Windows10のデスクトップアイコンの間隔を調整・変更する方法を解説!

Windows10のデスクトップアイコンの間隔を調整できることをご存知ですか?デスクトップアイコンを自分好みの間隔に調整したいと考える人もいるでしょう。変更方法を紹介します。ちなみにWindows10は7までとはやり方が異なります。

Windows10のデスクトップアイコンの間隔を調整・変更する方法を解説!のイメージ

目次

  1. 1Windows10のデスクトップアイコンの間隔変更について
  2. Windows10ではレジストリの変更が必要
  3. 2Windows10デスクトップアイコンの間隔の調整・変更の準備
  4. レジストリエディタを起動する方法
  5. 3Windows10デスクトップアイコンの間隔の調整・変更方法
  6. レジストリを変更する手順
  7. PCを再起動する時の注意点
  8. 変更が反映されない時の対処法
  9. 4Windows10のデスクトップアイコンのおすすめの間隔
  10. アイコンの間隔変更例
  11. おすすめの設定数値
  12. 5Windows10のデスクトップアイコンの間隔を調整する

Windows10のデスクトップアイコンの間隔変更について

Windows10のデスクトップアイコンの間隔を変更できることをご存知ですか?もう少し間隔を開けられたらいいなと考えたことのある人もいるでしょう。自由に調整できますのでご安心ください。本記事ではWindows10のデスクトップアイコンの間隔変更方法について紹介していきます。まずはWindows10のどの機能を使って間隔を変更するか説明します。

Windows10ではレジストリの変更が必要

Windowsのデスクトップアイコンの間隔変更について、Windows7まではコントロールパネルから変更可能でしたが、Windows10ではレジストリエディタを使用してレジストリを変更する必要があります。

レジストリとは

レジストリとはWindows10システムの設定情報が保存されているデータベースのことです。ソフトウェアをインストールしたり、本体設定を変更したりするとレジストリに内容が記録されたうえで、変更が適用されます。ユーザーパスワードもここに保存されています。レジストリエディタを使うことでレジストリを編集できます。

注意したいのが、基本的にはユーザーがレジストリエディタを使う必要はない、ということです。レジストリエディタを使うことでシステム内の設定を変更することは可能ですが、専門知識がないのであれば、これから紹介する設定以外は変更しないようにしましょう。誤った変更をしてしまうと、システムに不具合が起こる危険性があるためです。

Windows10デスクトップアイコンの間隔の調整・変更の準備

Windows10デスクトップアイコンの間隔の調整・変更を行う前に、まずは下準備としてレジストリエディタを起動させてみましょう。

レジストリエディタを起動する方法

レジストリエディタを起動する方法を紹介します。【ファイル名を指定して実行】から起動する手順とタスクバーから起動する手順の2通りありますので、どちらでも好きな方を選んでレジストリエディタを起動してみましょう。

【ファイル名を指定して実行】から起動する手順

まず、【ファイル名を指定して実行】から起動する手順から説明します。Windowsキーと「R」を同時押ししましょう。ショートカットで「ファイル名を指定して実行」画面が表示されます。名前欄に「regedit」と入力して「OK」をクリックしましょう。

レジストリエディタを起動する方法

「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」というウィンドウが表示されたら「はい」をクリックしましょう。下画面のようにレジストリエディタが表示されます。

レジストリエディタを起動する方法

タスクバーから起動する手順

続いてはタスクバーから起動する手順を紹介します。Windows10デスクトップのタスクバーの検索窓「regedit」と入力しましょう。右側に検索結果が表示されます。レジストリエディタの「開く」をクリックしましょう。これで起動できます。

レジストリエディタを起動する方法

Windows10デスクトップアイコンの間隔の調整・変更方法

本題のWindows10デスクトップアイコンの間隔の調整・変更方法の紹介にうつります。流れとしてはレジストリエディタでレジストリ内の該当の数値を変更して、再起動するだけです。難しい操作は特にありません。

レジストリを変更する手順

まずは上で紹介した手順でレジストリエディタを開きましょう。続いて画面を参考に、「HKEY_CURRENT_USER」、「Control Panel」、「Desktop」、「WindowMetrics」の順にクリックしましょう。

Windows10デスクトップアイコンの間隔の調整・変更方法

赤枠で囲んだ2つの項目を見てください。「IconSpacing」の数値はWindows10デスクトップアイコンの横の間隔を、「IconVerticalSpacing」の数値は、Windows10デスクトップアイコンの縦の間隔を意味しています。これらの数値を変更することで、間隔を調整することが可能です。間隔調整したい方を右クリックして「修正」をクリックしましょう。

Windows10デスクトップアイコンの間隔の調整・変更方法

「文字列の編集」画面が表示されます。「値のデータ」に好きな数値を入力して「OK」をクリックしましょう。数値を0に近づけるほどWindows10デスクトップアイコンの間隔は狭く、逆にマイナスを大きくするとWindows10デスクトップアイコンの間隔は広くなります。この数値を調整してデスクトップアイコンの間隔を自分好みに設定しましょう。

Windows10デスクトップアイコンの間隔の調整・変更方法

その後、パソコンを再起動させましょう。作業中のファイルがある場合は、データが失われる可能性があるので保存した上で閉じておきましょう。これでWindows10デスクトップアイコンの間隔の変更は完了です。お手元のパソコンのデスクトップアイコンは再起動完了後に設定した間隔に変更されています。

PCを再起動する時の注意点

パソコンを再起動させる際はなるべく、電源を落としてから再起動するまでの間隔をあけましょう。あまり早くに再起動させてしまうと設定変更が反映されていない可能性があります。再起動後にWindows10デスクトップアイコンの間隔設定変更がしっかりと反映されているか確認しましょう。

変更が反映されない時の対処法

手順通りにやってもWindows10デスクトップアイコンの間隔変更が反映されない場合があります。一体何が原因なのでしょうか。Windows10デスクトップアイコンの間隔の変更がパソコンに反映されない場合の対処方法を紹介していきます。まずはもう一度時間を空けてからWindows10デスクトップを再起動させてみましょう。

時間を空けてから再起動させてもWindows10デスクトップアイコンの間隔が変更されない場合は、またレジストリエディタを起動させましょう。「IconSpacing」と「IconVerticalSpacing」の数値を確認します。デフォルトの「-1500」のまま変更されていなかった場合は、再度希望の数値を入力して、パソコンを再起動させましょう。

単純に同じ作業を繰り返す方法になります。または一度サインアウトするのも試してみましょう。サインアウトするにはキーボード上のWindowsボタンを押すかデスクトップのWindowsアイコンをクリックします。

Windows10デスクトップアイコンの間隔設定変更が適用されない際の対処方法

人型のアイコンをクリックして、続けて「サインアウト」をクリックしましょう。この後、再度サインインしてみましょう。そしてデスクトップのアイコンをドラッグアンドドロップして移動させると、Windows10デスクトップアイコンの間隔変更が反映される場合があります。

Windows10デスクトップアイコンの間隔設定変更が適用されない際の対処方法

変更が適用されない原因は不明ですが、レジストリを直接編集したため反映まで時間がかかってしまっていたり、一時的に不具合を起こしているだけと思われます。Windows10デスクトップアイコンの間隔変更がうまく適用されない時は、紹介した対処法を試してみましょう。

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Windows10のデスクトップアイコンのおすすめの間隔

Windows10デスクトップアイコンの間隔変更の方法はわかったけれども、どれくらいの間隔にするのがいいのかわからない人もいるでしょう。自分の好みの間隔に設定する、といっても目安がわからないのに何度も試行錯誤して間隔調整するのは面倒です。ここからはWindows10デスクトップアイコンのおすすめの間隔を紹介します。

アイコンの間隔変更例

実際に数値を設定した際にどれくらいの間隔になるのかイメージしやすいように、まずは目安として変更例を紹介します。Windows10デスクトップアイコンの横の間隔の「IconSpacing」を「-1500」から「-1300」に変更した例が下の画像になります。上が変更前、下が変更後です。

Windows10のデスクトップアイコンのおすすめの間隔

「IconSpacing」の数値を200変えただけでも、これくらいは間隔が狭くなりました。大体イメージは付いたでしょうか。

おすすめの設定数値

Windows10デスクトップアイコンの間隔についてまだあまりイメージがわかない、デフォルトの「-1500」よりは間隔を狭くしたいという人は「IconSpacing」、「IconVerticalSpacing」共に「-1128」に設定しましょう。Windows10環境で用いられやすい数値なので試してみましょう。好みの間隔とずれた場合は微調整しましょう。

Windows10のデスクトップアイコンの間隔を調整する

Windows10デスクトップアイコンの間隔変更方法について紹介してきました。現状の間隔に不満のある人は、本記事で紹介した方法に沿ってタスクバー等からレジストリエディタを起動しましょう。「IconSpacing」、「IconVerticalSpacing」共に好みの数値に設定してお手元のWindows10のデスクトップアイコンの間隔を変更しましょう。

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この記事のライター
shyguy
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