピクセル・ドットは、画像を構成している正方形です。
PCで絵を描くときは、細かいマス目で区切り、色を塗っていく感覚です。そのため、パソコンに取り込んだ画像などを拡大するとカクカクしたマス目があります。
この正方形の1つがピクセルまたはドットです。硬度・アンチエイリアス・ぼかしは、画像のギザギザなどを解消する機能です。この機能で、ギザギザの部分が減りぼやけた作品に仕上がります。しかし、鮮明な作品に仕上げたい方には、このアンチエイリアスの機能はおすすめしません。
RGBと諧調は、色の数値をあらわしています。RGBとは、レッド、グリーン、ブルーの三色で、それぞれ色の数値があります。この数値を操作して自分好みの色を作成します。白や黒などの極端な色の表現もできるのでおすすめです。HSVは、RGBとは異なった色の彩度や明度を表現する機能です。解析度は、ピクセルを編集する機能で画像の大きさも解析度で決まります。画像の解析度が高いほど、精度の高い画像になります。
ソフトのツールバーを確認する
Paint.NETのツールバーは、他の有料ソフトとほとんど変わりません。有料ソフトよりもシンプルなツールバーになているのが特徴です。
Paint.NETのツールバー | |||
編集(E) | イメージ(I) | ファイル(F) | 表示(V) |
調整(A) | 効果(C) | レイヤー(L) |
便利なショートカット機能も存在
ショートカット機能を活用することで、より早く作業を実施することができます。文字と、Altキーを一緒に押すことで機能を使いこなすことができます。このショートカットキーは作業効率をあげるのにおすすめです。
保存の仕方を確認する
ファイルの保存方法は2種類あります。画像そのものを保存する方法があります。画像そのものを保存する場合は、レイヤーの情報などは統合され、1枚のイラストとして保存されます。そのため、jpegやpngといった拡張子を利用することになります。Paint.NETで作成中のファイルを保存する方法は、簡単です。
Paint.NETの作成中ファイル保存の場合は、レイヤー情報などがそのまま保存されるため、作成途中の画像などを保存するために再度開いて作成開始や編集することが可能です。
Paint.NETの各種ツール
Paint.NETの各種ツールはさまざまな機能、使い方があります。魔法の杖をはじめ、Paint.NETの特徴的な機能も豊富にあります。魔法の杖の使い方は簡単で、クリックした色に近い色の選択ができます。
魔法の杖で色にかける時間が短縮されます。ズームの使い方は、画像の拡大と縮小させる機能で、右クリックと左クリックで操作します。パンの使い方は、画像にキャンバスが収まらない時に画像を掴んで移動させる機能です。
ペイント缶、ペイントブラシの使い方は画像の塗り潰しの機能で、細かい部分の塗り潰しもできます。鉛筆・消しゴムの使い方は、シンプルですが、ピクセル単位での使い方しかできないので、注意が必要です。
複製スタンプの使い方も簡単で、画像の人を消したいときなどに使えます。テキストの使い方は、他のツールと変わらず、文字を挿入する機能です。図形・曲線・直線は、イラストを描画するのに便利です。
直線の長さを変更するのに便利です。
魔法の杖の使い方
魔法の杖は、クリックした色に近い色を領域として選択します。近い色の判定は、魔法の杖のオプションから変更することが可能です。
魔法の杖の適用モードでは、選択している範囲をクリックした部分から連続している部分だけを対象とする方法か、レイヤー全体を対象とするかを選択することができます。魔法の杖の許容範囲は、パーセンテージ(%)で調整できます。
ズームの使い方
ズームは、画像を表示させている範囲の拡大・縮小が可能です。クリックする場所は、キャンバスのどこでも問題なく、右クリックで拡大・左クリックで縮小することが可能となります。トリミングの加工の際にも使う機能で、魔法の杖とも組み合わせて使うことで加工がしやすく、作業効率があがります。
パンの使い方
パンの使い方は、画像全体がキャンバスに収まらない場合に、画像をつかんで移動、加工ができます。画像を拡大表示して細かい部分を描画したい場合に利用されることが多いです。また、魔法の杖やトリミング機能にも役立ちます。
ペイント缶・ペイントブラシの使い方
ペイント缶は、いわゆる塗りつぶし加工機能です。Paint.NETキャンバス上のクリックされた地点の色に、近い色の部分を塗ることが可能です。これは、魔法の杖と似たような加工機能です。塗りつぶす色の許容範囲の選択も魔法の杖のときと同様に可能です。ペイントのブラシでは描画時点で、選択される色、及び選択しているブラシの幅で、カーソルを動かした部分の色を変更、加工することができます。
鉛筆・消しゴムの使い方
鉛筆は、アンチエイリアスは無効です。ピクセル単位での描画を行うものです。太さや細さを調整、加工したい場合は、ブラシ機能の利用がおすすめです。消しゴムは、押された部分の色を消すことができます。消された部分は、透明になり白く塗りつぶしたい場合は、ペイントブラシで描画、もしくはペイント缶で塗りつぶしができます。消しゴムの大きさは、ブラシ幅と同じで、ペイントブラシとも同じです。
複製スタンプの使い方
複数スタンプは、ブラシの大きさを選択した後にCtrl+クリックで複製元を選択し、複製したい場所でクリック、もしくはドラッグすることで、複製、加工することが可能となります。写真に写り込んだ人を画像から消したい場合に利用されることが多く、トリミングとの使い合わがよくされます。
テキストの使い方
テキストとは、画像に文字入れを行うことができる機能です。文字の色やフォントの種類、文字のサイズなどは、オプション部分で選択することが可能で、使い方も簡単です。
図形・曲線・直線の使い方
図形の形で線を書いたり、色を塗りつぶしたり、図形に描画することが可能です。組み合わせてイラストを描くときなども便利です。
曲線・直線は、主にイラストを描画する場合によく利用されます。マウスでドラッグすると、直線が描かれます。その直線にナブ(nab)と呼ばれる点滅、小さな点が四つあるので、そこで長さを調整、加工したり、真ん中のナブを曲げることで曲線を描くことが可能です。魔法の杖を利用して編集もできます。
Paint.NETの編集機能
Paint.NETの編集機能は多くあり、リサイズのやり方、トリミングのやり方、レイヤーのかけ方があります。リサイズとは、サイズの加工をするツールで、トリミングとは異なった編集方法で縦の線と横の線の比率を同じにして画像の大きさを加工する機能です。トリミングのやり方は、画像のサイズを編集する機能で、他にも90度回転させたりと、さまざまな機能があります。
レイヤーとは、レイヤーメニューから変更ができるツールで、新しいレイヤーの追加やレイヤーの複製などさまざまな加工機能があります。どれの機能もサイズや、トリミングなど画像を加工するには、欠かせない編集機能です。
リサイズのやり方
リサイズのやり方は簡単で、サイズの横と縦の長さの比率を維持した状態で、サイズを大きくしたり小さくしたりできる機能です。この機能ツールを使うことで、サイズを効率よく変更できます。また、リサイズをしないで画像のサイズを変更することもできるので、使い分けてサイズを変更するのがおすすめです。
トリミングのやり方
トリミングは、ツールのイメージにある機能で、画像のサイズを変更できるツールです。サイズの変更の他に、画像の向きを変える、回転機能や、反転機能もあります。
このトリミングツールはさまざまなケースで利用されることが多く、リサイズとの組み合わせで加工の効率が上がります。また、トリミング機能の平面化では、レイヤーを結合することができるので、トリミングは便利です。
レイヤーのかけ方
レイヤーのかけ方も簡単です。レイヤーもPaint.NETのツールバーにあるので、編集がすぐにできます。レイヤーの中にあるレイヤーの削除やレイヤーの追加などを使うことで、管理が楽になり、レイヤーごとの編集で便利に利用できます。また、レイヤーのみを反転させるツールもあるので、便利で楽に画像を加工できます。
Paint.NETの画像加工機能を紹介
Paint.NETの画像加工機能は多くあります。魔法の杖やトリミング、レイヤーなどを使いこなして、自分だけの画像の作成ができます。範囲を指定した画像加工や明るさを調整した画像加工、効果を施した画像加工があります。範囲を指定した画像加工は、自分が編集したい範囲を選択して画像の加工ができます。
この機能は、加工の効率をあげるに、もっとも適している機能で、編集したい画像のサイズを大きくすることで、細かい箇所も慎重に大きなサイズで加工ができます。また、わざわざトリミング機能を使わなくても画像の指定ができるのでおすすめです。明るさを調整した画像加工では、画像の色の他に、明るさも加工できるツールがあります。この明るさを編集するだけで、画像の雰囲気が大きく変わるので、おすすめです。
この操作はツールバーの調整という機能で加工ができます。ツールの調整には、色合いや色の反転など多くの加工ツールがあり、自分の好きば色や明るさに加工することで自分だけの1枚を加工することができます。また、魔法の杖などのツールと組み合わせることで、質の高い画像の作成ができます。
範囲を指定した画像加工
範囲を指定した画像加工をすることで、効率よく質の高い画像の加工ができます。画像には、編集で加工したい箇所と、したくない箇所があります。これらを効率よく編集するためにも、Paint.NETには、画像の加工をしたい箇所だけをズームさせて編集ができます。この編集をすると自分が編集したい箇所をピンポイントに変更できます。
また、編集の際には、画像の明るさや色合い、コントラストなど有料版のペイントツールとほとんど変わらないくらいの加工ができます。また、細かい修正はいらなく、簡単な加工で良いという方にもこのPaint.NETはおすすめで、ツールから色の加工を選択して、画像の加工ができます。
明るさを調整した画像加工
Paint.NETでは、明るさを調整した画像加工もできます。画像の明るさを変えるツールはツールバーの調整を選択して変更ができます。明るさの調整は、コントラストや彩度などの色の変更もできるので、色の濃い画像や、逆に白黒の画像に変更するなど、バリエーションが豊富でおすすめです。自分で加工が苦手という方には、自動の加工方法があるので、そちらもおすすめです。
色の反転機能では、対照的な色に変更することで、画像の雰囲気が大きく変わります。また、効果という画像の編集ツールもあります。
効果を施した画像加工
効果を施した画像加工もPaint.NETのおすすめ機能です。効果とは画像の明るさや色の加工とは異なり、見せ方や雰囲気を大きく変える機能があります。画像を加工したい人は多くのメニューから自分が気になる加工方法を見つけて加工ができます。
効果の種類 | 効果の内容 |
デフォルメ | クリスタル化やくぼみ、タイル反射、すりガラス、モザイク、膨らみ、極性回転 |
アート | 鉛筆スケッチ、インクスケッチ、油絵 |
ぼかし | ズームのぼかしかた、ガウス、動作ぼかし、放射状のぼかし、フォーカスなし |
ノイズ | ノイズの追加、ノイズの消去 |
写真 | シャープ、ビネット、グロー、ポートレイトのぼかし、赤目の修正 |
レンダー | 雲、ジュリアフラクタル、雲、マンデルブロフラクタル |
様式 | エンボス、エッジ検出、レリーフ |
これらの機能を使って、画像のテイストや、雰囲気の加工ができます。ぼかしなどを上手く使って、強調させたい部分を演出したりと、さまざまな方法で、変更できます。
Paint.NETの口コミや評判を紹介
Paint.NETの口コミや評判は多くあります。どんなソフトにもデメリット、メリットはあり、使い方も異なります。メリットは、機能が豊富や、プライングが多くあり、バリエーションが増える、Twitterでの評判が良いというメリットがあります。一方のデメリットは、プラグインを入れると、正常に動作がしなくなるや重く感じるなどのデメリットがあります。
Paint.NETのメリット
Paint.NETのメリットは、無料にペイントソフトであるが、ツールが多くあるや、プラグインなどの追加の便利機能が豊富というメリットがあります。また、ユーザーからの評価も高く、Twitterのユーザーからのツイートはほとんど評判が良いです。
Paint.NETのデメリット
Paint.NETのデメリットは、プラグインを導入しすぎると、アプリケーションの動作が重くなり、動かなくなるという点です。デメリットを解消するには、プラグインを減らすなどの方法があります。
Paint.NETの使い方をマスターして画像を編集しよう
Paint.NETの使い方をマスターして画像を編集するのは簡単です。Paint.NETは無料ツールですが、多くの編集ツールがあり、有料のペイントソフトと変わりません。この記事を参考にPaint.NETの使い方をマスターしていただけたら幸いです。