Safariの再インストール方法を解説[Mac/iPhone]

iPhoneやMacからSafariが消えてしまったり、不具合が生じて再インストールが必要になった場合にはどのように対処したらいいのでしょうか。この記事では、iPhoneとMacのそれぞれのSafariの再インストール方法を解説します。

Safariの再インストール方法を解説[Mac/iPhone]のイメージ

目次

  1. 1iPhoneからSafariが消えた?再インストールが必要?
  2. iPhoneからSafariが消えることはない
  3. iPhoneからSafariが消えたときの対処法
  4. 2macOSでSafariの再インストールが必要になった場合の対処法
  5. 手順1・Macのバックアップをとる
  6. 手順2・iCloud設定でSafariをオフにする
  7. 手順3・SIPを無効化する
  8. 手順4・AppCleanerでSafariを削除する
  9. 手順5・macOSの再インストール
  10. 3Safariの再インストール方法をもう一度確認しよう!

iPhoneからSafariが消えた?再インストールが必要?

iPhoneのホーム画面からSafariが消えてしまったときには、再インストールが必要なのかどうか、対処法をお伝えします。

iPhoneからSafariが消えることはない

SafariはiPhoneに標準搭載されているブラウザアプリです。iPhoneからどのような方法を使ってもアンインストールすることはできません。しかし、何らかの原因によってSafariがiPhoneのホーム画面から消えてしまい、使えなくなってしまうことはあります

iPhoneからSafariが消えたときの対処法

iPhoneのホーム画面からSafariが消えてしまったときには、iPhone自体からSafariが消えてなくなった訳ではなく、見えなくなっているだけです。その原因と対処法を解説します。

安心フィルターを確認する

安心フィルターとは、保護者が子どもにスマホを使わせるときに、不適切なコンテンツを利用しないようにスマホの機能に制限をかけるための機能です。ドコモ、au、ソフトバンクといった大手の携帯電話キャリアで契約していると利用できます。

安心フィルターの機能の中には、子どもがWebサイトをむやみに利用しないように、ブラウザの利用に制限をかけられる機能もあります。安心フィルターの機能によって、Safariの利用に制限がかかっていないか確認してみましょう。

どこかのフォルダに紛れていないか確認する

ホーム画面にフォルダをたくさん作りすぎた場合、Safariのアイコンをどこに入れたのかわからなくなってしまうことがあります。ホーム画面のフォルダを一つずつ確認してみましょう。

バグで一時的な不具合が生じている可能性も

iOSのアップデートの直後などに、OSやSafariのアプリに不具合が生じて、アプリのアイコンの表示やSafariの機能に不具合が生じることがあります。とりあえず、iPhoneを再起動してみると不具合が解消する可能性があります。

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macOSでSafariの再インストールが必要になった場合の対処法

MacでもSafariは標準ブラウザとして搭載されています。Macの場合にはiPhoneとは違い再インストールは可能ですが、再インストールするには他のアプリとは違い少し特殊な手順が必要になります。macOSで再インストールする方法を手順に沿って解説します。

手順1・Macのバックアップをとる

Safariの再インストールのためにはmacOSの再インストールが必要になります。万が一のことを考えて、Time Machineでバックアップをとっておきましょう。Time Machineでのバックアップ方法はこちらの記事で解説しています。

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手順2・iCloud設定でSafariをオフにする

SafariをiCloudに同期させていると、再インストール後にiCloudに同期している他のMacやiPhone、iPadといったすべての端末から、Safariのブックマークなどが消えてしまう可能性があります。Safariを再インストールするMacのiCloud設定からSafariをオフにしておきましょう。

システム環境設定を開いて「Apple ID」もしくは「iCloud」を開きます。Safariからチェックマークを外せば同期を外せます。

手順3・SIPを無効化する

Safariを削除するために、macOSのシステムファイルをプロテクトしている「System Integrity Protection(SIP)」を無効化しなければいけません。いったんMacを再起動させます。電源が切れたら「Command+R」をリンゴのマークが表示されるまで押し続けます。するとリカバリーモードで起動します。

自分のアカウントを選択して「次へ」へ進み、管理者パスワードを入力します。「ユーティリティ」から「ターミナル」を開いて、次のコマンドを入力してEnterキーを押します。

csrutil disable

しばらくすると再起動するように表示されるので再起動します。

手順4・AppCleanerでSafariを削除する

Macが再起動したらSafariを削除していきます。SafariのようなMacの標準アプリを削除するためにはAppCleanerという特殊なアプリが必要です。こちらの記事で、AppCleanerの使い方を解説しているので、手順を確認してSafariを削除してください。

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手順5・macOSの再インストール

Safariを削除できたら、macOSを再インストールします。Safariだけの再インストールはできません。macOSの再インストール方法はこちらの記事で解説しているので手順を確認して進めてください。なお、クリーンインストールではなく、上書きインストールであれば、アプリやファイルは削除されません。

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Safariの再インストール方法をもう一度確認しよう!

この記事では、iPhoneとMacそれぞれのSafariの再インストール方法を解説しました。それぞれ、Safariで不具合が生じたときの対処法が変わります。Safariの再インストール方法をもう一度確認してください。

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K.C
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