スプレッドシートのチェックボックスの作り方!ラジオボタンにレ点を入れる方法!

Excelによく似たGoogleスプレッドシートだけあって、チェックボックス機能もしっかりと搭載されています。Googleスプレッドシートでのチェックボックスの作り方や、ラジオボタンにレ点を入れる方法などについて詳しく説明していきます。

スプレッドシートのチェックボックスの作り方!ラジオボタンにレ点を入れる方法!のイメージ

目次

  1. 1Googleスプレッドシートのチェックボックス機能
  2. ラジオボタンと同様セルに依存することなく設置できる
  3. 2スプレッドシートのチェックボックスの作り方~挿入編~
  4. スプレッドシートのチェックボックスの挿入での作成手順
  5. 3スプレッドシートのチェックボックスの作り方~入力規則編~
  6. スプレッドシートのチェックボックスの入力規則からの作成手順
  7. 4スプレッドシートのチェックボックスの値を変更する
  8. スプレッドシートのチェックボックスの値の変更手順
  9. 5スプレッドシートのチェックボックスを活用しよう

Googleスプレッドシートのチェックボックス機能

スプレッドシート

Googleスプレッドシートのチェックボックス機能は、プロジェクトの進行状況や出欠確認など、多種多様な使い方が出来る便利な機能です。インターネットに接続していないといけないというデメリットがありますが、モバイル通信が発達した現在では大したデメリットではありません。では、チェックボックス機能とはどんな機能なのでしょうか。

ラジオボタンと同様セルに依存することなく設置できる

チェックボックス

ラジオボタンとは、丸いボタンで2つ以上をグループとしています。ラジオボタンを選択していないときは白く、ラジオボタンをおして選択されると色が変わります。ですがラジオボタンの場合、同一選択肢内では1つしか選択が出来ないという特徴があります。対してチェックボックスはいくつでも選ぶことが出来ます。

チェックボックスもラジオボタンもセルに機能が引っ張られがちな印象がありますが、ラジオボタンと違ってチェックボックスはセルをコピーするだけでチェックボックスごとコピーが出来、「Deleteキー」で消すのも楽々、フォントの変更からチェックボックスの変更もすることが出来ます。

そして、Googleスプレッドシートのチェックボックスは、ラジオボタンと同じでセルに依存せず、細かな位置の調整から大きさや移動も可能ですからとても使いやすい機能です。

スプレッドシートのチェックボックスの作り方~挿入編~

スプレッドシート

それではGoogleスプレッドシート上にチェックボックスを作成していきましょう。チェックボックスの作り方はふたつありますが、まずは挿入編として、メニューを使ってチェックボックス作るやり方をご説明していきます。さらに、「条件付き書式」を使った書式変更方法も挿入編の最後でご説明します。

スプレッドシートのチェックボックスの挿入での作成手順

チェックボックス

Googleスプレッドシートにおいては、チェックボックスの作り方は2通りあります。1つは上記の画像のように、「挿入メニュー」からチェックボックスを選択する作り方です。それではGoogleスプレッドシートで「挿入メニュー」を活用したチェックボックスの作り方について、順を追って説明しましょう。
 

チェックボックスを追加したいセルを選択する

チェックボックス

チェックボックスをどこに追加するかを決めます。シート内であれば、ラジオボタンと同様にGoogleスプレッドシートのチェックボックスは依存しないので、後でチェックボックスを任意の場所へ移動させることが出来るので、どこでも好きなように選択してください。

メニューから挿入を選択しチェックボックスをクリックする

チェックボックス

一番上のタブから「挿入」を選択します。「挿入メニュー」に切り替わったら、「挿入」メニューから「チェックボックス」を選択します。大体上の画像のように真ん中より下寄りの位置に「チェックボックス」があります。

チェックボックスが作成される

チェックボックス

セルにチェックボックスが表示されたら、Googleスプレッドシートのチェックシートの作り方は終了です。あとは、ちゃんとチェックボックスが機能しているか、レ点をつけて確認しましょう。

チェックボックスをクリックするとレ点が付きオンになる

チェックボックス

Googleスプレッドシートで、完成したチェックボックスを確認しましょう。チェックボックスを選択して、レ点が付くか確認してください。レ点が付いたらチェックボックスは正常に機能しています。

Googleスプレッドシートのチェックボックスにレ点が付いたことを確認したところで、配色を考えてみましょう。

条件付き書式で色や背景色を変更することができる

チェックボックス

Googleスプレッドシートのチェックボックスは、「フォント」からサイズを変えることができます。テキストの色を変更で、チェックボックスを変更できます。そのセルとチェックボックスの関係を、条件付き書式にも合わせて色を変えてみましょう。

まず条件付き書式を選び、セルの書式設定から「完全一致するテキスト」を選択します。さらにその下の対象となる文字列の入力欄には"True"と入力してください。その次に書式設定のスタイルを選びます。デフォルトでは緑色の背景が選択されています。最後に「完了」ボタンを押すと条件付き書式がセルに反映され色が変更されます。

これで、Googleスプレッドシートの条件付き書式の設定は終了です。条件付き書式の確認のため、実際にチェックをいれてみましょう。書式が任意の色に変わったら完了です。レ点が付くことも確認してください。

スプレッドシートのチェックボックスの作り方~入力規則編~

次はGoogleスプレッドシート内で、まとめて選択したセルを入力規則でチェックボックスにするやり方です。入力規則を使ったやり方でも、Googleスプレッドシートでチェックボックスを作る事ができますので自分にあった作り方をお選びください。

スプレッドシートのチェックボックスの入力規則からの作成手順

パソコン

それでは、「挿入編」でGoogleスプレッドシートのチェックボックスを作るやり方は2つあると言ったようにGoogleスプレッドシートでチェックボックスを作る方法の2つ目である、「データの入力規則」を使ったチェックボックスの作り方をご説明していきます。

データメニューの入力規則を選択する

スプレッドシート

Googleスプレッドシートを開いて、メニューバーから「データ」メニューを選択します。データメニューがプルダウンしたら、データメニューの表示の中から「データの入力規則」を選択します。

条件のプルダウンにチェックボックスが追加される

チェックボックス

データメニューの「データの入力規則」を選択すると、「データの入力規則」の設定に移行します。同一名なのでややこしいですが、後者の方は設定が変更できるウインドウとなっております。ウインドウの中に「条件」の項目があり、そのプルダウンメニューから「チェックボックス」をクリックします。

保存するとチェックボックスが作成される

チェックボックス

最後に、選択範囲にチェックボックスが表示されているのを確認して、「データの入力規則」の設定を「保存」ボタンで保存します。ちゃんとレ点が付くことを確認出来たら、Googleスプレッドシートの「データの入力規則」を使った、チェックボックスの作成は終了です。

「データの入力規則」を使っても、「条件付き書式」を使って書式変更することは可能です。チェックボックスを作る方法が違うだけなので、挿入編で記した「条件付き書式」による書式変更の方法と同じやり方を行ってください。

スプレッドシートのチェックボックスの値を変更する

チェックボックス

スプレッドシートのチェックボックスは値の変更が出来ます。チェックボックスがあるセルの、数式バーをみてONかOFFと表示されており、そのONとOFFの情報がセルの値に連動しています。デフォルトではONの場合は「TRUE」、OFFだと「FALSE」の値として設定されていますが、これを変更するやり方を説明します。

スプレッドシートのチェックボックスの値の変更手順

チェックボックス

それでは、Googleスプレッドシートのチェックボックスの値を変更していきましょう。まずデータメニューから「データの入力規則」を選択して、「データの入力規則」の設定画面を起動します。

データの入力規則でチェックボックスを選択する

チェックボックス

データの入力規則」の設定メニューから、「条件」の項目をクリックします。すると表示されるプルダウンメニューから「チェックボックス」を選択し、確定させます。

カスタムのセル値を使用するにチェックを入れる

チェックボックス

カスタムのセル値を使用する」の項目にチェックを入れます。すると、条件の下に「チェックマーク付き」と「チェックマークなし」という表示が現れ、それぞれの横に入力欄が現れます。

表示したいテキストを入力し保存する

チェックボックス

上図にあるように、デフォルトではONの場合は「TRUE」、OFFだと「FALSE」と灰色で表示されています。ここに「Yes」「No」とか「はい」「いいえ」などと記入することで、チェックボックスの値を任意の表示へと変更させることが出来ます。「TRUE」と「FALSE」の代わりに任意の文字を入力して確定させましょう。

確定させたら「データの入力規則」の表示を「保存」ボタンをクリックして閉じます。スプレッドシートに戻ってチェックボックスを選択し、レ点を入れたものと、入れていないものの表示が変わっていることを確認できれば、Googleスプレッドシート上のチェックボックスの値の変更は終わりです。

スプレッドシートのチェックボックスを活用しよう

スプレッドシート

Googleスプレッドシートの利点は、スプレッドシートで作成して保存した表計算のデータは、オンラインで反映されることになります。保存したばかりのファイルを他の人に、リアルタイムで確認してもらうことが可能です。データを共有することでデータの紛失を防ぎ、同時に複数ユーザーと編集作業を行うことができます。

最近Googleスプレッドシートを活用する人が増えてきており、Excelのユーザーに追いつかんばかりです。Googleスプレッドシートのチェックボックスはラジオボックスと同様にセルに依存しませんからとても使いやすい機能です。Excelユーザーだった方も、是非スプレッドシートを活用していってください。

関連するまとめ

関連するキーワード

Noimage
この記事のライター
rita_san
よろしくお願いします。