2019年03月14日更新
Windows7の隠しファイル・隠しフォルダの表示(検索)方法と戻し方!
Windows7の隠しファイルを表示させる方法をご存知ですか?Windows7のシステム上の重要なファイルは表示されずに隠しファイルに入っています。この記事では、Windows7での隠しファイル・隠しフォルダの表示方法と、再度非表示にする方法をご紹介します。
目次
隠しファイルとは?
Windows7の隠しファイルとは、Windows7のコンピュータのなかにデータとして入ってはいるものの、表示されないように設定されているファイルのことを言います。隠しファイルは、例としては「ローカルディスク(Cドライブ)」の「ProgramData」などが当てはまります。
初期設定では非表示になっている
Windows7の初期設定では、隠しファイルや隠しフォルダは、見えないように非表示になっています。これはWindows7に限ったことではなく、Windows8.1やWindows10でも、同じように設定されています。
非表示に設定されている理由
Windows7などで、隠しファイルや隠しフォルダが、非表示に設定されている理由は、それがWindows7が入ったコンピュータの動作に関わる大事な情報だからです。Windows7の隠しファイルの消去、書き換え、および保存場所の変更は、最悪の場合、Windows7のコンピュータが正常に機能しなくなってしまいます。
Windows7の隠しファイルを表示させることはできる?
Windows7の隠しファイル・フォルダを表示・検索する方法
Windows7の隠しファイル・フォルダを表示・検索する方法は、以下の通りです。
- Windows7の入ったパソコンで「スタート」ボタンを選択し、「コントロール パネル」から「デスクトップのカスタマイズ」をクリックします。
- 上部のバーに表示される「整理」から「フォルダと検索のオプション」をクリックします。
- 「フォルダオプション」が表示されるので「表示」というタブを選びます。
- 「詳細設定」で「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」を選択します。
- 下部にある「OK」ボタンを押します。
Windows7の隠しファイルの設定を終えたら元に戻そう
隠しファイルは表示のままにしない方がいい
これでWindows7の隠しファイルを表示させることができましたが、一度表示にして確認したら、Windows7の隠しファイルは表示のままにしない方がいいです。隠しファイルには、変更や削除をしたらWindows7のシステム上に大きな影響があるファイルが含まれているためです。表示の設定にしてOKボタンを押すと、警告する画面が出ることもあります。
それくらい重要なデータということになります。お手持ちのWindows7のパソコンを長く使い続けたいなら、非表示にして元に戻す作業を忘れないようにしましょう。
Windows7で表示した隠しファイル・フォルダを戻す方法
Windows7で表示する設定にした隠しファイル・フォルダを元の非表示に戻す方法は、以下の通りです。さきほど隠しファイルを表示させる方法で説明した手順の1から3までは同じです。
- Windows7の入ったパソコンで「スタート」ボタンを選択し、「コントロール パネル」から「デスクトップのカスタマイズ」をクリックします。
- 上部のバーに表示される「整理」から「フォルダと検索のオプション」をクリックします。
- 「フォルダオプション」が表示されるので「表示」というタブを選びます。
- 「詳細設定」で「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」のすぐ下に表示される「隠しファイル、隠しフォルダ、および隠しドライブを表示しない」を選びます。
- 下部にある「OK」ボタンを押します。
Windows7の隠しファイルを使わない時は非表示にしよう
Windows7での隠しファイル・隠しフォルダの表示(検索)方法をご紹介しました。この機能を利用して、家族と共有しているWindows7のパソコンで、家族に見られたくないデータがあれば、隠しファイルに入れて非表示にすることも可能です。
繰り返しになりますが、Windows7の隠しファイルを使わない時は非表示の設定に戻す作業を、くれぐれも忘れないようにしましょう。それだけ守れば、Windows7の隠しファイルについて注意すべきことはありません。注意点を守って、OSがWindows7である場合の隠しファイル・隠しフォルダの表示(検索)方法を、うまく活用していきましょう!