Windows10にはエクスプローラーの他にexplorer.exeというプログラムがあります。このexplorer.exeの正体とはどういったものなのでしょうか。この記事では、explorer.exeとはどういうものなのか解説します。
Windows10でファイルを探すときには「エクスプローラー」を開いて探します。エクスプローラーと言えば、ファイルやフォルダや、インストールしたプログラムの場所を開く時に参照する場所だと考えている方もいるでしょう。
しかし、Windows10にはその他にexplorer.exeというプログラムがあります。いつもファイルを探す時に開くエクスプローラーと、explorer.exeとは何が違うのでしょうか。この記事では、explorer.exeとはどういったもので、explorer.exeでトラブルが起きた時の再起動の方法などについて詳しく解説します。
explorer.exeはWindows10を正常に動作させるために大切な実行プログラムの1つです。
explorer.exeは、ファイルを探すときに開くエクスプローラや、画面の下部にあるタスクバー、デスクトップに表示されているアプリやファイルのアイコン等の表示や動作を司っています。
explorer.exeが正常に機能しないと、Windows10のエクスプローラーやタスクバー、アイコンの表示などがおかしくなります。
explorer.exeのプログラムのある場所はどこなのかも解説します。
explorer.exeがある場所は決まっています。
explorer.exeのある場所はCドライブ内のWindowsのフォルダの中です。
もしもexplorer.exeがCドライブ内のWindows以外の場所にある場合には、ウイルスの可能性があります。もしもexplorer.exeのある場所がおかしいと感じたら、PCにウイルススキャンをかけてみましょう。
explorer.exeで何か問題が起きてしまった場合には、explorer.exeを停止ししたいという声もあります。explorer.exeは停止しても大丈夫なのか確認しておきましょう。
explorer.exeを停止してしまうと、エクスプローラーだけではなくタスクバーやアイコンが利用できなくなってしまいます。タスクバーが表示されなくなると、Windows10のスタートボタンが表示されなくなるので、PCの電源のシャットダウンもできなくなります。
スタートボタンからのメニューやデスクトップのアイコンが表示されないと、使うアプリの起動もできません。explorer.exeは停止できません。
もしも、explorer.exeに何らかの不具合が生じた場合には、タスクマネージャーからexplorer.exeを再起動して様子を見ましょう。explorer.exeを再起動する方法は次の通りです。
Windows10のスタートボタンもしくはタスクバーの何も表示されていない場所で右クリックします。すると表示されるメニューに「タスクマネージャー」があるのでクリックします。
デバイスの変更を許可するとタスクマネージャーが起動します。タスクマネージャーの「プロセス」の中に「エクスプローラー」があります。右クリックして表示されたメニューの「再起動」をクリックします。すると、いったんタスクバーなどが消えてexplorer.exeが再起動します。
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