2020年11月18日更新
explorer.exeとは何?場所や停止・再起動する方法を解説【Windows10】
Windows10にはエクスプローラーの他にexplorer.exeというプログラムがあります。このexplorer.exeの正体とはどういったものなのでしょうか。この記事では、explorer.exeとはどういうものなのか解説します。
目次
explorer.exeとは?Windows10のエクスプローラーとは違うの?
Windows10でファイルを探すときには「エクスプローラー」を開いて探します。エクスプローラーと言えば、ファイルやフォルダや、インストールしたプログラムの場所を開く時に参照する場所だと考えている方もいるでしょう。
しかし、Windows10にはその他にexplorer.exeというプログラムがあります。いつもファイルを探す時に開くエクスプローラーと、explorer.exeとは何が違うのでしょうか。この記事では、explorer.exeとはどういったもので、explorer.exeでトラブルが起きた時の再起動の方法などについて詳しく解説します。
Windows10の最重要な実行プログラムの1つ
explorer.exeはWindows10を正常に動作させるために大切な実行プログラムの1つです。
エクスプローラーの他にタスクバーやデスクトップのアイコンをつかさどる
explorer.exeは、ファイルを探すときに開くエクスプローラや、画面の下部にあるタスクバー、デスクトップに表示されているアプリやファイルのアイコン等の表示や動作を司っています。
explorer.exeが正常に機能しないと、Windows10のエクスプローラーやタスクバー、アイコンの表示などがおかしくなります。
explorer.exeのある場所は?
explorer.exeのプログラムのある場所はどこなのかも解説します。
ある場所は決まっている
explorer.exeがある場所は決まっています。
explorer.exeのある場所はCドライブ内のWindowsのフォルダの中です。
他の場所にある場合にはウイルスの可能性も考えよう!
もしもexplorer.exeがCドライブ内のWindows以外の場所にある場合には、ウイルスの可能性があります。もしもexplorer.exeのある場所がおかしいと感じたら、PCにウイルススキャンをかけてみましょう。
explorer.exeで問題が起きた場合に停止しても大丈夫?
explorer.exeで何か問題が起きてしまった場合には、explorer.exeを停止ししたいという声もあります。explorer.exeは停止しても大丈夫なのか確認しておきましょう。
停止するとタスクバーもアイコンも利用できなくなるのでおすすめできない
explorer.exeを停止してしまうと、エクスプローラーだけではなくタスクバーやアイコンが利用できなくなってしまいます。タスクバーが表示されなくなると、Windows10のスタートボタンが表示されなくなるので、PCの電源のシャットダウンもできなくなります。
スタートボタンからのメニューやデスクトップのアイコンが表示されないと、使うアプリの起動もできません。explorer.exeは停止できません。
explorer.exeをタスクマネージャーで再起動して様子を見よう!
もしも、explorer.exeに何らかの不具合が生じた場合には、タスクマネージャーからexplorer.exeを再起動して様子を見ましょう。explorer.exeを再起動する方法は次の通りです。
Windows10のスタートボタンもしくはタスクバーの何も表示されていない場所で右クリックします。すると表示されるメニューに「タスクマネージャー」があるのでクリックします。
デバイスの変更を許可するとタスクマネージャーが起動します。タスクマネージャーの「プロセス」の中に「エクスプローラー」があります。右クリックして表示されたメニューの「再起動」をクリックします。すると、いったんタスクバーなどが消えてexplorer.exeが再起動します。
explorer.exeは再起動で様子を見よう!
この記事では、explorer.exeとはどのようなものなのか解説しました。普段何気なく使っているエクスプローラーですが、explorer.exeはとても重要なプログラムだということはご理解いただけたでしょう。
エクスプローラーやタスクバーに何らかの不具合が生じた場合には、explorer.exeに原因があります。しかし、explorer.exeを停止することはできません。何かおかしいと感じたら、explorer.exeを再起動して様子をみましょう。