2019年11月12日更新
リモートデスクトップのポート番号を変更してセキュリティを高める方法を解説!
リモートデスクトップのポート番号を変更してセキュリティを高める方法を解説します。リモートデスクトップのポート番号の変更は簡単です。安全なデフォルト、レジストリの起動やセキュリティには注意が必要です。リモートデスクトップのポート番号を知っていただけたら幸いです。
目次
Windowsのリモートデスクトップ接続とは
Windows2000Server、WindowsServer2003のターミナル、サービス、Windows XPのリモートデスクトップの接続は簡単です。リモートデスクトップは、リモートからコンピュータへ接続して、デスクトップ環境を利用するサービスです。コンソールの画面でコンピュータを利用するのと同じように、GUI環境の状態で、接続することができます。そのため、一般的なクライアントの用途だけでなく、Windows管理者にとっても便利なサービスです。
ローカルのネットワークだけでなく、WAN回線、VPN回線を通して、遠いネットワーク環境にあるシステムへもリモート、ログオンできます。このリモートデスクトップシステムを利用しているWindowsユーザーも多いです。しかし、インターネットを介して利用する場合はセキュリティに注意する必要があります。
特に、個人用途などで、WindowsXPProfessionalマシンをインターネット上に公開して、リモートからいつでも自宅の環境へリモート、デスクトップ接続できるようにしているWindowsユーザーは注意が必要です。これらのセキュリティ対策には、ポート番号が効果的です。ポート番号もデフォルトのポート番号3389がセキュリティ面で強化されています。しかし、ポート番号を見破りセキュリティのロックを解除するユーザーもいます。
そのため、ポート番号である3389を他のポート番号に変えるのも効果的です。また、このWindowsのリモートデスクトップは自分のパソコンなどを管理するには、必須の機能で、不正なログインをされないためにも、変更は必須です。
Windowsのリモートデスクトップから接続ポート番号の変更
Windowsのリモートデスクトップから接続ポート番号の変更は簡単です。Windowsのリモートデスクトップから接続ポート番号の変更をするには、ポート番号の3389のデフォルトのポート番号を変更します。この3389のポート番号はデフォルトの初期のポート番号なので、悪質なユーザーに狙われやすいです。Windowsのリモートデスクトップのポート番号を変更するには、レジストリエディタの起動が必須になります。レジストリを起動することでポート番号を表示します。
リモートデスクトップ接続のポート番号の変更
リモートデスクトップ接続のポート番号の変更は必須です。リモートデスクトップとはWindowsユーザーの多くが使用しているサービスで、主にパソコンの管理をする機能です。このリモートデスクトップには、機能が悪用されないように、ポート番号があります。このポート番号の初期状態は3389で、どのWindowsのリモートデスクトップもデフォルトは3389になります。そのため、悪用から避けるためにも3389のポート番号を変更する必要があります。
このWindowsのリモートデスクトップのポート番号を変更するには、レジストリを起動させて変更させます。レジストリの起動は、Windowsのスタートボタンからファイル名を指定して実行を選択して起動させます。すると、ポート番号変更するためのファイルが表示されます。
安全のためデフォルトのポートは使用しない
Windowsのリモートデスクトップには、ポート番号が必須です。このポート番号はセキュリティとして利用します。しかし、安全のためデフォルトの3389のポート番号はは使用してはいけません。これは、悪質なユーザーのログインを防ぐのに役立つので、設定が必要になります。リモートデスクトップのポート番号の変更方法はシンプルでWindowsのスタート画面からレジストリエディタを起動させることで、3389のポート番号を変更できます。
リモートデスクトップ接続のポート番号の変更方法
リモートデスクトップ接続のポート番号の変更方法は簡単です。ポート番号は、リモートデスクトップのセキュリティ的な役割を果たすので、必須な機能です。Windowsのリモートデスクトップを変更するには、はじめにWindowsのスタート画面を表示します。
次に、ポート番号を変えるためにレジストリエディタを起動させるので、ファイル名を指定して実行という項目を選択します。そのファイル名に、regeditを入力してOKを選択すると、ポート番号の変更画面が表示されます。
3389とポートが記載されているので、その ポート番号を自分の好きなポート番号に変更して、リモートデスクトップのポート番号の変更は完了です。
レジストリエディタを起動する
リモートデスクトップのポート番号を変更する方法で、レジストリエディタを起動するのは必須です。レジストリエディタを起動するには、Windowsのスタートボタンを選択します。すると、ファイル名から検索するため、フェイル名の指定から検索をします。
レジストリエディタを表示するには、regeditとローマ字で入力するとレジストリエディタが表示されます。表示リストには多くのファイルがあるので、PortNumberという項目を選択してリモートデスクトップのポート番号を変更します。
PortNumberを表示させるまでに、多くのHKEYLOCALMACHINE、SYSTEM、CurrentControlSet、Control、Terminal Server、WinStations、RDP-Tcpなどのファイルを開く必要があるので、間違いには注意が必要です。
RDP-Tcpの編集
RDP-Tcpの編集方法は多くのファイルを表示するので、仕組みが複雑です。はじめにHKEYLOCALMACHINEを表示させます。次に、SYSTEM、CurrentControlSet、Control、Terminal Server、WinStationsと続けていきます。最後にRDP-Tcpが表示されるので、RDP-Tcpの中にある、PortNumberを選択して、表示させます。PortNumberは、デフォルトの状態なので変更します。
RDP-Tcpの中のPortNumberを表示させるまでに多くのファイルを表示するので、間違えると最初からやり直しになるので、注意が必要です。
値のデータ3389を変更
リモートデスクトップのポート番号は、デフォルトで3389の設定になっています。この番号をセキュリティ面で変更する必要があります。3389から変更しない場合は、悪質なユーザーから侵入されるケースがあるので、注意が必要です。
リモートデスクトップからファイヤーウォールのポート番号を変更
リモートデスクトップからファイヤーウォールのポート番号を変更する必要があります。ファイヤーウォールは、リモートデスクトップのポート番号の変更はできないので、ファイヤーウォールの変更も必要になります。
変更したポート番号をファイヤーウォールで許可
変更したポート番号をファイヤーウォールで許可する必要があります。理由は、インターネットの接続が解除されるなどの問題が発生します。そのため、リモートデスクトップのポート番号を変更したら許可が必要になります。ポートの番号は、リモートデスクトップで設定したのと、同じポートである必要があります。
ファイヤウォールを操作する手順
ファイヤウォールを操作する際にポートの変更手順はシンプルです。Windowsのキーを選択しながらRキーを選択します。すると、設定画面が表示されるので、ポートを選択します。そこで、自分が設定したポート番号を入力して完了です。
リモートデスクトップ接続する方法
リモートデスクトップ接続する方法は、Windowsのスタートからリモートデスクトップ接続を選択して、コンピュータ名とIPアドレスを入力します。接続を選択したらリモートデスクトップの接続が完了です。接続の際に、ポートの設定が完了している必要があります。
セキュリティに注意してリモートデスクトップ接続をしよう!
セキュリティに注意してリモートデスクトップ接続をするのは簡単です。リモートデスクトップを安全に使用するには、ポート番号をデフォルトから新しいポート番号に変える必要があります。また、リモートデスクトップのポートだけでなく、ファイヤウォールのポートを変えるのも必須です。この記事を参考にリモートデスクトップの接続の仕方を知っていただけたら幸いです。