2019年05月13日更新
Windows10のwindows oldフォルダを削除して大丈夫?削除方法と合わせて解説!
Windows10のパソコンで定期的なアップデートを行っていくと、windows oldという名称のフォルダが作成されます。非常に大きな容量で保管されているwindows oldというフォルダですが、削除しても大丈夫なのかということについて解説していきます。
目次
- 1windows oldフォルダとは?
- ・Windows大型アップデートにより自動で作成されるフォルダ
- ・windows oldフォルダは削除しても問題がない
- 2windows oldフォルダをWindows10で削除する方法
- ・ディスククリーンアップで削除する
- ・一時ファイルから削除する
- ・ストレージセンサーで削除する
- ・コマンドを使用して削除する
- 3windows oldフォルダを外部ツールで削除する方法
- ・EaseUSパーティションソフトの使い方
- 4windows oldフォルダを削除する時の注意点
- ・以前のバージョンを再インストールするためのデータも入っている
- ・ディスククリーンアップで削除できないファイルはコマンドで削除
- 5windows oldフォルダを削除してCドライブの容量を確保しよう
windows oldフォルダとは?
まずは、windows oldというフォルダとは一体どのようなものなのか説明します。Windows10のパソコンでは定期的にアップデートがMicrosoft側から提供されています。大きなアップデートプログラムから小さなプログラムまで様々な更新があります。Windows10にアップデートをインストールするとwindows oldが作成されます。
Windows大型アップデートにより自動で作成されるフォルダ
windows oldのフォルダはアップデートプログラムをインストールする際に作成されるフォルダということを説明しましたが、特に大きなアップデートをすることで自動でお使いのWindows10に作成されることになります。アップデートする前の古い状態のデータを念の為、保管しておくような仕組みになっています。しかし以外に容量があります。
アップデートの1か月後に自動で削除される
Windows10で大きなアップデートを行った際に自動で作成されたwindows oldというフォルダですが、以外に容量があるため管理に困ってしまいがちですが、実はWindows10のアップデートを行ってから1か月後には自動的に削除されるような仕組みになっています。そのため、windows oldを放っておいても特に問題はありません。
windows oldフォルダは削除しても問題がない
windows oldのフォルダは、1か月で削除されるような仕組みになっていますが、Windows10のパソコンのストレージに余裕がないという方にとっては1か月のうちに容量が不足してしまうという場合があります。その場合には、自分自身でwindowsoldのフォルダを削除することでWindows10のストレージを解放させることが可能です。
また、windows oldのフォルダは自動的に作成されるため、自分で操作してしまうことに抵抗があり、なかなか削除できないという方もいますが、windows oldのフォルダは削除してもWindows10のパソコンを普通に使っていく分には、特に問題はありません。
windows oldフォルダを削除して容量不足を解消!
windows oldのフォルダ容量は、場合によっては5ギガバイトを超える大容量ファイルとして保管されています。上記のように約1ヶ月待つことができない場合には、windows oldフォルダを手動で削除してしまいましょう。5ギガ以上の容量を解放することができればWindows10でも簡単に容量不足が解消されます。その分他の物事に充てられます。
windows oldフォルダをWindows10で削除する方法
ここまでは、windows oldのフォルダはどのようなフォルダなのかということと、削除の可否について説明してきました。windows oldは、Windows10をアップデートさせた時に保存される旧式のデータということがわかりました。約1か月で自動的にwindows oldは削除されますが、自分でもそれ以前にフォルダを削除して容量を確保することもできます。
windows oldというフォルダの仕組みについて理解できたところで、フォルダを削除してWindows10のパソコンの容量を解放しましょう。ここからは、アップデートで自動的に作成されたwindows oldのフォルダを手動で削除する方法について解説していきます。ここでは4つの削除方法を説明しますので、いずれかの手順を覚えて削除していきましょう。
ディスククリーンアップで削除する
windows oldのフォルダを手動で削除する方法としてまず紹介するのが、ディスククリーンアップで削除するという方法です。Windows10のパソコンには、不要なファイルを削除できるディスククリーンアップ機能が存在します。これを使用します。チェックが完了すると削除する項目の部分に「以前のWindowsのインストール」という項目が表示されます。
「以前のWindowsのインストール」にチェックを入れてからディスククリーンアップを実行することで以前のアップデートデータとして保管されているwindows oldのフォルダが削除されます。実際に削除されたかは、ストレージの容量をチェックしてみてください。まずはこのようなディスククリーンアップという方法があります。
一時ファイルから削除する
windows oldのフォルダを削除する次の方法は「一時ファイルから削除する」という方法になります。まずはお使いのWindows10のパソコンで設定を起動させてください。設定メニューにある「システム」をクリックします。この中に「ストレージ」という項目がありますので選択してください。表示された一覧から「一時ファイル」を選択します。
最後に「Windowsの以前のバージョン」をクリックしてください。チェックマークが入りましたら「ファイルの削除」をクリックしてwindows oldの削除を実行できます。
ストレージセンサーで削除する
windows oldを手動で削除するための3つ目の方法は、「ストレージセンサーで削除する」という方法です。Windows10のパソコンにはストレージセンサーが搭載されています。先ほどと同じように設定メニューを立ち上げて、「システム」から「ストレージ」を選択してください。「今すぐ空き領域を増やす」をクリック後、削除します。
コマンドを使用して削除する
また、少し応用的な手段にはなりますがコマンドからwindows oldのフォルダを削除することも可能です。Windows10のパソコンで、コマンドプロンプトを起動させてください。起動しましたら、「rd(rmdir) /s /q %SystemDrive%\windows.old」と入力して実行することで削除することが可能です。ただし一部アクセス拒否が起こる場合もあります。
windows oldフォルダを外部ツールで削除する方法
ここまでは、windows oldのフォルダを、Windows10のパソコンに搭載されている標準機能を使って削除する方法について解説してきました。ここからは、windows oldのフォルダを外部のツール(ソフト)を利用して削除する方法を紹介します。Windows10であると便利なソフトが多く存在しますので今回はそれらの中から1つ紹介します。
EaseUSパーティションソフトの使い方
今回紹介するのが「EaseUSパーティションソフト」です。これを使ってwindows oldを削除する方法を紹介します。お使いのPCにダウンロード後、起動し「ジャンクファイルクリーン」を選択して各項目にチェックを入れた後、実行するだけで、windows oldのフォルダも削除されます。無料で一括で掃除ができるソフトですので非常に便利です。
windows oldフォルダを削除する時の注意点
windows oldのフォルダは、上記のようにクリーンアップソフトを利用することで、さらに簡単に削除することが可能です。ここからは、windows oldのフォルダを自分で削除する際に注意したいポイントを紹介します。簡単に削除ができますが、用途によってはこのデータを失った際に、適切に使用できないなど少し手間になってしまうこともあります。
以前のバージョンを再インストールするためのデータも入っている
windows oldはその名称の通り、Windowsアップデートでの古いバージョンのデータを保管しておくためのフォルダですので、場合によっては無いと厄介になる時があります。それは以前のバージョンをインストールする場合です。最新のプログラムで正常に操作できないトラブルが生じた際に、以前のバージョンをインストールし直すことがあります。
ディスククリーンアップで削除できないファイルはコマンドで削除
上記の方法で、ソフトなどを使用しても以前のバージョンのデータを全て削除できない場合があります。その場合は、少し上級者向けになってしまいますが、Windows10のコマンドを使用して削除することを試してください。ただし、アクセス拒否されて削除できない場合もあることを覚えておいてください。
Windows10を最新の状態にアップデートすることでその後のパフォーマンスに不安がある方は、無理に以前のデータを削除しないで残しておくことも重要です。再インストールできないトラブルを防ぐためにお使いのPCのスペックとストレージの空き容量と相談しながら決めてください。
windows oldフォルダを削除してCドライブの容量を確保しよう
ここまで、windows oldのフォルダについての説明と、削除しても問題ないかということについて説明してきました。windows oldは、お使いのPCの状況にもよりますが、非常に大きな容量で格納されていることが殆どです。なくても特に問題ないという方は削除してCドライブの容量を確保しておきましょう。