ラクマの取引メッセージの送り方と例文集!出品/購入者別のテンプレを紹介!
ラクマの取引メッセージの送り方と例文を解説します。出品者・購入者の立場に分けて、ラクマの取引メッセージのテンプレを紹介します。ラクマの取引の基本は丁寧なコミュニケーションを心掛けることです。ラクマ上の出品者・購入者はある意味、ビジネスパートナーといえます。
目次
ラクマで商品を購入する前の取引メッセージ【出品者】
現在、国内のフリマアプリの中でもメルカリと並んで人気の高いラクマですが、今回は、ラクマで出品者と購入者がやり取りするメッセージの例文集・テンプレートを紹介します。
ラクマを利用し始めてまだ日が浅い人、これからラクマを利用してみようと思っている人はぜひ参考にしてみてください。フリマアプリの場合は、販売者と購入者という関係とは微妙にニュアンスが違うところがあります。
商品を用意する側は販売者ではなく出品者なので、売る側と買う側という明確な仕切り方ではなく、お互いの話し合いで落としどころを見つけるという感覚が存在するところが大きな特徴といえます。
販売者と購入者という関係であれば、普段店舗で買い物をするように割り切ってお互いに対応すればよいのですが、出品者と購入者という関係は普段の生活にはあまりない感覚なので、ラクマ利用者は多少戸惑うところがあるのではないでしょうか。
外国では店先で値段交渉を行うのは日常茶飯事というお国柄のところもあると思いますが、特に日本では決められた値段で買い物することがほとんどでしょう。
ラクマでは、商品購入から発送、商品到着まで必要最小限のやりとりで済ませることは可能ですが、タイミングをみて適切なメッセージのやり取りを行う方が、最終的にお互いの高評価につながります。
ユーザーとしての高評価は、次回の取引の時に自分のラクマユーザーとしての信用度を上げてくれるので、出品者であれば購入率を上げ、購入者であれば自分都合の条件や値引きの要望を出品者がきいてくれやすくなります。
ラクマのメッセージのやり取りは、まず、オーソドックスな雛形のメッセージを覚え、慣れてきたら自分なりのアレンジを少しずつ加えていくやり方が良いでしょう。
出品者と購入者の関係は、販売者と購入者というよりも、同じビジネスにかかわる協力者という感覚でコミュニケーションをとっていくとうまくいくはずです。出品者と購入者はお互いをビジネスパートナーととらえて、丁寧なコミュニケーションを心掛けるようにしましょう。
値下げ交渉に関する返信の仕方
まずは、購入前に送ってきた購入者の値下げ交渉に対して、出品者が返答するときのメッセージです。
値下げ可能の場合の例文
値下げが可能な場合は以下のように返信してみましょう。
はじめまして。お問い合わせありがとうございます。 ご依頼のあったお値引きの件ですが、 ●●円であれば対応可能です。 ご検討いただければ幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。 |
メッセージのやり取り全般に言えることですが、文章の書き出しは感謝の一言を入れるようにすると、文章の流れが整います。長文のときは、文末にも感謝の一言を添えて文を締めくくると、メッセージの内容がきつい場合でも、うまく伝えられるので試してみてください。
値下げ不可の場合の例文
値下げが難しい場合は以下のように返信してみましょう。
はじめまして。お問い合わせありがとうございます。 ご依頼のあったお値引きの件ですが、 現在提示している金額が精一杯の価格であり、 これ以上のお値引きは難しい状況です。 諸事情、ご理解いただければ幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。 |
立場的には出品者の方が、商品を提供する側なので上目線になりがちですが、文章の口調はできるだけやわらかくし、下手に出ながらも、「値引きはできない」という点は絶対に譲れないということを、ぶれずに伝えましょう。
文章の口調がやわらかく、なおかつ意思表示があいまいであると、購入者から頼りなく思われ、ともすればなめられて値段交渉をさらに進めてくる場合があります。
また、逆に購入者を突き放すような口調や言い回しはできるだけ避けるように心がけましょう。購入者に媚びる訳ではありませんが、自分の出品した商品に興味をもってくれたことに対して自然な感謝の雰囲気が伝えられると良いでしょう。
ラクマで商品を購入した後の取引メッセージ【出品者】
次に、出品者が、出品した商品を購入してもらった後に送るメッセージです。
購入してもらった相手に連絡する方法
商品が購入されたら、出品者はお礼もかねて購入者に一言メッセージを送りましょう。商品が購入された時点で、商品代金が払い済みの場合と未払いの場合があります。状況に合わせて使い分けましょう。
支払い済みの場合の例文
商品代金が払い済みの場合は以下のようにメッセージを送りましょう。
このたびは商品をご購入いただきありがとうございます。 早速、商品の準備にとりかかりますので、 商品発送の手配が整うまで今しばらくお待ちください。 商品発送の際は、改めてご連絡いたします どうぞよろしくお願いいたします。 |
未払いの場合の例文
商品代金が未払いの場合は以下のようにメッセージを送りましょう。
このたびは商品をご購入いただきありがとうございます。 商品代金の入金を確認次第、商品の準備にとりかからせていただきます。 今後のお取引の進め方でご不明な点がある場合はお知らせください。 商品代金の入金を確認後、改めてご連絡いたします どうぞよろしくお願いいたします。 |
発送が完了した時の連絡方法
次に、出品者が商品の発送を完了した後に購入者に送るメッセージです。
発送完了を知らせる例文
商品の発送が完了したら、出品者は運送会社(宅急便)と追跡番号をメッセージに添えて商品発送が完了した旨を購入者に伝えましょう。
先日ご購入いただきました商品の発送が完了いたしましたので、 ご連絡いたします。 商品は「*運送会社名(宅急便名)」にてお手元に配達いたします。 荷物の追跡番号は「●●●●」になります。 商品がお手元に届くまで今しばらくお待ちください。 その他、ご不明な点がある場合はお知らせください。 このたびは商品をご購入いただきありがとうございました。 また最後になりますが、商品がお手元に届きましたら、 お手数ですが受け取り評価をお願いします。 どうぞよろしくお願いいたします。 |
ラクマで商品を購入する前の取引メッセージ【購入者】
次に、購入者が、ラクマで商品を購入する前に出品者に送る取引メッセージの例文を紹介します。
値下げ交渉の仕方
ラクマで値下げ交渉を行う際に、留意するべき点は、値下げ交渉のやり取りを計算して、実際の希望額よりもさらに安い値段から交渉を始めるような打算的なやり方は避けるべきであるということです。
ラクマでは、値下げ交渉のやり取りを何度も行って最終的に双方の落としどころに値段を落ち着かせるというようなやり取りは好まれません。値段の交渉はできるだけやり取りする回数が少ない方が理想的です。
ラクマは比較的女性の利用者が多いフリマサービスです。一説には利用者の7割が女性ユーザーとも言われています。そのため、値段交渉も手短で簡潔に済ませる方が、印象が良いようです。
値下げ交渉するときはストレートに自分の希望額を出品者に伝えましょう。業者に見積もりを頼んで値引きさせるというような例とは感覚が違うので注意しましょう。
値下げ交渉する場合の例文
購入者が値下げ交渉する場合の例文ですが、できるだけ出品相手に対して丁寧な口調の文章を心掛けましょう。値下げ交渉は、通常のやり取りとは違い、お互いのパーソナルな側面が表にでるやり取りです。そのため、ぶっきらぼうな語りで値下げ交渉を行うと信頼度を下げる結果になります。
出品者に信頼できない相手と判断されると、本来であれば値下げが可能であった額でも、「この相手とは取引したくない」と思われ、値下げを断られる場合も少なくありません。
出品相手に値下げ交渉する場合は、手短で丁寧な文章でメッセージをおくりましょう。以下に例文を挙げます。
はじめまして。出品されている商品に興味あり、ご連絡いたしました。 そこで、ご相談なのですが、 現在購入を検討しており、●●円であれば購入可能なのですが、 お値下げいただくことは可能でしょうか? こちらの一方的なお願いで恐縮なのですが、ご検討いただけると助かります。 どうぞよろしくお願いいたします。 |
悪い例は、初めのあいさつもないまま、いきなり「●●円で購入できますか」「●●円であれば即決で購入します」というメッセージです。値下げ交渉はあくまでコミュニケーションであることを意識しましょう。「いくらまで下げれますか」などというメッセージは最悪の例といえます。
ラクマで商品を購入した後の取引メッセージ【購入者】
次に、購入者が、商品を購入した後に出品相手に送るメッセージです。
出品している相手に連絡する方法
通常の商品販売の場合は、商品購入後、購入者があえて商品提供者にメッセージを送る必要はないように感じますが、ラクマはフリマサービスなので、購入者も商品購入後に出品相手に一言あいさつのメッセージを送るのが通例です。また、こうした細かいやり取りを行うことが取引終了後の高評価につながり、今後フリマで取引を行う上で有利になります。
購入した場合の例文
購入者が商品を購入した後に出品相手に送るメッセージの例文を、以下に挙げます。
このたび商品を購入いたしました●●と申します。 商品のご手配をよろしくお願いいたします。 取り引き上、何か不備がある場合はお知らせください。 商品の到着を楽しみにしております。 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 |
発送完了の連絡がきた時の返信方法
次に、出品相手から商品の発送完了の連絡がきたときの返信メッセージの例文です。
発送完了に対する例文
ラクマでは商品到着後、出品相手のサービスに対して受け取り評価を行うことになっているので、返信メッセージには受け取り評価を行うことを忘れていない旨を一言添えましょう。以下に返信メッセージの例文を挙げます。
商品発送完了のご連絡、ありがとうございます。 商品到着後は、荷物状態を確認した後、受け取り評価いたします。 商品発送のご手配、ありがとうございました。 |
届いた商品に関して受け取り評価をする方法
最後に、購入者は受け取った商品に対して「受け取り評価」を行います。「受け取り評価」はラクマのホームページの「マイページ」で行います。購入者・出品者、双方の評価投稿が完了した後、出品者に売上が反映されるので、「受け取り評価」の投稿は忘れないようにしましょう。
受け取った場合の例文
「受け取り評価」は「よい・ふつう・わるい」の三段階評価に加え、任意で評価メッセージを添えられます。以下に評価メッセージの例文を挙げます(良い評価の例です)。
商品を発送いただき、ありがとうございました。 本日、無事に商品が到着し、荷物の状態も全く問題ありませんでした。 丁寧にご対応いただき、感謝申し上げます。 このたびは商品を購入させていただき、ありがとうございました。 |
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ラクマで出品・購入したら取引相手にメッセージを送ろう!
ラクマで出品・購入したら取引相手にメッセージを送りましょう。取引相手に連絡する際の基本は「丁寧」な対応です。
ラクマはフリマサービスなので、通常の商品購入の取引と違って、商品提供者と購入者の立場はある意味同等で、ビジネスパートナーの関係とも言えます。お互いの協力があって取引が成り立つので、あくまでも相手を大切にする連絡の取り方が大事になります。
ラクマの利用者は女性が多いという点もラクマのコミュニケーション上、大事なポイントです。できるだけ礼儀正しく簡潔に取引を進めましょう。
ラクマでは相手のコミュニケーションに疑問が生じたときに、ユーザーの評価履歴が参考になります。愛想のないぶっきらぼうなメッセージを受け取って相手の人柄に疑問を持ったときに、そのユーザーの評価履歴をみて判断される例が少なくありません。
そうした状況に鑑み、ラクマではコミュニケーションの質とユーザー評価が重要な意味を持つといえます。コミュニケーション上の自分の印象が取引の結果に影響する可能性があることを留意しておきましょう。
ラクマのコミュニケーションマナーをマスターして、ラクマを有意義に利用しましょう。