NFTとは?意味・仕組みや始め方を初心者にも簡単に分かりやすく解説!

仮想通貨と同じブロックチェーンのトークンの仕組みを使っているNFT。この記事では、ブロックチェーンのトークンの仕組みを使うNFTとはどのような仕組みで、どのような意味があり、始め方とはどのようなものなのか、仮想通貨の購入方法から詳しく解説します。

NFTとは?意味・仕組みや始め方を初心者にも簡単に分かりやすく解説!のイメージ

目次

  1. 1NFTとは?
  2. NFTの意味「非代替性トークン」とは?
  3. NFTの仕組みをわかりやすく!
  4. NFTが活用されているジャンル・事例とは?
  5. 2NFTのメリットとデメリット
  6. メリットについて
  7. デメリットについて
  8. 3NFTは投資に向いている?将来性について
  9. 4NFTの始め方
  10. デジタル資産の購入方法
  11. NFTを購入できるおすすめのマーケットプレイス
  12. NFTを購入するときの注意点
  13. 5将来性の高いNFTを始めてみよう!

NFTとは?

ここ最近、デジタルアート作品を売買する手法としてNFTが大きな注目を集めています。NFTが登場したのは2017年のことでしたが、2021年には判明しているだけでも約4兆円もの金額がNFTで取引されています。

NFTで売買される作品などは大幅に値上がりするものも多く、投資目的として興味をもつ方も多いようです。この記事ではNFTとはどのような意味で、どのような仕組みなのか、NFTで購入するにはどのような始め方をすればいいのか、詳しくわかりやすく解説します。

NFTの意味「非代替性トークン」とは?

NFTとは「non-fungible token」の頭文字です。日本語にすると「非代替性トークン」になります。

デジタル上のデータには画像や動画、音声などがあります。通常、PCやスマホで閲覧できるデジタルデータは簡単にコピペができてしまいます。

デジタル作品を発表したいアーティストの多くが、自分が著作権者であると証明するのが難しい状態が長年続いていました。そこで登場したのがNFTです。

NFTでは、仮想通貨などに用いられているブロックチェーンの非代替性トークンの仕組みを使い「非代替性」、つまり他に替えるものがない世界で唯一の作品であることを証明できます。従来はコピペされても仕方がないと思われていたデジタルアート作品にも、著作権を証明できる仕組みがNFTによって確立されたのです

NFTの仕組みをわかりやすく!

NFTとはどのような仕組みでデジタル作品の唯一性を保証しているのか疑問に思う方も多いことでしょう。NFTの仕組みについてわかりやすく解説します。

仮想通貨と同じブロックチェーンの仕組みを使っている

従来は簡単にコピペできてしまうはずのデジタル作品に唯一性を与える仕組みは、仮想通貨にも使われているブロックチェーンの仕組みを使うことで実現しています。

仮想通貨というのは実際の通貨を持たない、デジタル空間上の信用だけで取引される通貨です。そのために、仮想通貨を悪用しようとする人が出てきても悪用できない仕組みが必要です。その仕組がブロックチェーンです。

ブロックチェーンの仕組みでは、全ての取引履歴が一つのブロックにまとめられています。新しい取引が生まれると、その記録がチェーンのようにブロックにつなげられます。全ての取引記録のブロックがチェーンのようにつながっていることからブロックチェーンと呼ばれています。

作成されたブロックチェーンの記録には管理者がいません。取引した人それぞれが記録を持っています。従来の銀行の記録のように、1つのサーバーに記録が集中していることがなく、多くの人が正規の記録のコピーを持っています。そのために記録を改ざんすることができません。

また、ブロックチェーンにはブロックが作成されたときからの記録は全てチェーン上に記録されています。それまでの取引記録を遡ることで、過去に不正が行われても、いつどこで行われたものなのか特定できます。

ブロックチェーンの仕組みを使えば、不正な記録の改ざんやコピーはできません。この仕組みがデジタルアートなどのデジタル空間で唯一性を保証するべきコンテンツに応用されたのがNFTなのです

NFTが活用されているジャンル・事例とは?

現在、NFTが活用されるジャンルは増えつつあります。また、思わぬ事例も出てきています。今後のNFTの将来性を考える上でも、どのようなジャンルで広がりを見せつつあるのか、どのような事例が出てきているのかを見ておきましょう。

デジタルアート

従来のアート作品は、キャンパスに絵の具などで描かれたものが大きな価値を持ち、ペンタブとお絵かきソフトで描かれたデジタル作品にはそれほど大きな価値は見出されてきませんでした。その理由は、デジタル作品は簡単にコピペできてしまうので、物理的に唯一無二を証明できる実物の作品のような独自性を証明しにくいためでした。

しかし、NFTが登場したことで、デジタルアートの複製が不可能になりました。現在、NFTアートは実際の絵画と同じように、数十億円で取引される作品も登場しています。

ゲーム

ゲームにもNFTが活用されています。NFT技術が使われているゲームでは、複数のゲームでまたがって同じキャラやアイテムを利用できます。

ゲーム内で育てたキャラやアイテムをNFTを活用して売買して利益を出したり、他の人が育てた強いキャラやアイテムを購入して自分のパーティを育てたりできるようになりました

音楽

音楽でもNFTの仕組みを活用して販売する動きが出ています。音楽のファイルもかんたんにPCやスマホでコピペできてしまいます。コピーガードをかけても解除するための技術がすぐに出てきてしまい、不正コピーとのイタチごっこの状態が続いていました。

しかし、NFTを活用すれば正規販売された音楽ファルかどうかを簡単に判別できます。また、レコード会社や音楽事務所を通さずにアーティストが直接NFT販売所で音楽を販売することもできるので、音楽業界を大きく変革させるきっかけになるのではないかと注目されています。

アニメ・漫画

アニメや漫画にもNFTは活用され始めています。セル画やレプリカ原画がNFTで販売される仕組みが始まっています。

また、海賊版の流通を防ぎアニメ業界や漫画業界で働くクリエイターや制作会社を守るためにも、NFTの広がりが期待されています。

トレーディングカード

トレーディングカードの世界にも熱心なコレクターがたくさんいます。紙のカードのNFT化はまだまだですが、デジタルトレーディングカードゲームではNFT化が始まっています。

アメリカのプロバスケットボールNBAのトレーディングカードゲームでは、各選手のカードにその選手のベストプレーの動画が入っています。

人気選手のカードや、注目のシーンが収録されているカードは高額で取引されています。ときには2,200万円もの金額になったカードもあります。

ツイート

2021年3月22日に、Twitterの創業者ジャック・ドーシー氏が初めて投稿したツイートがNFTの仕組みを活用してオークションにかけられて、3億円を超える金額で落札されました。

ツイートのようなSNS上のデジタル資産も、NFTを使えば売買できることが証明されました。今後は、その他のSNSやブログなどでも活用が広がる可能性が高いでしょう。

仮想空間上の不動産

仮想空間、メタバースの活用が今後大きく広がっていくことが予想されています。仮想空間上の不動産の取引にもNFTの仕組みが活用されています

まだまだ実際の取引量は少ないのですが、住宅ローンを組んでメタバースの不動産を購入できる仕組みもすでにできています。

実際の不動産と同じように、仮想空間上でも不動産相場が変動して、投資としての売買が今後盛んになります。そこにNFTの仕組みが欠かせないものとなっていくことでしょう。

仮想空間上のグッズ

2021年に大手スポーツメーカーのナイキがバーチャルでスニーカーやグッズの製作とNFTでの販売を行うRTFKTを買収したことが大きな話題になりました。

この買収は今後、ナイキがメタバースへ進出するための足がかりとなると言われています。

バーチャル空間で取引されるスニーカーなどのグッズには、当然のことながらNFTの仕組みが活用されています

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NFTのメリットとデメリット

NFTはここまで見てきたように、比較的新しい技術を使ったもので、メリットもあればデメリットもあります。NFTの購入やNFTへの出品を考える場合には、メリットとデメリットをあらかじめ理解しておいたほうがいいでしょう。NFTのメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

メリットについて

NFTのデジタル資産を購入したり、作品をNFTで発表したりすることには次のようなメリットがあります。

デジタルの世界で作品の唯一性を保てる

NFTの最大のメリットは、世界で唯一の作品であることをデジタル空間でも証明できる点です。デジタルの画像や音楽などのファイルは、PCやスマホで簡単にコピペできてしまいます。

最初にその作品を発表した人が自分の著作物であることを証明したくても、コピーを繰り返すうちに元のファイルがどれなのかがわからなくなってしまい証明できなくなってしまうことも少なくありません。

しかし、NFTの非代替性トークンの仕組みを使えば、作品の唯一性を保証できます。コピーされたとしても、非代替性トークンがあるかどうかで、本物か偽物の判断がかんたんにできるというメリットがあります。

誰でも作品を発表できる

NFTを使えば、誰でもかんたんにデジタル作品を発表できます。NFTが取引されているNFTマーケットプレイスの中には、誰でも出品可能なものもあります。そのような場所を利用すれば、NFT作品の発表は比較的かんたんにできます。

非代替性トークンという新しい技術なので、プログラミングなどの知識が必要だと思われがちです。しかし、NFTのトークンなどについての知識がなくても、マーケットプレイスのプラットフォームの利用だけで作品が発表できます。

製作者や販売者の自由な設定が可能

NFTは作品の製作者や販売者がトークンのプログラムを自由に設定できるというメリットもあります。プログラムを設定すれば、スマートコントラクトの利用も可能になります。

スマートコントラクトとは、一定の条件が整えば自動で契約が成立する仕組みです。例えば、作品が転売されたときにも製作者に一定のマージンが支払われるようにする、といった設定ができます。

デジタル作品なので紛失や破損のリスクが少ない

NFT作品はデジタルアートで、作品そのものが存在しているわけではありません。データとしてネット上に存在する作品です。そのために、通常の絵画や美術品と比べると、物理的な破損や紛失の可能性が極めて低いというメリットがあります。

物理的なものとして存在する絵画や美術品は、火事や戦争などで消失や破損してしまうこともあります。また、盗まれて行方がわからなくなってしまうこともあります。

しかし、NFT作品であれば作品はデータとしてネット上に存在しているものです。物理的な作品よりも消失などの危険性は極めて低いでしょう。

デメリットについて

NFTにはデメリットもあります。デメリットについても理解した上で購入するようにしましょう。

法律が追いついていない

NFTは2017年に始まった仕組みで、2020年頃から急拡大し始めました。NFTを支えるブロックチェーンの仕組みもまだ10年ちょっとしかたっておらず、法律の整備が追いついていないという現状があります。

NFTに関して何かトラブルが起きてしまったときには、法律のバックボーンがない状態で解決を図らなければいけません。日本の法律では、デジタルデータに関する所有権を法的に認めていないので、NFTで購入しても法的な権利が認められない、という事が起きる可能性もあります。

ガス代(手数料)の変動が激しい

NFTでのガス代とは手数料の意味です。NFTを購入するときにはマーケットプレイスによっては手数料の支払いが必要になります。ガス代はイーサリアムのブロックチェーン上に取引履歴を書き込むための手数料などに充てられます。

通常、金融取引での手数料は取引所やプラットフォームが一定の金額を定めています。しかし、NFTやブロックチェーンの世界では手数料の金額が定まっておらず、その時の状況によって大きく変動します。

特に取引量が多く、ブロックチェーンへの書き込み量が増加するとガス代が高騰します。ガス代は購入時や出品時に支払う必要がありますが、出品するだけで1万円以上のガス代が発生したというジレもあります。

ガス代が安定せずに高騰することもある、という点は理解してNFTを始めましょう。

物理的な作品を手元に置けない

NFTはデジタル資産なので、アートを購入しても作品を手元に置くことができません。また、鑑賞するためにはデジタルアートを表示できるディスプレイが必要です。

通常の絵画や美術品とは違い、物理的に作品を手元におけるものではないという点は理解してから購入しましょう。

著作権を侵害しているNFT作品が数多く出回っている

NFTの世界では、著作権を侵害している作品も数多く見られる点も注意しなければいけない点です。NFTでは、法律が追いついていないために、早いもの勝ちなところがあります。

他の人の著作物を勝手にNFTとして登録して販売している著作物が見受けられます。販売者に著作権者が販売を委託しているという形なら良いのですが、勝手に販売して利益を著作権者には渡していないような事例もあります。

今後、法律が整備されていく中で、このような事態は起こりにくくなっていくでしょうが、現在はトラブルになりそうな作品もあるのが現実です。

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NFTは投資に向いている?将来性について

NFTアートの購入を投資として考える方も多いようです。NFTの将来性とはどのようなものなのでしょうか。

現在、高騰しているNFT作品については、今後NFT作品が数多く発表されるに従って、現在の価値が同じ水準で保たれるかどうかはわかりません。また、NFTとして発表される作品がすべて将来的に値上がりする可能性があるとは限りません。

しかし、現実の美術品と同じように、多くの人に価値を認められる作品であれば大きな資産価値を持つようになるでしょう。将来的な価値が向上する作品を見極められるかどうかが、投資としてNFT購入が成功するかどうかの分かれ目になるでしょう。

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NFTの始め方

NFTの仕組みを利用して販売されている作品を、実際に購入してみたい、気になるアート作品や音楽がNFTではないと購入できない、という方もいることでしょう。NFTの始め方はどうしたらいいのでしょうか。ここからは、NFTの購入に興味のある方のために、NFTの始め方について解説します。

デジタル資産の購入方法

NFTの仕組みを利用して販売されている作品を、実際に購入してみたい、気になるアート作品や音楽がNFTではないと購入できない、という方もいることでしょう。NFTの始め方はどうしたらいいのでしょうか。ここからは、NFTの購入に興味のある方のために、NFTの始め方について解説します。

手順1・仮想通貨取引所に口座を開設する

NFTを購入するためには、仮想通貨のイーサリアムを購入する必要があります。NFTは仮想通貨と同じブロックチェーンの仕組を使っているものなので、仮想通貨との親和性がとても高く、取引には現金ではなく仮想通貨が使われています。

仮想通貨というとビットコインの方が有名ですが、NFTの売買で利用されている仮想通貨はイーサリアムになります。NFTを購入するためにはまずはイーサリアムが必要です。

イーサリアムを購入するためには、まず仮想通貨取引所に口座を開設します。日本の在住者で円で取引するのであれば日本の仮想通貨取引所を利用するのがいいでしょう。コインチェックなど、イーサリアムを扱っている仮想通貨取引所ならどこでも大丈夫なので、まずは口座を開設しておきましょう。

手順2・仮想通貨ウォレットを作る

仮想通貨取引所への口座開設と、仮想通貨イーサリアムの購入までできたら、次は仮想通貨ウォレットを作ります。

ウォレットとは「財布」のことですが、仮想通貨ウォレットも仮想通貨をしまっておくための財布だと考えて大丈夫です。購入した仮想通貨はウォレットに保管して、必要に応じてウォレットから支払ったり、自分に支払われた仮想通貨をウォレットに受け取ったりします

仮想通貨ウォレットには、情報の暗号化や署名する機能も提供されています。仮想通貨ウォレットは仮想通貨取引所に口座を開設したときに同時に作成されることが多いのですが、利用する仮想通貨取引所のウォレットの仕組みや使い方を確認しておきましょう。

手順3・ウォレットにイーサリアムを入金する

仮想通貨取引所に作成したウォレットにイーサリアムを入金します。ウォレットにログインすると仮想通貨を取引できる画面が開きます。仮想通貨の種類はいろいろとあるのでイーサリアムを選択してNFTの購入に必要なだけ購入します。するとイーサリアムがウォレットに追加されます。

手順4・ウォレットとNFTマーケットを連携させる

ウォレットにイーサリアムを入金したら、次にウォレットをNFTマーケットに連携させます。NFTはNFTマーケットで取引されていて、ウォレットとNFTマーケットを連携させることで、ウォレットからイーサリアムを支払ってNFTを購入できるようになります

仮想通貨取引所ごとに、連携しているNFTマーケットがそれぞれあります。ウォレットから連携させる方法はそれぞれです。ウォレットを作成した仮想通貨取引所で連携方法を確認してみましょう。

手順5・NFTマーケットでNFTのデジタル資産を選んで購入する

ここまでの手順で、NFTを購入すれば支払いができるようになりました。NFTマーケットでNFTのデジタル資産を選んで購入しましょう。

NFTのデジタル資産は投資としての価値が見込まれていますが、すべての作品が値上がりするわけではありません。中には、購入額の何倍にもなる作品もありますが、購入するときには作品の価値の見極めも大切です。

最低限、作成者のそれまで実績や作品の評価などを事前に調べて、作品の質をよく見極めて購入することが大切です。

また、投資目的での値上がりを期待するのではなく、自分が本当に良いと思う作品を購入して楽しむのもおすすめです。

NFTを購入できるおすすめのマーケットプレイス

NFTを購入できるマーケットプレイスは、国内でも徐々に増えつつあります。また、海外のNFTマーケットプレイスで購入することもできます。これからNFTを購入したいと考えているNFT初心者はどこのマーケットプレイスを利用するのがおすすめなのでしょうか。特におすすめしたい4つのマーケットプレイスをご紹介します。

コインチェックNFT

NFTの始め方
コインチェックNFT

仮想通貨の購入経験や取引所の口座開設の経験がない方におすすめなのが、コインチェックNFTです。日本の有数の仮想通貨取引所であるコインチェックが運営しているNFTマーケットプレイスです。

まだベータ版ですが、イーサリアムを入金したウォレットとの連携がとても簡単にできるのでNFT初心者におすすめです。

また、通常は取引するたびにかかる手数料のガス代がコインチェックNFTでは無料です。仮想通貨や為替の変動によって高額になることもあるガス代がかからないので、純粋に作品の価格だけで取引ができます。

Adam byGMO

NFTの始め方
初めてのNFTならAdam byGMO|アダムでアートをクレカや暗号資産(仮想通貨)で購入

Adam byGMOは日本で有数のインターネット関連事業を幅広く展開しているGMOグループが運営しているNFTマーケットプレイスです。現在はベータ版です。

NFTマーケットプレイスの多くが不特定多数の人に出品も購入も門戸を開いているのに対して、Adam byGMOでは特定の出品者にしか出品を認めていません。そのために、GMOが認めた質の作品しか購入できないので、質の悪い作品を購入してしまう心配がないでしょう。

また、仮想通貨を利用しなくても作品の購入時の決済に銀行振込やクレジットカードを利用できます。仮想通貨を利用するのに抵抗のある方でも、NFTを購入できるマーケットプレイスです。

OpenSea

NFTの始め方
OpenSea

OpenSeaは海外のNFTマーケットプレイスですが、世界最大級の取り扱い作品やジャンルの数を誇り、欲しい作品がかならず見つかる場所だとも言われています。

NFTを購入するだけでなく、誰でも出品することもできるので、NFTアートに挑戦してみたい方におすすめです。サイトは英語表示ですが、日本語にも対応している部分があります。英語に自信がない方でも出品や購入が可能です。

SuperRare

NFTの始め方
SuperRare | NFT Art | NFT Art Marketplace | Digital Art

世界最高峰のレベルの高いNFTに出会いたいと言うのなら、SuperRareがおすすめです。SuperRareは海外のNFTマーケットプレイスで日本語には非対応です。しかし、運営者に認められた出品者の作品しか出品できません。

世界で最高レベルの作品に出会えるのがSuperRareです。デジタル資産としての価値も大きい作品が多いので、興味のある方は利用してみましょう。

NFTを購入するときの注意点

NFTを購入するときにはいくつか注意しなければいけない点があります。購入前に理解しておくべき注意点を3つ解説します。

返金・返品は不可

一度購入してしまったNFTは転売はできますが返金や返品はできないので注意しましょう。

通常の商品の購入では、店舗が定めた返品期限や、クーリングオフ期間があります。しかし、NFTは法律がまだ整備されていないことから、クーリングオフのような返金やキャンセルできる期間というのが決められていません。

間違えて購入してしまうと、あとから返金できないので作品を購入するときには注意が必要です。

品質保証はない

NFTのマーケットプレイスの中には、マーケットプレイス側が許可した一流アーティストしか出品できないところもあります。そのような場所で購入すれば品質の確かなNFT作品を購入できるでしょう。

しかし、多くのマーケットプレイスでは出品者と購入者の直接取引が原則となっています。しかも、誰でも自由に出品できるマーケットプレイスもあります。NFTアートとして販売されているものでも、その後の値上がりが見込めるようなアート作品としての品質は保証されないものや、他の人の作品を著作権侵害して勝手に売っているものもあるので注意が必要です。

価格は仮想通貨の変動に影響される

NFTの売買は仮想通貨イーサリアムで決済されますが、仮想通貨は相場が大きく変動しやすい点にも注意が必要です。

NFTの価格はイーサリアムで表示されますが、日本円に対するイーサリアムの変動によって作品の価格も大きく変動します。

同じ価格の作品を購入したくても、イーサリアムの相場によって、その日に必要な日本円の額が変わることがあるのは理解してNFTマーケットプレイスを利用しましょう。

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将来性の高いNFTを始めてみよう!

今後、NFTは多くの分野に広がっていくでしょう。特に、メタバースの世界が広がることで、NFTでの取引が現在よりももっと盛んになっていくことが考えられます。

現在は、急速に広がりつつあるとはいえ、まだまだ参入する人のほうが圧倒的に少ないのが現状です。ぜひ、投資に興味のある方やアートに関する知見をお持ちの方は、将来性の高いNFT購入を始めてみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
K.C
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