2019年03月18日更新
Windows10のアップデート(更新プログラム)が終わらない対処法!
Windows10へアップデートされる方が増えているようです。その際、中々アップデートが終わらないことでお困りの方にうってつけの情報です。Windows10へのアップデートが終わらない原因や対処法について詳しくまとめています。
目次
- 1Windows10のアップデートが終わらない原因
- ・Cドライブの容量不足
- ・ウイルス対策ソフトが複数はいっている
- ・パソコンの性能の問題
- 2Windows10のプログラムなどが原因で終わらない場合
- ・「Hotfix」が原因で進まない
- ・「wuauserv」というサービスが原因で遅い
- 3Windows10のアップデートが終わらない場合の対処法
- ・Windows Updateのトラブルシューティングツールを使用する
- ・Windows Updateのコンポーネントをリセットする
- ・svchost.exe (netsvcs)のプロセスにある「wuauserv」が原因の場合
- ・更新して再起動を選択する
- 4それでもWindows10のアップデートが終わらない場合
- ・復元システムを使って復元する
- ・OSを再インストールする
- 5Windows10のアップデートが終わらない場合の対処法を覚えておこう
Windows10のアップデートが終わらない原因
2020年にサポートが終わってしまうWindows7からWindows10へのアップデートが進まずプログラム更新が終わらない。再起動をしてみてもWindows Updateが遅い。頻繁にされるWindows10へのアップデートをおこなおうとしたら、終わらない。こんなトラブルを抱えている方が多くいるようです。
そこで今回、Windows10への更新プログラムが終わらない問題の原因と対処法について詳しく解説していきます。ひとまず、何故Windows Updateトラブルがおこるのか?原因を取り除くことで、Windows10へのWindows Updateの問題が解消することもあるので考えられる原因をあげていきます。
Cドライブの容量不足
Windows10の更新プログラムは、使いやすさが増すことはもとよりドライブへの容量を必要とすることを忘れてはならないです。基本的に多くの物を保存しがちなcドライブに保存スペースがない場合、Windows Updateの更新を進ませない(遅らせる)要因になっているケースがあります。
cドライブに保存されている物を別のドライブ、若しくは外部媒体に移動保存するか、削除することでWindows Updateの更新を進ませない(遅らせる)要因の解消を図ることは可能です。スタートにある「設定」→「システム」→「ストレージ」をクリックするとPC(C:)で現在の容量を確認できます。
ウイルス対策ソフトが複数はいっている
ウイルスソフトは1つであっても、PCへ何らかの影響を与えるものは少なからずあります。動作を遅くさせることもありますが、ウイルス対策ソフトが複数入っている場合は更なる影響を考えた方がよいでしょう。このことから、Windows Updateの更新を進ませない(遅らせる)要因になっている場合があります。
Windows 10のファイアウォール機能がONの状態であってもPCの動作を遅くさせていると言われているので、Windows Updateの更新がなかなか進まず遅いと感じるようであれば一度OFFにしてみるとよいでしょう。もちろん、複数ウイルス対策ソフトがあれば、不要なものは削除します。
パソコンの性能の問題
市販のPCを長期間使用している。Windows 10を使用するためのシステム要件を満たしていない。このような場合も、Windows Updateの更新(アップデート)がなかなか進まず遅くなる原因です。要件を満たしている場合でも、Windows Updateができず再起動でも改善されることはありません。
お使いになっているPCがWindows7の場合、サポート対象期間が終わっても使い続けるかこの機会にPC本体を新しいものに買い替えるのがてっとり早い手段です。折角Windows 10にしても使いやすさの向上がなければ意味がありません。
Windows10のプログラムなどが原因で終わらない場合
上記でお伝えしたアップデートがなかなか終わらない原因の他に、Windows10のプログラムの一部が原因の場合があります。アップデート前のPCに異常がない、古くない、条件を満たしていても終わらないことがあります。
こちらでは、どのようなプログラムがアップデートを遅らせているのか?送らせている原因の元となっている更新アップデートのプログラムについてお伝えしていきます。自動アップデートを時間のかかるものとし、予めPCを使わない時にアップデートされるよう設定する手段も考えておくとよいでしょう。
「Hotfix」が原因で進まない
Windows10を自動更新設定にしている場合、アップデートの数が多いともちろん終わらない原因となりますが緊急で出された「Hotfix」が原因でアップデートが進まないこともあります。この場合Windows Updateのクリーンアップを行うことで、アップデートの更新の進まない問題解消が可能です。
ツールを使って更新プログラムを選択してアップロードしていくか、Windows Updateのクリーンアップで「Hotfix」を削除して問題を解消する方法を試してみましょう。
「wuauserv」というサービスが原因で遅い
Windows Update関連のサービスにある「wuauserv」は、先にお伝えしたパソコンの脳に当たる部分をフルに活動させ、プログラムの更新を進ませない要因になっていることがあります。タスクマネージャーから「wuauserv」がPCに影響を与えていないか確認できます。
UPC使用率が100%を示していれば、修正プログラムをPCに入れます。これらの作業は、Windows Updateを一度止めてからおこないます。
Windows10のアップデートが終わらない場合の対処法
Windows7からWindows10へのアップデートはもちろん、Windows10の更新アップデートが余りにも時間がかかる場合の対処法を詳しくお伝えしていきます。
Windows Updateのトラブルシューティングツールを使用する
Microsoftのホームページからダウンロードしたトラブルシューティングツールがあれば、アップデートが遅くなる原因特定に時間をかけずに済むメリットがあります。
Windows Updateのコンポーネントをリセットする
Microsoftのホームページからダウンロードしたトラブルシューティングツールは、コンポーネントをリセットしてくれるので、Windows10のアップデートが終わらない問題を解消する手っとり早い手段としておすすめです。
Windows10のアップデートといっても、様々なプログラムの集合体をまとめてPCに取り込む作業なので、こちらをリセットすることで一度問題の解消をおこないます。次に「最新のWindows Updateエージェントをインストールする」を順に行います。
svchost.exe (netsvcs)のプロセスにある「wuauserv」が原因の場合
Windows7の特定の条件下でトラブルが発生させてしまうのが「wuauserv」です。先にもお伝えした通り、PCの脳をフルに活動させ他の作業へのゆとりを奪うことがあるため、Windows10のプログラムのアップデートを止めてMicrosoftのホームページから修正プログラムをダウンロードします。
更新して再起動を選択する
都度Windows10の画面で更新のおしらせがあり、許可を出さずとも自動的に更新が始まっていることがあります。それ以前に「更新して再起動」を選択しなければ、いつ次Windows10が使える状態になるのかがわかりにくい印象です。
シャットダウンしたWindows10を起動させたその時から、更新プログラムを構成し始めることもあります。そのためアップデート後の処理は「再起動」になるよう選択するのがおすすめです。
それでもWindows10のアップデートが終わらない場合
復元システムを使って復元する
今までお伝えしてきた対処法でもアップデートが終わらない場合、Windows10の復元システムを使う方法もあります。アップデートの余りの遅さに再起動を余儀なくされている。再起動が頻繁に起こるなどの動作異常がある場合は、一度インストール前の状態に戻す「復元」をおこないます。
OSを再インストールする
上記でお伝えした再起動の繰り返し、動作異常を繰り返すPCであればPCそのものを買い替える手段がありますが、Windows10を初期化してOSを再インストールする方法も有ります。この場合、PC内部のデータを一度バックアップ(保存)しておく手間などがありますが、購入前の状態に戻せます。
Windows10のアップデートが終わらない場合の対処法を覚えておこう
Windows10のアップデート情報は、いつでも事前確認することが可能です。予めアップデートの予定がある場合はPCを使わない時に更新設定することで、終わるまで待たねばならない状況を避けことができます。また、Windows10にアップデートするのに余りにも時間がかかる場合は、問題点を解消するかPC本体をWindows10に買い替えるといいでしょう。
最終的にお伝えしたOSのインストールはデータのバックアップなどの手間を考えるとあまりおすすめできません。そのため、このようなトラブルを想定してリカバリディスクの作成をWindows10でもしておくとよいでしょう。